スマホの動画編集❷ 撮影編
いよいよ、実際にスマホを使って撮影していきましょう。
すでに準備編で、何をどう撮影するか?は、決まっているので、ここでは、クオリティの高い映像の撮影する5つのチェックポイントについて、お伝えしていきます。
(1)スマホカメラの設定とおさらい
(2)動画撮影時の設定を見直そう
(3)便利な機能を使おう
(4)1分間撮影した際の容量をチェック
(5)クオリティの高い動画を作るチェックポイント
(1)スマホカメラの設定とおさらい
ご存知の方も多いと思いますが、スマートフォンには、内側と外側に、それぞれカメラがついていて、内側カメラより外側カメラの方が高画質です。
内側カメラをどうしても使わないといけない場合を除いては、外側のカメラを使うようにしましょう。
スマートフォンは、さまざまな用途で使用しています。なので、撮影時には、汚れ、ほこりなど、細心の注意を払って撮影しましょう。
(2)動画撮影時の設定を見直そう
PR動画には、ある程度、高精細の動画素材が必要です。
少しサイズを大きくしただけで、ボケボケになってしまう大きさだと使い勝手が悪いので、スマートフォンの設定画面で「1080pHD30fps」または720pHD/30fps」を選択しましょう。
「1080pHD30fps」または720pHD/30fps」を選択
スマートフォンでも、ほとんどの機種で、4K動画の撮影も能です。
4K画像は容量が大きく、確かに大きくしてもボケることなく精細な動画を撮影することができますが、PR動画を4Kサイズで再生することは、ほとんどありません。
さすがに大きすぎると思います。
なので、理由がない限りは「1080pHD30fps」または「720pHD/30fps」に設定しましょう。
(3)便利な機能【グリッド】を使おう
グリッドを使いましょう。グリッドとは、画面に表示される格子状の線のことです。
編集時に手間がかからないように、撮影時に事前に水平を合わせておきましょう。
(4)1分間撮影した際の容量をチェック
スマートフォンで1分間撮影した場合の容量の目安です。参考にしてみて下さい。
(5)クオリティの高い動画を撮影するためのチェックポイント
クオリティーを高めるためのチェックポイントを挙げておきますので、撮影の参考にして下さい。
✅ 明るい場所
✅ 照明
✅ レフ板
✅ 個人情報
✅ 撮影は横向き
✅ 三脚
✅ グリッド
✅ フォーカス
✅ 静止画の活用
✅ フリッカー現象
✅ 料理のシズル感
どんなに準備をしていても、現場では、アクシデントがつきものですが、事前にまとめた台本があれば、それに代わるイメージを探すことは、それほど難しくありません。
撮影テクニックに、横にカメラをワークさせる“パン”や、縦にカメラワークする“ティルト”がありますが、あとで編集しづらい場合が多いので、できるだけフィックス(固定)した状態で撮影しましょう。