Adobeコンプリートプランは高過ぎる!でも欲しい…(笑)。
って思っている社会人の人はいませんか?
できれば、安く買いたいのは当たり前。できれば買い切り版にしたいし、、、とか、思いますよね。
そこで、今回の記事では、そんなあなたのために、Adobe CCを安く買う方法について調査してみました。
✅ Adobe CCの価格・料金
✅ Adobeの購入プランをちゃんと知る!
✅ Adobe CCを一番安く購入する方法
ぜひ、最後までご高覧ください。
目次
Adobeコンプリートプランとは?
Adobeコンプリートプランは、Adobeが提供するクリエイティブツールを全部使えるパッケージプラン。
PhotoshopやIllustratorをはじめとする20以上のアプリケーションが、すべて利用可能でます。
社会人にとって、多彩なクリエイティブ作業を可能にするお得プランです。
①Adobe CCのの値段一覧【2024年3月現在】
②AdobeCCで利用可能なアプリケーション
③Adobe CC 3つのプラン【図解】
一つずつ見ていきましょう。
①Adobe CCのの値段一覧【2024年3月現在】
まずは、Adobe CCの価格を3つの購入プラン別に表にしました。
●単体プラン=Illustrator、Premiere Proなど、ソフトを単体で購入するプラン
●フォトプラン=Photoshopのほか、Lightroomなど、写真関連ソフトをまとめたお得プラン
●コンプリートプラン=Adobeのソフトが全部使えるプラン
品名 | 契約プラン (支払い方法) | 月額 | 年額 | 体験版 無料期間 |
---|---|---|---|---|
単体プラン | 1ヶ月ごと契約 | 4,980円 | 59,760円 | 7日間 |
年間契約/月払い | 3,280 円 | 39,360円 | ||
年間契約/一括払い | 34,680円 | |||
フォトプラン |
年間契約/月払い | 1,180円 | 14,160円 | 無料プラン (書き出し3回まで) |
年間一括 | 14,080円 | |||
フォトプラン |
年間契約/月払い | 2,380円 | 28,560円 | 無料プラン (書き出し3回まで) |
年間一括 | 28,480円 | |||
Creative Cloud コンプリートプラン | 1ヶ月ごと契約 | 12,380円 | 148,560円 | 7日間 |
年間契約/月払い | 7,780円 | 93,360円 | ||
年契約/一括払い | 86,880円 | |||
Creative Cloud (学生・教職員版) | 年間契約/月払い | 2,180円 | 26,160円 | 7日間 |
年間契約/一括払い | 26,162円 |
料金は、月契約→年間契約(月払い)→年間契約(一括払い)の順番で安くなります。
②AdobeCCで利用可能なアプリケーション
Adobe Creative Cloud(Adobe CC)は、プロフェッショナルのデザインツールとアプリケーションを豊富に取り揃えています。
デスクトップ版 | モバイル版 | ||
1 | Photoshop | 1 | Premiere Rush |
2 | Illustrator | 2 | Photoshop Camera |
3 | InDesign | 3 | Photoshop Express |
4 | InCopy | 4 | Photoshop Fix |
5 | Lightroom | 5 | Photoshop Mix |
6 | Lightroom Classic | 6 | Photoshop Sketch |
7 | Bridge | 7 | Lghtroom Mobile |
8 | Premiere Pro | 8 | Spark Video |
9 | Premiere Rush | 9 | Spark Post |
10 | After Effects | 10 | Spark Page |
11 | Audition | 11 | Fresco |
12 | Character Animator | 12 | Capture |
13 | Aero Desktop | 13 | Comp |
14 | Prelude | 14 | Aero |
15 | Creative Cloud Express | 15 | Creative Cloud モバイル版 |
16 | XD | ||
17 | Dreamweaver | ||
18 | Animate | ||
19 | Dimension | ||
20 | Substance | ||
21 | Adobe Acrobat Pro | ||
22 | Media Encoder |
デザイン作業に欠かせない『Photoshop』や『Illustrator』をはじめ、動画編集の『Premiere Pro』などは、それぞれの業界で標準ソフトになっています。
③Adobe CC 3つのプラン【図解】
ここでは、Adobe CCの「単体プラン」「フォトプラン」「コンプリートプラン」の3つのプランを分かりやすく図にしてみました。
Adobeソフトを1つずつ購入
例えば、Illustratorのみを必要とするユーザー向き
Photoshop & Lightroom+Lightroom Classic
例えば、カメラマンなど写真関係の作業が多い人向け
Adobeのソフトをすべて使える
色々な作業をする必要があるクリエイター向け
社会人・学生・企業別!AdobeCCコンプリートプランを安く買う方法
ここからは、AdobeCCコンプリートプランを社会人・学生・企業で、それぞれ異なる立場の人が、それぞれお得に購入できる方法をお伝えします。
❶最安!学生・教職員のためのアカデミック版
❷社会人が利用できる学割並みのスクールパートナー
❸企業が使う法人版
一つずつ見ていきましょう。
❶最安!学生・教職員のためのアカデミック版
Adobeコンプリートプランのお得なアカデミック版は、学生や教職員向けに提供されたプラン。
このプランは、学校や大学の身分証明が必要です。
通常、社会人はこのプランでの購入はできません。
❷社会人が利用できる学割並みのスクールパートナー
しかし、学生が卒業した後の購入や、社会人、正規雇用ではないアルバイトや派遣社員さんでも使える学割があります。
それが、スクールパートナープログラムです。
このプログラムを使えば、社会人でも、学割価格での購入が可能です。
●Adobe社が、自社製品を幅広い人に提供することを目的にしたプラチナパートナー制度を通して、販売をしているから。
●プラチナパートナーとして認定されているのは、日本では下記の3校のみ。
●デジハリAdobeマスター講座
●たのまなベーシックAdobe講座
●アドバンスクールAdobe講座
3つの講座は、すべて39,980円で、コンプリートプランが購入できます。
2年目以降の継続も、同じ料金で、継続が可能です。
2024年3月現在、学生・教職員版以外の購入方法としては、一番安いプランです。
✅ 学生版だけど、提出物もない
✅ 講座を受ける必要もなく、Adobe CCを購入するだけの目的でもOK
❸企業が使う法人版
Adobe CCには、上記2つのほか、企業が法人契約して使えるプランがあります。
社会人であるあなた個人が買うものではありませんが、補足としてご紹介しておきます。
法人版も2つのプランがあります。
●グループ版
●エンタープライズ版
グループ版 | 中規模以下の企業や組織 (1~100人程度) | 年2回まで (1ライセンスにつき) | プレミアムサポート |
エンタープライズ版 | 中~大規模企業や組織 (約50人以上~) | 無制限 | エンタープライスサポート |
ちなみに、法人版も個人版も、ソフトの内容に違いはありません。
AdobeCCのお得な購入法【プラチナパートナー制度以外】
社会人が、Adobeコンプリートプランを入手する際は、一番安い方法は、プラチナパートナー制度を利用した講座を利用することでした。
ここでは、念のため、それ以外の購入方法を2つご紹介します。
(1)Adobe 公式サイトで開催されるセールを活用する
(2)Amazonセールを活用する
一つずつ見ていきましょう。
(1)Adobeのセールを利用する
Adobeの公式サイトで時折開催されるセールを活用して、Adobe CCを購入する方法もあります。
プラチナパートナー以外なら、こちらもオススメです。
通常は高額なこのプランも、Adobeが年に数回行うセール期間中には大幅な割引が適用されます。特にブラックフライデーや年末年始などは、価格が下がる傾向にあり、計画的に購入することで、コストを節約できます
(2)Amazonセールを利用する
こちらも不定期開催ですが、Amazonでもセールを開催することがあります。
ただし、単体での購入ができない場合もあります。
また、月々プランでの販売がなく、年間一括プランでの購入に限られます。
Adobe に買い切り版(Adobe CS)はないの?
以前、Adobeソフトは、すべて買い切り版でした。
ここでは、当時、販売されていた買い切り版を買うことはできないのか?を調査しました。
<1>買い切り版はCS版まで
<2>販売はあるけど、お得ではない
<3>クラック版(海賊版)や旧バージョンの購入は危険
一つずつご紹介します。
<1>買い切り版はCS版まで
Adobe製品の買い切り版は、AdobeCC前のCS(Creative Suite)バージョンの製品です。
2012年5月7日、Creative Suite 6が発売されたその日に、現在のAdobe Creative Cloud(Adobe CC)が、発売されて、10年以上が経過しています。
その間、毎年バージョンアップが繰り返されて、どんどん新しい機能も、ソフトも追加されています。
なので、今回のように、もしCS版を運良く見つけたとしても、かなりの型落ち製品で、お買い得とは言えません。
<2>販売はあるけど、お得ではない
Amazonでは、学生・教職員版(Macintosh版/要シリアル申請)が『この個数では注文できません』と表示されていましたが、Windows版は販売されていました。
が、なんと金額は450,000円。しかも残りあと1つ。
<3>クラック版(海賊版)や旧バージョンの購入は危険
ネットではクラック版と呼ばれる海賊版が、販売されていることがあります。
また、クリエイティブクラウド以前の『CS版』と呼ばれる旧バージョン(買い切り版)の販売もあります。
が、結論から言うと、どちらも購入を控えた方が良いです。
理由は
●中古版はライセンス違反の可能性が高い
●現バージョンと互換性がない
●最新の機能が使えない
●今のパソコンOSでは動かない可能性がある
●パソコンにウィルスが混入する危険がある
から、です。
安いし、買い切り版なので「欲しい!」気持ちになるのも分かります。
が、上記の理由からオススメできません。
Adobe CC おすすめプランの選び方は?
ここでは、あなたに合った『Adobe CCプラン』の選び方をご紹介します。
Adobe CC おすすめプランの選び方
わかりやすく、フローチャートにしてみました。
このフローチャートから分かるのは、下記です。
●Adobeソフトを一つしか使わない……=単体プラン
●Adobeソフトをを二つ以上使う………=コンプリートプラン
●PhotoshopとLightroomしか使わない =フォトプラン
●学生か教職員の場合……………………=コンプリートプラン(学生・教職員版)
●法人の場合………………………………=法人プラン
なので、あなたが
●自分は、学生または教職員だ。
●PhotoshopかLightroomしか使わない自信がある!
●絶対にひとつしかソフトは使わないぞ。
という場合を除いては、コンプリートプランが、1番のおすすめプランということになります。
単体プランを選ぶときの注意点
最初のうち「自分は動画編集しかしないからPremiere Proだけしか使わないよ」とか「デザインオンリーだからイラレしか使わない」って思っていても、大抵、あとから
「やっぱりAfter Effectsもあったら良い」
「Photoshopがないと厳しいな」
ってなります。
実際に作業すると、こんな時にそう思ったりしますよ。
❶ YouTubeの動画編集で、サムネイル作りに「Photoshopが最適!」と気付いた!
❷ After Effectsは、カット編集が得意ではない。Premiere Proが必要だと気付いた!
❸ Illustratorだけで良い思ったけど、写真素材も変更が必要だと気付いた!
❹ 写真の調子をいじりたいけど、データが大量。PhotoshopよりLightroomと気づいた!
❺ Photoshopだとアウトラインデータが作れず、印刷の入稿には不便と気づいた!
❻ Illustratorは、ページ物が苦手。InDesignがあればと気づいた!
とかです。
普通にAdobe公式サイトで買っても
コンプリートプラン7,780円(年間月)
VS
単体プラン
3,280円(年間月)
単体ソフトを2本買ったら、(3,280 ×2)=6,560円なので、その差は1,220円。
さらに、アカデミック版を利用して、学生価格で購入すれば、年間39,980円(月換算=3,331円)なので、さらに少ない51円差(3,331円ー3,280円)で、もっとお得。
なので、そっちの方が絶対オススメです。
Adobe CCコンプリートプランを最大限活用する2つの方法
ここでは、Adobe CCを最大限に活用する2つの方法をご紹介します。
(1)1つのライセンスは二人で使える
(2)更新時は解約時の”引き止め”を活用して料金割引をしてもらう
です。
一つずつ見ていきましょう。
(1)1つのライセンスは二人で使える
すでに知っている方も多いですが、1つのライセンスは、2つのパソコンで使うことができます。
これは、会社でした仕事を、出先や自宅でも引き継いで使うための処置です。
会社で使う
自宅で使う
これを利用して、1つのライセンスを二人で使うということもできます。(非推奨ですけど)
このとき、MacとWindowsなど、OSが違っていても、使用できます。
少人数の会社であれば、ライセンスの数を最大半分にして、最小限の予算にすることも可能です。
(2)更新時は解約時の”引き止め”を活用して料金割引をしてもらう
これは更新時限定の技です。あまり知られていないのでご紹介します。
Adobe Creative Cloudコンプリートプランを解約しようとする時、”引き止め”の手段として、更新後の料金が割引されるケースがあります。
Adobeアカウントの「プラン管理」からコンプリートプラン解約手続きする。解約理由を聞かれたら「価格が高すぎる」にチェックを入れて「続行」→ | 「解約の確認」を選択。「解約するとアプリの機能が利用できなくなる」という内容のメッセージが出たら「続行」をクリック→ | 「解約するとアプリの機能が利用できなくなる」というメッセージが出るので、「続行」をクリックする→ | 最終確認画面に進み、「解約する前に、もう一度ご検討ください」とメッセージが出て、下に割引プランが表示される→ |
解約を思い止まってもらうために、Adobeから割引の提案が出てくるのです。
「2カ月(60日)無料プラン」にしてもらえるのです。
ただし、これは1回きり。次の年は出ないみたいなので、ダメ元で試してみてください。
Adobeコンプリートプランを社会人が安く買う方法・まとめ
Adobe コンプリートプランを安く買う方法について、お伝えしました。
まとめると、公式サイトやAmazonで買うより、スクールパートナー制度をもったオンライン講座から購入するのが、一番安い。ということでした。
でも、使うのがPhotoshop系だけってことなら、フォトプランが1番のおすすめ。
Adobe CCのソフトは「欲しいけど、買うのは、どうしようかなぁ」と迷っている人に、今回の記事が参考になったら嬉しいです。
今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございます!