動画編集はパソコン(PC)に負荷のかかる作業なので、ハイスペックなパソコンが必須。しかし、パソコンは種類も多いため、どのパソコンがハイスペックで動画編集に最適なのかわからないですよね。そこでこの記事では、動画編集におすすめのノートパソコンと選び方を詳しく解説していきます。この記事を読めば動画編集に最適なパソコンを自分で選べるようになりますよ。

動画編集用パソコンに必要なスペックとは?

動画編集用パソコンには、高いスペックが求められると言いますが、それはなぜでしょうか?

低スペックのパソコンを使うと、以下のような現象が起こります。

  • エフェクトを使った編集でフリーズ
  • 書き出し(エンコード)に数時間、下手したら1日かかる
  • 書き出しの時、熱くなりすぎて電源が落ちる

電源が落ちてしまうことは稀ですが、低スペックのパソコンで長時間の動画編集をすると重くなってしまいほとんど動きません。また、エフェクトを多用した編集では、動画自体が重くなってしまい、作業効率が悪くなります。

 

ハイスペックなパソコンを使う理由がわかったところで、ハイスペックなパソコンの性能の判断基準を紹介します。

  • メモリ
  • CPU
  • ストレージ
  • グラフィックボード

 

この4つの性能でハイスペなパソコンであることを判断しましょう。この中でもCPUやメモリが動画編集において重要な要素です。次の章から細かく紹介していきます。

動画編集用パソコンに必要なスペック:メモリ

まずは、動画編集において重要な役割をするメモリから紹介します。メモリは、パソコンの作業の領域を決める部分です。つまり、メモリの数値が高いほど作業領域は大きくなり、どんどん処理してくれます。単位はGBで、パソコンで処理したデータを一時的に保管する容量を表しています。

おすすめスペック:16GB以上

動画編集をするなら、メモリのスペックは16GB以上がおすすめ。家電量販店の安いパソコンを見てみると、ほとんどが4GBでしょう。しかし、動画編集をするなら16GB以上のメモリがあると便利です。

特に4Kの動画を編集する人は最低でも16GBだと覚えておきましょう。4K動画の編集はハイスペックなパソコンが必須です。

 

最低限スペック:8GB

ただ、どのパソコンを見てみてもメモリ16GBはかなり高価です。そんな人は最低でも8GBと考えておきましょう。おすすめは16GBですが、8GBでも動画編集はできます。もちろん4Kには向いていませんが。

 

増設できるモデルを視野に入れよう

低スペックなパソコンを買ってしまっても、メモリを増設すればOK増設を視野に入れて選ぶのも良しですね。とりあえず、メモリ8GBのパソコンを買っておいて、足りないと感じたらメモリを増設しましょう。ただ、動画編集におすすめのMacBookは、メモリの増設ができないので注意。

 

動画編集用パソコンに必要なスペック:CPU

メモリと同様にCPUも動画編集では確認必須。CPUは簡単にいうと、パソコンの脳味噌です。パソコン全般の処理能力を決める重要な役割をしてくれます。CPUの性能が高いと、パソコンの快適さが増し、動画編集だけでなく、アプリの立ち上げも早くなりますよ。

また、CPUの性能を決める要素が3つあります。

  • クロック周波数
  • コア数
  • スレッド数

一つずつ解説する前に、CPUのおすすめスペックを紹介します。

おすすめ最低スペック:Core i 7

「Celeron」「Core i 5」「Core i 7 」などの表記は、パソコンの性能表の一番上に書かれているので、目にしたことがある人も多いでしょう。最近のパソコンは、「Core i 5」や「Core i 7 」が多くなっています。「Celeron」は最近ほとんど見かけなくなったCPUです。もし動画編集をするなら最低でも「Core i 7 」を選ぶのがおすすめです。「Core i 5」でもできないことはありませんが、動画編集を快適に行いたいなら選ぶべきではありません。4Kなどは「Core i 9」をおすすめします。

 

クロック周波数:あまり必須ではないが覚えておこう

「Core i 9」などの表記の前後には、「2.3GHz 8コアIntel Core i9プロセッサ」のような表記がされています。この中でクロック周波数は、「2.3GHz」の部分になります。この数値が高いほど、性能が良いということになりますが、動画編集への影響はほとんどありません。2台のパソコンで迷ったときに見て比べるくらいの感覚でOKです。

 

コア数:動画編集において重要

動画編集ではこのコア数が重要です。コア数は簡単にいうと、脳味噌の数でもあります。つまり、数が多ければ多いほど動画編集もサクサクと進められるようになります。性能が良いパソコンは4コア以上であることがほとんどです。動画編集では、最低でも4コア、おすすめは6コア以上です。

 

スレッド数:動画編集において重要

スレッド数は、CPUが処理できる数を表しています。「1コア1スレッド」という表記があった場合は、1コアで1つの作業をこなすことができるということ。「1コア2スレッド」なら1つのコアで2つの作業ができるということになります。もちろん動画編集するならスレッド数は高い方が良いです。

 

動画編集用パソコンに必要なスペック:ストレージ・SSD HDD

ストレージとはデータを保存する領域を指します。HDD(ハードディスク)などのことを指し、長期的にデータを保存してくれます。一見動画編集とは無関係に見えますが、超重要な部分です。もちろん、動画自体のデータ量は大きいので、ストレージの容量も大きいに越したことはありません。そして、処理能力などにも影響してくるので確認必須。

おすすめストレージ:SSD 256GB以上

ストレージには、HDDとSSDの2種類があります。そして、動画編集にはSSDが必須。SSDは処理能力に優れているため、ソフトの起動や動画の書き出しが早くなります。しかし、SSDはHDDよりも高価なのがデメリット。動画編集では、SSDが256GBくらいのパソコンを選びたいところです。

 

SSDとHDDを使い分けよう

パソコンのストレージがSSDで256GBでも、HDDを外付けして両方でうまくやりくりする方法があります。動画編集で動画を保存していると256GBもあっという間なので、外付けHDD500GBなどを買うのも一つの手です。また、最近では一つのパソコンにSSDとHDDが入っているものもあります。

 

動画編集用パソコンに必要なスペック:グラフィックボード(グラボ)・GPU

動画編集に影響するパソコンの性能として、確認しておきたいのがグラフィックボードです。また、GPUとも呼ばれています。これらはグラフィック領域の処理を専門に行っていて、ディスプレイへの出力やイラストの描画などを処理しています。ちなみに、GPUは半導体チップで、グラフィックボードはGPUがくっついた板のことを指しています。

最低スペック:GeForce GTX 1050 Ti

GPUには「GeForce」と「Radeon」の2つがメインで使われています。「Radeon」はノートパソコンというより、自作のパソコンに使われることが多いので、ほとんどの人が気にしなくて良いメーカーです。「GeForce」はパソコンでよく見かけるので、確認しておきましょう。動画編集なら「GeForce GTX 1050 Ti」くらいの性能があれば十分です。もちろん、「 GTX 1660 Super」などの上位のスペックを購入できるなら、そちらがおすすめ。

 

動画編集はGPUよりCPUの方が大切

動画編集においてGPUまで気にするのも良いのですが、GPUはCPUの苦手な分野を補う役目です。そのため、GPUにこだわりすぎてCPUを低スペックなものにしてしまうのはNG。GPUよりもCPUの性能をメインに考えた方が良いということを頭に入れておきましょう。

 

動画編集におすすめのノートパソコン7選

動画編集におすすめのノートパソコン1:デル(Dell) ノートパソコン XPS 15 7590

動画編集におすすめのパソコンはDellの「XPS 15 7590」です。まさに今まで紹介してきた性能を全てクリアしている動画編集に最適なパソコンです。Core i 7、メモリ16GB、GeForce GTX 1650 を搭載しています。また15.6インチの画面も編集作業には最適なノートパソコンです。

 

動画編集におすすめのノートパソコン2:m-Book W890XN-M2SH2

 

 

動画編集を大きな画面でしたいならm-Book W890XN-M2SH2がおすすめ。ノートパソコンなのに17.3インチという大画面で、動画編集もしやすくなっています。さらに高性能ながら安いのが魅力です。ただ、SSDが256GBしかないので、HDDを用意する方が良いでしょう。

 

動画編集におすすめのノートパソコン3:DAIV-NG5810M1-M2S5

 

「m-Book W890XN-M2SH2」と同様mouseから販売されているのが「DAIV-NG5810シリーズ」です。DAIVシリーズはクリエイター向けに作られているパソコンなので、20万円と少し高価ですが、動画編集もサクサクと進められる十分な性能がそろっています。

 

動画編集におすすめのノートパソコン4:raytrek VF-HEW 

 

低価格で動画編集を楽しみたいなら「raytrek VF-HEW」がおすすめ。Core i7-8565Uにメモリ16GBと申し分ないスペックにSSD1TBも搭載されています。ここまでの性能を含んでいて10万円ちょっとで購入できるのは魅力ですね。

 

動画編集におすすめのノートパソコン5:ThinkPad X1 Extreme(2019)


ThinkPadの中でもハイスペックなノートパソコンで動画編集にも最適なのが、「ThinkPad X1 Extreme(2019)」です。動画編集ではパソコンのスペックも重要ですが、意外と抜けがちなのがディスプレイのきれいさです。ThinkPad X1 Extreme(2019)は色彩豊かな4Kディスプレイでタッチパネルになっています。使いやすいモデルです。

Lenovo ThinkPad X1 Extreme Premium Home and Business Laptop (Intel 8th Gen i7-8850H 6-Core, vPro, 32GB RAM, 1TB Sata SSD, 15.6" UHD 4K 3840 x 2160 Touch, GTX 1050 Ti, Fingerprint, dTPM, Win 10 Pro)
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動画編集におすすめのノートパソコン6:HP Pavilion Gaming 15 クリエイターモデル

HPのゲーム用のパソコンですが、動画編集にも最適な性能がそろっています。Core i7-9750Hで、グラフィックボードもGeForce GTX 1660 Tiとハイスペックです。ゲーム用のパソコンはCPUとGPUの性能が高いものが多いので、実は動画編集にも最適です。

 

動画編集におすすめのノートパソコン7:Mac Book Pro 16インチ

多くのクリエイターが使用しているのがAppleのMacBook Pro 16インチです。MacBook Pro 16インチではCore i 7かCore i 9のどちらかを選ぶことができて性能もピカイチです。私もMacBook Pro 16インチにPremiere Proを入れて使っていますが、動画の書き出しが短時間で完了するのには感動しています。安いわけではありませんが、おすすめのパソコンです。

 

動画編集に十分なスペックのパソコンを選ぼう!

動画編集はパソコンに負荷をかける処理なので、十分なスペックが必要です。今回は7つのパソコンを紹介させていただきました。どれも動画編集には申し分ないですが、ディスプレイのきれいさや持ち運びの良さ、値段などの差があります。何よりもあなたに合うパソコンを選ぶようにしましょう。

 

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