ドローンを飛ばして撮影をしてみたい。
でも、ドローン初心者にとってみたら、わからないことが多過ぎます。たとえば
●どのドローンを買ったら良いのか?選び方がわからない
●人気のある安い入門機はどれ?
●ドローンには、どんな種類があるのか?
など、よくわかりません。
そこで、今回の記事では、初心者におすすめのドローンをご紹介。
事前に申請の要らないもの、室内で練習できる機種などを200g以下と200g以上に分けて、選び方や種類についても、解説します。
この記事が、ドローン選びの参考になると嬉しいです。
初心者におすすめのドローンの選び方は?
初心者におすすめのドローンの選び方は、4つあります。
①人気メーカーから選ぶ
②入門機トイドローンから選ぶ
③機能で選ぶ
④空撮に特化したものを選ぶ
ポイントを押さえてあなたに最適なドローン選びの参考にしてください。
初心者向けドローンの選び方①人気メーカーから選ぶ
ドローン初心者なら、まずは人気メーカーから選ぶという手があります。
人気があるのは、性能やコスパなどそれなりに理由があるから、です。
ドローンの世界で人気があるのは、「DJI(ディージェーアイ)」「Parrot(パロット)」「RYZE Tech(ライズテック)」といったメーカーです。
(ディージェーアイ) | (パロット) | (ライズテック) |
シェア7割。産業用からホビーまで幅広いラインナップあり。安定したホバリングを可能にするVPSセンサーを搭載。 | 2019年にミニドローン事業からは撤退したものの、ハイエンドモデル『ANAFI』を中心に開発・販売中。 | 人から子供まで親しまれる初心者向けドローンメーカ『Tello』を販売。DJIやIntelなどからも技術提供をうけている。 |
ドローンの種類はたくさんあるけど、人気と実績の両方を備えたメーカーは多くありません。
ドローン購入で迷ったら、まずは、実績あるメーカー基準で選ぶという手もオススメです。
初心者向けドローンの選び方②入門機トイドローンから選ぶ
重量が200g以下のトイドローンは、おもちゃ的な扱いですが、逆に航空法が適用されません。
なので、ドローンの使用を禁止している場所以外なら、自由に飛ばすことができるメリットがあります。
また、数千円から1万円前後で購入できる手軽さから、トイドローンから選ぶという選択肢もあります。
概要 | 計測や危険な場所の撮影に使用される | 重量200g以下のおもちゃと的な扱い |
特徴 | 人が入れないような狭い場所や危険な区域でも調査・点検ができる | 使用禁止場所以外なら自由に飛ばせる |
中心価格帯 | 10~300万円前後 | 数千円〜1万円 |
数十万円のものを購入しても、操作に慣れていないと墜落させてしまうので、入門にはトイドローンがおすすめです。
初心者向けドローンの選び方③機能で選ぶ
ドローンには、たくさんの便利機能が付いています。たとえば
通信が途切れると飛び立った場所に自動で帰還する「自動帰還機能」。充電の残量が無くなりそうなときにも威力を発揮。 | 障害物をセンサーで検知。ぶつかることでの損傷墜落を防ぐ。 | 高度を設定して、好きな高さでドローンをホバリング。 |
です。どれも付いていた方が便利な機能ですが、機能が多くなると価格も上がります。
予算も考慮して自分に必要な機能が付いているドローンを選びましょう。
初心者向けドローンの選び方④空撮に特化したものを選ぶ
どのドローンもカメラが付いています。
が、空撮メインなら、カメラの機能にも注目しましょう。
ブレのない空撮映像を撮影したいと考えているなら、ジンバルの性能、「4K」に対応か?「フルHD」撮影か?などの、解像度にも注目しておきましょう。
カメラの解像度 | ジンバルの性能 | ||
フルHD | 4K | 2軸 | 3軸 |
1,920*1,080 | 3,840*2,160 | ●ティルト(垂直・上下) ●ロール(回転) |
●ティルト(垂直・上下) ●ロール(回転) ●パン(左右) |
初心者におすすめのドローン4選【200g未満】
ここからは、200g未満の初心者におすすめなドローンを紹介していきます。
機能性が高いものから低価格で購入できるものも紹介しているので、参考にしてください。
① Ryze Tello トイドローン
Ryze TelloはDJIとIntelが共同開発したトイドローンで、本体は軽量で約80gです。
軽い分、風の抵抗は受けますが、カメラの性能自体は申し分ありません。
写真、動画共に綺麗に撮影することが可能です。
スマートフォンとの連動に加えて、ワンタッチフライト機能なども備わっています。
DJI製のドローンを手軽に試したい方におすすめです。
❷ Holy Stone ドローン HS155
Holy Stoneは、100g未満で、GPS搭載のドローンです。
なので、日本国内で飛行申請する必要はありません。
GPS定位システムを搭載した機体は、あらかじめ設定したルートに沿って、自動飛行もできます。
ただし、軽いので、屋外で使用する場合には、無風状態でないと、流されやすいというデメリットはあります。
が、バッテリー1個で14分の飛行ができるので、GPSモードをオフにすれば、室内での練習機としては最適なドローンだと言えます。
❸ Potensic トイドローン A20
こちらも100g以下のトイドローンです。
気圧センサーと、6軸ジャイロセンサーを搭載しており、高度維持の機能をもっています。
プロペラガードがあるので、破損のリスクを減らしており、子どもでも安心して、ドローンを飛ばせます。
低速、中速、高速と3段階でのスピードモードもあり、初心者から中級者まで、それぞれのレベルで、飛行を楽しむことができるドローンです。
❹ Holy Stone ドローン HS420
ドローンを空中に投げ出すと、自動的に飛んでくれる『手投げテイクオフ』機能を持っているので、室内で遊ぶときにも最適です。
スマホアプリと連動して、スマホの角度と連動して動く、体感操作モードでの操縦も可能です。
高速旋回、ホバリングなど、多機能モードを搭載しています。
こちらも障害物とぶつかっても破損しにくい、全保護のプロペラガードが付いているので、子どもだけでも安心して、室内で遊ぶことのできるドローンです。
初心者におすすめのドローン5選【200g以上】
次は200g以上のドローンを紹介していきます。
どこでも飛ばせる気軽さはないものの、200g未満のものと比べるとより性能が格段に向上します。
本格的な空撮を考えている方は、このクラスからの参戦を視野に入れるのも良いでしょう。
⑤DJI Mavic Air 2
Mavic Air 2は、コンパクトボディーに最先端の機能を多数搭載しました。
1/2インチCMOSセンサーで4800万画素の写真撮影、4K/60fps動画、8Kハイパーラプスなど、カメラ性能でも、高い性能を持っており、映画のような映像を撮影できます。
細かいことは良く分からないけど、低価格でドローンを体験してみたいと言う方におすすめ。
⑥DJI ドローン Mavic Air
DJI Mavic Airは、Mavic Proと比べ飛行時間が短く、カメラの性能が劣ります。
とは言えこのサイズ感・重量(430g)で4Kでの空撮ができるのは驚くべきスペックです。
DJI Sparkでは物足りない、でも、DJI Mavic Proを購入するほどでもない…と考えている方に、丁度良い1台です。
⑦DJI Spark Fly More コンボ
DJI SparkはDJIの技術をしっかり搭載した、手のひらサイズのホビードローン。
ジェスチャーコントロールを始めとするスマホ操作で簡単に、魅力的な撮影ができる「インテリジェント・フライトモード」が特徴です。
動画の空撮に関しては、フルHDまでの対応。
なので、DJIの入門編と言った位置付けのドローンになります。
❽Potensic ATOM SE
Potensic ATOM SEは、耐風圧レベル5のドローン。
風速29〜38 km/hの風にも耐える設計で、風が強い日の飛行安定性に優れています。
カメラの性能にも優れており、SONYセンサー採用、4K30fpsで、滑らかな映像を記録できます。
7.2V 2500mAhのバッテリーが2本付きで、合計62分の飛行が可能。長時間の空撮にも耐えられるドローンです。
❾ジーフォース Hubsan X4 H501C
【安定性抜群】重さ1.43Kgのドローン。
パワー充分で、多少の風にも流されずに、安定した飛行が可能です。
初フライトの飛行体験に感動を覚えられるドローンです。
GPS内臓なので、ステックを手離ししても、機体を正確にホバリングできます。
カメラの性能は、フルHD(1080P)ですが、飛行高度や飛行距離といった機体情報を送信機に表示できます。
電波をロスしても、自動で期間するセーフ機能付きです。
完全充電された状態で最長20分間の飛行が可能。
初心者におすすめのドローンで空撮を楽しもう!
以上、初心者におすすめのドローンのご紹介でした。
入門機から空撮に特化したドローンまで様々なものがあるので、ドローン選びの参考にしてください。