
Photoshopの値段が高い!…と悩んでいる方はいませんか?
Photoshopは、言わずと知れたAdobeの画像編集ソフト。平面系デザイナーはもちろん、写真を扱うカメラマン、動画編集スタジオなど、幅広く使われています。
画像の色を変化させたり、ある物を消したり、サムネイルを作ったり、動画のテロップを作ったり、守備範囲の広さが半端なくスゴイ!
そんな憧れのPhotoshopを手に入れるにはいくら必要か?ということで、今回の記事は
●Photoshopの値段はいくらか?
●Photoshopの購入プランの種類は?
●いちばんお得に購入する方法は?
が知りたい人のための記事です。
Photoshopの現行の値段と、どんなプランを、いくらで手に入れられるか?をお伝えします!
目次
Photoshopの現行価格:最新情報

Photoshopは、画像編集のプロフェッショナルから趣味のユーザーまで幅広く利用されているソフトウェアです。
価格は、4つのプランから選ぶことができます。
ここでは、Adobe Photoshopの最新の価格情報をご紹介します。
Photoshopの料金4つのプラン
Photoshopは、主に以下の4つのプランから選ぶことができます。
それぞれ、料金と提供されるサービスに違いがあります。
わかりやすく表にしてみますね。
プラン名 | 年契約 月払い料金 |
年間 一括払い料金 |
利用可能ソフト | ストレージ |
---|---|---|---|---|
Photoshop単体プラン | 2,728円 | 28,776円 | ●Photoshop ●Adobe Fresco ●Photoshop Express ●Adobe Express |
100GB |
フォトプラン(20GB) | 1,078円 | 12,936円 | ●Photoshop ●Photoshop Express ●Lightroom ●Lightroom Classic |
20GB |
フォトプラン(1TB) | 2,178円 | 26,136円 | 1TB | |
Lightroom単体プラン | 1,078円 | 12,936円 | Lightroom CC | 1TB |
コンプリートプラン | 6,480円 | 77,760円 | Adobeのソフト全部 | 100GB |
(更新日:2023年5月17日現在)
詳細なプランは、Adobe公式ウェブサイトでもご確認ください。
どのプランも無料体験がある
どのプランも7日間、無料の体験版を使うことはできます。
が、そのあと、気をつけないと勝手に正規版に移行します(苦笑)。知らない間に、月額課金(定額制)の料金が発生して驚かないように、注意が必要です。
フォトプランとは?
前述した『フォトプラン』についてご紹介します。
フォトプランは、Photoshopに加えて『LightroomCC』と『LightroomClassic』の2つのソフトが付いてくるプランです。
さらにストレージ(20GB or1TBプラン)もついていて、20GBプランなら月額1078円、1TBでも月額2,178円という不思議?だけど、お得な料金です(笑)。

●Photoshop
●ストレージ

●Photoshop+Lightroom+Lightroomクラッシック+ストレージ付き
誰の目にも明らかですが、Photoshop単体プランより、なぜかフォトプランの方がお得。
単体プランとまったく同じソフト。機能制限もない!
『LightroomCC』と『LightroomClassic』も使える!
20GBプランなら単体プランより、値段が約6割も安い!
なので、Photoshop単体で契約する人は、ほぼいません(苦笑)。
フォトショ+イラレはデザイナー必須の組み合わせ
平面系デザイナーさん必須のソフトのひとつに『Illustrator』があります。
デザイナーさんは、PhotoshopとIllustratorの2つだけしか使わないという方もいますよね。
その場合の料金は、
です。
また、この先、絶対に2つしかAdobeのソフトは使わない!っていう人を除いて、ほかにもAdobe製品を使うかもしれない…って思う場合は、Adobe CCコンプリートプランを選ぶという選択肢もあります。
こちらも、Adobeソフトが全部使えて、月額6,480円(税込)という不思議な価格設定(笑)です。


その差、たったの1,024円。っておかしいですよね(笑)?

Photoshopをもっと安価に購入する方法3選

ここまで、Adobe公式サイトで、普通に買った場合の金額をお伝えしました。
でも、じつはもっと安くPhotoshopを手にいれる方法が3つあります。
それは、下記の3つです。
(1)Adobe公式サイトの割引セールを利用する
(2)Amazonの割引セールを利用する
(3)Adobeスクールパートナーでコンプリートプランに入る
一つずつ見ていきましょう。
(1)Adobe公式サイトの割引セールを利用する
Adobeのセールは、毎年、時期や回数が不定期です。
なので、参考までに過去のセールを例として取り上げます。
■2020年のAdobe公式セール(計7回)
4/1 〜4/10 | 4/29 〜5/8 | 5/25 〜5/29 | 6/29 〜7/9 | 8/7 〜8/20 | 10/1 〜10/8 | 11/16 〜11/27 |
■2021年のAdobe公式セール(計8回)
1/5 〜1/15 | 2/22 〜3/5 | 3/29 〜4/9 | 4/29 〜5/7 | 5/24 〜6/4 | 6/28 〜7/9 | 8/23 〜9/3 | 9/29 〜10/13 |
■2022年のAdobe公式セール(12/8現在<一般向け5回+学割セール2回>)
1/7 〜1/21 | 2/23 〜3/4 | 3/21 〜4/8 | 3/23 〜3/31 (学割) | 4/20 〜4/28 (学割) | 5/26 〜6/3 | 11/12 〜12/2 |
■2023年のAdobe公式セール(5/10現在<一般向け2回+学割セール1回>)
2/19 〜3/3 | 3/24 ~4/7 | 4/24 〜4/28 (学割) | ?? 〜?? | ?? 〜?? | ?? 〜?? | ?? 〜?? |
Adobeの公式サイトを確認すると今後もセールをやりそうです。わかり次第、このサイトでもお知らせします。

●AdobeCCコンプリートプランが29%オフの月額4,378円。年間最大22,400円オフ。
●Photoshop、Illustrator、Premiere ProやAfter Effectsが、最大42%オフでした!
(2)Amazonの割引セールを利用する
Amazonでも、Adobe製品の割引セールをすることがあります。
大元のAdobe社がセールをするタイミングで、Amazonでもセールをします。
そのほか、Amazon独自に、タイムセールとか、プライムデー、など独自セールがあって、そのときにAdobe製品の割引キャンペーンをするときもあります。
Amazonセールは、かならずAdobe製品を割引するとは限らないので注意!
▼2020年のAmazonでのAdobe割引セール(計7回)
4/1 ~4/10 | 4/29 ~5/11 | 5/25 ~5/29 | 6/29 ~7/9 | 8/7 ~8/20 | 10/13 ~10/14 | 11/16 ~11/27 |
▼2021年のAmazonでのAdobe割引セール(計6回)
1/5 ~1/15 | 3/24 ~4/7 | 3/29 ~4/9 | 4/29 ~5/7 | 5/24 ~6/4 | 6/28 ~7/12 |
▼2022年のAmazonでのAdobe割引セール(計5回)
1/7 ~1/21 | 2/21 ~3/4 | 3/28 ~4/8 | 5/26 ~6/3 | 11/12 ~12/2 |
▼2023年のAmazonでのAdobe割引セール(計3回)
2/19 ~3/3 | 3/24 ~4/7 | 4/24 ~4/28 (学生・教職員版) |
ほとんど、Adobe社のキャンペーンと同じだけど、ちょっとだけ、こちらの方が期間が短いことが多いです。

あと、なぜかAmazonだけには『Photoshop+Illustrator』っていうプランがあります。
正直、デザイナーの世界では、PhotoshopとIllustratorの組み合わせは最強。なので、これは夢プラン。Adobeさんでも、フォトプランみたいに、ストレージを20GBくらいつけてもらって、Adobeの公式サイトで、常時販売して欲しい。
2,000円/月くらいだったら、結構買う人がたくさんいる気がする。Adobeさん、お願いしますね!
(3)Adobeスクールパートナーの割引キャンペーン

Adobe社では、スクールパートナープラグラムとして、日本で認定されている講座が3校あります。
その講座で、Adobe製品を使ったオンラインで講習を受けると、Adobeの製品が安く購入できます。

●デジタルハリウッド
●アドバンスクール
●ヒューマンアカデミー
スクール名 | 料金(税込) | いつから学べる |
デジタルハリウッド | 39,980円 | 決済確認後から(最短10分) |
アドバンスクール | 39,980円 | 申し込みから3営業日以内 |
ヒューマンアカデミー | 39,980円 | 3~7営業日くらい |

講習を受けるといっても、絶対に講習を受けないといけないわけでもないし、提出義務もありません。ただ、ソフトを使うだけでもOK、です。
一年後に更新時期がくれば、もう一度申込めるから、何度でも更新可能です。
くわしくは後ほど、またご説明しますね。
>>関連記事:AdobeCCの価格とサービス内容|一番安い購入方法とおすすめプランは?
Photoshopの買い切り版ソフトは?

ここまで、Photoshopの値段を安くする方法をお伝えしました。でも「やっぱり定額制は嫌だ」という人もいますよね?
なので、ここからは、買い切りで一回払ったら、それ以上お金のかからない買い切りソフトと、Photoshopと同じような機能を持った代替ソフトについて、お伝えします。
Photoshopの買い切り版(CS版)について
.webp)
Adobe製品は、原稿のAdobe Creative Cloudというクラウド版が出る前は、すべてディスク版の製品でした。(▲こんなヤツです)


しかも新しいOSだと、すでに起動しません
これなら最新バージョンを安い値段で買う方が間違いなし!です。
ちなみに中古品として、Amazonで販売している場合もあります。

が、これも危険。Adobe社は中古ライセンスの販売は認めていないし、デメリットしかないから、です。
違法販売に加担することになる
ウィルスを混入されている危険がある
OSも対応していないし、動く保証がない
Photoshop Elementsも買い切り版
Photoshop自体には、買切り版はないけど、Adobeからは、別に買い切り版の画像編集ソフトがあります。
それが、Photoshop Elements(以下Elements)です。

Photoshopとの違いを一言でいうと、Elementsは、Photoshopの初心者版です。Photoshopよりもスッキリ、シンプルです。
とは言っても、結構なんでもできる高機能なソフトですよね。
買って損はないか? 損か得か?金額面でいえば、もちろん損はしません。仮に19,580円で購入して、5年使ったとします。 その場合、19,580円÷5年=3916円/年です。仮にフォトプランを選んだなら年間12,936円。 ×5年=64,680円。金額差は(64,680円-19,580円=45,100円)だから、です。 ただし、パソコンの寿命やソフトのバージョンアップを考えると、そのくらいが耐用年数として限界です。 機能面でのPhotoshopとの違いは? ●RGBカラーモードのみ対応 ●トーンカーブがない ●曲線のペンツールがない ●スマートオブジェクトがない ●ぼかしフィルターが少ない ●HDRが使えない など そして、Photoshopの廉価版的な位置付けのElementsですが、若干、機能面でPhotoshopに劣ることはあっても、十分な機能を持っています。 その点でも損はしないです。たまに画像の編集をしたいという頻度しかない人は、Elementsで十分です ただ、Elements使用歴が10年!と言っても、キャリアとしては通用しません。なので、今後、デザイナーやクリエイターを目指して、本格的に業務をこなしたい人は、Photoshopを選ぶ方が正解です。 |
Adobe社推奨のシステム要件にも注目
ちなみに、Adobeが推奨しているシステム要件があります。
(CPUとかメモリとか)使っているパソコンによっては、Photoshopを動かすのは難しいとなったら、Elementsを選択する、という手もありです。
Photoshop | Elements | |
CPU | 64 ビットをサポートしている Intel® または AMD プロセッサー、SSE 4.2 以降の 2 GHz 以上のプロセッサー | Intel第6世代以降のプロセッサー |
OS | Windows 10(64 bit)Ver.1809 以降 macOS Mojave(Ver.10.14)以降 | Windows10(64bit) macOS10.14〜10.15またはmacOS11 |
メモリ | 8GB(推奨16GB以上) | 8GB |
グラフィックカード | DirectX 12 をサポートしている GPU 2 GB の GPU メモリ | |
空き容量 | Win : 4GB mac : 4GB | Win : 7.3GB mac : 7.8GB |
ディスプレイ解像度 | 1280*800 |
Photoshopの代替ソフトウェアや無料の類似ツールは?

Photoshopは欲しい。でもやっぱり高い!から、ほかの代替ソフトを選びたいという人もいますよね?
なので、ここでは、Adobe社の代替ソフトと他社の代替ソフトをご紹介します。
モバイルソフト
Photoshopには、モバイル系のソフトもあります。
アプリ名 | 対応OS | 用途 |
Photoshop Camera | ・iOS ・Android | Photosopで加工したような写真が簡単に撮影できる |
Photoshop Express | ・iOS ・Android ・Windows | オールインワンの画像編集に加えてコラージュもできる |
Photoshop Fix | ・iOS ・Android | 画像の修復、明るさ、色やゆがみの調整 |
Photoshop Mix | ・iOS ・Android | 合成や色調補正などの簡単画像編集 |
Photoshop Sketch | ・iOS ・Android | イラスト描画ツール |
Photoshopの代替ソフト・おすすめ10選
無料で使えるPhotoshopの代替ソフトは、他社からもかなり出ています。ちょっと表にまとめました。リンクも貼ったので、こちらも興味がある人は試してみて!
ソフト名 | 対応OS | 料金 | 日本語対応は? |
---|---|---|---|
① GIMP | Win/Mac/Linux | 無料 | あり |
② PIXLR | Web | 無料 | あり |
③ Seashore | Mac | 無料 | なし |
④ Paint.net | Win | 無料 | あり |
⑤ PIXER.US | Web | 無料 | なし |
⑥ FotoFlexer | Web | 無料 | なし |
⑦ SUMO Paint | Web | 無料 | なし |
⑧ INKSCAPE | Win/Mac/Linux | 無料 | なし |
⑨ Canva | Web/iOS/Android | 無料 | あり |
⑩ Pixelmator Pro | Mac | 4,900円 (無料体験版あり) |
あり |
↓各ソフトについては、こちらのサイトで詳しく説明しています。
結論・おすすめはフォトプランかコンプリートプラン

いかがだったでしょうか?ここまでの調査結果として、もしPhotoshopだけを購入したいなら、フォトプラン一択だと思います。
フォトプランがおすすめの理由

その理由は、ズバリ金額!
Photoshop以外にLightroomCCとLightroomClassicが使えて、さらにストレージが付いても、月額1078円〜という不思議(笑)な料金体系だからです。


正直、フォトプランがあれば、Photoshop単体で契約する人は、ほぼいない(笑)です。
さらにコンプリートプランがおすすめの理由

さらにオススメなのは、コンプリートプラン。
やっぱり、他のソフトを使いたくなることがあるから、です。


もちろん通常で買うと、月額6,480円なので、それなりの出費です。
でも、さきほど少し紹介した『Adobeスクールパートナー』を使えば、社会人でも学生価格並みに安く、コンプリートプランを購入できます。

スクールパートナープログラムは、年間39,800円。月額にすれば、3331円。
公式サイトで買うと72,336円だから、ほぼ半額の48%オフ!!
この方法なら、単体プランを2つ買うよりずっと安く、全部のソフトを使えます。
しかも常に最新バージョン
ちなみにAdobeスクールパートナーを実施しているのは日本に3校しかありません。
こちらの記事でそれぞれのスクールパートナーをくわしくご紹介しています。
>> AdobeCCコンプリートプランを7日間無料体験してみる
Photoshopの値段は?一番お得に安く買う方法・まとめ

以上、Photoshopの値段は?一番お得に安く買う方法。買切り版は?ということでお伝えしました。
まとめると
●Photoshopの正規の値段は月額2,728円
●Photoshop単体で契約するよりフォトプランがおすすめ
●Adobe公式の割引セール
●Amazonの割引セール
●Adobeスクールパートナーで購入
●PhotoshopのCS版はすでに販売終了(危険なのでNG)
●Photoshop Elementsは買って損のないソフト(ただし、キャリアにはならない)
●パソコンがシステム要件に満たないならElementsの選択肢もあり
●モバイルソフト
①Photoshop Camera
②Photoshop Express
③Photoshop Fix
④Photoshop Mix
⑤Photoshop Sketch
●他社の代替ソフト
① GIMP
② PIXLR
③ Seashore
④ Paint.net
⑤ PIXER.US
⑥ FotoFlexer
⑦ SUMO Paint
⑧ INKSCAPE
⑨ Canva
⑩ Pixelmator Pro
●フォトプランは不思議な料金体系でお得なのでアリ
●スクールパートナーを使えば、コンプリートプランも48%割引なので、一考の余地あり
でした。
PhotoshopやAdobe CCが、良いサービスなのはわかるけど、どうしても料金が気になりますよね?
わかります。その気持ち(笑)。
なので今「どうしようかなぁ」と迷っている人に、今回の記事が参考になったら嬉しいです。
今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございます!