InDesign(インデザイン)は、グラフィックデザインの分野で、利用度の高いAdobe ソフトのひとつ。
主に、ページ数の多い『書籍』などを作るときに便利なソフトです。
この記事は、そんなインデザインの
●価格について(料金プラン別)
●基本的な使い方
●利用方法
をお伝えする記事です。
ぜひ、最後までご高覧ください。
目次
インデザインの価格一覧表|6つのプラン
まずは、インデザインの価格一覧表です。
Adobe InDesignは、下記、6つの料金プランから、選択できます。
❶年間契約|一括払い
❷年間契約|月々払い
❸月契約|月々払い
❹学生・教育関係者向け
❺コンプリートプラン
❻通信講座スクールパートナー
下記は、Adobe公式サイトでの各料金プランの価格です。
インデザインを単体で買う場合が、上段の❶〜❸。下段の❹❺❻は、すべてのソフトが使えるコンプリートプランでの購入になります。
■Adobe InDesignのプラン別料金
年契約 一括払い | 年契約 月払い | 月契約 月払い | |
❶単体プラン|年契約一括払い | 34,680円 | -- | -- |
❷単体プラン|年契約月々払い | -- | 3,280円 | -- |
❸単体プラン|月契約月々払い | -- | -- | 4,980円 |
❹学生・教職員プラン | 26,162円 | 2,178円 | -- |
❺コンプリートプラン | 86,880円 | 7,780円 | 12,380円 |
❻通信講座スクールパートナー | 39,980円 | -- | -- |
一つずつ、ご紹介します。
❶単体プラン|年契約一括払い
インデザイン単体購入で、最も経済的なのは、この『年間契約一括払い』プランです。
このプランは、34,680円(税込)で提供されており、月換算すると約2,890円となります。
長期利用ならこれ一択です。
もっとも経済的。長く使う人向けのプラン
❷単体プラン|年契約月払い
次に、年間プランの月々払いについて。
このプランは3,280円(税込)/月。なので、年間の総支払い額は ×12=39,360円(税込)。
一括払いに比べると、やは割高ですが、初期投資を抑えたい向けの選択肢です。
初期投資を抑えたい向けのプラン
❸単体プラン|月契約月払い
一時的に利用したい方に最適なのが、月々プランです。
月契約プランは、4,980円(税込)/月で、年間59,760円(税込)の支払いになります。
長期的に、他プランよりも高くつくので、短期間の使用を希望する人のみの選択肢です。
短期間の使用を希望する人向けのプラン。お得感はありません
❹学生・教育関係者向けプラン
Adobeの学割を受けられる対象者は、次の通りです。
①学校等の教育機関
②教育委員会/教育委員会所管の施設
③文科省所管の国立教育政策研究所/文科省所轄の独立行政法人のうち教育を目的にした機関
④公共職業能力開発施設/職業訓練法人
⑤求職者支援訓練施設
⑥独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構の傘下組織
⑦身体障害者社会参加支援施設および養成施設/就労支援事業所
⑧行政が運営する学位が取得できる大学校
⑨大学共同利用機関
⑩特定非営利活動法人(NPO法人)
⑪スクールパートナー
⇩つまり、こういうことです。
Adobe学割の対象者 | 資格の有無 |
---|---|
13歳以上の学生 | ◯ |
中学生〜大学・専門学校生 | ◯ |
12歳以下の幼稚園生と小学生 | × |
幼稚園・小学校で働く教職員 | ◯ |
有資格者=このプラン一択
❺コンプリートプラン(一般向け)
InDesignを使う人は、ページもののDTPを扱う人がほとんど。
なので、イラレやフォトショも使う機会が多いので、その場合は、コンプリートプランを選択します。
インデザイン以外のソフトを使う可能性のある社会人向け
❻通信講座スクールパートナー
学生以外、社会人でも、Adobe製品を学割で購入できるプラン。
それが『通信講座スクールパートナー』プログラムです。
●日本でプラチナパートナー認定されているのは、下記3校のみ。
●デジハリAdobeマスター講座
●たのまなベーシックAdobe講座
●アドバンスクールAdobe講座
コンプリートプランに限っては、2024年9月現在、学生・教職員版以外では、一番安いプランです。
インデザイン単体購入でなければ、社会人ならこれ一択の最強プラン
インデザインのお得な購入方法を整理する
筆者が、一番オススメするのは、
対象者 | おすすめプラン |
---|---|
学生・教職員 | ❹学生・教育関係者向けプラン |
普通の社会人 | ❻通信講座スクールパートナー |
です。
が、前述したプラン別に加えて、お得情報を下記に整理してみました。
①セール割引
②教育機関向けの割引
③試用版の活用
④年間プランの選択
⑤通信講座の活用
①セール割引
Adobe InDesignは、セールで購入することもできます。
セールは、Adobe公式サイトか、Amazonセールがあります。
(1)Adobe公式セール | ●2024年は、まだ一回だけしか開催(8/15〜30)のみ。 ●一括払い対象。年契約月払いは対象外。 ●ほとんどの場合、単体プランは対象外。 |
(2)Amazonセール | 公式サイトより少し安く買える。 毎月払いのプランは対象外。 |
(1)Adobe公式セール(2024/0815〜30) | セール価格 | 割引率 |
---|---|---|
単体プラン|年契約一括払い | 26,010円 | 25% |
単体プラン|年契約 月払い | 2,459円 | 25% |
単体プラン|月契約 月払い | 対象外 | -- |
コンプリートプラン|年契約一括払い | 55,829円 | 35% |
コンプリートプラン|年契約 月払い | 4,999円 | 35% |
コンプリートプラン|月契約 月払い | 対象外 | -- |
(2)Amazonセール(2024/0815〜30) | セール価格 | 割引率 |
---|---|---|
単体プラン|年契約一括払い | 23,980円 | 24% |
単体プラン|年契約 月払い | 販売なし | -- |
単体プラン|月契約 月払い | 販売なし | -- |
コンプリートプラン|年契約一括払い | 50,247円 | 36% |
コンプリートプラン|年契約 月払い | 販売なし | -- |
コンプリートプラン|月契約 月払い | 販売なし | -- |
②教育機関向けの割引
学生と教職員は、教育機関向けの大幅な割引があります。
InDesignを含む、Adobe Creative Cloudのプランが、通常プランよりもはるかに安く手に入ります。
③試用版の活用
初めてInDesignを使う方や、ソフトの機能を試してみたい方には、Adobeの体験版が利用できます。
7日間の試用期間中は、すべての機能を無料で使うことが可能です。
④年間プランの選択
InDesignを長く使うことがわかっていれば、年間プラン一択。
最もコストパフォーマンスに優れたプランです。
⑤通信講座の活用
前述した通信講座は、もっともオススメのプランです。
通常価格の54%OFFで手に入れることができるから、です。
このプランは、InDesignだけでなく、IllustratorやPhotoshopなどの人気ソフトも含まれています。
短期利用か長期利用か? プランの選び方
Adobe InDesignの購入は、利用期間に応じて、プランを選択することが重要。
ここでは、短期利用と長期利用に分けて、どのプランが適しているのかを詳しく見ていきます。
短期利用のプラン選び
短期間だけInDesignを使用したいと考えている方には、月々プランがおすすめです。
必要な期間だけの利用できるから、無駄な支出がありません。
月額4,980円 | イベントやプロジェクトが完了する数ヶ月間だけ使用する場合 |
柔軟性 | 契約後はいつでも解約可能。コストを抑えやすい |
長期利用のプラン選び
もし、InDesignを長期間利用する予定するなら、年間プランがオススメ。
一括払い | 年間34,680円と、月々払いに比べて大幅に割安 |
サブスク | 常に最新の機能やアップデートが自動で適用される |
長期的にDTPをする予定があるなら、年間プラン一括払いです。。
イラストレーターやフォトショップとの違い
DTPデザインで不可欠なソフトには、
●InDesign
●Illustrator
●Photoshop
があります。
今ひとつ『インデザイン』のイメージがつかめない人に、3つのソフトの違いをお伝えします。
InDesignの特長
InDesignは、ページレイアウトソフトです。
大規模な出版物や冊子を効率的に作成できます。
おもな機能 | 備考 |
---|---|
複数ページの管理 | マスターページを作っておけば、共通デザイン要素を一括で修正できる |
自動ページ番号付け | 自動でページ番号を割り振ってくれるから、追加や削除の際も安心 |
Illustratorの特長
Illustratorは、線で描くドローソフトです。
拡大しても、ジャギーが出ることがないのが特徴で『ロゴ』や『イラスト』作成に最適です。
おもな機能 | 備考 |
---|---|
自由な描画 | パスを使った柔軟な描画で、細部まで精緻なデザインが作成 |
テキストの自由度 | テキストの細かい調整が可能 |
Photoshopの特長
Photoshopは、線で描くペイントソフトです。
画像編集ソフトとして知られていて、写真の加工に優れています。
おもな機能 | 備考 |
---|---|
画像修正と加工 | 写真の色調補正や肌の修正、さまざまなフィルター効果を使える |
デザイン加工 | サムネイルなどのデザインにも広く使われています。 |
各ソフトの使い分け
それぞれのソフトを使う場面を一覧にしてみました。
ソフト | 使用する場面 |
---|---|
InDesign | 電帳冊子やカタログ、マニュアルなど、ページのレイアウトが必要な印刷物の作成 |
Illustrator | ロゴやアイコン、イラストといった一枚ものデザイン |
Photoshop | 写真の色調補正、画像の合成、デジタルアート |
インデザインの基本的な使い方
具体的なインデザインの使い方を別記事でご紹介しています。
写真入りでわかりやすく解説しているので、参考にしてください。
インデザインの価格は?まとめ
インデザインの価格をプラン別にご紹介しました。
利用目的や期間に応じて最適プランを選択しましょう。
短期利用であれば月々プランが、長期利用であれば年間プランの一括払いが有利です。
また、学生や教育関係者向けの割引プランも活用できます。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!