水中で動画撮影できる防水ビデオカメラが欲しい。
けど、どんなカメラがあって、どれを選べば良いか分からないと言う方も多いのではないでしょうか?
この記事では防水ビデオカメラの特徴や選び方、おすすめの防水ビデオカメラについて詳しく説明していますので、是非参考にしてください。
防水ビデオカメラとは?
防水ビデオカメラは、その名の通り、ある程度の水中でも、耐えられるビデオカメラのことです。
まずは、防水ビデオカメラがどう言ったものなのかを詳しく説明していきます。
防水ビデオカメラとは|ケースなしで水中撮影が可能
防水ビデオカメラは、ケースを必要とせず水中での動画撮影や写真撮影が可能なカメラです。
原型がビデオカメラなので、比重としては写真を撮ると言うよりも動画を撮る方をメインとしたカメラになります。
水深10メートル近くまで撮影できるカメラ、熱湯、冷水、海水に関わらず撮影できるものまで、幅広くラインナップされています。
防水ビデオカメラとは|水中でも動画のクオリティーが高い
最近では、アクションカメラやスマートフォンなど水中でも動画の撮影が可能な、デバイスが増えて来ました。
その中でも、防水ビデオカメラと呼ばれるカメラを使用するのは、動画クオリティが高いからです。
本来ビデオカメラは動画を撮ることに特化したカメラなので、当然と言えば当然ですが、水中でも手ブレが少ない、画質が良いなど、クオリティの高い動画撮影が可能です。
防水ビデオカメラの種類と選び方は?
同じ防水ビデオカメラでも、機種によって水深何メートルまで耐えられるかなど、性能が違います。
この項目では用途に合わせて自分に合った防水ビデオカメラの選び方を詳しく説明しています。
またビデオカメラ以外の防水カメラにはどのような種類があるのかも説明しているので、参考にしてください。
水中での撮影なら防水性能で選ぶ
本格的に水中での使用を考えるのであれば、水深何メートルまで耐えられるかが重要になります。
プールなどの浅い場所で使用する場合は1~2m、海などで使用する場合は5m程度の水深に耐えれる機能を備えたものを選ぶのがベストです。
防水ビデオカメラの中には防滴、つまり水しぶきがかかる程度の防水機能しかないものもあります。水がかかるのと水の中に浸かるのでは、必要な防水機能が異なるので注意が必要です。
ハンディカムタイプを選ぶ
ハンディカムタイプとは、一般的に想像するビデオカメラの形をした、防水ビデオカメラです。
大きさや重量はありますが、その分機能が備わっています。光学ズームが基本的に備わっていることが多くカメラによって倍率は異なりますが、光学40倍などの防水ビデオカメラも存在します。
ズームに強く水中で少し離れた場所でも綺麗に撮影することが可能なので、水中での撮影にはこのズーム機能を備えた、ハンディカムタイプの防水ビデオカメラが活躍します。水中でもクオリティを重視したいのであれば、ハンディカムタイプを選ぶのがおすすめです。
手ブレ補正機能で選ぶ
水中での撮影は泳ぎながらになるため、動きが多くなります。手ぶれ補正機能が付いていないと、よほど気を使って撮影しない限り、酔ってしまうほどの手ブレになります。
手ぶれ補正には電子式・光学式がありカメラによって備わっている手ぶれ補正が異なります。
激しい動きをするのであれば、光学式手ぶれ補正が備わっている方が、より振れの少ない映像になるので、おすすめです。
動画の画質で選ぶ
フルHDでの撮影は基本的にどの防水ビデオカメラでも可能ですが、4Kはハイグレードモデルにしか搭載されていません。
より綺麗な映像を撮影したいのであれば、4Kでの撮影機能は必須と言えます。
ただし、4Kで撮影した素材を扱うには編集ソフトやPC、モニターなど全てが対応できるスペックであることが前提なので、ご自身の編集機器と相談しながら選ぶということになります。
また画質にくわえて、フレームレートも重要です。
普通に撮影するのであれば、フレームレートは60まで設定できれば十分です。スローにする場合は120や240程必要になるので、注意が必要です。
防水ビデオカメラとアクションカメラを比較
最近は水中での撮影の場合、アクションカメラもよく使用されます。
防水カメラよりもさらにコンパクトで持ち運びに優れていて、マウントなどを使用することによって、ハンズフリーでの撮影も可能です。
アクションカメラは基本的に広角となので、画角が広く広範囲での撮影ができるのが魅力です。
ただ、水中で撮影したい場所をみつけたとしてもかなり近くまで行かなければいけないのが、諸刃の剣と言えるでしょう。
おすすめの防水ビデオカメラ7選!
ここからは、おすすめの防水ビデオカメラを紹介していきます。
本格的なものから低価格で購入できるライトなものまで、紹介しているので是非参考にしてください。
おすすめの防水ビデオカメラ❶|JVCKENWOOD GZ-RY980-A
GZ-RY980は、JVCケンウッドの中では最上位機種の防水ビデオカメラです。 4K高画質での動画撮影に対応しており、従来型ビデオカメラのスタイルなためパネルも大きく見やすいメリットがあります。 タフさもGZ-RY980の大きな魅力で、高い防水性だけでなく、防塵、耐衝撃、耐低温も加えた4つの保護機能「QUAD PROOF」が強くアピールされています。 4Kタイムラプス撮影、フルHDスローモーション撮影に対応、デュアルSDカードスロットルでさらに長い時間の撮影を可能にしています。 スマホの性能向上もあり、近年はハンディカムのような従来型の防水ビデオカメラは年々減ってきている傾向にあります。 その中にあって、4Kに対応した防水ビデオカメラであるGZ-RY980は価格もリーズナブルで貴重な製品です。 created by Rinker
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おすすめの防水ビデオカメラ❷|JVCKENWOOD GZ-RX670-D
JVCケンウッドのビデオカメラ「Everio」シリーズの中で、GZ-RY980に次ぐ上位モデルがGZ-RX680です。 このGZ-RX680は、最上位モデルのGZ-RY980から4K撮影機能だけを取り除いた内容になっています。 その他は最上位モデルのGZ-RY980とほぼ同じ機能を持った、質の高い防水ビデオカメラになります。 約620gある上位機種GZ-RY980に比べ、GZ-RX68は約306gと半分の重さです。なので、軽くて高機能な防水ビデオカメラを探している方には、おすすめの水中カメラです。 |
おすすめの防水ビデオカメラ❸|JVCKENWOOD GZ-R480
豊富なバリエーションのあるJVCケンウッドのビデオカメラ「Everio」シリーズですが、”洗えるビデオカメラ”はこのGZ-R480までです。 「QUAD PROOF」が搭載されているGZ-R480以上のモデルは、すべて水深5mで1時間の動画撮影が可能です。 しかし、JVCケンウッドのビデオカメラでもリーズナブルなグレードのモデル(例:GZ-F270)では、そこまでの防水性はありません。 上位モデルとの比較では、GZ-R480には、4Kでの動画撮影機能やWi-Fi接続機能がありません。 PCやスマホなどのデバイスと防水ビデオカメラの連携機能が不必要なら、動画撮影にはGZ-R480で十分でしょう。 |
おすすめの防水ビデオカメラ❹|GoPro HERO10
従来型の防水ビデオカメラに加え、近年ではアクションカメラ(ウェアラブルカメラ)という新しいジャンルの防水ビデオカメラが登場しています。 このアクションカメラの代表的存在がGoProです。 GoProは小型軽量で携帯性に優れており、高い防水性と手ぶれ補正を誇っています。 エクストリームスポーツといった激しい動きの映像も、滑らかかつ臨場感のある動画撮影が高画質で可能なことから人気を集めています。 このGoPro HERO10は、2021年に発売されたばかりの最新モデルです。 5Kの高画質動画撮影に対応していながら、10mの水深にも耐えられるタフな防水性があります。スキューバダイビングをしながら、水中の動画撮影をしたい場合にも最適です。 |
おすすめの防水ビデオカメラ❺|GoPro HERO9
GoPro HERO9は、最新モデルHERO10の前のモデルです。 HERO9も5K対応、水深10mでも使用できる高い防水性があります。最新のHERO10より費用を抑えたい場合におすすめします。 現在のGoProでは、HERO9よりもさらに前のモデルにあたるGoPro HERO8、そして360°での動画撮影が可能なGoPro MAXといった防水ビデオカメラもラインナップされています。 また、GoPro製品をインターネットで探していると、HERO7やHERO6といったモデルもあって混乱されるかもしれません。 GoProはHEROシリーズがフラッグシップという位置づけで、AppleのiPhoneのように定期的に新モデルが発表になります(8→9→10と数字が上がるに連れて新しいモデル)。 GoPro製品購入の際は、性能と価格のバランスで、目的に合った防水ビデオカメラを選ぶのがいいでしょう。(HERO7とHERO6は、4Kでの動画撮影が可能) created by Rinker
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おすすめの防水ビデオカメラ❻|DJI OSMO Action
GoPro製品のコンセプトは魅力的。でも、もう少しリーズナブルなアクションタイプの防水ビデオカメラが欲しいという方に、オススメするのが、DJI OSMO Actionです。 GoPro製品とほとんど同じ構造と機能を持ち、4K高画質での動画撮影もできます。 防水性は水深11mまで耐えられ、-10℃での動画撮影もできる高い耐低温性も兼ね備えています。 アクションカメラ(ウェアラブルカメラ)は、タッチパネルでの操作のため、冬に手袋をしたままSDカード交換が難しいなどの場面もあります。 また、本体が小型であるがゆえ、操作しづらいケースがある点はデメリットと呼べるかもしれませんが、アウトドアでの操作性を考えると、重さ約125gは非常に魅力的です。 |
おすすめの防水ビデオカメラ❼|DJI POCKET 2
DJI POCKET 2は、珍しいジンバル一体型のビデオカメラです。 本体全体は手に収まるスリム&コンパクトで、3軸ジンバルにより滑らかな4K動画撮影が可能です。 ハンドル部にタッチパネルと操作ボタンが配されており、片手でも楽に動画撮影できます。
高度な手ぶれ補正も搭載されているので、Vlogの動画撮影にも向いています。 DJI POCKET 2には防水性はありませんが、別売のDJI POCKET 2用防水ケースを購入することで、使いやすい高い性能を保ったまま防水性を追加することができます。 created by Rinker
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おすすめの防水ビデオカメラで水中の動画撮影を楽しもう!
今回の記事では、防水ビデオカメラについて詳しく説明しました。
本格的な水中撮影で使用するものから、水を弾く程度のものなど、様々なものがあるのでワイヤレスピンマイク選びの参考にしてください。