Adobeソフト一覧|カテゴリー別に紹介!何種類知ってる?

Adobeソフト一覧|カテゴリー別に紹介!何種類知ってる?

Adobeソフト一覧を知りたい!

Adobeソフトは、たくさんある。でも、コンプリートプランには、どんなソフトがあるのか?動画編集・画像加工・デザイン・PDF作成…。正直、わかりづらいです。

そこで、今回の記事では、

この記事で分かること

  • Adobe Creative Cloudの主要ソフトとその特徴
  • 写真・動画・デザイン・3Dなど、ジャンル別の機能と違い
  • 自分に必要なAdobeソフトの探し方
  • 無料で使えるAdobeツールや買い切り型(Elements)との違い

など、Adobe公式の全ソフトをジャンル別に整理。

それぞれのソフトの特徴やできることを解説します。

ワイラボ編集長
ワイラボ編集長

執筆者

この記事は、動画制作・デザインを手がける統合クリエイティブスタジオ|ワイラボの代表が執筆しています。普段は企画やディレクションの立場から、現場チームと連携して、デザインディレクション、イラスト制作、映像制作に関わっており、その経験から得た視点で、分かりやすさを心がけてお伝えします。

目次

1. Adobeソフト一覧|全部で【全52種を7カテゴリ】

Adobeのソフトは、目的や環境に合わせて多数存在しています。

以下のように分類すると、全体像がつかみやすくなります。

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カテゴリ内容収録ソフト数*
1. クリエイティブ制作の中核ソフト画像編集・動画編集・DTPなど17種
2. 管理・補助系ソフトファイル管理・フォント・クラウド機能など7種
3. モバイルアプリ系スマホ・iPadで使えるアプリ9種
4. 3D・XR・Substance関連3Dモデリング・AR・ゲーム向けなど8種
5. PDF・電子署名・ドキュメント関連PDF作成・署名・スキャン4種
6. Elements系(買い切り版)永続ライセンスの初心者向け製品2種
7. 無料で使えるAdobeツール完全無料・一部無料のサービス5種
*=収録ソフト数は目安。統廃合があるため。

ここでは、全52種を確認しました。

  • ソフトの統廃合(例:Spark → Express)や旧製品(Preludeなど)は除外または注釈つきで整理
  • モバイル系やPDF関連では同一ソフトが複数カテゴリにまたがるケースもあるため、重複表示を許容
  • 記載ソフト数:実質52種(重複除外ベースで45〜47種)

それぞれをさらに詳しく見ていきましょう。

① Adobeソフト一覧|クリエイティブ制作の中核ソフト(17種類)

まずは、Adobeの代名詞ともいえる画像編集・動画制作・印刷物デザインのソフトです。

こちらは、おもに、クリエイティブ業務に不可欠な定番ソフト群です。

  • Photoshop
  • Illustrator
  • Lightroom Classic
  • Lightroom(クラウド版)
  • InDesign
  • Premiere Pro
  • After Effects
  • Audition
  • Animate
  • Character Animator
  • InCopy
  • Fresco
  • Dreamweaver
  • Adobe XD
  • Media Encoder
  • Camera Raw
  • Bridge

② Adobeソフト一覧|管理・補助系ソフト(7種類)

つぎに、ファイル管理やフォント、カラーツール、クラウド連携など、です。

正直、単体では目立ちません。が、Adobeの制作作業を効率化する補助ツールです。

ワークフロー全体を支える重要な役割を担っています。

  • Creative Cloud Desktop
  • Creative Cloud Libraries
  • Adobe Fonts
  • Adobe Color
  • Adobe Stock
  • Adobe Portfolio
  • Behance

③ Adobeソフト一覧|モバイルアプリ系(9種類)

さらに、スマホやタブレットで使えるアプリ。

こちらは、写真編集やスキャン、イラスト制作をモバイルでおこなうクリエイティブツールです。

  • Photoshop Express(スマホ/タブレット)
  • Photoshop(iPad版)
  • Illustrator(iPad版)
  • Lightroom(iOS/Android)
  • Adobe Scan
  • Adobe Capture
  • Adobe Fresco(iPad/タブレット)
  • Adobe Express(旧Spark、モバイル版)
  • Fill & Sign

④ Adobeソフト一覧|3D・XR・Substance関連(8種類)

さらに、3Dモデリングやマテリアル制作、ARコンテンツ制作などに特化した高度なツール群。

ゲーム・映像・製品デザインなどの分野で使われており、近年急速に注目を集めています。

  • Substance 3D Painter
  • Substance 3D Sampler
  • Substance 3D Designer
  • Substance 3D Stager
  • Substance 3D Modeler
  • Adobe Dimension
  • Adobe Aero
  • Mixamo

⑤ Adobeソフト一覧|PDF・電子署名関連(4種類)

そして、PDFの作成・編集・電子署名など、ビジネスソフトがそろっています。

おもに、事務系のソフト。書類のデジタル化やリモート業務の効率化に最適なソフト群です。

  • Acrobat Pro
  • Adobe Sign
  • Adobe Scan(※モバイルと重複)
  • Fill & Sign(※モバイルと重複)

※重複ソフトはここにも含めて掲載

⑥ Adobeソフト一覧|Elements系(2種類)

簡易版として知られているElements系は、Creative Cloudに含まれません。しかし、Adobeの主要製品の一つなので、ご紹介しておきます。

とくに、PhotoshopとPremiereの基本機能に特化し、家庭や教育用途にも適しています。

Elements系は、以前は、2024年までは買い切り版でした。が、現在は3年間ライセンスになっています。

  • Photoshop Elements=画像編集ソフト(フォトショップ簡易版)
  • Premiere Elements =動画編集ソフト(Premiere Pro簡易版)

⑦ Adobeソフト一覧|無料で使えるAdobeツール(5種類)

最後に、Adobeが提供する完全無料または一部無料のツール。

アカウント登録だけで使えるものが多く、気軽にクリエイティブを体験してみたい人におすすめです。

  • Adobe Express(無料プランあり)
  • Adobe Fonts(一部無料で利用可能)
  • Adobe Color(完全無料)
  • Adobe Scan(無料アプリ)
  • Acrobat Reader(PDF閲覧用・完全無料)

2. Adobeソフト一覧|カテゴリー別・画像関連ソフト

さらに、ここからは、Adobeソフト一覧の中から、カテゴリー別にソフトを紹介します。

まずは、Adobeの定番ソフトが多い、写真系のカテゴリーから、です。

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ソフト名主な用途
① Photoshop高度な写真加工・合成・デザイン編集
② Photoshop Elements初心者向けの簡易写真編集
③ Lightroom Classic写真のRAW現像・一括補正
④ Lightroom(クラウド)スマホ・クラウド対応の写真補正
⑤ Adobe Frescoタブレット向けのデジタルペイント
⑥ Camera RawPhotoshop内蔵のRAW現像モジュール
⑦ Photoshop Expressスマホ向けの簡易補正アプリ

① Photoshop|画像編集の神ソフト

Adobeソフト一覧|Photoshop(フォトショップ)

まずは、Photoshop(フォトショップ)。

こちらは、画像編集の定番ソフト。誰でも一度は耳にしたことがある商品名かも、です。

Photoshopでできる例は?
  • くすんだ写真の色を鮮やかに補正する(ワンクリックで「映える」写真に)
  • 不要な人物や電柱などをきれいに消す(コンテンツに応じた塗りつぶし)
  • 別々の写真を自然に合成し、背景を入れ替える(空を夕焼けに変えるなど)
  • 写真に文字や図形を加えて、チラシやバナーを作る
  • 画像の一部を切り抜いて、SNS投稿用にアレンジする

すべて「レイヤー」と呼ばれる機能を使って、失敗してもすぐに戻せる構造です。そのため、編集の自由度が非常に高いのが特徴です。

初心者には操作画面が少し複雑に見えるかもしれません。が、最近ではAIによる自動補正も充実してます。

「まず触ってみる」だけでも十分楽しめるソフトです。

② Photoshop Elements|フォトショップの簡易版

つぎに、Photoshop Elementsです。

このソフトは、フォトショップの簡易版。つまり、Photoshopから、基本機能を厳選したソフトです。

従来は買い切りでした。が、2025年版から3年間ライセンス制となりました。

本格的なレタッチや合成ができる一方、「ガイド付き編集モード」や「自動補正」が充実。さらに、画像の整理や共有、カレンダー・コラージュ・年賀状づくりといった写真活用できるのも魅力です。

Photoshop Elementsでできる例は?
  • ワンクリックで暗い写真を明るく補正
  • 背景を自動で切り抜いて、好きな画像に差し替える
  • 目をつむってしまった顔を、別写真から自然に差し替え

どんな人におすすめ?

  • 写真編集を楽しみたい
  • 子どもの写真をカレンダーやアルバムに活用したい
  • 期限付きでも安心して使えるソフトを求めている人
  • パソコンに不慣れな人

ただし、Photoshop○○という名前ではあるものの、やっぱり『元祖Photoshop』とは違うソフトです。

なので、ちゃんとPhotoshopを覚えたいという人は、Photoshopを使いましょう。

たとえば、履歴書に『Photoshop歴=○○年』とは書けても、『Photoshop Elements歴=○○年』とは書けません。

③ Lightroom Classic|プロカメラマン必須のソフト

Adobeソフト一覧|Lightroom(ライトルーム)

Lightroom Classicは、大量の写真を一括で管理・補正できる“本格派の写真現像ソフト”です。

とくに、プロカメラマンや撮影枚数の多いユーザーから支持されています。

なぜなら、「写真の整理」と「まとめて編集」に強いソフトだから、です。

Lightroom Classicでできる例は?
  • 旅行で撮った数百枚の写真を一括読み込みし、明るさ・色味を一括補正
  • ホワイトバランスやコントラスト、彩度を個別に調整してプロっぽい仕上がりに
  • 画像ごとに★マークをつけて、ベストショットだけを抽出・管理
  • 編集内容をプリセットとして保存し、他の写真にもワンクリックで適用
  • RAW画像のデータを壊さずに、非破壊編集(オリジナル保持)で修正が可能

Lightroom Classicは、Photoshopのような合成機能はありません。

が、高速で『写真を美しく整える操作』に特化してます。

写真の量が多い人ほど、このソフトの便利さを実感します。

④ Lightroom|クラウド版

そして、Lightroom CCは、クラウドベースで写真を保存・編集・共有できるソフトです。

Lightroom Classicは「ローカル管理&細かな一括処理」。一方で、Lightroom CCは「いつでもどこでも手軽に編集できる操作性」が魅力。

ここでは、Lightroom Classicとの違いをまとめてみました。

ClassicとCCの違い

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比較項目Lightroom Classic(従来版)Lightroom(CC|クラウド版)
保存方法ローカルPCや外付けHDDAdobeクラウドに自動保存
対応端末主にPC(Windows / Mac)PC・スマホ・タブレットすべて
操作画面機能が多くプロ向けシンプルで直感的なUI
処理能力大量データの管理や一括補正に強い軽作業・SNS用に最適化
編集機能RAW現像や高度な補正が可能補正中心で合成やマスクは限定的
同期機能基本的に同期なし写真も編集もクラウドで自動同期
向いている人本格的に写真を仕上げたい人気軽にどこでも編集したい人

つまり、Lightroomの2つのソフトの1番の違いは、ローカル保存か、クラウドか?です。

Lightroom CCでできる例は?
  • スマホで撮った写真をすぐに補正し、PCやiPadに自動で同期
  • Adobe Sensei(AI)が自動で明るさ・彩度などを最適化してくれる
  • トリミング・明瞭度・ぼかし・カラー補正をワンタッチ操作で調整
  • お気に入りの補正設定をプリセット化し、他の写真にも一括適用
  • クラウド上に写真を保存して、友人やクライアントと即座に共有

ちなみにLightroomを購入したら、どちらのソフトも含まれています

⑤ Adobe Fresco|手描きのデジタルイラスト

Adobe Frescoは、タブレットやタッチデバイスでの“手描きイラスト”ができるソフトです。

水彩や油彩のリアルな描写を再現するライブブラシ搭載。そのため、実際の画材を使っている感覚で作品を描くことができます。

また、PhotoshopやIllustratorとの互換性も高く、Frescoで描いたラフスケッチをそのまま他のAdobeソフトに渡して仕上げる…といったプロセスもスムーズです。

さらに、iPadやWindowsタブレットなど、指やペンに反応するデバイスとの相性が抜群。

たとえば、画材のにじみ・重なり・筆圧までしっかり再現。なので、マンガ・イラスト・絵本・アート制作など、幅広いジャンルで活用されています。

Frescoでできる例は?
  • 水彩絵の具が紙ににじむような表現を、リアルタイムで再現
  • 油絵の重ね塗りや筆のタッチを活かした厚塗り風イラストが描ける
  • ベクター線とラスターブラシを同一キャンバス上で併用できる
  • タッチ操作でキャンバスの拡大・回転が自在にでき、直感的に描ける
  • 描いたデータをPhotoshopやIllustratorにそのまま連携して活用できる

⑥ Adobe Camera Raw|裏方的存在のソフト

Adobe Camera Raw(ACR)は、Photoshop内のプラグインソフトです。

Camera Rawは、Photoshopの裏で静かに動いています。

RAW画像を現像・補正します。なので、単体のソフトというより、PhotoshopやBridgeと連携して使う“裏方的存在”です。が、プロの写真現場ではなくてはならないツールです。

RAWデータとは、カメラで撮影された“未加工の写真データ”のこと。

また、JPEGと違って情報量が多く、色補正や明るさの調整で画質を損なわずに編集できるのが強みです。

Camera Rawでできる例は?
  • 暗く写った写真を自然な明るさに補正(ハイライトやシャドウ調整)
  • ホワイトバランスを変更し、青白すぎる写真を温かみのある色調に変える
  • レンズ補正で歪みや周辺減光を自動補正
  • 高感度撮影によるザラついたノイズを滑らかに除去
  • RAW現像時にトーンカーブを細かく設定して、見栄えをコントロール

⑦ Photoshop Express|無料の画像編集アプリ(スマホ用)

Adobeソフト一覧|Photoshop express

Photoshop Expressは、スマホやタブレットで使える無料の画像編集アプリです。

名前に“Photoshop”とついています。が、残念ながら、本家のPhotoshopとは違います。

InstagramやXなどのSNS投稿用に、写真をキレイに加工するのに使います。もちろん、Adobeアカウントがあれば無料で使い始めることができます。

Photoshop Expressでできる例は?
  • 写真の明るさやコントラストをスライダーで簡単に調整
  • ワンタップで適用できる多数のフィルターを搭載
  • 肌の補正(ニキビ除去・美白)や歯のホワイトニング機能
  • 不要な背景や人をなぞって自動で削除できる「切り抜き」機能
  • コラージュや文字入れもできるため、SNS投稿素材の作成にも最適

無料で、かつ多機能。“Photoshopカジュアル版”として、SNSクリエイターにも人気です。

3. Adobeソフト一覧|カテゴリー別・グラフィックデザイン関連

つぎに、グラフィック関連のデザインソフトをご紹介します。

ここでは、下記の4つのソフトを取り上げました。

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ソフト名主な用途
① Illustratorベクター画像作成・ロゴ・印刷物デザイン
② InDesign雑誌・書籍・パンフレットのレイアウト制作
③ Capture写真からパターンやカラーテーマを抽出
④ CompモバイルでのDTP用ワイヤーフレーム作成

① Illustrator|DTP界のスーパーデザインツール

Adobeソフト一覧|illustrator(イラストレーター)

ご存知、Illustrator。

こちらは、ポスター・ロゴ・名刺・アイコン・地図などを“ベクター形式”で自在に作れるデザインソフトです。

写真のようなピクセルデータではなく、拡大・縮小しても劣化しない図形データを扱います。そのため、印刷物やWEBの両方で使える万能なツールとして、グラフィック業界で長年支持されています。

Illustratorでできる例は?
  • ロゴやマークを「線」と「面」で構築し、どんなサイズでも高解像度で使用可能
  • チラシやポスターなどのDTP印刷データを高精度に作成
  • アイコンや図表などをベクターで作り、WEBやアプリUIに展開
  • ペンツールや図形ツールを使って自由にイラストを描画
  • テキストにパスを沿わせたり、文字を自由に変形して表現力豊かに演出

② InDesign|ページ物に強いプロのレイアウトマスター

InDesign(インデザイン)

さらに、こちらのInDesign。おもに、雑誌・パンフレット・カタログ・電子書籍など、ページ構成がある印刷物の“レイアウト設計”に特化したソフトです。

テキストと画像を複数ページに渡って美しく整理・整列できるのが強みです。

そのため、出版業界や印刷会社では定番のツールです。

InDesignでできる例は?
  • 雑誌のように数十〜数百ページのページ物を効率よくレイアウト
  • 段組みやグリッドを使い、読みやすく美しい誌面を構築
  • マスターページ機能で、共通ヘッダー・フッターを一括管理
  • WordやExcelなどからの流し込みで大量テキストを一括配置
  • EPUB形式で電子書籍として書き出し、KindleやiBooksに対応可能

③ Capture|スマホがそのまま“素材化ツール”になるアプリ

Adobe Captureは、写真から“色・テクスチャ・ブラシ・ベクター素材”などを抽出できるモバイル専用アプリです。

たとえば街中の看板の色をそのままカラーパレットにしたり、手描きのラフを読み取ってベクター化する。

など、アイデアを素材に変える革新的な機能を持ちます。

Captureでできる例は?
  • 写真の中から印象的な色を抽出して、オリジナルのカラーパレットを作成
  • 手描きのイラストを撮影し、自動でベクターデータに変換
  • 壁の模様や布地の質感を撮って、Photoshop用のテクスチャとして保存
  • 撮影した形を元に、PhotoshopやIllustratorのブラシを自作できる

④ Comp|スマホやiPadで“デザインのたたき台”をすぐ作れる

つぎに、Adobe Compです。

こちらは、スマホやタブレットで広告・チラシ・プレゼン資料などの“ワイヤーフレーム”や“レイアウト下書き”を作るアプリです。

たとえば、ラフなスケッチでも、Adobeフォントや画像と連携し、プロ品質の下地をスピーディに作成。

さらに、完成データはIllustratorやInDesignにそのまま送れます。そのため、外出先のアイデアをカタチにしやすいです。

Compでできる例は?
  • 指一本で、見出し・画像・段組み・ボタンなどを配置して構成案を作成
  • クライアントへの提案資料をiPad上で作り、そのままデザインソフトに受け渡し
  • Creative Cloudライブラリから写真やフォントを引っ張ってリアルな仮デザインを構築
  • 作ったワイヤーをIllustrator、InDesign、Photoshopで再編集可能

4. Adobeソフト一覧|カテゴリー別・動画関連ソフト

つぎに、Adobeの動画編集ソフトをご紹介します。

有名なPremiere ProやAfter Effectsのほかにも、動画関連ソフトは数多いです。

ソフト名主な用途
① Premiere Pro本格的な映像編集(業務〜YouTube)
② Premiere Elements初心者向け映像編集(買い切り)
③ Premiere Rushスマホ・簡易編集に最適な動画編集アプリ
④ After Effectsモーショングラフィックス・合成
⑤ Animate2Dアニメーション制作
⑥ Character Animator顔認識によるキャラクターアニメ制作
⑦ Media Encoder映像の書き出し・形式変換
⑧ Audition音声編集・ノイズ除去・ミックス

① Premiere Pro|プロも愛用する映像編集の王道

Premiere Proが得意な動画例

Premiere Proは、動画編集ソフトです。

機能はとにかく豊富。もちろん、テレビCMや映画でも使われるプロ向けのソフトです。そして、カット編集・カラー補正・音声調整・テロップ挿入・モーショングラフィック。などなど、全部これ一つでできます。

ただし、正直、初心者がいきなり触るには覚えることも多くハードルは高め。

でも、動画クリエイターを本気で目指すなら、最終的には必ず行き着く一本です。

Premiere Proでできることは?
  • 映像のカット編集。
  • 字幕やロゴを自由に入れられる
  • カラーグレーディングで映画のような雰囲気に
  • BGMとナレーションの音量バランスも細かく調整可能
  • After Effectsと連携して3Dタイトルや動くテロップも作成

② Premiere Elements|プレミアプロを使いやすく

Elementsは、Premier Proの機能を絞り込み、より操作性を簡単にした動画編集ソフトです。

買い切り型だった従来と異なり、2025年からは「3年間ライセンス」形式になりました。仕事で使ったり、副業レベルで稼ぐことを目的していないなら、十分に期待に応えてくれるソフトです。たとえば、イベント動画やVlog、思い出ムービーを作るのにぴったり。「ガイド付き編集」など、初心者のための機能が充実しています。

Elementsでできることは?
  • 結婚式や旅行の動画をテンプレートでサクッと編集
  • 動画の不要な部分を簡単にカット
  • 写真を並べてBGM付きスライドショーを作成
  • タイトル・トランジション・エフェクトもワンタップで適用
  • 編集ガイドが画面上で手順を教えてくれる

③ Premiere Rush|スマホ完結。お手軽動画編集

つぎに、Premiere Rush。

こちらは、スマホやタブレットで撮影・編集・公開まで完結できるソフト。

とくに、ライトユーザー向けの動画編集アプリです。そのため、SNS向けの縦動画や短尺コンテンツを作るのに最適です。もちろん、Adobe CCとの連携も可能。が、正直、できることは限られます。それでも「早く・簡単に・スマホで」という目的にはすごくマッチしています。

YouTubeショートやInstagramリールをサクッと作りたい人にはおすすめ。

Premiere Rushでできることは?
  • スマホで撮った動画をその場で編集
  • カット・テロップ・BGMをタップ操作で挿入
  • SNS投稿用に最適なサイズと形式で書き出し
  • クラウド同期でPremiere Proとの連携も可能
  • テンプレートでスピーディに動画作成

④ After Effects|アニメーション・合成の最強ツール

After Effectsが得意な動画例

After Effectsは、モーショングラフィックス専門ソフトです。

ちょっとプレミアプロとの違いが分かりづらいけど、簡単に言えば、実写か?そうでないか?の差です。

After Effectsは、実写ではない系の例えば、数字やグラフを動かすのが得意なソフト。モーショングラフィックとも言います。さらに、爆発や煙のVFXとか、イラストを動かしたりも出来ます。

プレミアプロより少し、操作は難解です。でも、その分「映像のクオリティが跳ね上がる」のは間違いなし。ちなみに、Premiere Proとセットで使われることが多いです。

After Effectsでできることは?
  • ロゴやタイトルにアニメーションをつけて登場させる
  • 実写映像にCGや炎などのVFXを合成
  • オブジェクトを自動で動かす表現(キーフレーム制御)
  • 音に合わせて文字や画像が動く演出も可能
  • Premiere Proとの連携で“演出担当”として活躍

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⑤ Animate|WEB用アニメ制作の定番ソフト

Animate(アニメイト)

Animateは、2Dアニメーションやインタラクティブコンテンツを制作するAdobeの老舗ツールです。

もともとはFlashという名前で親しまれていました。

現在はHTML5ベースのアニメ作成に対応し、ゲームやWEB漫画など幅広い分野で使われています。そして、細かな動きをつけるにはコツがいります。

それでも、ベクター素材での滑らかな動きや、音と連動したアニメーション制作には最適です。

Animateでできることは?
  • キャラクターの動きやまばたきを滑らかに再現
  • 音声に合わせてキャラの口パクを設定
  • ボタンや動きのあるインタラクティブ広告を作成
  • HTML5形式で書き出してWEB公開もOK
  • 手描きイラストに動きを加えてPV動画を作成

⑥ Character Animator|リアルタイムで動くキャラを作る

Character Animator(キャラクターアニメーター)

Character Animatorは、顔の動きや声に合わせてキャラクターをリアルタイムで動かすソフト。

たとえば、PCのカメラで表情を読み取り、瞬きや口の動きをキャラクターに反映。よく、バーチャルYouTuberやライブ配信での活用で使われています。動画は、Premiere ProやAfter Effectsを使う人が多いです。が、少し分野が違う印象です。

もちろん、設定にはやや慣れが必要なものの、「動くキャラを即作れる」のは強みです。

Character Animatorでできることは?
  • イラストを読み込んで“喋るアバター”に変身
  • リアルタイムで瞬き・口パク・表情変化を反映
  • 台本に沿った自動アニメーション作成も可能
  • 複数キャラの掛け合い演出もできる
  • ライブ配信と連携して即時登場可能

⑦ Media Encoder|Adobe製品の動画書き出し専用ソフト

Media Encoderは、変換&書き出し専用ツールです。

Premiere ProやAfter Effectsなどの動画を書き出すために使われます。

そのため、普段は裏方的な存在ですが、実はかなり優秀。もちろん、動画の形式変換や、SNS・YouTubeに最適なサイズへの調整が簡単にできます。

さらに、重い動画もバッチ処理で一括書き出しできます。そのため、制作の効率化には欠かせません。

Media Encoderでできることは?
  • YouTube用に1080p・4K形式で書き出し
  • 複数動画を一括エンコードして時短
  • PremiereやAfter Effectsから直接連携可能
  • 音声だけの書き出し(MP3など)にも対応
  • タイムライン編集不要、変換だけに特化

⑧ Audition|音編集に特化したプロ用ツール

Audition(オーディション)

Auditionは、音声編集ソフトです。

たとえば、音声編集・ノイズ除去・ミックスなど、音に関する作業が得意です。

そして、ナレーションの録音からBGMとのバランス調整まで、プロレベルのサウンド編集が可能。

そのため、動画編集後に、「音だけを仕上げたい」という場面にぴったりです。

Auditionでできることは?
  • YouTube用に1080p・4K形式で書き出し
  • 複数動画を一括エンコードして時短
  • PremiereやAfter Effectsから直接連携可能
  • 音声だけの書き出し(MP3など)にも対応
  • タイムライン編集不要、変換だけに特化

5. Adobeソフト一覧|カテゴリー別・3D、ARソフト

この章では、デザイン系から派生した3D系ソフトなどをご紹介します。

デジタルイラストなどをされている方には、馴染みのあるソフトです。

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ソフト名主な用途
① Substance 3D Painter3Dオブジェクトへのテクスチャ塗装
② Substance 3D Sampler写真からマテリアル(質感)を生成
③ Substance 3D Designer複雑なマテリアルをノードで設計
④ Substance 3D Stager3D空間での構成・ライティング・レンダリング
⑤ Substance 3D Modeler粘土のように3Dモデリングができる
⑥ Adobe Dimension3D製品モック作成(初級者向け)
⑦ Adobe AeroARコンテンツの配置・操作(ノーコード)
⑧Mixamoモーション付き3Dキャラの自動生成

① Substance 3D Painter|3Dモデルに“質感”を吹き込む職人ツール

Substance 3D Painterは、3Dモデルにリアルな質感やテクスチャをペイントできるソフトです。

とくに、金属の錆び、革のシワ、木材のザラつきまで、写真のようなマテリアル表現が可能です。

そのため、ゲームや映画、工業デザインの現場でも使われています。正直、初心者には取っつきづらいです。が、ハマると抜け出せなくなる「職人気質な」ツールです。

Substance 3D Painterでできることは?
  • 鉄やコンクリートなど素材の風合いをリアルに再現
  • 傷や汚れを筆で塗るように自由に描画
  • 3Dモデルを回転させながらペイントできる
  • PBR(物理ベースレンダリング)素材の出力に対応

② Substance 3D Sampler|写真から3Dテクスチャを生成できる魔法ソフト

Substance 3D Samplerは、実写の写真素材を3D用素材に自動生成できるツールです。

たとえば、「この壁の質感いいな」と思ったらスマホで撮ってSamplerに取り込むだけ。

すぐに3D用の質感として使えるのが魅力です。Photoshop感覚で扱えます。そのため、Substanceシリーズの中では比較的入りやすいソフトです。

Substance 3D Samplerでできることは?
  • 写真からテクスチャ(マテリアル)を自動生成
  • ひび割れ・凹凸などをAIが補完して3D風に変換
  • シームレスな繰り返しテクスチャを自動作成
  • 照明や視差を加味したリアルな質感が出せる

③ Substance 3D Designer|素材を設計するプロ仕様ツール

さらに、Substance 3D Designerは、リアルな“質感(テクスチャ)”を一から作れる専門ツールです。

たとえば、木の質感・石の表面・布のシワなど、です。

「濡れた金属」や「ひび割れたコンクリート」など、見た目・触り心地まで再現したような素材を作ることができます。正直、操作や考え方は少しクセがあります。が、ゲームや映像で“現実に見えるモノ”を作るには欠かせないツールです。

Substance 3D Designerでできることは?
  • 木目や金属、布などの質感をゼロから作る
  • 質感の「ざらざら」「光沢」「汚れ」などを細かく調整できる
  • 作った素材は3Dソフトやゲームエンジンにそのまま使える
  • 難易度は高めだが、映像・ゲーム業界では定番の存在

④ Substance 3D Stager|3Dオブジェクトの撮影ブースを仮想空間で再現

Substance 3D Stagerは、仮想空間で作るためのソフトです。

商品イメージや広告ビジュアル作成に向いています。

たとえば、作成した3Dモデルやマテリアルを使って、商品撮影のようなシーンを作ります。そして、照明の角度やカメラの視点、背景の設定などを自由に調整できます。

そのため、3D版の「商品パッケージ撮影スタジオ」といった感覚で使えます。

Substance 3D Stagerでできることは?
  • 3Dモデルを配置し、光源やカメラを調整
  • 現実っぽいライティングや影をシミュレーション
  • 反射や環境光の細かな演出が可能
  • 写真のような静止画を3Dから出力できる

⑤ Substance 3D Modeler|空間に“粘土をこねるように”3D造形できる

Substance 3D Modelerは、まるで粘土を手でこねるような感覚で3Dオブジェクトを造形できるソフトです。

さらに、VRヘッドセットを使えば、仮想空間内で立体を“彫刻”する体験ができます。

たとえば、これまでの3Dモデリングにありがちな「操作の難しさ」がありません。そのため、直感的に形づくれるのが最大の魅力。

まだ発展途上感はありますが、未来を感じさせるツールです。

Substance 3D Modelerでできることは?
  • 粘土をこねるようなUIで3Dモデリング
  • VR空間内で彫刻・造形が可能(Meta Questなど対応)
  • 細かい凹凸や曲線も自由に成形
  • 他のSubstanceソフトと組み合わせて質感追加もスムーズ

⑥ Adobe Dimension|3D素材と写真を合成できる“仮想フォトスタジオ”

Dimensionは、3D素材や商品パッケージのモックアップを、背景写真と合成できるソフトです。

Photoshopでは難しい「立体感」や「影の落ち方」が自動調整され、リアルな仕上がりに。

それでも、操作は比較的やさしめ。そのため、グラフィックデザイナーが3Dに一歩踏み出す入口に向いています。

とはいえ、近年はSubstanceシリーズに役割を移されつつある印象です。

Adobe Dimensionでできることは?
  • 商品パッケージやボトルなどのモックアップ作成
  • 3D素材を写真背景に自然に合成
  • ライティングや影を自動計算してリアルに再現
  • 高解像度の静止画を書き出し可能

⑦ Adobe Aero|AR(拡張現実)コンテンツを直感的に作れる無料ツール

Aeroは、スマホやタブレットで使えるAR(拡張現実)コンテンツ制作アプリです。

たとえば、3Dオブジェクトやアニメーションを現実空間に重ねて表示。コーディング不要で制作できます。

そのため、AR初心者にも入りやすい設計ですが、日本ではまだ活用事例が少ないのが正直なところ。ただし、教育や展示演出ではポテンシャルを感じます。

Adobe Aeroでできることは?
  • スマホ越しに3Dモデルを現実世界に表示
  • モーションやアニメーションも設定可能
  • コーディングなしでAR体験がつくれる
  • PhotoshopやIllustratorの素材をそのまま使える

⑧ Mixamo|キャラクターに“勝手に動き”をつけてくれる神ツール

Mixamoは、3Dキャラクターに自動で動きをつける、アニメーション制作の救世主的存在です。

たとえば、歩く、走る、ジャンプ、攻撃など数百種類のモーションが用意されています。そして、3Dモデルをアップロードするだけでサクッと動きが付きます。

さらに、UnityやUnreal Engineなどゲームエンジンへの出力にも最適。無料なのも魅力。

Mixamoでできることは?
  • 3Dキャラクターにリアルなアニメーションを追加
  • 数百種類の動作をワンクリックで適用
  • ボーン構造の自動リギングも対応
  • FBX形式で出力すれば、すぐにゲームや映像に使える

6. Adobeソフト一覧|カテゴリー別・Web、UI制作ソフト

つぎに、WEB系のソフトたちです。

この章では、Web制作を支えるAdobeソフトを紹介します。

ソフト名主な用途
Adobe XDUI/UXデザイン・プロトタイピング
Dreamweaverコーディング対応のWebサイト制作
Adobe Portfolioポートフォリオ作成・公開(コーディング不要)
Adobe ExpressSNS投稿画像・チラシ制作(簡易デザイン)
Behanceクリエイターの作品共有プラットフォーム

① Adobe XD|UI/UXデザイン専用の設計ソフト

まず、Adobe XDです。

こちらは、Webサイトの見た目(UI)と使いやすさ(UX)をデザインするソフトです。

たとえば、画面構成や遷移を可視化し、試作アプリを作るように動作チェックします。

Illustratorより軽く、共同作業にも適しています。現在は新規開発が終了しています。が、操作性の良さから、今も一部で使われています。

Adobe XDでできることは?
  • アプリ・Webサイトの画面を構成し、プロトタイプとして動かせる
  • 遷移アニメーションも簡単に設定できる
  • コメント機能でチームレビューもしやすい
  • FigmaやSketchの代替候補として使われていた

② Dreamweaver|HTML/CSSが書ける人向けのWeb開発ツール

Dreamweaverは、WEBサイトの制作ソフトです。

特徴は、HTMLやCSS、JavaScriptを使ってWebサイトを制作する“コード×ビジュアル両対応”のエディターです。

つまり、コーディングしながら、その場でプレビュー表示できるのが特徴。

やはり、WordPressなどCMS主流の今では使用者は減りました。が、「1からサイトを作りたい人」にとっては今も現役の選択肢です。

Dreamweaverでできることは?
  • HTML/CSS/JavaScriptを使ったサイト構築
  • コードと見た目を同時に確認できるライブビュー
  • FTP接続によるサーバー直接アップロード
  • CMS不要の静的Webサイト制作が得意

③ Adobe Portfolio|簡単に作れるクリエイター向けポートフォリオサイト

つぎに、Adobe Portfolioです。

テンプレートに写真やテキストを入れるだけで、プロっぽいポートフォリオサイトが完成。

そのため、デザイナーやカメラマン、イラストレーターの作品集制作ツールとして、有名です。

そのため、デザインカスタマイズの自由度はやや低いです。が、難しい操作は不要。もちろん、Creative Cloudユーザーなら追加料金なしで使えます。

Adobe Portfolioでできることは?
  • 写真・イラスト・動画などの作品を並べたサイトを簡単に作成
  • すぐに公開できるテンプレートが豊富
  • 独自ドメイン設定も可能
  • デザイン性よりも手軽さ・速さを重視したい人におすすめ

④ Adobe Express|バナーやSNS投稿を誰でも簡単にデザイン

Adobe Expressは、初心者でも使えるCanvaのようなデザインツール。

たとえば、Instagramの投稿画像、YouTubeのサムネイル、チラシのテンプレートが揃っています。そのため、クリック操作でプロっぽいビジュアルが作れます。

さらに、Webブラウザやスマホアプリから使えるので、どこでも気軽にデザイン可能です。

Adobe Expressでできることは?
  • SNS用のバナー・チラシ・カードなどをテンプレートから簡単に制作
  • 素材(写真・イラスト・フォント)も豊富に用意
  • スマホ・タブレットでもデザインできる
  • CanvaのAdobe版とも言える存在。操作感も似ていて直感的

⑤ Behance|クリエイター同士が作品を公開・評価し合うSNS

つぎに、Behance。

こちらは、SNSのソフトで、世界中のデザイナーや映像クリエイターが自身の作品を投稿。そして、ポートフォリオとして公開できるSNSです。

たとえば、他人の作品からインスピレーションを得られたり、企業の目に止まって仕事の依頼につながることも。

もちろん、Adobeアカウントで簡単に始められます。特に海外の利用者が多いのも特徴です。

Behanceでできることは?
  • 自分の作品を投稿してポートフォリオ代わりに公開
  • 気になるクリエイターをフォローし、コメント交流も可能
  • 企業やプロから声がかかることもある
  • Adobe Portfolioと連携して使える

7. Adobeソフト一覧|カテゴリー別・事務系ソフト

つぎに、事務系のソフトです。

ここでは、ビジネス現場で欠かせないAdobeの定番ツール群をまとめて紹介します。

ソフト名主な用途
Acrobat ProPDFの作成・編集・変換・保護など
Adobe Sign電子署名・ワークフロー管理
Adobe Scanスマホで書類をスキャンしてPDF化
Fill & Signスマホ・PCで署名や記入を簡単に行うツール

① Acrobat Pro|PDFの作成・編集ができる定番ソフト

Acrobat Proは、事務系ソフトの代表と言っても過言ではないでしょう。

実際、お世話になっている人、多いですよね?

PDFデータの、テキスト編集・ページの削除・画像追加ができます。さらに、紙の書類をスキャンしてPDF化。そして、OCRで文字データに変換するなど、書類の電子化や共有にも最適。

くわえて、WordやExcelなどOffice系との相性も良く、法人から個人まで幅広く使われています。

Acrobat Proでできることは?
  • PDFのテキストや画像を直接編集できる
  • スキャンした紙の書類をPDF化&文字検索可能に
  • ファイルにパスワードや印影をつけてセキュリティ管理
  • WordやExcelとの変換もスムーズ

② Adobe Sign|PDFに電子署名を付けられる契約用ソフト

Adobe Signは、電子署名のソフトです。

こちらは、契約書や申込書に電子署名を付けて送信・受理できるクラウドサービスです。

Adobeサインのメリットは、相手がAdobeアカウントを持っていなくても利用可能なこと。

そして、署名の履歴はログで残るため法的にも安心。とくに、紙の契約から脱却したい企業や士業などに広く使われています。

Acrobat Signでできることは?
  • 契約書や申込書のやりとりをオンライン完結
  • スマホ・PCから署名できる
  • 相手の署名状況をリアルタイムで確認可能
  • 書面契約に近い法的な信頼性を確保

③ Adobe Scan|スマホで紙をPDFに変換するスキャンアプリ

Adobe Scanは、スマホカメラで撮影した資料や名刺を自動スキャンして、PDF化してくれるアプリです。

撮影時に歪みや影を補正し、読みやすいPDFとして保存可能。

そして、OCR機能で文字を読み取ってコピーや検索もできます。さらに、出先でのスキャナー代わりに非常に便利です。

Acrobat Scanでできることは?
  • 書類やレシートをスマホでスキャン→自動でPDFに変換
  • 歪み補正・影除去で読みやすいデータに
  • 文字を認識してテキスト化(OCR)
  • クラウド保存でPCともすぐ共有

④ Fill & Sign|PDFに手書き署名やチェックを追加できる無料アプリ

Fill & Signは、PDFファイルに自分の署名を手書きで入れたりできるソフト。

Acrobatシリーズのライト版のような存在です。そのため「閲覧するだけでなく、簡単な記入やサインも済ませたい」人向けです。

たとえば、✓チェックマークやテキストを追加できる無料アプリです。残念ながら、Adobe Signほどの機能はありません。が、それでも、提出書類や簡単なフォーム記入には十分。

もちろん、スマホからもサクッと署名できます。

Fill & Signでできることは?
  • 手書き風の署名をPDFに入れられる
  • チェックマークやテキスト記入も可能
  • アプリを開いてすぐ使える操作のシンプルさが魅力
  • PDFを印刷せずにそのまま提出できる

8. Adobeソフト一覧|使用環境別(デスクトップ/モバイル/WEB)

Adobe公式サイトでは、下記のように分類をしています。

念の為、記載します。

① デスクトップ(25種)

Adobe CCデスクトップ25種

② モバイル(6種)

Adobe CCモバイル6種

③ WEB(25種)

Adobe CC WEB21種

9. Adobeソフト一覧|まとめ

ここまで、Adobeソフト一覧をご紹介しました。

「Photoshopは知ってるけど、LightroomやFrescoってなに?」とか、「Premiere Pro以外にも動画ソフトあるの?」という方にこそ、今回のような一覧形式が役立つはず。

さらに、目的からソフトを探せば、自分の作業に最適なツールに出会えます。

ぜひ一度、Adobe CCを利用して、便利ソフトを探してみてください。

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今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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