ワイヤレスピンマイクをおすすめする一番の理由は、クリアな音声が録れることです。
また、それ以外にもたとえば、出演者が『両手が使えるようになる』というメリットもあります。
というわけで今回の記事では
●なぜ内部マイクじゃなくて、ワイヤレスピンマイクなのか?
●オススメのワイヤレスピンマイクが知りたい
●クリアな音声を録る秘訣『SN比』ってなんだ?
●ワイヤレスピンマイクを装着する時のちょっとしたコツとは?
について書かれた記事です。
正直、ワイヤレスピンマイクは「高ければいい」ってわけでもなく、「安くてダメ」ってわけでもありません。
そのあたり、当サイトを運営する動画制作のスタッフの意見を交えてお伝えします。
筆者は
●動画制作会社を運営している
●現在もテレビ番組、CM、企業動画を制作中
●テレビ番組のドキュメンタリーで4回の受賞経験あり
●機材は仕事柄、ひんぱんに購入している(お金がかかって大変(苦笑))
です。
どうぞ最後まで、お気軽にご高覧ください。
目次
- 1 ワイヤレスピンマイクおすすめ10選
- 2 ワイヤレスピンマイクをお勧めする理由
- 3 ワイヤレスピンマイクの選び方
- 4 ワイヤレスピンマイクは、どんな時に使ったら便利なの?
- 5 ワイヤレスピンマイクおすすめ10選
- 5.1 ① DJI Mic ワイヤレス ラベリアマイク
- 5.2 ②SYNCO ワイヤレスピンマイク G2(A1)
- 5.3 ③Zwide M1 PLUS ワイヤレスマイク 2.4GHz
- 5.4 ④ソニー ワイヤレスマイクロホン ECM-AW4 C
- 5.5 ⑤SYNCO ワイヤレスマイク G2(A2)
- 5.6 ⑥Hollyland Lark M1 Solo ワイヤレスマイク ピンマイク
- 5.7 ⑦KIMAFUN2.4Gワイヤレスラベリアマイク
- 5.8 ⑧SabineTek SmartMike 小型ワイヤレスマイク
- 5.9 ⑨Comica BoomX-D2 ワイヤレスマイクシステム
- 5.10 ⑩Moman C1X ワイヤレス ピンマイク
- 6 イヤホンジャックをLightningに接続するには
- 7 ワイヤレスピンマイクおすすめ10選|まとめ
ワイヤレスピンマイクおすすめ10選
まずは、おすすめのワイヤレスピンマイク10選を一覧表にしてみました。
のちほど、詳しくご紹介します。
商品名 | Amazonレビュー(2023.5.12現在) | |
---|---|---|
①DJI Mic |
|
1,233個の評価 |
②SYNCO |
|
287個の評価 |
③Zwide M1 PLUS |
|
26個の評価 |
④ソニー |
|
160個の評価 |
⑤SYNCO |
|
287個の評価 |
⑥Hollyland |
|
205個の評価 |
⑦KIMAFUN |
|
601個の評価 |
⑧SabineTek |
|
271個の評価 |
⑨Comica |
|
838個の評価 |
⑩Moman |
|
37個の評価 |
ワイヤレスピンマイクをお勧めする理由
まずは、ワイヤレスピンマイクをお勧めする理由です。
その理由は、ズバリ『SN比』が高まるから!です。
SN比を理解するとオススメする理由がわかる
収音時に欲しい音はどっち?というと、これは当然『S』(シグナル)。
逆にノイズは雑音なので、可能な限りカットしたい!
SN比の比率で
●S>Nだと『高音質』
●S<Nだと『低音質』
な音だということになります。
それを踏まえると「なぜワイヤレスピンマイクを使うのか?」という疑問が解けますよね?
特にインタビュー撮影では、ガンマイクや内臓マイクに比べて、ピンマイクの方が圧倒的にS比率が大きいクリアな音声が録れます。
編集する時に、少しくらいの雑音ならカットできるけど、限界があるし、そもそも面倒です。
なら、最初から、良い音を録っておいた方が間違いないって話なんです。
ワイヤレスピンマイクの選び方
じゃあ、どんなワイヤレスピンマイクを選んだら良いのか? ポイントは2つあります。
①指向性に気をつける
まずは人物に装着する場合は、全指向性です。
人物につける場合は、全指向性がおすすめ
その理由は、100%口元にマイクが向けばいいけど、口元から離れると音質が悪くなるから
です。
たとえばワイシャツなら服のセンターに、ワイヤレスピンマイクを留めることができるけど、スーツの襟だと、つける位置が右か左にずれますよね?
つまりSN比が悪くなるという結果に…。
同じように3人いる真ん中の人が、両側の人と喋る時に、単一指向性のマイクだと、どちらか一方の音しか拾えません。
なので、人物につける場合は、無指向性(全指向性)がオススメです。
自宅でライブ配信するとか、ゲーム実況するとか、出役とマイクの距離が動かないことが前提なら、単一指向性のマイクでもOKです
●洋服のセンターに付ける
●口持ちに向かって付ける
が大原則です
また、楽器につけて音を録るなら、断然、単一指向性マイクがオススメです。
②周波数
周波数とは録音できる音の高低です。
じゃあ、収音するなら周波数帯が広ければ広い方がいいじゃん、、、。って思うけど、案外そうでもありません。
その理由は、たとえば人の声の周波数帯に合わせたマイクの方が、逆に他の音を拾わなくなって、SN比が高まり、クリアな音声が録れるから、です。
ワイヤレスピンマイクは、どんな時に使ったら便利なの?
ちなみに、いつもワイヤレスピンマイクを使うわけじゃありません。
一体、どんなときにワイヤレスピンマイクを使うと便利なの?ってお話しをさせてください。
①出演者が少人数(2〜3人)くらいで動き回る
出演者が2〜3人で、コントみたいに動き回る時は、ガンマイクではなく、ワイヤレスピンマイクの方が便利です。
ガンマイクだと『演者の動きにあわせて、スタッフが一緒に動き回らないといけない』から、です。
ワイヤレスピンマイクの始まりはコメディアンの萩本欽一さん(欽ちゃん)。昔、コント55号というコンビで、舞台を端から端まで使って、動き回ったコントをしていました。最初は音響スタッフが、ガンマイクで、2人の動きを追いかけて録音してました。
でも、それだとスタッフが大変だから、萩本欽一さんから
「ワイヤレスのマイクがあったら便利じゃない?」
って提案があって、テレビの技術さんが開発。それが、ワイヤレスピンマイクの始まりです。(諸説あります)
②離れた距離でしかカメラを回せないとき
距離が開くと、雑音が大きくなります。
その理由は、音が『距離の2乗』で劣化するから、です。
なので、離れた距離でしかカメラを回せない時、まさにワイヤレスピンマイクの出番です!
もちろん、ガンマイクって竿みたいなもの(マイクブームポール)の先に、マイクを取り付けて録音することがあります。長さ、線の長さを伸ばせばマイクを近づけることが可能です。
(↓こんな風なの見たことありますよね?)
ただ、スタッフがいればいいけど、自分は撮影も担当しますよね。
そんなとき、ワイヤレスピンマイクなら、一人スタッフが少なくて済みます。
有線が邪魔になったり、スタッフがカメラに映りこんでしまったりとかの心配もなくなります。
③イベントなど両手を空けた状態にしたいとき
ワイヤレスピンマイクは、イベントやセミナーなどの場でも活躍します。
マイクを握ったままだと、片手が塞がるけど、ワイヤレスピンマイクなら、両手を空けた状態で講演ができます。
ホワイトボードに文字を書いたり、大きなジェスチャーができたりなど、受講者にとっても内容が伝わりやすくなるでしょう。
ワイヤレスピンマイクおすすめ10選
ここからは、Amazonレビューや売れ筋ランキングを参考にして、ワイヤレスピンマイクのおすすめ10選をご紹介します。
①DJI Mic ワイヤレス ラベリアマイク
②SYNCO ワイヤレスピンマイク G2(A1)
③Zwide ワイヤレスマイク 2.4GHz
④ソニー ワイヤレスマイクロホン ECM-AW4 C
⑤SYNCO ワイヤレスマイク G2(A2)
⑥Hollyland Lark M1 Solo ワイヤレスマイク ピンマイク
⑦KIMAFUN2.4Gワイヤレスラベリアマイク
⑧SabineTek SmartMike 小型ワイヤレスマイク
⑨Comica BoomX-D2 ワイヤレスマイクシステム
⑩Moman C1X ワイヤレス ピンマイク
一つずつ見ていきましょう。
① DJI Mic ワイヤレス ラベリアマイク
商品の特徴
ワイヤレス接続: DJI Micは、強力なワイヤレス接続(伝送距離250m)を備えています。
これにより、ユーザーは自由な動きを制限することなく、クリアで質の高い音声を録音できます。
ポータブル:トランスミッターとレシーバーの小さなサイズと軽量設計は、場所を選ばずに利用でき、持ち運びが簡単です。
充電ケース付き:付属の充電ケースを使用すれば、長時間の使用(最大15時間)にも対応できます。
○高音質:音声が良い。プロフェッショナル仕様の録音が可能
○フレキシブル:ポータブルな設計で、場所やシチュエーションを選ばない
○簡単設定:使いやすさ重視の設計で、設定が簡単。すぐに使用できる
●価格:高品質と多機能の一方で、他のマイクに比べて価格が高め
●互換性:カメラやオーディオ機器との互換性が限定される
●電池寿命:付属の充電ケースを利用しないと、連続使用時間が短い
②SYNCO ワイヤレスピンマイク G2(A1)
商品の特徴
SYNCO G2(A1)は、高音質の録音を可能にしたワイヤレスピンマイク。
プロフェッショナルな録音が可能です。
信頼性の高いワイヤレス接続で、50mの範囲内で安定した音声伝送が可能です。
リアルタイムオーディオモニタリングを備えているため、撮影中に音質を確認することができます。
○簡単な設定:使いやすさを考慮した設計で、簡単な設定で即座に利用できます
○フレキシブル:軽量設計で、さまざまな場所やシチュエーションに対応可能
○価格:優れた品質ながら、比較的手頃な価格設定
●バッテリー寿命:連続使用時間が限られており、長時間の使用には充電が必要
●互換性:特定のカメラやオーディオ機器との互換性が限定
●音質のバリエーション:詳細な音質設定を求めるユーザーにとっては不足感がある
③Zwide M1 PLUS ワイヤレスマイク 2.4GHz
商品の特徴
Zwide ワイヤレスマイク 2.4GHzは、2.4GHzの高周波数を使用して高品質な音声をワイヤレスで伝送します。
USB充電式で、パソコンやモバイルバッテリーからでも充電可能です。
3.5mmオーディオジャックを使用して、カメラやPCなどさまざまなデバイスに接続可能です。
○簡単な操作:シンプルな設計により、初心者でも操作が簡単
○価格:高品質な音声を提供しつつ、手頃な価格帯
○持ち運びが簡単:軽量でコンパクトなデザイン
●バッテリー寿命:連続使用時間が限られていて、充電の機会が多い
●2.4GHz帯域の干渉:他の2.4GHzデバイス(Wi-FiルーターやBluetoothデバイスなど)と干渉する可能性。
●音質調整機能:高度な音質調整を求めるユーザーには不足感がある
④ソニー ワイヤレスマイクロホン ECM-AW4 C
商品の特徴
さすがソニーの製品という感じで、マルチインターフェースシュー搭載のSONYハンデカム、α、サイバーショットに付けて使用可能。
Bluetooth対応で最大50mまで使えると謳っているけど、さすがにそれは無理があるかも(笑)。
SONY製品を使っている人は試してみる価値あり。
マイクとレシーバー間でのトランシーバー機能は離れた位置から指示を出すのに便利です。
○優れた信頼性:ソニー製品であるため、製品の品質と耐久性に信頼が置ける
○簡単な操作:使いやすさを考慮した設計で、初心者でも簡単に操作が可能
○トランシーバー代わり:バイクの二人乗りで、トランシーバー代わりに使える
●バッテリー寿命:連続使用時間が限られており、頻繁に充電が必要
●Bluetooth干渉:他のBluetoothデバイスと干渉する可能性(まぁ仕方ないけど)
⑤SYNCO ワイヤレスマイク G2(A2)
商品の特徴
SYNCO-G1(A2)-2.4GHzの上位モデル。
どちらのモデルも1年間の保証と2台の送信機と1台の受信機が1対になっている。
1.5hでフル充電、8時間使用できる。
下位モデルでは、レシーバー側での「ボリューム調節」が分かりづらい点があったが、TFTディスプレイが搭載されたことで、解消されている。
同じレベルの製品と比べて、同程度の音質で値段は半額というコストパフォーマンスが素晴らしい。
○電池の持ち:電池の持ちが良い。
○充電の速さ:1.5hでフル充電できて、8時間使用できる
○コスパがよい:2万円台だけど、コスパがかなり高い
●音割れしやすい:音は悪くないけど、ちょっと割れやすい印象がある
⑥Hollyland Lark M1 Solo ワイヤレスマイク ピンマイク
商品の特徴
Hollyland Lark M1 Soloは、クリアで自然な音質の録音を可能にします。
自動周波数選択機能を備えており、状況にあわせて、最もクリアな信号を提供してくれます。
ノイズキャンセリングをオフにした時でも、かなり音がクリア。さらにノイズキャンセリング機能をオンにすると、さらにノイズが減って本当に声だけな感じになる感じ。とっても優秀。
○簡単設定:Hollyland Lark M1 Soloは使いやすさを考慮した設計
○コスパが高い:この音質で、この値段は、かなりコスパが高い印象
○高品質な録音:高度な技術により、プロフェッショナルな音質を提供します。
●LEDの光:装着中に、LEDが露呈していて、光っているので、撮影には邪魔かも
⑦KIMAFUN2.4Gワイヤレスラベリアマイク
商品の特徴
KIMAFUN2.4Gワイヤレスラベリアマイクは2.4GHz帯を利用したワイヤレス接続。
安定した音声伝送を実現しています。
接続は3.5mmのプラグに対応。付属品は6.35mmの変換アダプタのみなので、USB TYPE-CやLightnignの機種には、別途アダプターが必要です。
カメラ、PC、スマートフォンなど、様々なデバイスと互換性があります。
内臓充電式のリチウムバッテリーを搭載を搭載。3時間程度のセミナー収録なら、十分に持ちます。
価格の割に、クオリティが高い商品です。
○価格:高品質な音声を提供しながらも、比較的手頃な価格帯
○長時間の使用:充電一回で6〜7間の使用が可能。長時間の録音や撮影にも対応
○使いやすさ:簡単な操作性を備えており、初心者でもすぐに使用できます。
●スマホ用の変換アダプターがない:スマホ用の変換アダプターが付属していないので、スマホで使いたい場合は、別途購入する必要がある
⑧SabineTek SmartMike 小型ワイヤレスマイク
商品の特徴
4段階のノイズリダクション調整でクリアな音声録音が可能。
録音した後でワンタッチで自動的に字幕生成ができる。
SmartMike +アプリの使用でリアルタイムで音楽をミキシングできる機能がある。総重量14g。
Bluetooth接続なので、プロユースのレベルではないものの、性能が高く実用的なレベル。
Bluetoothレシーバーとして使えるのもGoodPoint。
○Bluetooth接続:レシーバーの必要がない。iPhone/Androidにも対応できる
○ノイズリダクション:専用アプリが必要だが、クリアな音が録れる
○使いやすさ:14gと重さも軽く、シャツの襟や胸のポケットにつけても目立たない
●専用アプリが必要:ノイズ除去など、せっかくの高機能も専用アプリがないと良さが発揮されないのが残念
⑨Comica BoomX-D2 ワイヤレスマイクシステム
商品の特徴
録音中に別のワイヤレスマイクと波長が干渉した時、自動で別チャンネルに切り替わって、安定した録音ができます。
ワイヤレスタイプのものは、データが遅延するものもあります。
が、こちらの製品は、遅延≤20ミリ秒の高品質。
Amazonのレビューで607個の評価で4.2点は、かなり高得点。
USB-Cフル充電で5時間使用可。
○Bluetooth接続:レシーバーの必要がない。iPhone/Androidにも対応できる
○ノイズリダクション:専用アプリが必要だが、クリアな音が録れる
○使いやすさ:14gと重さも軽く、シャツの襟や胸のポケットにつけても目立たない
●専用アプリが必要:ノイズ除去など、せっかくの高機能も専用アプリがないと良さが発揮されないのが残念
実際にVideoLab編集部でも、使ってみた感想を記事にしました。
▼こちらも参考にしてみてください。
⑩Moman C1X ワイヤレス ピンマイク
商品の特徴
Moman C1Xは、コンパクトな軽量設計なワイヤレスピンマイクです。
2つのワイヤレスマイクがセットで、多元的な音声キャプチャを可能にします。
USB-Cを介した充電が可能で、現代の多くのデバイスと互換性があります。
付属品が豊富で、コストパフォーマンスが高いのが嬉しい。
風、エアコン、交通騒音など、180Hz以下の低周波音を遮断できるローカットフィルタ機能を搭載。風切り音などもカットしてクリアな音声を実現している。
○アフターケアの良さ:不具合を訴えたユーザーに、迅速に販売元が対応するなど、アフターケアがしっかりしているのは、かなり好印象。
○50m×2台:50メートルまでの遠距離でも2箇所の音声を遅延なく同時伝送が可能
○コンパクト:送信機と受信機がそれぞれ35g。機器をポケットに入れて移動できる
●表面処理:機器の表面処理が気になる
●接続範囲:ワイヤレス接続範囲がやや狭いのか、ノイズが気になることがある
イヤホンジャックをLightningに接続するには
iPhoneをお使いの方のなかには、iPhone7の以降のiPhoneを使っている方も多いと思います。
iPhone7以降には、イヤホンジャックが付いておらず、すべてLightning接続です。
なので、ワイヤレスピンマイクとの接続がうまくできないと考える方もいらっしゃいますよね?
そこで、イヤホンジャックを変換プラグを使って、Lightning端子へ接続する際の注意点をお伝えします。
繋がらないときは、イヤホンプラグ端子の極数に注意
まずは、つながらない時の注意点です。ほとんどの場合、極数が違っている場合が多いので、注意しましょう。
上の写真のように、金属部分を黒(または白)のリング部分の絶縁体に注目して下さい。
この絶縁体に区切られた金属部分の数が『極数』と呼ばれるものです。
なので、区切られている金属部分が3つなら3極プラグ、4つなら4極プラグということになります。
じゃあ、極数が多いとどうなるのか?というお話しです。
●絶縁体に区切られた金属部分の数。
●金属部分が3つの場合=3極
●金属部分が4つの場合=4極
プラグは上位互換している
下の表の通り、プラグはもともとは2極からスタートしています。
5極(ステレオ+ノイズキャンセラー) | 5、4、3、2極のすべてのミニプラグに対応 |
4極(ステレオ+マイク+音量調整) | 4、3、2極のミニプラグに対応 |
3極(ステレオ) | 3、2極のミニプラグに対応 |
2極(モノラル) | 2極のミニプラグのみ対応 |
最初は、2極でモノラルだったイヤホンは、ステレオ機能がプラスされて3極のプラグになりました。
機能を追加するために、極数が増えているのが、わかると思います。
この表を見てわかる通り、マイクに対応しているのは、4極プラグからです。
極数が多い=多機能ということ
マイクとして機能するイヤホンジャックは4極から
購入したマイクが、イヤホンジャックでも、Lightning端子に変換すれば、iPhoneでも使えます。
注意するポイントは、お話しした通り、マイクとして機能するイヤホンジャックが、4極からということ。
3極プラグでも、直接Lightning端子に変換できる製品もあるけど、その場合、ステレオイヤホンとしては使えるけど、マイクとしては使えない可能性も高いです。
なので、よくこういう図を見ませんか?
これは、3極のものを直接Lightning端子に接続すると、マイクとして機能しないので、一旦、3極を4極に変換してから、4極端子をLightning端子に変換するための商品です。
なので、ワイヤレスピンマイクとは、『よく一緒に購入』されています。
ワイヤレスピンマイクおすすめ10選|まとめ
ここまでワイヤレスピンマイクおすすめ10選をお伝えしました。まとめると
●ワイヤレスピンマイクをお勧めしてする理由は『SN比』が高まるから
●ワイヤレスピンマイクの選び方は、指向性と周波数
●出演者が動いたり、カメラと離れたり、イベントなどで両手を使いたい時に使うと便利
●ワイヤレスピンマイクのおすすめ10選をAmazonレビューを参考に
①DJI Mic ワイヤレス ラベリアマイク
②SYNCO ワイヤレスピンマイク G2(A1)
③Zwide ワイヤレスマイク 2.4GHz
④ソニー ワイヤレスマイクロホン ECM-AW4 C
⑤SYNCO ワイヤレスマイク G2(A2)
⑥Hollyland Lark M1 Solo ワイヤレスマイク ピンマイク
⑦KIMAFUN2.4Gワイヤレスラベリアマイク
⑧SabineTek SmartMike 小型ワイヤレスマイク
⑨Comica BoomX-D2 ワイヤレスマイクシステム
⑩Moman C1X ワイヤレス ピンマイク
繋がらないときは、イヤホンプラグ端子の極数に注意
でした。最後にもうひとつ注意点をお伝えします。
ワイヤレスピンマイクの付けるときの注意点
ワイヤレスピンマイクを装着する時は、下記の点に気をつけましょう。
●線が見えないようにする→服の中を通さないとラインが見切れてしまう
●マイクの位置は人のセンターに→口元に近くないとSN比が悪くなる
●女性の服で襟がない場合は注意→首元が開いた服だと横クリップでつかない時がある
共通して言えるのは、SN比が悪くならないように注意することです。
今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございます!