Premiere ProやDavinci resolveのカラーグレーディングを応用した美肌補正【写真多数】

カラーグレーディングを応用した美肌補正をPremiere ProやDavinci resolveを使ってやってみました。

編集長
カラーグレーディングするのとはちょっと違う?
編集部ディレクター
カラーグレーディングの応用編でOKです。実際に一番使える用途かも、です

カラーグレーディングって名前が『?』なだけで、やってみたら、楽しい作業。

先日、作った動画を納品したら、お客様から「ちょっと肌を綺麗にしておいて」というリクエストをもらって作業したので、忘備録的に、残します。

せっかくの機会だから、下記の3つのソフトでもカラーグレーディングの応用編でもある美肌補正をしてみたので、参考になれば嬉しいです。

今回使う動画編集ソフトは?

Adobe Premiere Pro(アドビプレミアプロ)
Davinci resolve(ダビンチリゾルブ)
Filmora(フィモーラ)

動画編集をしている人のなかにも、面倒臭そう、、、ということで、これまで使わなかった機能かもしれないので、ご高覧ください。

編集長
肌をキレイにしてあげたら、お客さんがずいぶん喜んでくれたよね
編集部ディレクター
はい。動画はずっと残りますから、気になりますよね!
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premiere proを使ったカラーグレーディング【応用編】美肌補正

premiere proを使ったカラーグレーディング【応用編】美肌補正

Premiere proを使った美肌補正には、いろいろなやり方があります。

ここでは、汎用性の高い一例をご紹介します。

ブラー(ガウス)を使う
ブラー(ガウス)を使う

まずはブラー(ガウス)を使って、ホクロやニキビなど、大きい凹凸をなくしていきます。
エフェクトからブラーを選択して、クリップに乗せます。

目立つ箇所を囲う
目立つ箇所を囲う

エフェクトコントロール→ブラー(ガウス)から、ペンマークを選択して、目立つ箇所をピンポイントで囲っていきます。

ブラーの値を調整

ブラーの値を、対象物が目立たなくなるまで上げます。(ここでは20~30程度)

ブラーの値を調整
自動トラッキングさせる
自動トラッキングさせる

ブラー→マスクパスの右矢印をクリックすると、動画の最後まで、選択した箇所が自動でトラッキングされます。かなり正確なトラッキングなので、問題がなければ、この方法で大きな箇所をぼかしていきます。

全体に補正をかける
全体に補正をかける

次に、全体に補正をかけていきます。
Lumetriカラーを開き、その中の「HSLセカンダリ」→「キー」を選択します。
「キー」内のスポイトマークの一番左を選択し、肌の好きな部分をクリックします。

肌色の範囲を選択
肌色の範囲を選択

「キー」内の「カラー/グレー」横にあるチェックボックスにチェックを入れます。すると5でクリックした肌色の範囲がざっくりと選択されているのが分かります。

選択範囲の調整
選択範囲の調整

「キー」内にあるH、S、Lのバーを動かして肌の選択範囲を調整していきます。顔全体がくっきりと表示されればOKです。調整が済んだら6のチェックボックスは外しておきます。

しわなどの凹凸を調整
しわなどの凹凸を調整

「HSLセカンダリ」→「修正」を選択し、シャープの値を-100まで下げます。するとしわなどの凹凸が薄くなって、なだらかになります。(数値は好みで調整してください)ある程度ディテールを残しておきたければ、これで完成でも構いません。

複製して重ねていく
複製して重ねていく

ここからはより強く補正をかけていきます。8までで作った動画をAlt+移動(macはoption)などで複製し、重ねた状態にします。

クリップにブラー
クリップにブラー

上のクリップにブラー(ガウス)をかけます。ブラーの値は50ほどにしておきます。

オーバーレイを選択
オーバーレイを選択

「エフェクトコントロール」→「不透明度」から描画モードを開き、ここから「オーバーレイ」を選択します。すると全体が明るくぼやけたようになります。

RGBカラーで調整
RGBカラーで調整

「Lumetriカラー」→「カーブ」を選択し、RGBカーブを開きます。カーブの直線を元の動画と同じような色味になるまで、動画を見ながら調整します。

これで強めに肌の補正をかけることができました。

>> Premiere Proを使ったカラーグレーディング『カラーグレーディングとは?【入門編】カラーコレクションとの違いや補正方法と順番』

Davinci resolveを使ったカラーグレーディング【応用編】美肌補正

続いて、Davinci resolveを使ったカラーグレーディングの応用で、美肌補正をしました。

こちらも手順を一つずつ見ていきましょう。

ノードを追加

カラーを開き、ノードを追加します。

肌をスポイトで抽出
肌をスポイトで抽出

「クオリファイアー」を使い、肌をスポイトで抽出します。(このとき、ウィンドウ左上のハイライトを有効にしておきます)色相、彩度、輝度を調整して肌の部分をできるだけ正確に抜いていきます。

ガンマ、ゲインを調整
ガンマ、ゲインを調整

ベクトルスコープを開き、設定でスキントーンインジケーターを表示します。ガイドラインに沿うように、ガンマ、ゲインを調整します。

輝度を調整
輝度を調整

ガンマホイールの下部にあるダイヤルを右方向に動かして、肌全体を違和感がない範囲で輝度を調整します。

ブラーを調整
ブラーを調整

クオリファイアー右側の「ブラー範囲」を調整することで、少し肌がきれいになります。

カラーホイールを調整
カラーホイールを調整

【重要】カラーホイール右上の「ミッド」をマイナス方向に動かすことで、肌がなだらかになります。この工程で劇的に肌がきれいになります。値が大きすぎると加工アプリのように強くかかりすぎてしまうので、程よい数値を探してください。(-40~-50程度がオススメ)

色味は新しいノードで調整

色味などは、新しいノードを追加するなどして適宜調整するとより違和感なく仕上げられます。

>> Davinci Resolveで学ぶ映画風カラーグレーディングの基礎[フィルムルックに挑戦]

Filmoreの場合

Filmoreの場合

最後に、Filmoraでやってみました。

Filmoraの場合は、標準のエフェクトで、簡単に美肌補正ができます。

もちろん、自由度や精度は、Premiere ProやDavinci resolveに届かない部分もあります。が、それでも十二分な効果を得ることができました。

エフェクトから「美肌」を選択

「エフェクト」→「美肌」を選択します。

エフェクトから「美肌」を選択
ドラッグ&ドロップする
ドラッグ&ドロップする

クリップにドラッグアンドドロップすれば適応されます。

たったこれだけです。

精度や、自由度は低いものの、わずか数秒で、簡単にスマホアプリ感覚で補正ができるメリットは大きいです。

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カラーグレーディングを応用した美肌補正・まとめ

今回は、カラーグレーディングを応用した『美肌補正』をお送りしました。

Premiere ProやDavinci resolveは、それなりの手順が多いものの、選択範囲を選ぶことができて、細かい部分も含めて、補正をかけることができました。

Filmoraは、それほどの自由度はないものの、あっと言う間に補正ができてしまうタイムパフォーマンスとしてのメリットが大きいです。

ご自身の使うソフトや、動画編集の用途に合わせて、使い分けてみてください。

今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございます!

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