
一眼レフでの本格的な撮影が増え、撮影機材も多くなってきたら、カメラリグを購入しようかなと考えている方も多いのではないでしょうか?
今回はカメラリグが初めての方のために、その選び方とおすすめ5選を紹介します。
カメラリグとは?
カメラリグとはどう言ったものなのかを詳しく説明しています。またカメラリグを自作できるのかについても、説明していますので参考にしてください。
カメラリグとは別の機材を取り付けるためのもの
カメラリグは、撮影に使用する補助機材をカメラに取り付けるためのマウントのようなものです。dslrリグ、カメラリグやカメラケージと呼ばれています。
最近では、一眼レフでも綺麗な映像を撮影することができて、カメラ自体が小型になっている傾向になります。それに加えて一眼レフは元々動画を撮影するためのカメラではなく写真を撮影するカメラです。
一眼レフには撮影補助機材を付ける十分なスペースがなく、一眼レフで映像制作を行っているほとんどの方は、このリグを用いて撮影をしています。
外部マイク、モニター、証明、バッテリーなど撮影に応じて使用する機材は変わると思いますが、これらを組み合わせて綺麗にまとめて設置することができるシステムのことを、カメラリグと言います。
カメラリグは自作できる?
PVCパイプ(塩化ビニールパイプ)や木材を使って、リグを作ることは可能です。ただし材料をカットして加工するためには、ノコギリや電動ドライバーなどの工具が必要になります。
ものにもよりますが、今は数千円から購入できるリグも普通に売っているので、よほどオリジナルの構造が必要でない限りは、購入した方が早いことが多いです。
主なカメラリグのメーカーは?
カメラリグを販売している、主なメーカーを紹介していきます。
①カメラリグのメーカー|TILTA
TILTAはカメラリグの老舗メーカーで、少し値段が高いですが品質、使いやすさに定評があります。
②カメラリグのメーカー|SmallRig
多くの国内メーカーカメラに対応していて、リグの種類が多いことが特徴。SONYの一眼レフaシリーズなどの専用カメラケージなどあって、多くの人が使用しています。
③カメラリグのメーカー|CAMVATE
海外のメーカーですが、ほとんどのカメラに対応したリグを揃えています。
④カメラリグのメーカー|Neewer
Neewerのリグは他のメーカーに比べて比較的安価なものが多く、アマゾンにも多く出品されているので、購入しやすいのがポイント。
カメラリグの選び方のポイント
大きく4つのポイントに分けて、カメラリグの選び方を説明しています。
カメラリグの選び方❶|ショルダーリグを選ぶ
ショルダーリグとはその名の通り肩で支えるリグのことを指します。ショルダーパット、グリップが付いていて、ベースプレートに繋げて使用する形が多いです。
支点が増えることによって、疲労を減らす効果とブレを少なくする効果があります。
自分で必要な部分を揃えてショルダーリグを組み上げることも可能ですが、初心者の場合ショルダーリグのセットを購入する方法をおすすめします。
セットを使用しているうちにフォローフォーカスやマッドボックスなど、必要な部分が分かってくるようになります。
またショルダーリグは肩にあたる部分にクッションがあります。その素材によって長時間担いでいても疲労がおきないかなど、確かめることも必要です。場合によっては交換しましょう。
カメラリグの選び方❷|マウントの方法で選ぶ
モニターやバッテリー、ハンドルなどを付ける際の専用マウントはリグによって固定するネジの形状、サイズが異なります。自分の持っている機材の規格とリグの規格が同じかを確認することが大事です。
カメラリグの選び方❸|クイックリリースの種類で選ぶ
クイックリリースの種類はそう多くありませんが、例えばマンフロットのものを使いたいのであれば、マンフロットの規格に対応するものを選ぶ必要があります。自分が使用したいクイックリリースも把握してリグを選びましょう。
カメラリグの選び方❹|より軽量な素材を選ぶ
カメラとその他の撮影機材を合わせると相当な重量になります。その上にリグが重い素材であれば、持つのが大変です。三脚に固定するのであれば問題ないかもしれませんが、手持ちでの撮影も考えている方は、カーボンなど軽量な素材のリグを選ぶのもオススメです。
おすすめのカメラリグ5選
ここからは、おすすめのカメラリグを紹介していきます。本格的なものから低価格で購入できるライトなものまで、紹介しているので是非参考にしてください。
おすすめのカメラリグ(1)|Neewer ムービービデオ作成システム
これを元に必要なリグ、マウントを追加していくことができます。 約6000円ほどですが、しっかりした作りで定評があります。これから初めてのリグを購入される方におすすめです。 |
おすすめのカメラリグ(2)|SmallRig 汎用カメラケージ
1/4,3/8穴が沢山あいているので、拡張性が高くカスタマイズがしやすいのがポイント。 自分でシステムを組んでいきたい方におすすめ。 |
おすすめのカメラリグ(3)|SmallRig a7II/a7RII/a7SII専用ケージ
人気の高い一眼レフ、SONYのaシリーズに対応した専用ケージです。 バッテリーの出し入れやモニターの開閉など、スムーズに行うことができます。 NATOレールやARRIロゼッタが付いている本格的なリグです。 |
おすすめのカメラリグ(4)|Neewer フィルム映画ムービー製作システム
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おすすめのカメラリグ(5)|SmallRig BMPCC 6K Pro用ケージキット
モニターにカバーがついて、直射日光でも液晶画面を見やすい設計です。 NATOサイドハンドル2187は、ケージの左右どちらにでも使用可能。ハンドルの接続部を外して、反対側に装着だけでOK。 手にしっくりなじむ木製仕様で、ホールド感が抜群です。 |
カメラリグで本格的な撮影を!
今回の記事では、カメラリグについて詳しく説明しました。撮影機材が増えると、それを設置するのに時間がかかったり、無理やりつけると不恰好な配置になりがちです。
そんな時はカメラリグを使えば、スッキリとまとまり使いやすさもアップするのでオススメです。是非カメラリグ選びの参考にしてください。