
Lightroom(ライトルーム)とPhotoshop(フォトショップ)。
どちらもAdobe社の写真編集ソフトですが、この2つのソフトの違いはなんでしょうか?
そこで今回の記事では、LightroomとPhotoshop、2つのソフトの違い、それぞれのソフトができること、料金の比較をご紹介します。
●LightroomとPhotoshopができることは?
●LightroomとPhotoshopの違いは?
●【結論】あなたにおすすめなのはどちらのソフト?
それでは、最後までお付き合いください。
目次
LightroomとPhotoshopができることは?
まずは、それぞれの写真編集ソフトについて、どんなことができるのか?をご紹介します。
それぞれを見てみましょう。
Lightroomとは?
Adobe Lightroomは、こだわりの本格的な写真作りができる写真サービスです。
一眼レフカメラ、スマートフォンで撮影した写真を簡単に読み込み、編集、管理、共有する事ができます。
Lightroom内の写真は、オンライン上に保存されているので、Lightroomがインストールしてあるデバイスからなら、どこでも最新の状態の写真を確認できます。
Photoshopとは?
Adobe Photoshopは、世界で最も有名な画像編集ソフト。
写真を合成したり加工したり綺麗なグラフィックを作ったりする事ができます。web制作などでも使われているソフトで、webデザイナー、グラフィックデザイナー、CGデザイナーなど、幅広い職業のプロに支持されているのも、Photoshopの特徴です。
写真加工だけではなく、YouTubeのサムネイルなど、デザインにも使える便利なソフトです。
LightroomとPhotoshopの違いは?
それでは、それぞれの機能の違いを比較していきます。
LightroomとPhotoshopの違い①|写真管理機能
LightroomとPhotoshopの違い②|現像機能
LightroomとPhotoshopの違い③|高度な編集機能
LightroomとPhotoshopの違い④|色調補正機能
LightroomとPhotoshopの違い⑤|書き出しファイル形式
LightroomとPhotoshopの違い⑥|定額料金プランの比較
それぞれの違いを見ていきます。
LightroomとPhotoshopの違い①|写真管理機能
写真管理について「Lightroomとは」でも説明した通り、Lightroomでは写真を簡単に読み込んで管理、共有する事ができます。
比較してPhotoshopでは写真管理をする事はできません。
写真管理ができる出来ないは、沢山の写真を扱う上で非常に重要になってくるポイントです。Lightroomの場合、写真選別、検索とも物凄く簡単に行う事ができます。
LightroomとPhotoshopの違い②|現像機能
現像機能とは「RAW現像」の機能の事です。
現像機能は、Lightroom、Photoshopのどちらも持っている機能ですが、Lightroomの方が標準で備わっています。一方Photoshopの方は「Adobe camera raw」というプラグインを使用しないとLightroomと同じ機能は使えません。
インターフェイスの違いもあり、現像機能を使うならLightroomの方が直感的な操作が可能です。
LightroomとPhotoshopの違い③|高度な編集機能
高度な編集機能はPhotoshopが優秀です。
レイヤー、レイヤーマスク、ブレンドモードは、LightroomにはないPhotoshopだけの機能です。Photoshopでレイヤー機能を使う事で、複雑な合成もわかりやすく管理して、修正がしやすくなります。
Photoshopを使うことで、写真の要らない部分を削除したり他の写真と合成したりなど、理想の一枚を編集する事ができるようになるのは魅力的です。
LightroomとPhotoshopの違い④|色調補正機能
Adobe LightroomとPhotoshopの違いで「編集機能」と上記で説明したのですが、色調整機能の違いは注目すべき点なので詳しく解説いたします。
基本的な補正に関しては、Lightroom、Photoshop共に備わっているのですが、レベル補正・カラーバランス・グラデーション・特定色域の選択は、Lightroomには、備わっていない機能です。
特に、レイヤーなどを使用して色調補正できるPhotoshopには、印刷・プリント前には、欠かせない機能が多くあります。
基本的なところではどちらを使ってもほとんど違いは無いのですが、こだわりが強くなってくるとこの違いは大きいと思いますので参考にしてください。
LightroomとPhotoshopの違い⑤|書き出しファイル形式
Adobe Photoshopは幅広い形式での書き出しに対応しているのに対して、Lightroomは、JPEG形式のみの対応。
基本的にはJPEG形式のみでも問題はないかと思います。
が、あらゆる形式に対応しているPhotoshopの方が、「開ける」「開けない」など、仕事などで使われるときに便利な場合が多いでしょう。
LightroomとPhotoshopの違い⑥|定額料金プランの比較
Photoshop単体プランが月2,728円(税込)Lightroom単体プランが月1,078円(税込)です。
性能的にPhotoshopはLightroomの完全上位互換のソフトウェアというわけではないですし、Lightroomでしか出来ない機能もあります。
後ほどご紹介しますが、Adobeには『Lightroom』と『Photoshop』がセットになったフォトプランというお得なプランがあります。連携して使う事もできるのでおすすめなプランです。
【結論】あなたにおすすめなのは...
あなたにおすすめの写真編集ソフトはこちらです。
●高度な加工をしたい方
=Photoshop
●写真管理などを目的にしたい方
=Lightroom
●連携して使いたい方
●一番お得に買いたい
=フォトプラン!
それぞれを見てみましょう
高度な加工をしたい方はPhotoshop
写真加工で、Photoshopにできることは多いです。一度使ってみれば、自分のイメージしたことは、ほぼできることを実感できるでしょう。
例えば景色の写真に対して雪を降らせたり、写真に写り込んでしまったものを消したりは、お手の物です。
写真の一部をそのまま動かしたり、写真の一部の色を好きな色に違和感なく変える事だったりと本当に色々な加工ができるソフトウェアです。
写真をベースにポリゴン風な作品を作ったり、ブラシを使って写真に新たにデザインする事もできたりと、ソフトの活躍の幅は広くあります。
高度な加工ができるようになるためには勉強が必要で時間もかかりますが、一流の作品を作る事が可能な面はさすがプロ御用達のソフト。それがPhotoshopです。
写真管理などを目的にしたい方はLightroom
Lightroomの魅力はやはり写真管理機能の素晴らしさです。その使いやすさは多くのユーザーから定評があり、一眼レフカメラを使用している方には必需なソフトウェアだといえます。
Lightroomがインストールされているデバイスからいつでもどこでも管理する事ができて反映スピードもストレスなく反映してくれるので本当に優秀なソフトウェアです。
現像に関しても基本的な事は備わっているので、撮った写真をさらにこだわって編集する事もできて、尚且つ大量の写真もわかりやすく管理できるというのは本当に素晴らしいソフトウェアです。
連携して使いたい方はフォトプラン!
LightroomとPhotoshopの違いとは?で単体での料金プランは説明したのですが、ここではフォトプランの説明をしたいと思います。
フォトプランは、Lightroom、Photoshopがどちらも使えるプランです。。料金プランに注目してもらいたいのですが、なんとフォトプラン20GBなら、月々1,078円(税込)です。
Lightroom単体で、月々1,078円(税別)なのに、そこにPhotoshopも使えて、月々の料金が変わらないのはビックリですよね。
何よりPhotoshop単体の方が1,500円以上高いので、本当に注意が必要です。
LightroomとPhotoshopは、それぞれを連携したり、使い分ける事もできます。なので購入するなら単体プランではなく、フォトプラン一択だと言えます。
Adobeの他のソフトウェアにも興味があるならコンプリートプラン!
Adobe製品は色々なソフトウェアがあります。そのほとんどのソフトウェアが使えるのがコンプリートプラン。
もちろんLightroom、Photoshop、どちらのソフトも使えます。
動画制作、編集に特化したAdobe Premiere Proなども含まれていて最近では一眼レフで高画質動画を撮る方も増えているのでこの機会にコンプリートプランにしてみてもいいと思います。
またAdobe製品にはすべて体験版があります。期間は決められていますが、製品版と同じものを体験する事ができるので興味がある方はまずは体験版から始めてみる事をオススメいたします。
Lightroom(ライトルーム)とPhotoshopの違いは?まとめ
LightroomとPhotoshopの違いをお伝えしました。
まとめると
LightroomとPhotoshopの違い①|写真管理機能
LightroomとPhotoshopの違い②|現像機能
LightroomとPhotoshopの違い③|高度な編集機能
LightroomとPhotoshopの違い④|色調補正機能
LightroomとPhotoshopの違い⑤|書き出しファイル形式
LightroomとPhotoshopの違い⑥|定額料金プランの比較
高度な加工をしたい方=Photoshop
写真管理などを目的にしたい方=Lightroom
連携して使いたい方=フォトプラン!
でした。
金額を考えると、Photoshopが欲しい人も、Lightroomが欲しい人も、どちらもフォトプラン一択、が結論です。
フォトプランも体験版があるので、まずは無料で体験するのが良いと思います。
今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございます!