
カメラに液晶が付いているのに、そのほかにビデオモニターを使うことがあります。それはどんな理由か?あなたは知っていますか?
この記事では、ビデオモニターの購入を検討されている方に、ビデオモニターについてや、その選び方から、人気の高いおすすめのビデオモニターまで、詳しく説明しています。
ビデオモニターの選び方は?
ビデオモニターには撮影の補助をする役割があります。例えばピントを合わせるためのフォーカスアシスト機能であったり、露出の設定に役立つ機能が付いています。
ビデオモニターは、ただのディスプレイモニターとは少し違います。
カメラで捉えているものを、ただ単純にモニターに写せればそれでOKと言う訳ではありません。この項目ではビデオモニターの選び方を5つの項目に分けて詳しく説明しています。
一眼レフ用ビデオモニターの選び方|解像度で選ぶ
4Kの解像度に対応しているモニターであるかはチェックしたいポイントです。
現在購入できるビデオモニターはそのほとんどが4Kに対応していますが、価格に応じてフルHDまでの出力のものも存在します。
モニターの購入を検討されていると言うことは、本格的に映像制作を始めようと考えている方だと思いますので、ここは前提条件としてチェックしてください。
一眼レフ用ビデオモニターの選び方|サンシェード付きを選ぶ
サンシェードは野外での撮影時に活躍する日よけのことです。
日光や自然光がモニターに当たることによって、本来の見え方と異なったり、色がしっかりと認識できない場面が出てきます。
野外での撮影を考えている方はサンシェード付き、もしくは別途サンシェードを用意することをおすすめします。
一眼レフ用ビデオモニターの選び方|重量・インチ数で選ぶ
別途モニター用の三脚を用意して撮影する場合はそこまで気にすることはありません。しかし手で持つ場面が多くあり、モニターをカメラもしくはリグに取り付けるのであれば、重量は疲労に直結します。
またカメラ側に取り付ける場合は、インチ数にも気をつけましょう。取り付ける場合おおよそ5~7インチ程度がおすすめです。
一眼レフ用ビデオモニターの選び方|撮影補助機能で選ぶ
ビデオモニターには、ピントを綺麗に合わせるためのフォーカスアシストや適正露出を設定するための機能が搭載されているものがあります。
明るさヒストグラムや、ピーキングフォーカスアシストのような機能が付いているものを選ぶようにすると、撮影のクオリティもより上がります。またHDR収録への対応も見ておくべき項目です。
主なビデオモニターのメーカーは?
主なビデオモニターにはどのようなメーカーがあるのかを詳しく説明しています。
カメラ用ビデオモニターのメーカー|ATOMOS
ATOMOSはモニターやレコーダーを販売している、業界最大手の企業です。「SHOGUN」シリーズなど人気が高く、プロの撮影現場でも実際に使用されています。
カメラ用ビデオモニターのメーカー|Neewer
Neewerは、カメラ機材を多く取り扱う中国の企業です。Amazonを始めとするネットショップでよく見かけると思います。比較的安価でありながら、商品のラインナップが多く人気を集めています。
カメラ用ビデオモニターのメーカー|FEELWORLD
FEELWORLDは放送/カメラモニター、FPVモニターや医療用モニターなどを生産している企業です。モニターに特化した会社でありながら、価格を抑えておりコスパの高いモニターが人気です。
おすすめのビデオモニター9選
ここからはおすすめのビデオモニターを紹介していきます。安価でコスパの高いモデルから本格的なモデルまで詳しく説明していきます。
おすすめのビデオ・外部モニター|ATOMOS SHINOBI フィールドモニター
5.2インチ1920×1080のビデオモニターです。HDMI入力では4Kp30まで対応していて、カラー処理を搭載したATOMOSでは初のフィールドモニターになります。
200g以下と軽量なので、カメラやリグに取り付けてもそこまで重さを感じることはありません。ほんとんどのカメラ、スマホと接続が可能で、必要な機能を備えたバランスの良いモデルだと言えます。
おすすめのビデオ・外部モニター|Feelworld モニター 7インチ
7インチ1920x1200のビデオモニターです。HDMIを使用すると4Kの入力と出力が可能になります。ヒストグラムやマーキングを始めとする多くの機能が搭載されていて、ショートカットキーもあります。
基本的な機能を網羅的に備えているにも関わらず2万円前後の価格帯であることから、人気を集めています。
おすすめのビデオ・外部モニター|TARION ビデオモニター
こちらも7インチ1920x1200のビデオモニターです。HDMIを使用すると4Kの入力が可能になります。価格、軽量な点、作りがしっかりしている点がユーザーから多くの高い評価を得ているポイントになっています。USBによる給電も可能です。
これから初めてのディスプレイモニターの導入を考えている方におすすめです。
おすすめのビデオ・外部モニター|Neewer F100 7inch
7インチ1280x800のビデオモニターです。HDMIを使用すると4Kの入力が可能になります。サンシェードが付属したセットで、1万円を切る価格で購入することができます。画質も良くコスパが高いので人気です。
とにかく安くモニターを購入したい方におすすめです。
おすすめのビデオ・外部モニター|Desview-Mavo-P5-カメラモニター
5.5インチ1920×1080のビデオモニターです。HDMIを使用すると4Kの入力が可能になります。ディスプレイにはSHARPのIGZOを使用しているので、よりクリアに映像をモニタリングすることができます。バッテリーの取り付け位置にやや難があるとのコメントがありますが、画質と軽さに定評があります。
おすすめのビデオ・外部モニター|Blackmagic Design モニター
5インチ1920×1080のビデオモニターです。HDMIを使用すると4Kの入力と出力が可能になります。シネマカメラなどで有名なBlackmagicのモニターで、モニタリングと同時に記録も可能です。
シネマカメラを使用している方や、高価な記録用メディアの使い回しを検討されている方におすすめです。
おすすめのビデオ・外部モニター| FEELWORLD Master MA6P
5.5インチ1920×1080のビデオモニターです。HDMIを使用すると4Kの入力と出力が可能になります。175gと軽量でローアングルにも問題なく対応できて、取り回しが良いビデオモニターです。
おすすめのビデオ・外部モニター|ANDYCINE A6 Plus タッチスクリーン
5.5インチ1920×1080のビデオモニターです。HDMIを使用すると4Kの入力と出力が可能になります。タッチスクリーンに対応していて、直感的な操作がモニター側で可能です。SDカードスロットが付いているので、記録、読み込み、編集ができます。
おすすめのビデオ・外部モニター|Feelworld F5
5インチ1920×1080のビデオモニターです。HDMIを使用すると4Kの入力と出力が可能になります。ホットシューではなく、360°回転アームによって内側と外側の切り替えがスムーズです。
おすすめのビデオモニターまとめ
今回の記事では、ビデオモニターについて詳しく説明しました。ビデオモニターはただ単純に大きな画面と言う訳ではなく、ピントの調整をより正確に行えるなど様々な利点があります。この記事を参考に、最適なビデオモニターを選びましょう。