
動画編集ソフトは何を使用した方が良いのか、迷っている方も多いのではないでしょうか?
今回の記事では、人気の動画編集ソフトDaVinci ResolveとPremiere proの違いについてコスト面や特徴などを項目ごとに詳しく説明しています。
是非動画編集ソフト選びの参考にしてください。
目次
DaVinci ResolveとPremiere Proの機能・特徴の違いは?
DaVinci ResolveとPremiere proの機能や特徴の違いについて比較しています。
まずはそれぞれの特徴を把握しておきましょう。
【比較】Premiere Proの機能
動画編集を行う上で、必ず候補に上がると言っても良いAdobe Premiere Proは、動画を編集する上でほとんどの機能が備わっているのが大きなポイント。
Adobeの調査によると、映像制作者の約9割がPremiereProを使用しています。
多くの人が使用していることもあり、How toの本や動画なども多いです。
【比較】Premiere Proの特徴
PremiereProの最大の特徴は、 After Effectsをはじめとする、その他Adobeソフトとの連携あります。
同一ソフトではないものの、簡単にコンポジションを置き換えたりすることができるので、まるで同一のソフトで編集しているかのように手軽です。
ライトな編集ソフトと比べると難しいですが、プロ向けの編集ソフトの中では直感的かつ気軽にカット編集やテロップ編集が出来てなおかつ本格的です。
PremiereProは基本的にキーフレームを使用して編集していくことが多いため、自由度が高くクオリティの高い映像が出来上がります。
【比較】DaVinci Resolveの機能
DaVinci Resolveは8Kの動画編集から、VFXまで幅広い範囲をカバーする本格的な動画編集ソフトです。
カラー、エフェクト、オーディオの編集がスムーズに切り替え可能で、同ソフト上で完結させることが可能になります。
【比較】DaVinci Resolveの特徴
DaVinci Resolveの最大の特徴は、カラーグレーディングの豊富さにあります。カラーグレーディングとは、簡単に説明すると映像の色彩を補正することです。
意図した色を作り込むことや、色による演出でDaVinci Resolveより優れた動画編集ソフトは無いとまで言われています。そのためRAWデータとの相性が良くハリウッドの大作でも使用されているのが特徴的です。
DaVinci Resolveは動画のカット、テロップの作成からアニメーション、モーショングラフィックの作成まで、全て1つで完結させることができるのも強みです。
DaVinci ResolveとPremiere Proの大きな違い
まず大きな点で言うとDaVinci Resolveは無料であることに対して、PremiereProは有料になります。価格の違いについては次の項目で詳しく説明しますが、ここが大きな違いです。
DaVinci Resolveはテロップ編集をする場合、モーショングラフィックを作る画面と同じ場所で作成するため、テキストの作成が少し面倒でハードルになります。
PremiereProは「テキスト」「エッセンシャルグラフィックパネル」「レガシータイトル」などテキスト入力機能が豊富なので、テロップ編集がより直感的かつ本格的にできます。
DaVinci ResolveとPremiere Proの価格・コストの違いは?
DaVinci ResolveとPremiere proは価格や購入の仕方が異なります。
DaVinci Resolveは買い切りなのに対してPremiere proは月額制です。
それぞれの違いを詳しく説明しているので、参考にしてください。
Premiere Proの価格|月額制
PremiereProはサブスプリクションモデルになっているので、月額制です。PremierePro単体であれば、26,160円 /年(税別)
After Effects、Photoshop、Illustratorなど他のAdobeソフトを全て使用できるCreative Cloudコンプリートプランであれば、65,760円 /年(税別)となります。
本格的なアニメーションなどを使用するとなると、After Effectsが必要になる場面がありますが、簡単なモーションやグレーディング、¥ 動画編集のほぼ全てをPremiereProだけで補うことが可能です。
最初に大きな初期投資が必要ないのが特徴で、必要な時に必要な分だけ契約して使用するこも可能です。
DaVinci Resolveの価格|無料・買い切り
DaVinci Resolveは基本的に無料の編集ソフトです。ですがより本格的なDaVinci Resolve Studio(33,980円)が存在します。有料バージョンでなければ4K以上の解像度や120fpsまでのフレームレートなど、より本格的な編集ができないのが少しネックです。
しかし無料バージョンであっても、フルHDまでの解像度、60fpsまでのフレームレートを使用できます。編集機能、カラー機能、Fusion機能もほぼ全て使用できるので、そこまで大きな違いが無いのが現状です。
シネマレベルの編集が必要な場合などは、有料バージョンを利用。それ以外は無料バージョンで十分と言ったところなので、必要に応じて購入を検討しましょう。
【結論】あなたにおすすめなのは...
Premiere Proがおすすめの方とDaVinci Resolveがおすすめの方の特徴を説明しています。
動画編集を手堅く始めたいならPremiere Pro
動画映像制作者のほとんどがPremiere proを使用しているので、ワークショップや参考に出来る資料の数がDaVinci Resolveとは大幅に違います。映像を作っている方と話す場合などは決まって当たり前のようにプレミアの話になったりもしますね。
分からないことの大半は、YouTubeで調べれば無料で情報を得ることができます。また多くの企業や動画製作者がPremiere Proを使用しているので、務める場合や個人で仕事を請け負う場合も連携のしやすさがポイントとして挙げられます。
動画編集の部分はPremiere proで完了させて、カラーグレーディングのみDaVinci Resolveで行う動画製作者の方も多いです。
Premiere Proは、公式サイトから無料体験版がダウンロードできるので、まずは使い勝手を試してみてはいかがでしょうか?
動画編集を無料で始めたいならDaVinci Resolve
これから編集を始める前提だとするとコスト面は大きな課題となります。そこが無料であるのは大きなメリットです。動画製作者として収入が入るようになったら、有料版へのアップグレードもしくは、他の編集ソフトへの移行がおすすめ。
基本的に何かが出来ないと言うことはありませんが、テロップ挿入などは操作手順が多い部分もあります。
将来的にPremiere proに移行を考えている場合でも、操作性が似ているので、スムーズに動作に慣れることが可能です。
DaVinci ResolveとPremiere Proを比較して自分にあった方を選ぼう!
今回の記事ではDaVinci ResolveとPremiere proの違いについて詳しく比較しました。コスト面や自分に合った用途で選んでください。またどちらともの良いところを補って使うことも可能です。是非編集ソフト選びの参考にしてください。