
Photoshopの値段が高い!…と悩んでいる方はいませんか?
Photoshopは、言わずと知れたAdobeの画像編集ソフト。平面系デザイナーはもちろん、写真を扱うカメラマン、動画編集スタジオなど、幅広く使われているソフトです。
画像の調子をいじったり、ある物を消したり、サムネイルを作ったり、動画のテロップを作ったり、守備範囲の広さが半端なくスゴイ!
そこで、今回の記事では、この優秀なPhotoshopをいかにして安いお得な値段で手に入れるか?について、調査をしました。どんなプランでいくらで手に入れられるか?をお伝えします!
目次
Photoshopの値段
まずは、Adobe公式サイトで購入をした場合のPhotoshopのお値段です。
Adobe製品は、ほとんどが定額制での販売です。
Photoshopも同様です。7日間、無料の体験版を使うことはできますが、そのあとは、正規版に移行して、月額課金(定額制)の料金が発生します。
フォトプラン−20GB | フォトプラン−1TB | Lightroom単体プラン | Photoshop単体プラン | |
月払い料金 | 1,078円〜 | 2,178円〜 | 1,078円〜 | 2,728円〜 |
年間一括料金 | 12,936円 | 26,136円 | 12,936円 | 28,776円 |
利用可能ソフト | lightroom CC Lightroom-Classic Photoshop |
lightroom CC Lightroom-Classic Photoshop |
lightroom CC | Photoshop |
ストレージ | 20GB | 1TB | 1TB | 100GB |
この表にあるフォトプランは、Photoshop以外にも『LightroomCC』と『LightroomClassic』が使えるプランです。さらにストレージ(20GB)付きで、月額1,078円という不思議?でお得な料金体系です(笑)。
この表を見てわかる通り、Photoshopは、単体プランで買うよりも、フォトプランで買わないと損です!
その理由は、フォトプランで購入した場合のPhotoshopにも、機能制限はないこと。それと、『LightroomCC』と『LightroomClassic』も使えること。さらには金額も単体プランで買う場合より約6割引の値段だから、です。



デザイナー必須の組み合わせの場合
平面系デザイナーさん必須のソフトのひとつに『Illustrator』があります。デザイナーの方のなかには、PhotoshopとIllustratorの2つだけしか使わないという方もいますよね。その場合の料金は、
この先、絶対に2つしかAdobeのソフトは使わない!っていう場合を除いて、もしも Acrobat Proなど、ほかにもAdobe製品を使うかもしれない…っていう場合には、Adobe Creative Cloudコンプリートプラン(Adobe CCコンプリートプラン)を選ぶという選択肢もあります。
こちらも、Adobeのソフトが全部使えるのに、月額6,480円(税込)という不思議な価格設定(笑)で、絶対にお得だから、です。

ソフトを2つで5,456円/月

全部使っても6,248円/月
PhotoshopとIllustratorの2つのソフトだけで5,456円するのに、ほかの全部のソフトを使っても6,480円です。
その差は、たったの1,024円です。(6,480円-5,456円=1,024円)
っておかしいですよね(笑)?
Photoshopをもっと安く買う方法・3選
ここまで、Adobe公式サイトで、普通に買った場合の金額をお伝えしました。
というのは、実際には、割引セールやキャンペーンで、もう少し安く買えるチャンスがあるんです。
PhotoshopなどのAdobe製品を安い値段で買えるキャンペーンやセールは、下記の3つです。
●Amazonの割引セール
●Adobeスクールパートナーでコンプリートプランに入る
Adobe公式サイトの割引セール
Adobeのセールは、毎年、時期や回数が不定期です。なので、参考までに過去のセールを例として取り上げます。
4/1 ~4/10 |
4/29 ~5/8 |
5/25 ~5/29 |
6/29 ~7/9 |
8/7 ~8/20 |
10/1 ~10/8 |
11/16 ~11/27 |
2020年は計7回のセールが行われました。続いて、2021年6月1日現在のセール情報も見てみましょう。
1/5 ~1/15 |
2/22 ~3/5 |
3/29 ~4/9 |
4/29 ~5/7 |
5/24 ~6/4 |
6/28 ~7/12 |
2021年はすでに6回セールが行われています。2021年は、Adobe社も広告予算を投入して、テレビCMなども打っていて、勝負をかけている感じです。
なので、毎月初めに、Adobeの公式サイトを確認すると今後もセールをやりそうです。わかり次第、このサイトでもお知らせします。
●AdobeCCコンプリートプランが29%オフの月額4,378円。年間最大22,400円オフ。
●Photoshop、Illustrator、Premiere ProやAfter Effectsが、最大42%オフでした!
Adobe公式サイトの割引セールの最新情報
追記:最新情報です。Adobeセールが行われるたびに、毎回、最新の情報をお届けするサイトを作りました。
ぜひ、活用してください!
Amazonの割引セール
Amazonでもセールがあります。大元のAdobe社がセールをすると、Amazonでもセールをします。なので、Amazonでは、最低Adobeセールと同じ数だけは、Amazon内でもセールがあります。
そのほか、Amazon独自に、タイムセールとか、プライムデー、など独自セールがあって、そのときにAdobe製品の割引キャンペーンをするときもあります。
4/1 ~4/10 |
4/29 ~5/11 |
5/25 ~5/29 |
6/29 ~7/9 |
8/7 ~8/20 |
10/13 ~10/14 |
11/16 ~11/27 |
1/5 ~1/15 |
2/22 ~3/5 |
3/29 ~4/9 |
4/29 ~5/7 |
5/24 ~6/4 |
6/28 ~7/12 |
ほとんど、Adobe社のキャンペーンと同じだけど、ちょっとだけ、こちらの方が期間が短いことが多いです。
あと、なぜかAmazonだけには『Photoshop+Illustrator』っていうプランがあります。
正直、デザイナーの世界では、PhotoshopとIllustratorの組み合わせは最強。なので、これは夢プラン。Adobeさんでも、フォトプランみたいに、ストレージを20GBくらいつけてもらって、Adobeの公式サイトで、常時販売して欲しい。
2,000円/月くらいだったら、結構買う人がたくさんいる気がする。Adobeさん、お願いしますね!
Adobeスクールパートナーの割引キャンペーン
Adobe社では、スクールパートナープラグラムとして、日本で認定されている講座が4校あります。
その講座で、Adobe製品を使ったオンラインで講習を受けると、Adobeの製品が安く購入できます。
なので、こちらは、Photoshop単体でのキャンペーンということではありません。じゃあ、なんで紹介するのか?というと、やっぱりお得感があるから、です。
例えば、Photoshop+Illustratorの2つのソフトを通常で購入したとしましょう。すると5,456円/月です。でもこのスクールパートナーを利用したコンプリートプランなら、月額換算3,331円!こっちの方が絶対お得です。
●アドバンスクール
●ヒューマンアカデミー
スクール名 | 料金(税込) | いつから学べる |
デジタルハリウッド | 39,980円 | 決済確認後から(最短10分) |
アドバンスクール | 51,700円 | 申し込みから3営業日以内 |
ヒューマンアカデミー | 39,980円 | 3~7営業日くらい |
講習を受けるといっても、絶対に講習を受けないといけないわけでもないし、提出義務もありません。ただ、ソフトを使うだけでもOK、です。
一年後に更新時期がくれば、もう一度申込めるから、何度でも更新可能です。
>>関連記事:AdobeCCの価格とサービス内容|一番安い購入方法とおすすめプランは?
Photoshopの買い切りソフトは?
ここまで、何通りかの、Photoshopの値段を安くする方法をお伝えしました。でも「やっぱり定額制は嫌だ」という人もいますよね?
なので、ここからは、買い切りで一回払ったら、それ以上お金のかからない買い切りソフトと、Photoshopと同じような機能を持った代替ソフトについて、お伝えします。
Photoshop Elements
残念ながらPhotoshopには、買切り版はありません。
でも、Adobeの画像編集ソフトに、Photoshop Elements(以下Elements)という買い切りソフトがあります。
Photoshopとの違いを一言でいえば、Elementsは、Photoshopの初心者版です。Photoshopよりもスッキリ、シンプルです。
とは言っても、結構なんでもできる高機能なソフトですよね。
![]() Amazonで、現在販売されている、Elementsの値段は、17,800円(税込)です。
買って損はないか?
損か得か?金額面でいえば、もちろん損はしません。仮に17,800円で購入して、5年使ったとします。一度、払えばお金はかからないとはいえ、パソコンの寿命やソフトのバージョンアップを考えると、そのくらいが耐用年数として限界です。
その場合、17,800円÷5年=3560円/年です。仮にフォトプランを選んだなら年間12,936円。 ×5年=64,680円。金額差は(64,680円-17,800円=46,880円)です。なので、損はしません。
機能面でのPhotoshopとの違いは?
●RGBカラーモードのみ対応
●トーンカーブがない ●曲線のペンツールがない ●スマートオブジェクトがない ●ぼかしフィルターが少ない ●HDRが使えない など created by Rinker
¥15,000
(2022/06/27 17:53:53時点 Amazon調べ-詳細)
そして、Photoshopの廉価版的な位置付けのElementsですが、若干、機能面でPhotoshopに劣ることはあっても、十分な機能を持っています。その点でも損はしないです。たまに画像の編集をしたいという頻度しかない人は、Elementsで十分です
ただ、Elements使用歴が10年!と言っても、キャリアとしては通用しません。なので、今後、デザイナーやクリエイターを目指して、本格的に業務をこなしたい人は、Photoshopを選ぶ方が正解です。 |
Adobe社推奨のシステム要件にも注目
ちなみに、Adobeが推奨しているシステム要件があります。(CPUとかメモリとか)使っているパソコンによっては、Photoshopを動かすのは難しいとなったら、Elementsを選択する、という手もありです。
Photoshop | Elements | |
CPU | 64 ビットをサポートしている Intel® または AMD プロセッサー、SSE 4.2 以降の 2 GHz 以上のプロセッサー | Intel第6世代以降のプロセッサー |
OS | Windows 10(64 bit)Ver.1809 以降 macOS Mojave(Ver.10.14)以降 |
Windows10(64bit) macOS10.14〜10.15またはmacOS11 |
メモリ | 8GB(推奨16GB以上) | 8GB |
グラフィックカード | DirectX 12 をサポートしている GPU 2 GB の GPU メモリ |
|
空き容量 | Win : 4GB mac : 4GB |
Win : 7.3GB mac : 7.8GB |
ディスプレイ解像度 | 1280*800 |
Photoshopの代替ソフトは?
Photoshopは欲しい。でもやっぱり高い!から、ほかの代替ソフトを選びたいという人もいますよね?なので、ここでは、Adobe社の代替ソフトと他社の代替ソフトをご紹介します。
モバイルソフト
Photoshopには、モバイル系のソフトもあります。
アプリ名 | 対応OS | 用途 |
Photoshop Camera | ・iOS ・Android |
Photosopで加工したような写真が簡単に撮影できる |
Photoshop Express | ・iOS ・Android ・Windows |
オールインワンの画像編集に加えてコラージュもできる |
Photoshop Fix | ・iOS ・Android |
画像の修復、明るさ、色やゆがみの調整 |
Photoshop Mix | ・iOS ・Android |
合成や色調補正などの簡単画像編集 |
Photoshop Sketch | ・iOS ・Android |
イラスト描画ツール |
Photoshopの代替ソフト・おすすめ10選
無料で使えるPhotoshopの代替ソフトは、他社からもかなり出ています。ちょっと表にまとめました。リンクも貼ったので、こちらも興味がある人は試してみて!
ソフト名 | 対応OS | 料金 | 日本語対応は? |
---|---|---|---|
① GIMP | Win/Mac/Linux | 無料 | あり |
② PIXLR | Web | 無料 | あり |
③ Seashore | Mac | 無料 | なし |
④ Paint.net | Win | 無料 | あり |
⑤ PIXER.US | Web | 無料 | なし |
⑥ FotoFlexer | Web | 無料 | なし |
⑦ SUMO Paint | Web | 無料 | なし |
⑧ INKSCAPE | Win/Mac/Linux | 無料 | なし |
⑨ Canva | Web/iOS/Android | 無料 | あり |
⑩ Pixelmator Pro | Mac | 4,900円 (無料体験版あり) |
あり |
↓各ソフトについては、こちらのサイトで詳しく説明しています。
結論・おすすめはフォトプランかコンプリートプラン
いかがだったでしょうか?ここまでの調査結果として、もしPhotoshopを購入したいなら、フォトプラン一択だと思います。
フォトプランがおすすめの理由
その理由は、ズバリ金額です。
Photoshop以外にLightroomCCとLightroomClassicが使えて、さらにストレージ(20GB)付きで、月額1,078円という不思議(笑)な料金体系です。
正直、フォトプランがあるのに、Photoshop単体で契約する人は、ほぼいない(笑)と思ってます。
コンプリートプランがおすすめの理由
次に、Photoshop以外のソフトも使いそうなら、コンプリートプランが一番お得なことは間違いありません。
もちろん通常で買うと、月額6,480円なので、それなりの出費です。
でも、デジハリなどAdobe社が推奨しているスクールパートナープログラムなら、最安で年間39,800円。月額にすれば、3316円。ほぼ半額の48%オフ!!
それで、全部のソフトが、常に最新バージョンで使えるなら、もう絶対そっちの方がお得だと言わざるを得ません。
>> AdobeCCコンプリートプランを7日間無料体験してみる
Photoshopの値段は?一番お得に安く買う方法・まとめ
以上、Photoshopの値段は?一番お得に安く買う方法。買切り版は?ということでお伝えしました。
まとめると
●Photoshop単体で契約するよりフォトプランがおすすめ
●Amazonの割引セール
●アドビ提携スクールの割引キャンペーン
●Elementsは買っても損はないけど、キャリアにはならない。
●システム要件に満たない場合は、Elementsの選択肢もあり
①Photoshop Camera
②Photoshop Express
③Photoshop Fix
④Photoshop Mix
⑤Photoshop Sketch
① GIMP
② PIXLR
③ Seashore
④ Paint.net
⑤ PIXER.US
⑥ FotoFlexer
⑦ SUMO Paint
⑧ INKSCAPE
⑨ Canva
⑩ Pixelmator Pro
●コンプリートプランがおすすめの理由は、スクールパートナープログラムだと48%オフで、全部のソフトが使えるから
でした。
PhotoshopやAdobe CCが、良いサービスなのはわかるけど、どうしても料金が気になりますよね?
わかります。その気持ち(笑)。
なので今「どうしようかなぁ」と迷っている人に、今回の記事が参考になったら嬉しいです。