動画撮影におすすめの照明7選

動画撮影用の照明ライトのおすすめが知りたいという声が増えました。

カメラの性能も上がって、YouTubeとか、動画撮影を楽しむ人が増えて、誰でもきれいな映像を撮影できるようになった今だから、ライバルに差をつけるためには、動画撮影には照明を導入して、ワンランク上の動画制作が必要です。

ライバルに差をつける
動画撮影に照明ライトを導入=ワンランク上の動画制作

照明を使うことのメリットは、よりきれいな画質で映像を撮れることで、表現の幅がぐ〜んと広がることです。

ただ、動画の照明は、最適な色温度やルーメンの調整、光源の面積や形、演色評価数など、買う前に知っておいた方がよい知識もあります。

編集長
知らないで買い物して、後で「失敗した〜」ってことのないようにしたい!

そこで今回の記事では、写真用のストロボと違う動画用の『定常光』について、照明の種類、選び方、おすすめの照明機材をご紹介します。

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動画撮影におすすめの照明ライト7選(一覧表)

YouTubeに動画を投稿する人も増えたこともあって、様々なビデオライトが発売されています。

まずは、動画撮影におすすめの照明機器を一覧表でご紹介します。

商品名 最安値
(全て税込)
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Neewer 660 LEDビデオライト①Neewer 660
LEDビデオライト
175個の評価
Switti LED撮影用ライト2個セット②Switti
LED撮影用ライト2個セット

144個の評価
Viltrox L116T LED ビデオライト③Viltrox
L116T LED
ビデオライト

184個の評価
Neewer カメラ写真 ビデオ用照明セット 18インチ④Neewer
カメラ写真
ビデオ用照明セット

431個の評価
Ulanzi 49 LEDビデオライト⑤Ulanzi 49
LEDビデオライト
824個の評価 
NANLITE FS 60B⑥NANLITE
FS 60B

5個の評価 
【2022 撮影ライト LEDビデオライト プロ超薄型【2022 撮影ライト LEDビデオライト プロ超薄型 SAMTIAN 2パック SAMTIAN 2パック⑦FalconEyes
ソフトボックス付
巻けるライト
19個の評価

動画撮影用の照明ライト(定常光)の種類は?

一言に「照明」といっても種類があります。動画撮影に適した照明は、写真で使うストロボではなく定常光です。

まずは照明の種類についてお伝えします。

動画撮影用の照明ライト(定常光)の種類は?
①白熱球
②蛍光灯
③LEDライト

写真は『瞬間光』、動画は『定常光』

「写真用」と「動画用」の違いは?

写真用の照明は、撮影をする瞬間に光を発する「瞬間光」で、フラッシュやストロボと呼ばれます。

一方、動画の照明は、録画をしている間は安定した光が必要なため、一定の光量で安定した光を発する「定常光」ライトが必要です。

ストロボなどと違って、ずっと光っている!ので、撮影前に被写体に向かって光を当てて、事前に影のつき方など、セッティングができます。そういった意味で、動画用の照明は、初心者でも扱いやすい機材です。

動画撮影用
定常光ライト
写真用ライト
ストロボなどの瞬間光

撮影用照明ライトの種類①|白熱球

撮影用照明の種類①|白熱球

定常光のライトは、光源によって様々な特徴があります。白熱球は、一般家庭でもよく使用されている普通の電球で「タングステンライト」とも呼ばれます。

電球タイプは、安価で入手しやすいですが、寿命が短く、発熱するため電気代が高くなるのが特徴です。

また明かりの色が、オレンジや赤に近く、カラーグレーディングが必要の場合も多くあります。

温かみのある色なので、人肌を演出する時に向いてます

撮影用照明ライトの種類②|蛍光灯

撮影用照明の種類②|蛍光灯

室内照明として長細いものが使用されることの多い蛍光灯ですが、撮影用には電球型のものがよく使われます。

白熱球と違って、発熱もなく太陽光ともなじみが良いため、撮影用にはメジャーな光源です。

ワンポイント!
動画撮影の際に、映像がちかちかするフリッカー現象が起こることがあります。その場合はカメラ側のシャッタースピードを東日本なら1/50秒、西日本なら1/60秒に設定すると、チラツキが出なくなります。理由はこちら

撮影用照明ライトの種類③|LEDライト

撮影用照明の種類③|LEDライト

近年、動画撮影の照明の主流は、LEDライトです。

省電力のため電池駆動が可能で、場所も取らず光量も安定しています。近年は価格もだいぶ下がっているので、寿命の長さを考えると上記の2つよりもはるかに経済的です。

光量や色味の調整も可能で、スポットライトタイプや、リングタイプなど種類が豊富なLED照明があります。

動画撮影の照明ライトの選び方は?

様々なタイプの照明機材がありますが、照明機材を選ぶ際にどのようなことに注目すればよいのでしょうか?

動画撮影の照明ライトの選び方は?
①消費電力で選ぶ
②光源の面積と形状で選ぶ
③演色評価数と色温度で選ぶ
④照度で選ぶ

①消費電力で選ぶ

照明は、消費電力でどのくらい明るいか?が分かります。ワット数というやつです。この数字が大きいほど、照明も明るいのですが、電力消費量が多いので、バッテリーの消費が早くなります。

YouTubeを自宅で撮影するなら『60W』が目安です。

スタジオなどの広い場所だったり、商品を撮影する場合には、最大ワット数の大きいものを選んで、調整しながら使うと使い勝手が良いです。

②光源の面積と形状で選ぶ

スポットライトのように一点から光を発するものや、光源を並べて面にして、広い範囲から光を当てるものなど、光源の形状にも種類があります。

最近、自撮りをするYouTuberは、リングライトと呼ばれる輪っかの形をしたライトを使う人が圧倒的に増えてきました。

光源の面積が小さいメリットは?
使い方によって雰囲気のある画を作れる
光源の面積が小さいデメリットは?
一点からの光が強くなるため影が強調されやすい
リングライトは、自撮りの際に、目の中に光(アイキャッチ)を入れることができて、生き生きとした表情を演出できるので、YouTuberなど自撮りに向いています。

③演色評価数と色温度で選ぶ

演色(えんしょく)ってあんまり聞かないですよね?これは照明の光を物体に当てた時に、物体の見え方に及ぼす影響を指しています。

一般的にはCIE13.3(1995)による演色評価数が利用されています。

この評価の値が、100に近いほど、物体の本来の色を再現できます。LED照明には、「平均演色票数(Ra)」という値が記載されています。

一般的な家庭用の蛍光灯はRa70前後、通常のLEDはRa80くらいで、Ra90を超えるものは『高演色LED』と呼ばれています。

ケルビン説明

色温度とは光源の色味です。ケルビン(K)という単位で表現されます。数字が小さいほど赤みをおび、数字が大きいと青い色味になります。

演色評価数と色温度のポイント
●演色評価数(Ra)=95以上
●5000K〜6500K

自然な色味を出すなら5000K台のものが無難です。LEDライトでは、3000K台~5000K台での調整のほか、色味が調整できるライトもあります。

④照度で選ぶ

照度とは、光源から出る光の量で『ルーメン』という単位で表されます。ちなみに『ルクス』は、光源から照らされた面の明るさのことをいいます。

明るさは被写体との距離によって変わってくるので、どのような撮影環境で、どのような被写体をとるのかによって必要な明るさが変わってきます。

接写用のライトを広いスタジオで使っても意味ないですよね?

なので、大きなスタジオで、少し離れた被写体を撮影する環境では、かなり明るい機材が必要になります。

照度

照度は、機材によって、その都度調節できる機材があるので、被写体との距離が近くなったり遠くなったりと様々なものを撮影する場合には、調節できるものを選ぶと便利です。

動画撮影におすすめの照明ライト7選

ここからは、動画撮影におすすめの照明機器を個別にご紹介します。

おすすめの照明①|Neewer 660 LEDビデオライト

おすすめの照明①|Neewer 660 LEDビデオライト
中国メーカーのNeewerのビデオライト。
白、黄色、それぞれ330個ずつのLEDライトを搭載。それにより色温度を3200Kから5600Kまで調整が可能。
スタンドは付属しませんが、ねじ穴があるため一般的な三脚にも装着可能です。
軽量で、専用のバッグも付属しているため、持ち運びも便利です。

 

▼Twitterの口コミは?

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おすすめの照明②|Switti LED撮影用ライト2個セット

Switti LED撮影用ライト2個セット

552個の高機能LEDビデオライトが、50Wの高出力を実現。

2600K-10000K色温度範囲で、RGBカラーモードとライトモードの切り替え可能です。カラーモードは360色あり、昼白色から暖色まで段階的に切り替えて使用できます。

複数台のライトを遠隔操作できるワイヤレスコントールを内蔵。自動冷却システムで長時間の使用でも冷却を維持。

付属のナイロンスクリーンを使えば、物体の影を消す柔らかい光の演出もでき、商品撮影にも最適です。

セット内容は?

●LEDビデオライト ×2
●ホワイトディフューザー ×2
●フィルタ ×2
●日本語説明書 ×1
●電源アダプター(JP) ×2
●Softbox ×2
●ライトスタンド ×2
●収納バッグ ×1(収納バッグは全て収納可能)

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おすすめの照明③|Viltrox L116T LEDビデオライト

おすすめの照明③|Viltrox L116T LEDビデオライト

色温度、明るさをパーセンテージで無段階調整ができるライトです。

薄型で軽量のため、カメラのホットシューに取り付けても安定します。

光量がそれほど多くないのが難点。しかし近影での撮影時には、強みを発揮できるので、室内での照明利用が多い方向けです。

 

▼Twitterの口コミは?

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おすすめの照明④| Neewer カメラ写真ビデオ用照明セット

おすすめの照明④| Neewer カメラ写真ビデオ用照明セット 18インチ
YouTuberにも人気の自撮り用リングライトです。リングの真ん中には、スマートフォンはもちろん、一眼レフも固定できます。
フィルターを取り付けることで色温度も調整することができます。1万円程度で、スタンドからバッグまでついているので、リングライトが初めての方のスターターキットとして、とてもコスパの良い商品です。

おすすめの照明⑤|Ulanzi 49LEDビデオライト

おすすめの照明⑤|Ulanzi 49LEDビデオライト
LEDライトが49球並んだ小型のビデオライト。小型で持ち運びが便利。スマートフォン本体に装着することも可能です。
小型なので光量には限界があるものの、複数個購入して連結すれば光量UPができます。
一つ2,500円程度なので、複数購入しておいて、必要な光量分を接続して使うという使い方も!

おすすめの照明⑥|NANLITE FS 60B

NANLITE FS 60B

NANLITE FS 60Bは、動画クリエイターやフォトグラファーのために開発されたLEDライトです。

まだ日本では知名度が低いNANLIGHT(読み:ナンライト)ですが、海外では、すでに高評価を得ているブランドです。

ライト本体はわずか0.85kgという軽量小型で、持ち運びもしやすい設計。13360luxの高輝度に加えて、2700-6500Kの色温度調整ができるのがポイント。

ボタン一つでボタン1つで「ストーム」「フラッシュ」などの様々な特殊照明効果を演出できる機能を搭載しています。

撮影シーンごとに、調整できるのが面白いです。

耐衝撃性を備えた専用のナイロンケースが付属。日本国内でのアフターサービス、メーカー保証12ヶ月付です。

▼Twitterの口コミは?

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おすすめの照明⑦|FalconEyesソフトボックス付 巻けるライト

【2022 撮影ライト LEDビデオライト プロ超薄型【2022 撮影ライト LEDビデオライト プロ超薄型 SAMTIAN 2パック SAMTIAN 2パック
こちらは、巻いて収納できるライトです。
ソフトボックス付きで、やわらかな光を演出することが可能。504球のLEDライト搭載でとても明るく、防水性もあります。プロの撮影家も使用するレベルの機材です。
ライト自体を丸めて収納できるので、すべての付属品を一つのバッグに小さくまとめて持ち運ぶことが可能です。

動画撮影 照明ライトの当て方は?

動画撮影の照明の当て方には、基本があります。シチュエーションごとに3つの動画にまとめました。

動画撮影 照明ライトの当て方は?
(1)人物撮影の基本
(2)商品撮影の基本
(3)シズル感を出す「湯気」の撮影

それぞれを見ていきましょう

(1)人物撮影の基本

人物撮影の基本は三点照明です。

(1)人物撮りの基本・三点照明

(2)商品撮影の基本

商品撮影の際にも三点照明をしますが、ベッチンを利用します。

(2)商品撮影の基本・ベッチンと三点照明

(3)シズル感を出す「湯気」の撮影

お料理のシズル感を引き立たせる「湯気」を上手に撮影する方法です。

(3)シズル感を出す「湯気」の撮影

動画撮影におすすめの照明ライト7選・まとめ

今回の記事をまとめます。

動画撮影におすすめの照明ライト7選は?
①|Neewer 660 LEDビデオライト
②|SAMTIAN 240LEDビデオライト キット
③|Viltrox L116T LEDビデオライト
④|Neewer カメラ写真ビデオ用照明セット
⑤|Ulanzi 49LEDビデオライト
⑥|NANLITE Forza 60B
⑦|FalconEyesソフトボックス付巻けるライト照明の種類は?

でした。
照明が一つあるだけで映像の印象は一気に変わります。

動画撮影用の照明ライト(定常光)の種類は?

●白熱球
●蛍光灯
●LEDライト

動画撮影の照明ライトの選び方は?

①消費電力で選ぶ
②光源の面積と形状で選ぶ
③演色評価数と色温度で選ぶ
④照度で選ぶ

動画撮影 照明ライトの当て方は?

(1)人物撮りの基本・三点照明
(2)商品撮影の基本・ベッチンと三点照明
(3)シズル感を出す「湯気」の撮り方

今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございます!

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