編集長

吉田幸生
こんにちは!VideoLab編集部 吉田幸生です。

あなたは、カメラに液晶モニターが付いていても、わざわざ外部ビデオモニターを使って撮影するのはなぜなのか?その理由をご存知でしょうか?

その理由は、カメラ本体の液晶パネルは小さいので、そのモニターでは気付けなかったフォーカスの甘さや適正露出のチェックができるから、です。

これまで外部モニターを使わなくても「撮影に支障がなかった」という人も、一度使ってみれば、きっと外部モニターを使うことのメリットを感じるはずです。

というわけで、この記事では、ビデオモニターの購入を検討されている方向けに、ビデオモニターの選び方から、人気の高いおすすめのビデオモニターまで、詳しくご紹介します。

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ビデオモニターの選び方は?

ビデオモニターには、ピントを合わせるためのフォーカスアシスト機能や、露出設定に役立つ便利な機能が付いています。それらをどんな時に使うと便利か?を基準にして考えると、ビデオモニターの選び方が見えてきます。

ビデオモニターの選び方
①フォーカスチェック→解像度で選ぶ
②撮影した映像を撮影者以外がチェック→インチ数で選ぶ
③屋外での撮影→サンシェード付きで選ぶ
④どのくらい離れた位置で使えるか→出力端子で選ぶ
⑤余計なお金を使わなくて済むか→既存バッテリーが使えるか?で選ぶ

それでは、ひとつずつお伝えしましょう。

ビデオモニターの選び方① 解像度で選ぶ

せっかく良い映像が撮れたのに、フォーカスが合っていなかったら、意味がありません。カメラにはオートフォーカス機能が付いていますが、撮りたい被写体ではなく、その後ろにフォーカスが合ってしまうことがあって、決して万能ではありません。

また、解像度が上がるについて、フォーカスに求められる精度が上がってきます。フルHDよりも4Kの方がピント合わせがシビアなのです。

一般的なミラーレス一眼カメラにも『ピーキング』というピントが合っている面が赤や青になる機能が付いていますが、カメラ本体のモニターは小さいので、バッチリ合っていると思っていても、より大きなモニターで確認した方がより確実にフォーカスを合わせられます。

そんな時、外部モニターはとても便利です。外部モニターで被写体を拡大フォーカスして確認できます。小さい画面だけではわからなかったフォーカスの甘さをチェックすることで、フォーカス周りの失敗を未然に防ぐことができます。

ビデオモニターの選び方② インチ数で選ぶ

インチ数で選ぶ

自分のフォーカスチェックだけでなく、第三者に映像を確認してもらう必要もあるので、できれば少し大きめのモニターを選びましょう。

動画編集が終わった後のクライアントチェックで、映像にクレームがついてしまう場合があります。たとえば「室内の乱雑さが気になる」とか「画角が気に入らない」など、相手のイメージとずれていると、編集ではどうにもならずに、結局、撮影自体をやり直さないといけなくなる場合があります。

そういった時間と手間を省くためには、撮影時には、クライアントに立ち会ってもらって、その都度、映像をチェックしてもらう必要があります。ワンテイクごとに、クライアントには、外部モニターで映像をチェックしてもらって「OK」をもらっておきましょう。

編集した動画にクレームがついた場合でも「あの時、責任者にOKを頂きました」というエビデンスさえあれば、クライアント側には、追加の撮影料を請求することができます。

クライアントチェックが複数人いる場合もあるので、5〜7インチモニターが便利です。

ビデオモニターの選び方③ サンシェード付きで選ぶ

サンシェード付きを選ぶ

室内の撮影であれば、問題ありませんが、撮影が屋外になった場合に、サンシェードがあると便利です。日光や自然光がモニターに当たると、そもそも映像が良く見えません。

そのほかにも、屋外では、本来の見え方と異なったり、色がしっかりと認識できない場合があります。

野外での撮影を考えている方はサンシェード付き、もしくは別途サンシェードを用意することをおすすめします。

ビデオモニターの選び方④ 出力端子で選ぶ

出力端子で選ぶ

外部モニターの出入力端子にも注目しましょう。ほとんどのモニターは、HDMI端子しか付いていないことがあります。HDMI端子は4メートルまでしか伸ばせないという制限がある端子です。

一般の家庭でも、テレビとビデオをつなぐ端子として使われているので、みたことがある方も多いと思います。

もちろん、HDMIだけでも全然大丈夫なのですが、もしも少し離れたところでしか、モニターをチェックしてもらえない、という状況もあります。

その時にはSDI端子を使う必要があります。この端子は、ケーブルさえあれば、100メートルつなぐことができます。購入する際のチェックポイントとして頭に入れておきましょう。

ビデオモニターの選び方⑤ 既存バッテリーが使えるか?で選ぶ

既存バッテリーが使えるか?で選ぶ

外部モニターを選ぶのに、ピントを綺麗に合わせるためのフォーカスアシストや適正露出を設定するための機能が搭載されているものに目を向けがちですが、ここではバッテリーにも目を向けておきます。

なぜなら、撮影のカメラに使っているバッテリーをそのまま外部モニターに流用できたら、わざわざバッテリーを別途購入する必要がありません。

同じバッテリーであれば、使い勝手もわかるし、なにより経済的(笑)。ちょっとセコい感じですけど、意外に大切にしたいポイントです。

番外編:有名メーカーで選ぶ

ビデオモニターにも有名なメーカーがあります。ブランド力の高いメーカーなので、きちんとしたブランド力持っているメーカーが良いという人向けに、お伝えしておきます。

ATOMOS
ATOMOS
ATOMOSは、モニターやレコーダーを販売している業界では最大手となる企業です。
「SHOGUN」「NINJA」シリーズで人気が高く、プロの撮影現場でも使用率が高いメーカーです。
Neewer
Neewer
Neewerは、カメラ機材を多く取り扱う中国の企業です。Amazonを始めとするネットショップでよく見かけると思います。比較的安価ながら、商品のラインナップが多く人気を集めています。
FEELWORLD
FEELWORLD
FEELWORLDは放送/カメラモニター、FPVモニターや医療用モニターなどを生産している企業です。モニターに特化した会社でありながら、価格を抑えておりコスパの高いモニターが人気です。

おすすめのビデオモニター10選

ここからは、おすすめのビデオモニターを紹介していきます。安価でコスパの高いモデルから本格的なモデルまで詳しく説明していきます。

商品名 最安値
(全て税込)
Amazonレビュー 
① ATMOS NINJA V① ATMOS
NINJA V
8個の評価
② ATMOS Shinobi② ATMOS
Shinobi
③ ATMOS SHOGUN 7③ ATMOS
SHOGUN 7
④ Desview -R7P④ Desview
-R7P
6個の評価
⑤ Desview -R5⑤ Desview
-R5
22個の評価 
⑥ ANDYCINE C6⑥ ANDYCINE
C6
23個の評価 
⑦ Feelworld Master MA6P⑦ Feelworld
Master MA6P
8個の評価
⑧ Feelworld Master MA7⑧ Feelworld
Master MA7
8個の評価
⑨ Neewer F100 7inch⑨ Neewer
F100 7inch
388個の評価
⑩ Blackmagic Video Assist 4K⑩ Blackmagic
Video Assist 4K
34個の評価

おすすめのビデオモニター① ATMOS NINJA V

① ATMOS NINJA V

ATMOS NINJA Vは5.2インチで320gと、一眼レフカメラやミラーレスカメラとの相性が抜群に優れています。

4K60Pに対応した高解像度に加え、汎用SSDを使えるレコーダー機能を搭載しており、パソコンでの編集もスピーディーに行えます。

ATMOS NINJA VはProResやAvidで記録したいユーザーには、最適な選択になるでしょう。ただ、コンパクトさにレコーダー機能を付けたためか、バッテリー容量が足りないと感じるシーンが多いかもしれません。

SDI入力は、別売りのアクセサリーになりますが、離れた場所で使うことがなければ必要はありません。純正SSDなどATMOS NINJA Vのアクセサリーが少し高価な傾向にありますが、とてもバランスの取れたモニターです。

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おすすめのビデオモニター② ATMOS Shinobi

② ATMOS Shinobi

ATMOS Shinobiは、4K30P対応のHDR/SDRモニターです。NINJA Vと同じ5.2インチですが、ボディ全体は6インチ程度のサイズがあり、大きすぎず小さすぎない取り回しの良さも特徴です。

ATMOS ShinobiはNINJA Vとは異なりレコーダー機能がないため、その分だけ200gと軽量になっています。

ボディ上下にそれぞれ1/4インチの固定用ネジ穴があり、ボディサイドにはHDMIとヘッドホンアウト、逆側にREMOTEとLUTに対応したSDカードスロットを備えています。

軽量でタッチパネル操作が可能なATMOS Shinobiですが、少々ボディが熱を持ちやすい点が気になるかもしれません。コンパクトサイズで軽量がゆえに、排熱性が犠牲にされているためか、真夏の炎天下のような過酷な環境での使用には向かないようにも感じますが、耐久性は信頼できるので、高解像度でコンパクトなハイクオリティモニターをお探しの方におすすめです。

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おすすめのビデオモニター③ ATMOS SHOGUN 7

③ ATMOS SHOGUN 7

ATMOS SHOGUN 7は、最大5.7Kでの撮影が可能なHDRモニターです。NINJA Vよりも大きい7インチのモニターを持ち、レコーダー機能に加えスイッチャー機能も備えています。

4分割のモニタリング、記録、ライブスイッチングが行え、タッチパネル操作が可能です。

HDMI端子は入力と出力の両方を備え、SDIは入力が4つと出力が1つあります。バランスオーディオ入力とファンタム電源もついているため、直接音声を記録するのも可能です。ミキサーが複数の場合、ATMOS SHOGUN 7内のISOチャンネルにパラレルで記録されます。

ATMOSのみならず、外部ビデオモニターでは現状最高レベルのSHOGUN 7ですが、機能が豊富な分だけ重量も約700gと重めです。価格も約17万円と高額なため、ライトユーザーには向いていませんが、ハイクオリティなオールインワンタイプなので、これ1台で動画の撮影から簡単な編集までカバーできる優れものです。

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おすすめのビデオモニター④ Desview-R7P

④ Desview-R7P

Desview-R7Pは、7インチのタッチパネルを備え、ほぼ全ての4Kフォーマットに対応しています。価格は約28,000円程度なため、ATMOS SHOGUN 7が高額で予算に余裕がない方におすすめです。

ATMOSのようにレコーダー機能はないものの、HDMI端子は入力と出力の両方があり、LUTにも対応できます。バッテリーはNP-F(970F/F550)が装着でき、本体でのDC充電も可能です。

Desview-R7Pは付属品が豊富で、サンシェードフードや雲台なども含まれています。ただ、雲台については人によってうまくフィットしない場合もあるので、別途購入する必要が出てくるかもしれません。

それ以外はATMOSほどではないにしろ、外部ビデオモニターに求められるおおよその機能が備わっており、金額を考えると、とてもコストパフォーマンスにも優れたモニターです。

おすすめのビデオモニター⑤ Desview-R5

⑤ Desview-R5

Desview-R5は4K対応の5.5インチHDRモニターです。Desview-R7P同様にコストパフォーマンスに優れ、7インチよりも小さめのモニターをお求めの方におすすめです。

付属品が豊富なのも大きなメリットですが、はじめからモニターにガラスフィルムが貼ってあるのが特に嬉しいポイントです。タッチパネルで3D LUTも表示できるなど、初心者の方も安心して購入できます。

4K出力に関しては、30PのFHDくらいまでが限界で、60Pレベルになると、不満を感じるケースが出てくるかもしれません。付属品は過酷な使用ではビルドクオリティが物足りなくなる場合もあり、別途購入する分も予算に加えておく必要があります。

ただ、本体は200gと軽量で、そこまでハイレベルな高解像度を求めないのであれば、良い選択になると思います。

おすすめのビデオモニター⑥ ANDYCINE A6 Plus

⑥ ANDYCINE C6

ANDYCINE A6 Plusは、5.5インチに500nitの高輝度モニターを備えています。タッチパネル方式に加え、3D LUTにも対応しており、コンパクトさと実用性が両立されているのが特徴です。

ANDYCINEには6インチモデルのC6もあり、2000nitのより高い輝度のモニターで、屋外でも快適に撮影にも適できます。

モニターを固定するネジ穴は底部とサイドにそれぞれあり、雲台だけでなく、ジンバルへの装着にも適しているため、様々なシチュエーションに対応できます。バッテリーはSONY Fシリーズ(F970/F750/F550)と、Cannon LP-E6のバッテリーが装着可能です。

より高解像度やレコーダー機能が欲しい場合には、候補から外れてしまいます。が、ANDYCINE A6は、必要十分な性能を持っています。屋内と野外の両方で撮影したいライトユーザーには、コストパフォーマンスに優れていて、オススメのビデオモニターです。

おすすめのビデオモニター⑦ Feelworld Master MA6P

⑦ Feelworld Master MA6P

Feelworld Master MA6Pは、1920×1200のフルHDで178°の広い視野を持った5.5インチIPSモニターになります。

価格は約23,000円程度ですが、この価格帯には珍しいHDMIの入力と出力の両方を備えています。固定用のネジ穴は、ボディ底部とサイドにあるタイプです。バッテリーは、SONY F970とCannon LP-E6のもが使用できます。

ただ、バッテリーの消費は比較的速い方で、長時間の野外撮影にはあまり向いていません。そのためか、輝度も他の機種に比べ高くはなく、付属のサンシェードがそれを補います。

コストパフォーマンスに優れているので、ミドルクラス程度の画質と機能で予算を抑えたいユーザーにおすすめです。より高機能の外部ビデオモニターに加え、サブとして購入するのにも適しているでしょう。しかし、これ1台であらゆる場面に対応するには、スペック不足を感じる可能性があります。

おすすめのビデオモニター⑧ Feelworld MA7

⑧ Feelworld Master MA7

低価格帯で7インチの外部ビデオモニターをお探しなら、Feelworld MA7がおすすめです。

1920×1200のフルHDの高解像度IPSモニターのFeelworld MA7は、ローアングルの撮影にも対応しており、大きめの画面でしっかりモニタリングできます。

偏光フィルムCDスクリーンによって太陽の光を反射し、野外での撮影でも快適さを損ないません。

露出コントロールといった、カメラマンが求める機能も総合して備えています。キャリングバッグやSONY F970バッテリープレートなども付属しており、気軽に外に持ち出せるのが魅力です。

反面ライトユーザー向けのため、より高いレベルの画質や機能を求めている場合には不満点が出てくるでしょう。予算の関係による、高価格帯の代替案には適していません。Feelworld MA7はもっと割り切った使い方に向いています。

おすすめのビデオモニター⑨ Neewer F100

⑨ Neewer F100 7inch 

コストパフォーマンス重視なら、Neewer F100が最適です。

Neewer F100は、約12,000円程度で買える7インチの外部ビデオモニターになります。

解像度は1280×800のウルトラHDで、広い視野角のIPSパネルです。

Neewer F100はリーズナブルな価格に加え、付属品が豊富です。サンシェードやマジックアーム、HDMIとUSBケーブルも付いてきますが、2600mAhの容量を持つ充電可能なリチウムイオンバッテリーが特に初心者には嬉しいポイントでしょう。

とにかく予算を抑えたかったり、初心者で何から揃えればいいのか分からない場合、Neewer F100はいい選択肢になります。しかし、より動画のクオリティを高める場合は、高いスペックを持った高価格帯のモニターへのステップアップが必要です。

おすすめのビデオモニター⑩ Blackmagic Video Assist 4K

⑩ Blackmagic Video Assist 4K

シネマカメラ用には、Blackmagic Video Assist 4Kが最適です。HDMIとSDIは入力と出力の両方を1つずつ備え、XLR端子も2つ付いているのでVideo Assist 4Kでオーディオ録音も可能です。

さらに、Blackmagic Video Assist 4Kには高速SDカードレコーダーもついているため、高価な記録用メディアを使い回す際にも適しています。

モニター部は、1920×1200のウルトラHDの7インチサイズになります。動画撮影に必要なモニタリング機能も充実しており、簡単な操作でモニターからスピーディーに確認できるのも魅力です。

バッテリーは2つ装着でき、長時間の使用にも適しています。さらに、スピーカーも内蔵しているため、複数人での映像確認も可能です。機能が豊富でコンパクトサイズのBlackmagic Video Assist 4Kですが、価格は約15万円と高価格帯の部類で、持ち運びにはデリケートにならざるを得ないでしょう。

おすすめのビデオモニター10選・まとめ

ここまで、おすすめのビデオモニター10選をお伝えしました。

まとめると

ビデオモニターの選び方は?
①解像度で選ぶ
②インチ数で選ぶ
③サンシェード付きで選ぶ
④出力端子で選ぶ
⑤既存バッテリーが使えるか?で選ぶ
おすすめのビデオモニター10選は
① ATMOS NINJA V
② ATMOS Shinobi
③ ATMOS SHOGUN 7
④ Desview-R7P
⑤ Desview-R5
⑥ ANDYCINE C6
⑦ Feelworld Master MA6P
⑧ Feelworld Master MA7
⑨ Neewer F100 7inch
⑩ Blackmagic Video Assist 4K

でした。

今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございます!

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