
iPhoneなどのスマホカメラの性能は、近年格段に上がり、動画撮影時でも一眼レフカメラやビデオカメラのような本格的なカメラは不要では?という時代になりました。
ですが、スマホカメラの進化に合わせて、もうひとつめざましい進化を遂げているものがあります。それは、動画撮影の関連機材!
というわけで今回の記事では、iPhoneやスマホでの動画撮影で準備したい機材についてご紹介します。
目次
iPhone・スマホでの動画撮影に必要な機材は?
iPhoneやスマホで動画を撮影する際、さらに動画撮影をレベルアップさせるためには、どんな機材が必要でしょうか?
準備しておくとよい関連機材は、次の5つです。
②三脚
③レンズ
④ジンバル・スタビライザー
⑤照明
それでは、ひとつずつ、ご紹介しましょう。
iPhone・スマホでの動画撮影に必要な機材 ①マイク
iPhoneやスマートフォンにも内蔵のマイクが搭載されています。
が、野外での撮影で風の音が入ったり、解説をするときのセリフがはっきりと録音できていないということもあります。
そんな時には、外付けのマイクがあるとよりクリアな音声を録音することが可能。SN比が良くなるなど、外部マイクをおすすめオススメする3つの理由があります。
②iPhoneのマイクは通話向けだから
③iPhoneの外部マイクで用途に合わせた収音を可能に
ここでは、オススメのマイクを2つご紹介します。
おすすめ外部マイク①|ズーム MSステレオマイクiQ7
iPhone用・イヤホンジャック用の両方が発売されているので、アダプタなしで使用することが可能です。 単一指向性と双指向性2種類のマイクを組み合わせ、専用アプリで録音後の音の広がりを調節したり、オーディオ編集やエフェクト処理などもできます。 |
おすすめ外部マイク②|オーディオテクニカAT9913
イヤホンやヘッドホンメーカーとして有名なオーディオテクニカのマイクです。 モノラルマイクロホンですので、インタビュー収録など狭い範囲の狙った音を録るのに向いています。 マイク自体にイヤホンジャックを搭載されているため、録音した音をそこから確認することが可能です。 |
iPhone・スマホでの動画撮影に必要な機材②【三脚】
iPhoneやスマホに限らず、見やすい動画を撮影するうえで「カメラを固定して撮影する」ことは、重要な要素。
そのためには、三脚は欠かせない機材です。もちろん、テーブルなどにカメラを置いて撮影することも可能ですが、三脚があれば、好きな高さや角度を調節できます。
また、三脚を利用すれば、タイムラプス撮影など、面白い撮影手法も可能になるなど、こちらもオススメする3つの理由をまとめると
(2)距離感のある撮影ができる
(3)固定できるので手ブレがおきない
となります。
ここでもおすすめの三脚を2つご紹介します。
おすすめの三脚①|Gegizun自撮り棒 三脚
自撮り棒にもなる三脚です。 Amazonで、評価数は194個と少ないものの、4.9の高評価を受けている自撮り棒三脚です。特に、Bluetooth接続のしやすさとリモコンの操作性が高い評価を受けています。 自撮り棒のフォルダーは、360°回転で、上下300°に調整可能。好きな角度を自由に調節もできます。「角度·位置·姿勢」を気にせず、撮りたい動きが撮りたい角度ですぐ撮れます。 スマホ三脚は取り外し可能なリモコンを搭載で、Bluetoothでスマホと接続すれば、リモコン操作で、集合写真や大人数での撮影もスムーズ。三脚と合わせて集合写真も簡単撮影できます。 iPhoneはもちろん、Android対応しており、専用アプリなどは不要で、機種変更時ののわずらわしさもありません。 Gegizun自撮り棒 三脚
●ブランド:Gegizun |
おすすめの三脚②|Joby ゴリラポッドJB01543-PKK
モバイル撮影機材でぜひとも一つ持っておきたいのがゴリラポッドです。 三脚として使用するだけではなく、三脚を立てるのが難しい不安定な場所や手すりに巻き付けて使用できます。 また、耐久性も高いため、一つ持っておくだけで、様々な撮影シーンで活躍します。 |
iPhone・スマホでの動画撮影に必要な機材③【レンズ】
最新のiPhoneやスマホは、広角レンズや望遠レンズも搭載されたモデルも増えてきました。
が、外付けレンズを使えばさらに様々な画角を選択することが可能です。
一眼レフのレンズに比べると価格もお手頃なので、ある程度ラインナップをそろえることで、映像表現の幅を広げることができるでしょう。
(2)望遠レンズ
(3)マクロレンズ(接写レンズ)
(4)魚眼レンズ
>> 動画撮影にオススメのiPhone・スマホ用レンズをもっと詳しく
エレコム P-SLMRD 3点セット
広角レンズ、魚眼レンズ、マクロレンズが3点セットになったレンズです。 すべてを収納できるケースとお手入れ用のクリーニングクロスもセットになっています。 まずはこれさえあれば様々な画角の撮影に挑戦できます。 |
Selvim HD22スマホ望遠レンズ7点セット
![]() Selvimの望遠レンズは、22倍拡大時でも高品質画像が撮影できます。 その理由は、光学式だから、です。 一般的なスマホは、画像の一部を切り抜いて拡大するデジタルズームなので、被写体を拡大すると画質が劣化します。が、このSelvimスマホ用望遠レンズは、光学的な望遠なので、拡大しても画質の劣化が起こりません。 また、Selvim 7in1スマホ用レンズには一年間品質保証付き。どんな不満でも、無料交換·返金で対応するというメーカー保証がついています。 さらに、22倍HD望遠レンズだけでなく『235°魚眼レンズ』『0.62倍広角レンズ』『25倍マイクロレンズ』もセットになった、お得なレンズキットです。 |
Luxsure スマホ用カメラレンズ
スマホにクリップを挟んで固定するだけの簡単装着。 iPhoneやAndroidの携帯電話はもちろん、フラットカメラやタブレットにも幅広く対応します。 0.6倍ワイドレンズで、視界を広げて、風景、建築物など広い画角の写真撮影や、パーティーや家族写真などの撮影にもピッタリです。 また、15倍HDのマクロレンズで、高品質な接写機能をスマホでも手軽に実現してくれます。 最短撮影距離は2~3cmで、スマホを顕微鏡に変身。昆虫、植物、繊維、指紋、毛穴を簡単に撮れるから、お子様の自由研究用としても最適なレンズです。 |
iPhone・スマホでの動画撮影に必要な機材④【ジンバル】
続いてジンバルのおすすめをご紹介します。
カメラを動かしながら撮影する場合には、ジンバル・スタビライザーがあると、手振れを防ぎ水平に保った映像を撮影することが可能です。
ジンバル・スタビライザーがあるかないかで、撮れる映像のクオリティが一気に変わります。ジンバル・スタビライザー を選ぶポイントは次の5つです。
②バッテリーの持ちで選ぶ
③重さで選ぶ
④運びやすさで選ぶ
⑤専用アプリで選ぶ
>> 動画撮影におすすめのジンバル・スタビライザーをもっと詳しく
こちらもオススメの商品を2つだけご紹介しておきます。
おすすめスタビライザー・ジンバル①|DJI OM 5
![]() DJI OM 5は、周辺環境を自動で認識して、その場にあった撮影を提案し、チュートリアルで撮影方法を教えてくれるShotGuides(ショットガイド)という機能付き。 撮影後にも、映像に合うテンプレートを自動提案してくれるので、数回タップするだけで、短編動画作成が可能です。 初心者でもマスターレベルの映像を簡単に作成できるのが、おすすめポイントです。 前モデルのDJI OM 4 SEから、さらに進化したActiveTrack 4.0は、認識機能や応答性に加えて、セルフ撮影用に自動フェイス トラッキング機能が追加。 DJI OM 5 特徴的な機能品
●ShotGuides =プロレベルの映像を制作できるようにサポート
●パノラマ =パノラマモードで、目の前に広がる光景を残さず捉える ●分身パノラマ=一枚の写真に、同じ顔の人が3人、不思議な写真が撮影できる ●ストーリーモード=テンプレートを使って、未経験でも、クオリティの高い短編動画が作成できる ●DynamicZoom =映像作品の芸術性をアップ ●タイムラプス =タイムラプス動画を撮影 ●スピンショット=ミュージックビデオのような回転するスピンショット撮影ができる DJI OM 5 本体・付属品
●DJI OM 5 アテネ グレー1
●DJI OM 磁気スマートフォンクランプ 2(アテネ グレー)1 ●グリップ式三脚(アテネ グレー)1 ●電源ケーブル1 ●収納ポーチ1 ●リストストラップ(アテネ グレー)1 |
おすすめのジンバル②|ZHIYUN Smooth4
プロカメラマンにも愛用されているジンバルメーカー『ZHIYUN』が製造しているモバイル用スタビライザーです。 手元のリモコン操作だけで露出補正などを行うことができ、専用アプリを使うとハリウッド映画のような編集も可能です。 |
iPhone・スマホでの動画撮影に必要な機材⑤【照明】
5つ目にご紹介する機材は、照明です。
照明は、人物撮影や商品撮影など、使うと使わないのでは、動画の質に雲泥の差が出てしまうと言っても過言ではない重要な機材のです。
照明を使うと、よりきれいな画質で映像を撮れるだけでなく、表現の幅がぐ〜んと広がります。そのためには、最適な色温度やルーメンの調整、光源の面積や形、演色評価数など、買う前に知っておいた方がよい知識もあります。
②光源の面積と形状で選ぶ
④照度で選ぶ
ここでもオススメの照明を3つご紹介します。
おすすめの照明①|Neewer 660 LEDビデオライト
中国メーカーのNeewerのビデオライト。
白、黄色、それぞれ330個ずつのLEDライトを搭載。それにより色温度を3200Kから5600Kまで調整が可能。 スタンドは付属しませんが、ねじ穴があるため一般的な三脚にも装着可能です。 軽量で、専用のバッグも付属しているため、持ち運びも便利です。 ▼Twitterの口コミは? Twitterで口コミを見つけたので、共有します。参考になればと思います。
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おすすめの照明②|NANLITE FS 60B
![]() NANLITE FS 60Bは、動画クリエイターやフォトグラファーのために開発されたLEDライトです。 まだ日本では知名度が低いNANLIGHT(読み:ナンライト)ですが、海外では、すでに高評価を得ているブランドです。 ライト本体はわずか0.85kgという軽量小型で、持ち運びもしやすい設計。13360luxの高輝度に加えて、2700-6500Kの色温度調整ができるのがポイント。 ボタン一つでボタン1つで「ストーム」「フラッシュ」などの様々な特殊照明効果を演出できる機能を搭載しています。 撮影シーンごとに、調整できるのが面白いです。 耐衝撃性を備えた専用のナイロンケースが付属。日本国内でのアフターサービス、メーカー保証12ヶ月付です。 ▼Twitterの口コミは? Twitterで口コミを見つけたので、共有します。参考になればと思います。
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おすすめの照明⑦|FalconEyesソフトボックス付 巻けるライト
![]() こちらは、巻いて収納できるライトです。
ソフトボックス付きで、やわらかな光を演出することが可能。504球のLEDライト搭載でとても明るく、防水性もあります。プロの撮影家も使用するレベルの機材です。 ライト自体を丸めて収納できるので、すべての付属品を一つのバッグに小さくまとめて持ち運ぶことが可能です。 |
おすすめの照明③|コアウェーブ CW-279
特に自撮り撮影をする方はぜひ持っておきたいので、スマホ用LEDライトです。 スマホのカメラも一般のカメラ同様、光の少ない場所で撮影するとどうしても画質が悪くなってしまします。 照明があれば、画質を下げず肌の色も明るくきれいに撮影することができるのです。 こちらのような円形のライトは、瞳にアイキャッチも入れることができ、スマホに挟むだけなので設置も簡単です。 |
iPhone・スマホでの動画撮影に必要な機材⑥【その他】
上記以外にも、以下のようなアイテムを備えておくことをおすすめします。
スマホだけで動画撮影を完結させる人が増えていることから、上記以外にも、照明やリグなどiPhoneやスマホ動画をワンランクアップさせる様々なグッズが登場しています。
どんな映像が撮りたいのかを検討して、いろんなスマホ撮影アイテムを探すといいでしょう。
以下でおすすめもご紹介いたします。
iPhone・スマホでの動画撮影におすすめのグッズ①|スマートフォン用ビデオリグ
iPhone・スマホでの動画撮影におすすめのグッズ② |三脚マウント用スマホホルダー
通常の三脚は三脚取り付けねじで取り付けますが、iPhoneやスマホには取り付け用のねじ穴がありません。 そこで必要となるのか、スマホホルダーです。 縦横を回転させたり、リモコン操作ができたりするモデルもあるので、必要に応じて準備するとよいでしょう。 created by Rinker
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iPhone・スマホでの動画撮影ならアプリもこだわろう
iPhoneやスマホにデフォルトで入っているカメラアプリでも十分撮影はできます。
が、様々なアプリを使用することで、細かな設定などを行うことができ、ほかとは違う動画を撮ることが可能になります。
美顔機能が優秀なMusemage露出補正などの細かな設定はもちろん、撮影時点で40種類ものフィルターをかけることが可能です。 また、「美顔機能」が優秀で、顔のしわやニキビ跡などを自動修正してくれるため、自撮り動画などを撮ることが多い方におすすめです。 |
マニュアル撮影ならFiLMiC Pro映画の撮影にも使われるアプリです。 高画質で細かいマニュアル設定が可能で、本格的な動画撮影がしたい方にお勧めです。露出やホワイトバランス、フレームレートなども設定でき、プロも納得の機能が満載で、使いやすい編集ソフトです。 |
iPhone・スマホで本格的な動画撮影・まとめ
どんなに質の高い動画が撮れても、スマホ一台では限界があります。
それを解決してくれるのが、周辺機材。三脚やジンバルなどを活用し手振れを防ぐだけでプロのような動画に仕上がります。
ぜひ様々な撮影グッズをそろえてワンステップ上の動画を目指しましょう。
今回の記事をまとめると
②三脚
③レンズ
④ジンバル・スタビライザー
⑤照明
⑥その他
②iPhoneのマイクは通話向けだから
③iPhoneの外部マイクで用途に合わせた収音を可能に
(2)距離感のある撮影ができる
(3)固定できるので手ブレがおきない
(2)望遠レンズ
(3)マクロレンズ(接写レンズ)
(4)魚眼レンズ
②バッテリーの持ちで選ぶ
③重さで選ぶ
④運びやすさで選ぶ
⑤専用アプリで選ぶ
②光源の面積と形状で選ぶ
④照度で選ぶ
でした。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!