
Photoshopを無料で使いたい!
Adobe Photoshopといえば、クリエイターに限らず、誰でも知っているんじゃないか、と思えるくらい有名な画像編集ソフトの決定版です。
画像編集ならなんでもできる優秀なソフトなので、欲しいと思っている人は多いはず…。でも、その一方では、一つだけ不満があります。
それは値段が高くて手が出ないこと…(苦笑)。もし無料で使う方法があれば知りたいと思っている人は多いですよね?
ただ、Photoshopには、無料で使えるモバイル版もあります。また、Photoshopと同様の機能をもった優秀な画像編集ソフトもあります。
そこで今回の記事では
●無料で使えるPhotoshopモバイル版について
●Photoshopと同等な機能をもったオススメの代替えソフト10選
についてまとめてみました。
「Photoshopは使いたいけど、予算的に難しい」と思っている人に、過去のPhotoshop CS2の無料ダウンロードリンクとシリアル番号、そして、今も無料で使えるモバイル版のPhotoshop情報、さらに代替ソフトについて、そのソフトの特徴やどんな人におすすめか?などを、詳しくお伝えします。
目次
Adobe Photoshopを無料で使う方法について
まずは、Adobe Photoshop CS2をダウンロードする方法についてお伝えします。
過去には、簡単に見つかりましたが、現在では、検索しても簡単には見つけられないようです。ただ、直接リンクとシリアル番号の記録は残っているので、一応、記載をしておきます。
Photoshop CS2の無料ダウンロードは可能?
PhotoshopCS2は、ダウンロードサイトはネット検索しても出てきません。でも、直接リンクなら残っていました。
そして、https://だったせいか(https://ではない)、上記の通り『404-Not Found』でした。直ダウンロードサイトへの直接リンクと当時のシリアル番号は、下記の通りです。
ただ、もしこのサイトにつながったとしても、Adobe社もそうですが、私も保証はできませんので、あくまでも自己責任でお願いします。
もし、Photoshopを無料で使おうと思ったら、体験版をダウンロードして、その期間だけ使うことを強くお勧めします。
>> Adobe Photoshop【7日間限定】無料体験してみる
無料体験版をダウンロードする際の注意ポイント!
体験版の無料ダウンロードは、Adobeの公式ホームページから行うことができます。
ダウンロードする際には、メールアドレスなどの個人情報の入力が必要です。また、Adobeは多くの製品を販売していますので、他の製品とPhotoshopを間違えないように選びましょう。
そして注意するべき点は、無料体験版の期間(7日間)が終了すると、自動で有料に切り替わることです。フリー期間が知らぬ間に終わっていても初月の月会費だけ取られてしまいます。
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無料で使えるPhotoshopもある
そして、Photoshopには、デスクトップ版のPhotoshop以外にも、無料のモバイル版など、たくさんの種類があります。以下、ソフト名です。
Photoshop
Photoshopには、7日間の無料体験版があります。この無料体験版でも機能制限はなく、期間内であれば自由に全ての機能を無料で使うことが可能です。しかし、期間は7日と短いため、実際には、Photoshopとはいったいどのようなソフトで、どんなことができるのかなど、実際に手で触れて体験する機会に限られます
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Photoshop Elements
Photoshop Elementsは操作性がシンプル。買い切りタイプでオフラインでの使用も可能。機能面の制限はあるが、Photoshopより長い30日間の無料体験版ができる。
Photoshop Lightroom
RAW画像のデータを大量に扱うカメラマン向けの画像編集ソフト。汎用性の高いPhotoshopに比べ、大量のデジタル写真データの整理・管理や現像に特化している。
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iOS/Android/Windowsに対応した無料のモバイル版画像編集アプリ。SNS向けの画像にコラージュを加えたり、外出先のインスピレーションをデッサン化して、帰宅後にPhotoshopで本格的に編集するといった使い方もできます。
Photoshop Sketch
iOS/Androidに対応した無料のモバイル版描画アプリ。外出先でアイデアをスケッチし、Photoshopで画像編集の引き継ぎが可能。2021年7月に配信終了し、その後はAdobe Frescoに統合。ソフトの使用自体も、2022年1月まで。
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Android向けの無料モバイル版画像編集アプリ。画像修正や修復、色や歪みの補正といった編集が可能。SNSに画像をアップする際に、気になる部分をスマホで簡単に手直しするのに便利。2021年6月でiOS版の配信が終了。 Photoshop Mix
Android向けの無料モバイル版画像編集アプリ。スマホやタブレットで、複数の画像合成、色調補正が可能。Photoshop Mixも、Fixと同時期にiOS版が配信停止。Adobe社は、今後は、Photoshop Expressの使用を推奨しています。 |
本格的に使う訳じゃないけど、ちょっとSNSにアップしたい時に、使ってみたいという方は、オススメです。ぜひ試してみてください。
Photoshopの無料代替ソフトおすすめ10選
それでは、ここからは、おすすめのPhotoshopの無料代替ソフトをお伝えしていきます。
ソフト名 | 対応OS | 料金 | 日本語対応は? |
---|---|---|---|
① GIMP | Win/Mac/Linux | 無料 | あり |
② PIXLR | Web | 無料 | あり |
③ Seashore | Mac | 無料 | なし |
④ Paint.net | Win | 無料 | あり |
⑤ PIXER.US | Web | 無料 | なし |
⑥ FotoFlexer | Web | 無料 | なし |
⑦ SUMO Paint | Web | 無料 | なし |
⑧ Photopea | Web | 無料 | あり |
⑨ Canva | Web/iOS/Android | 無料 | あり |
⑩ Pixelmator Pro | Mac | 4,900円(無料体験版あり) | あり |
① GIMP(Win/Mac/Linux)
![]() 初心者〜中級者まで楽しめる GIMPはWindows、Mac、Linuxなど主要OSで使用できる無料の画像編集ソフトです。 ソフトとして20年以上の歴史を持つGIMPは、初心者が画像編集を学んだりするのはもちろん、中級者も楽しめるソフトです。 GIMPは見た目が似ているだけでなく、スクリプトを用いる編集の自動化という点でもPhotoshopに似ています。それは、Photoshopと同様のスクリプトがGIMPに移植されているからです、そのため、GIMPからPhotoshopにステップアップするのもスムーズで、逆にGIMPをPhotoshop代わりに使うのにも便利でおすすめです。
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② PIXLR(Web)
![]() PhotoshopのPSDにも対応 オシャレで使いやすいテンプレートが多く、JPEGやPNG、PXDといったメジャーなファイル形式にも対応しています。 嬉しいポイントは、Photoshopのファイル形式PSDにも対応していることです。Photoshopユーザーとファイル共有することもできます。 PIXLRには有料版もあり、無料版は広告表示や機能制限があるのがデメリットです。しかし、Android向けのPIXLR、iOS向けのPIXLRフォトエディタ、PIXLR-o-matic、PIXLR Storyといったモバイル版アプリもあり、外出先でも気軽に無料で画像編集できるのが魅力です。
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③ Seashore(Mac)
![]() Mac専用の画像編集アプリ Seashoreは、Mac専用の無料画像編集アプリです。 GIMPを元に開発されたSeashoreは、操作性や機能がシンプルなため、Photoshopの豊富な機能が過剰に感じられる方におすすめです。 日本語非対応ですが、UIが分かりやすいので、誰でも簡単に使いこなせます。反面、高度な画像編集には向いていないため、とりあえず無料で使ってみたいという方に適しています。機能が不十分に感じたら、Photoshopの購入を再度検討するのがいいでしょう。 Twitterでは、好意的なレビューが目立ちました。
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④ Paint.net(Win)
![]() 動作が軽く、気軽に使える Paint.netは、ホームユース向けの無料画像編集アプリです。 無料の「Classic」と、有料の「Store」があるけど、その差は、自動更新機能くらいです。無料版のダウンロードは、リンクにある公式ホームページからできます。 Paint.netのワークスペースはPhotoshopに似ていますが、難しい画像編集には向いていません。その代わり動作が軽く、気軽に使えるのがメリットです。Photoshopは高価で機能が過剰に感じられる方や、家族や友人との写真を簡単に加工して楽しみたい場合に適しています。
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⑤ PIXER.US(Web)
![]() 基本的な画像編集ならこれ一つでOK PIXER.USは、無料のWEB画像編集ツールです。2000年代から使われている古いツールですが、切り抜きやリサイズなどの基本的な画像編集が行えます。 インターネット環境さえあればダウンロードの必要もないため、OSに関係なく使用できるのもメリットです。 簡単な画像編集だけで十分な場合や、Photosopの購入前に画像編集を体験する用途にも向いています。使用方法自体は簡単ですが、英語のみで日本語には非対応です。
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⑥ FotoFlexer(Web)
![]() 老舗の画像編集ソフト FotoFlexerは、老舗の無料画像編集ツールです。WEB用ツールのためダウンロードの必要はありませんが、インターネット接続する必要があります。 しかし、FotoFlexerはとても動作が軽いので、スペックの低いパソコンでも快適に使えるでしょう。 また、FotoFlexerはレイヤーやテキスト、ペイントといった、Photoshopにも備わっている基本的な機能が全て無料で使えます。英語のみのアプリですが、UIは分かりやすいため、初心者でも簡単に操作可能です。
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⑦ SUMO Paint(Web)
![]() ダウンロード版とWEB版の2種類 SUMO Paintは、オンラインで使うWEB版の画像編集ツールと、オフラインでも使えるダウンロード版の2種類があります。 ダウンロード版には有料と無料がありますが、無料版には広告表示があったり、機能制限があります。 SUMO Paintのワークスペースは、Photosopとそっくりで、慣れている方であればすぐに使いこなせるでしょう。画像編集に加えペイントもできるSUMO Paintは、ブラシの種類も豊富です。日本語非対応なのがデメリットになりますが、直感的に使えるため大きな問題にはならないでしょう。 要Flashですが、レイヤー機能がある点はGOOD。色調補正がメインであれば、十分な機能を持っています。
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⑧ Photopea(Web)
![]() ブラウザー上で多機能画像編集 Photopeaは、ブラウザー上で画像編集できる無料ソフトです。特に会員登録も必要ないので、気軽に画像編集が楽しめます。 見やすいユーザーインターフェイスに加えて、多機能な点が評価されています。色調補正などに加えて、写真加工もできるので、チラシやPOPをデザインすることもできます。 ブラウザー上で操作をするため、ネット環境が必要なので、せっかく編集したものをダウンロードしておかないと、消えてしまうという点はマイナスですが、日本語にも対応しているため、Photoshopの購入に躊躇している人も、一度試してみることをオススメします。
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⑨ Canva(Web/iOS/Android)
![]() 豊富なテンプレートで初心者にもやさしい Canvaは、WEB用の無料画像編集ツールですが、iOSやAndroidといったモバイルでも使用できます。 マニュアルで自由に画像編集もできますが、テンプレートが豊富なため、初心者でもイメージを形にしやすいメリットがあります。 Canvaのテンプレートは画像編集でよく使われるものが多いので、簡単にオシャレで人気のある仕上がりにできます。Photoshopの料金が高くて手が出ないなと感じたら、まずはCanvaを試してみるのがおすすです。
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⑩ Pixelmator Pro(Mac)
![]() ML Enhanc=機械学習アルゴリズム付き Pixelmator Proは有料のMac専用ソフト。Photoshopレベルの高機能ですが、価格は4,900円。セール中なら2,440円で購入できます。 Pixelmator、Pixelmator PhotoといったiOSアプリもあり、モバイルと連携できる点もお勧めポイントです。 特にPixelmator Proは、プロの写真をソフトに学習させた「ML Enhance」という機能が便利です。「ML Enhance」は、プロのテクニックを簡単な操作でユーザーの画像に適用して、クオリティを上げられます。ただ便利なだけでなく、勉強になる点もいいポイントです。
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Adobe Photoshopを無料で使うには?まとめ
ここまで、Adobe Photoshopを無料で使うには?ということで、お伝えしてきました。
まとめると
②https://サイトのため、404-Not Foundになる可能性が高い
② PIXLR
③ Seashore
④ Paint.net
⑤ PIXER.US
⑥ FotoFlexer
⑦ SUMO Paint
⑧ Photopea
⑨ Canva
⑩ Pixelmator Pro
でした。
それでもやっぱりAdobe Photoshopが欲しいな、という方は、Photoshopを一番安くお得な価格で買う方法を調査した記事もあるので、そちらも参考にしてみてください。
今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございます!
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