スマホカメラの機能も上がり、「ムービー撮影もスマホで十分」という機会もふえました。
しかし、お子様の運動会や発表会、仲の良い友達との旅行などの映像はもっときれいに残したい!と思うこともあるのではないでしょうか。
そんな時はやはり、ビデオカメラが活躍します。
今回は、数あるデジタルビデオカメラの中でもパナソニックのおすすめをご紹介します。
パナソニックのビデオカメラの特徴は?
ビデオカメラの主なメーカーとして、パナソニックに加え、SONYとJVCの3社が有名です。
SONYは他社と比べ、高機能で価格が高く、JVCは比較的安価ですがラインナップが多くありません。
その中でパナソニックは、豊富なラインナップで価格の幅も広く多くの選択肢があるのが魅力です。
パナソニックの特徴①|ズームに強い
SONYのハンディカムはズームに強いです。
フルハイビジョンで30倍、JVCでも40倍のところ、パナソニックは50倍の光学ズームを搭載しており、遠くのものをより大きく移すことが可能です。
ただし、倍率を高くすると手振れが出やすくなるので、三脚などの利用は必須です。
パナソニックの特徴②|4K映像
上記3社の中で4K映像が撮れるのが、SONYのハンディカムとパナソニックのビデオカメラです。
SONYの場合は4K専用のSDカードを用意する必要があります。
が、パナソニックなら、普通のSDカードに4K映像を記録することができます。
パナソニックの特徴③|ワイプ撮り
他社にはないパナソニックカメラの特徴として、ワイプ撮り機能があります。
メインのカメラのほかに、モニタの横にサブカメラがついていて、撮影者の顔を同時に撮影できたり、お遊戯会の引き映像と、拡大映像を同時に撮影できたりする機能です。
ただし、ワイプ撮りをした映像をあとから編集で消したりできないため、こちらの機能には賛否両論があります。
パナソニックの特徴④|手振れ補正が弱い
パナソニックのビデオカメラも手振れ補正機能はついています。
が、残念ながらSONYのハンディカムに比較するとその性能で劣ります。
歩きながらの撮影や激しい動きを撮影する場合には、手振れが気になるかもしれません。
手ぶれに強いのはSONYのハンディカムです。以下に詳しくまとめた記事がありますので、気になる方はご覧ください。
パナソニックのビデオカメラを選ぶ際のポイントは?
パナソニックのビデオカメラはラインナップが豊富です。
どういった点に注目すれば、自分に合ったビデオカメラが選べるのでしょうか。
パナソニックの製品を比較してみました。
パナソニック製品比較①|「4K」か「フルHD」か?
パナソニックの製品には4Kの映像が撮れるものと、フルHDのものがあります。
4K映像を見るためには4K映像が見られるモニタが必要です。価格も「4K」と「フルHD」では大きく異なってきます。
思い出の映像はよりきれいに残したいという場合や、4Kテレビをお持ちで、予算が許すのであれば4Kが撮れる商品を選ぶとよいでしょう。
価格を抑えたい、4Kを移すことのできるモニタは持っていない。という場合には、フルHDで十分です。
また、「4K」と「フルHD」で光学ズームの倍率も異なります。
4K商品だと20倍程度、フルHDだと50倍の商品が多く、どのような映像を撮りたいのかを検証して選ぶのがよいでしょう。
どちらもデジタルズームを併用すれば、より遠くのものを移すことも可能です。
パナソニック製品比較②|重さ
パナソニックのビデオカメラは全体的に軽量な印象です。
が、「4K」のハイエンド商品は、400g以上の重量があります。
一方、「フルHD」の商品は200~300g程度です。女性が片手で長時間撮影する場合などは、重さも重要なポイントです。
最新のパナソニックの新製品では比較的軽い355g程度の4K Airと呼ばれるビデオカメラも登場したので注目です。
パナソニック製品比較③|ワイプ撮り機能の有無
上記にも書いたように、パナソニック製品の特長として、ワイプ撮りができるものがあります。
しかし、撮影後に編集できなかったりと、実際に機能としては賛否両論あります。
ワイプ撮り機能の有無で重さや値段も変わってくることから、実際にその機能を使う場面があるのかどうかを購入前によく検討するのがよいでしょう。
パナソニック製品比較④|内蔵メモリ
内蔵メモリとはSDカードを入れなくても本体に記録できる容量を示しています。
PCに移して編集などする場合にはSDカードが便利ですので、容量の大きなSDカードを利用するのであればそれほど気にする必要はないかもしれません。
が、SDカードを忘れてしまった時など、内蔵メモリが十分にあると安心です。
パナソニックのビデオカメラおすすめ5選!
さまざまな観点からおすすめのパナソニックビデオカメラをご紹介します。
①Panasonic HDビデオカメラ V480MS
初めてのビデオカメラにおすすめなのが、V480MS。
Panasinicのビデオラインナップの中でも、機能が最低限でシンプルかつ3万円以下の価格を抑えられるのがこの商品。
画質はフルHDで、ワイプ撮影機能はありませんが、本体重量は213gととても軽いのが特徴です。
②Panasonic 4K ビデオカメラ HC-VX2MS
Panasonic4Kビデオカメラの中でも、評価の高いHC-VX2MS。
4K画質で、光学倍率は24倍です。
が、iAズームで
●4K=32倍
●フルHD=48倍
までのズームが可能です。
撮った後から自動で追っかける機能や、後からズームも標準搭載。
もちろん自動で素早いピント合わせもあって、初心者でもミスのない撮影ができて安心です。
③Panasonic HDビデオカメラ HC-W590MS
ワイプ機能付きフルHDです。
フルHD機種なのでズームも光学ズームだけで50倍まで拡大できます。
撮り逃しや撮影ミスをサポートしてくれる撮影アシスト機能が、充実しています。
内蔵メモリも64GBで、SDカードなしでもたっぷり撮影することができます。
④Panasonic 4K ビデオカメラ HC-VX990M
4Kながら、軽さにこだわった製品で、本体重量は約355g(バッテリー含まず)に抑えられています。
「高速AF」と「5軸ハイブリッド手ブレ補正」で動く被写体に強いです。
また「4KハイプレシジョンAF」では、動く被写体にフォーカスを合わせ続けられます。
4Kで撮っておけば、あとから補正機能で、手ブレやフレームアウトの心配がないので、初心者でも、大切なシーンでの失敗がありません。
⑤Panasonic 4K ビデオカメラHC-WX2M
現行のパナソニックビデオカメラの中で、高スペックの4Kビデオカメラです。
ワイプ機能付きの4Kビデオカメラで、暗いシーンでも撮影ができます。
レンズにはライカのレンズを採用し、広角は25㎜、光学24倍ズームを実現しています。
Panasonic製品の中では、高スペックで、少し高額。
が、その性能は間違いありません。
パナソニックのビデオカメラで動画撮影を楽しもう!
製品のラインナップが多いパナソニックのデジタルビデオカメラ。
画質は「4K」がいいのか「フルHD」でいいのか。ワイプ撮影機能は必要か、不要か。
ご自身がビデオ撮影をする場面を想像しながら、自分に合ったビデオカメラを選んで、お子様やご家族の思い出を楽しく残しましょう。
持った時の重さや、4KとフルHDの画質の違いなどは実際に電気屋さんなどで体験してみるのもよいかもしれません。
パナソニック以外のビデオカメラも検討している方は、こちらの記事も参考にしてみてください↓
今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございます!