Premiere Pro(プレミアプロ)は、無料で使えるの?
動画編集を始めたい。けど、いきなり高額なソフトを買うのは不安。そんな悩みを持つ方、多いのではないでしょうか?
でも大丈夫。じつは、Premiere Proには無料で使える方法や、お得に始めるためのコツがあります。
そこで、今回の記事では──。
【この記事で分かること】
- プレミアプロは本当に無料で使えるのか?
- 体験版の入手方法と注意点
- 無料プリセット・テンプレートの賢い使い方
- 無料期間を最大限活かすための工夫
「費用をかけずに本格的な編集を始めたい!」という方は、ぜひ最後までチェックしてください。

執筆者
この記事は、動画制作・デザインを手がける統合クリエイティブスタジオ|ワイラボの代表が執筆しています。普段は企画やディレクションの立場から、現場チームと連携して、デザインディレクション、イラスト制作、映像制作に関わっており、その経験から得た視点で、分かりやすさを心がけてお伝えします。
1. プレミアプロの無料利用は可能か?
Premiere Proは、動画編集ソフトとしてプロからも信頼されているツールです。
一方で、「できれば無料で使いたい」という声もよく聞きます。けれども、無料で使える方法には誤解もつきものです。
この章では、Premiere Proを本当に無料で使う方法があるのか?実態を正直に解説していきます。
① 永久無料版の有無
まずは、結論から言うと、プレミアプロの永久無料版は存在しません。
Adobeが提供するのは、有料のサブスクリプション形式のみです。
もちろん、ネット上で「無料版」や「クラック版」といった言葉が出てくることもあります。が、それらは非公式のもの。利用すれば、トラブルの原因になります。
特に注意すべきは、違法ソフトでPCがウイルスに感染する。または、個人情報が漏れたりするリスクです。Adobeは定期的にアップデートを行い、セキュリティ面を強化しています。が、不正利用はその恩恵を受けられません。結果的に、コストが高くついてしまうこともあります。
つまり、「完全無料で安全に使い続ける!」という方法は、正規の手段では存在しないのです。
そのため、無料で使いたいなら、体験版を利用するのが唯一の現実的な方法です。
② 無料体験版の存在と特徴
プレミアプロには、7日間の無料体験版があります。
体験期間中にできることは、有料版と同じです。そのため、使い勝手や機能の確認をしたい人には、かなり有効な手段です。
ただし、体験版といっても登録にはAdobe IDとクレジットカードが必要になります。この時点で「ちょっと面倒そう…」と感じる方もいるかもしれません。が、無料期間内に解約すれば、費用は一切かかりません。
また、注意点として、体験版は一度しか利用できないという制限があります。何度も繰り返し使うことは基本的にできません。ですので、使うタイミングはしっかり見計らうことをおすすめします。
2. 無料体験版の入手方法
Premiere Proを無料で使うには、体験版を活用するしかありません。
そして、その体験版はAdobeの公式サイトから簡単にダウンロードできます。ただし、登録手順や必要なものがいくつかあるため、最初にしっかり確認しておくとスムーズです。
この章では、具体的な入手の流れをわかりやすく解説していきます。
① 公式サイトからのダウンロード手順
まず、プレミアプロの無料体験版は、Adobe公式ページからダウンロードできます。
くらえて、登録にはAdobe IDが必要です。が、持っていない場合でもその場で無料作成できます。さらに、インストール時にはAdobe Creative Cloudという専用のランチャーアプリも自動的にインストールされます。これがPremiere Proの管理や起動に必要なツールです。
ここまでの流れは比較的簡単です。
しかし、途中でクレジットカード情報の入力が求められます。それでも、無料体験期間中に解約すれば課金は発生しません。
つまり、事前にスケジュールを立てて利用すれば、リスクはほぼありません。
② 必要な環境(Adobe ID・クレカ・システム要件など)
さらに、体験版を利用するには、いくつかの準備が必要です。
まず、Adobe ID。これはAdobeが提供するすべてのサービスに共通するアカウントです。メールアドレスとパスワードを登録するだけなので、数分で作成できます。
次にクレジットカード情報の登録です。これは支払いが発生する際の確認用であり、体験版の期間中に解約すれば請求はされません。ただし、忘れてそのまま契約が始まるケースもあるため、注意が必要です。体験終了のリマインダーを自分で設定しておくと安心です。
また、ソフトを快適に使うためには、PCの性能も確認しておきましょう。
下記に必要な要件をまとめました。
| 要件区分 | 内容 |
|---|---|
| Adobe ID | メールアドレスで無料作成可能 |
| クレジットカード | 無料体験登録時に必要(請求なし) |
| OS | Windows 10/11またはmacOS最新版 |
| CPU | Intel Core i5以上推奨 |
| メモリ | 16GB以上推奨 |
| ストレージ | SSD推奨(HDDでも可だが遅い) |
環境が整っていれば、スムーズにインストールと使用が開始できます。
準備不足で困る前に、事前チェックがとても大事です。
3. プレミアプロ無料体験版|使い方と制限
プレミアプロの無料体験版は、「どこまで使えるのか?」という点が気になりますよね?
無料と聞くと「機能が制限されているのでは?」と疑うのも無理はありません。でも実際は、体験版であっても驚くほど本格的な編集が可能です。
この章では、体験版で使える機能や、知っておくべき制限について詳しく紹介します。
① 体験版で使える機能(全機能対応)
まず結論から言えば、プレミアプロの無料体験版は、有料版とまったく同じ機能です。
エフェクト、トランジション、カラー補正、音声編集、マルチカメラ編集など、プロ仕様の機能もすべて開放されています。動画の書き出しも制限はなく、フルHDや4Kでも自由にエクスポートできます。
これは、Adobeがソフトの魅力を体験してもらうために、あえて「制限なし」で提供しているからです。つまり、試用期間内であれば、実務で使うレベルの編集が問題なく行えるのです。実際、YouTube動画を体験版だけで仕上げたという人も珍しくありません。
ただし、注意したいのは、「使用感」についてです。ソフト自体は高機能な反面、PCのスペックが足りていないと動作が重くなることがあります。特にエフェクトの処理やプレビュー再生時は、スペック不足がストレスの原因になりがちです。
ですので、体験期間中は、できるだけ多くの機能を触っておきましょう。そして自分のPCで快適に動くか、どの機能が実務に役立ちそうかを見極める時間に使うのがおすすめです。
② 利用期間と解約の注意点
Premiere Proの無料体験は、申し込みから「7日間限定」です。この7日間はカウントダウン式で進み、1日でも過ぎると自動で課金が始まります。つまり、7日目の深夜に解約しようと思っても、タイミング次第で料金が発生してしまうケースがあるのです。
もっとも安全なのは、6日目のうちに解約することです。それならミスも防げますし、ギリギリで焦ることもありません。解約はAdobeの公式アカウントページから、数クリックで完了します。手続きも非常にシンプルです。
一方で、無料体験は「基本的に1回限り」です。同じAdobe ID、同じPC環境では再登録できないようになっています。新しいメールアドレスや別のPCで再挑戦することは技術的に可能なケースもありますが、規約違反になる可能性があるため、あまりおすすめできません。
したがって、無料体験を開始するタイミングはとても重要です。時間が取れない期間に登録してしまうと、せっかくの7日間が無駄になってしまいます。しっかり時間を確保できる週に始めるのが、最も賢い使い方です。
③プレミアプロ無料ダウンロード手順
プレミアプロを安全にダウンロードする手順を、ステップごとに解説します。
公式サイト以外からのダウンロードは、ウイルス感染のリスクがあるのでNGです。
「無料で始める」ボタンをクリック
トップページに、プレミアプロを「無料で始める」ボタンがあります。
見つからない場合は、検索窓に「プレミアプロ」と入力しましょう。
Adobe IDでログインする
既にAdobe IDを持っている場合はログインします。
持っていない場合は、無料でアカウントを作成できます。メールアドレスさえあればOKです。
ダウンロードとインストール
指示に従い、インストーラーをダウンロードし、パソコンにインストールします。
インストール中も、怪しいポップアップや広告に気をつけてください。
プレミアプロを起動して無料体験スタート!
体験版はインストールした瞬間から7日間がカウントされます。時間を無駄にしないよう、インストールが終わったらすぐに使い始めましょう。
注意点
- クレジットカード情報を求められることがありますが、無料期間中に解約すれば請求はありません。
- ただし、解約を忘れると自動的に有料プランに移行してしまいますので、カレンダーに「解約日」を入れておくと安心です。
4. 無料プリセット・テンプレートの活用法
Premiere Proは、機能が豊富な分、操作もやや複雑に感じることがあります。
特に動画編集の初心者にとって、ゼロから全てを組み立てるのは時間も手間もかかります。そんな時に便利なのが、あらかじめ用意された「プリセット」や「テンプレート」です。しかも、これらの中には商用利用OKで、かつ無料のものも多数存在します。
この章では、それらを上手に使う方法を解説していきます。
① 個人利用可の無料プリセットとは
Premiere Pro向けの無料プリセットは、YouTubeや配布サイトなどでたくさん公開されています。
プリセットとは、トランジションやカラーグレーディングなどの編集効果を、あらかじめ設定済みの状態で使えるテンプレートのことです。つまり、自分で細かい調整をせずに、プロっぽい演出が手軽に再現できます。
個人利用を前提としたプリセットは、ライセンス制限もゆるく、クレジット表記なしで使えるものが多いです。例えば、オープニングやテロップのアニメーションなども、プリセットを入れるだけで完成度の高い動画が作れます。操作も簡単で、ダウンロードしたファイルをPremiereにドラッグ&ドロップするだけというケースがほとんどです。
ただし、注意点もあります。配布元によっては、ソフトのバージョンが古いと動かない場合があります。また、一部のプリセットは有料販売と見分けがつきにくいため、ダウンロード前に必ず「Free(無料)」や「Personal Use Only(個人利用のみ)」と明記されているかを確認するようにしましょう。
② 商用利用時のライセンス制限
無料プリセットでも、商用利用となるとライセンスの取り扱いが大きく変わることがあります。
これは、「個人で楽しむ動画」と「収益を得る目的の動画」とで、法的な扱いが異なるからです。たとえば、YouTubeの収益化チャンネルで使用する場合は、明確に「商用」と判断されるケースがあります。
そこで重要なのが、「商用利用可」と明記された素材を選ぶことです。中には「個人利用無料/商用は有料」という二段階のライセンスを設けているものもあるので、見逃さないようにしましょう。特に海外の素材サイトでは、Creative Commonsライセンスや独自の利用条件が設定されている場合があるため、翻訳してでも内容を確認するのがおすすめです。
仮に無許可で商用利用した場合、最悪の場合、著作権侵害としてトラブルになるリスクもあります。特に企業PR動画や有料配信コンテンツなどでは、後から指摘を受けて使用停止になることも。無料だからといって油断せず、ライセンスはしっかり確認することが大切です。
③ Cinecomなど外部テンプレ提供元の紹介
信頼できる無料テンプレートの提供元として、特に人気なのが「Cinecom.net」です。
ここは、Premiere ProやAfter Effects向けのチュートリアルとテンプレート配布で有名な海外サイトです。YouTubeチャンネルも併設しており、テンプレの使い方まで動画で解説してくれるのが大きな魅力です。
Cinecomのテンプレートは、商用利用もOKなものが多く、プロジェクトファイル付きで配布されています。初心者でも実際にプロの編集工程を真似できるため、学習にも最適です。また、ファイルのダウンロード方法も簡単で、登録不要のものが多いです。
ほかにも、「Motion Array」や「Mixkit」なども無料テンプレートの宝庫です。ただし、Cinecomと違ってアカウント登録が必要だったり、商用ライセンスが有料プランのみの場合もあるため、各サイトの規約をしっかり読んでから使いましょう。
自作では到底再現できないような高度なアニメーションも、テンプレートを活用すれば手軽に取り入れられます。動画の完成度を一気に引き上げるには、こうしたリソースをうまく使うことが、最大の近道です。
5. 無料活用を最大限にするための工夫
Premiere Proの無料体験版や無料テンプレートは、正しく使えば非常に強力なツールになります。
しかし、うまく使わなければ、せっかくの7日間や素材も十分に活かせません。
この章では、無料で使えるリソースを最大限に活用するための具体的な工夫や戦略について解説します。
① 無料体験+プリセットの組み合わせ活用
無料体験版だけでも、ある程度の動画は完成させることができます。
そこに高品質な無料プリセットを組み合わせれば、さらに見栄えの良い映像制作が可能です。
つまり「編集の質」も「作業の効率」も、両方アップするというわけです。
例えば、タイムラインに素材を並べたあと、トランジションやカラー補正を一つひとつ調整するのは手間がかかります。でも、あらかじめ設定されたプリセットを使えば、それらの作業が一括で適用できるのです。これだけでも、初心者が感じがちな「Premiere Proって難しい…」という印象を大きく変えることができます。
ポイントは、体験版を使い始める前に、プリセットを集めておくこと。7日間は思ったより短いので、編集作業中に素材を探していたら、時間がどんどん消えてしますから、です。
② 無料期間中に試しておきたい機能リスト
Premiere Proは多機能すぎて、全部を体験するには7日間では足りません。
そこで重要なのが、あらかじめ「どの機能を試すか」を決めておくことです。時間が限られている以上、優先順位をつけて使うことで満足度が大きく変わってきます。
特に試しておきたいのは以下のような機能です。
| 機能名 | 理由 |
|---|---|
| シーケンス編集 | 基本操作をマスターするための最重要機能 |
| トランジション追加 | 映像を滑らかに繋げるプロっぽい効果を実感できる |
| カラー補正 | 映像の雰囲気を劇的に変えることができる |
| オーディオ編集 | BGMや効果音の調整で完成度が格段に上がる |
| 書き出し(エクスポート) | 実際の動画制作における最終工程を体験できる |
これらの機能だけでも、Premiere Proの本質的な力を十分に感じることができます。
逆に言えば、「これがやりたかったのに体験が終わってしまった…」という後悔を防ぐためにも、事前の計画は非常に重要です。
短い期間だからこそ、あえて試す機能を絞ることで、濃い体験が得られます。そして「有料でも使いたい」と思えるかどうか、自分の判断材料にするのがベストな活用法です。
6. 違法ソフトには絶対に手を出すな!
プレミアプロを無料で使いたい!
だからといって、違法ダウンロードやクラック版を使うのは、絶対にNGです。正直、ウイルス感染や個人情報漏洩、法的リスクを考えると、リスクが高すぎます。
違法ソフトは、「無料」で魅力的に見えます。しかし、その裏には多くの危険が潜んでいます。とくに、セキュリティ面や法的な問題は厄介です。最悪の場合は、金銭的な損害も大きいです。
ここでは、具体的に違法ソフトのリスク。また、なぜ正規版を使うことが大切なのかを解説します。
《1》ウイルス感染や個人情報漏洩の危険性
《2》アカウント停止や法的リスクについて
《3》正規版を利用するメリットと安心感
《1》ウイルス感染や個人情報漏洩の危険性
違法ダウンロードには、ウイルス感染や個人情報の漏洩といった大きな危険が伴います。なぜなら、クラック版や海賊版には、ウィルスが仕込まれているから、です。
その他にも、たとえば、下記のような危険もあります。
リスク項目をチェック
| リスク項目 | 内容 |
|---|---|
| ウイルス感染の具体例 | 過去には、違法に配布されたプレミアプロのクラック版をインストールした結果、パソコン内のデータが暗号化され、「身代金を払わなければデータを返さない」というランサムウェア被害にあったケースもあります。 |
| 個人情報漏洩のリスク | 違法なプレミアプロのクラック版をインストールした結果、パソコンがランサムウェアに感染してしまい、すべてのデータがロックされてしまった事例があります。被害者は「データを復旧するには身代金を払え」と脅迫され、結果的に大きな金銭的な被害を受けました。 |
| セキュリティソフトも無力な場合がある | 一部のマルウェアは、セキュリティソフトをすり抜ける高度な技術を持っています。「自分は大丈夫」と過信するのは非常に危険です。特に、セキュリティソフトが無効化されると、パソコン全体が危険にさらされます。 |
>> ランサムウェアとは? 被害事例、取るべき対策をわかりやすく解説
「無料で得したい」という気持ちは理解できます。が、リスクを考えると正規版を使うのが最も安全な選択です。
《2》アカウント停止や法的リスクについて
違法ソフトを使うことは、法律違反です。
日本の著作権法では、違法コピーのソフトを使用するだけでも、罰則の対象になります。これは個人利用でも変わりません。
| リスク | 解説 |
|---|---|
| アカウント停止のリスク | Adobeは、違法なライセンスを使用しているアカウントを自動的に検出するシステムを持っています。不正なシリアルキーやクラック版を使用している場合、アカウントが停止されるだけでなく、過去に購入した正規ライセンスも使えなくなる可能性があります。 |
| 法的な罰則について | 個人での使用であっても、違法ソフトを利用すること自体が違法です。特に、企業や商業目的で使用した場合、さらに重い罰則が科されることもあります。 |
| 実際の罰則例 | 例えば、過去に違法ダウンロードをした個人が、Adobeから警告を受けた後、損害賠償を求められたケースもあります。特に企業利用の場合は、1台あたり数十万円の罰金が科されることもあります。 |
「違法ソフトを使っていることがバレるなんて、稀なんじゃない?」と思うかもしれません。が、Adobe製品はインターネット接続なので、ライセンスは常にチェックされます。
「自分は大丈夫」と思っても、万が一のリスクを考えると、正規版を使うのが安心です。
《3》正規版を利用するメリットと安心感
正規版を利用することで、安心してプレミアプロを使うことができます。
Adobe公式サイトから購入したソフトウェアなら安心。ウイルス感染や個人情報漏洩の心配がありません。また、そのほかのサポート体制も万全です。
正規版利用のポイント
| 正規版のメリット | 内容 |
|---|---|
| ウイルスの心配がない | Adobe公式サイトからダウンロードしたソフトには、もちろんウイルスは含まれていません。パソコンのセキュリティソフトも、正常に機能します。 |
| 常に最新バージョン | 正規版では、Adobeからの公式アップデートを受け取れます。新機能の追加やバグ修正、セキュリティパッチも自動的に適用されます。特に、動画編集ソフトは機能の追加が頻繁に行われるので、常に最新機能を使えるのは大きな利点です。 |
| サポート体制 | 万が一、操作で困ったときも、正規版ユーザーであればAdobeの公式サポートを受けられます。また、エラーや不具合が起きた場合も、正規版であれば修正パッチが配布されます。 |
| プロジェクトの引き継ぎがスムーズ | 正規ライセンスであれば、プロジェクトファイルを他のAdobeユーザーと共有しても、互換性の問題が起きにくいです。特に、企業やチームでの利用時には、このメリットは大きいです。 |
「正規版はお金がかかる…」と思うかもしれません。が、ウイルス感染や法的リスクがなく、長期的に見てコストパフォーマンスは高いです。
特に、学割やセールを利用すれば、通常よりもかなりお得に使えます。、賢く選べば無理のない範囲で利用可能です。
7. プレミアプロを無料で使う|おすすめ代替ソフト
「プレミアプロは高くて手が出せない…」。ってこと、ありますよね?
でも、安心してください。プレミアプロのほかに、無料でも優秀な動画編集ソフトは存在します!
この章では、特に人気のある下記3つをご紹介します。
おすすめ代替ソフト
- DaVinci Resolve(プロ仕様の無料版)
- Shotcut(シンプルで使いやすい)
- HitFilm Express(VFX機能も充実)
プレミアプロ無料代替ソフト❶ DaVinci Resolve(プロ仕様の無料版)
DaVinci Resolveは、ブラックマジックデザインが提供する動画編集ソフト。
プロの映画制作現場でも使われています。しかも、無料版でもほとんどの機能が使えるという太っ腹さが魅力です。
|
高機能動画編集ソフト DaVinci Resolve無料版/有料版(Studio) |
編集レベル | 対応OS | ファイル形式 | 4K | |
|---|---|---|---|---|---|
| 中級者〜上級者 | Windows・Mac・Linux | 多くの業務用形式に対応 | ◯(無料版も対応) | ||
| DaVinci Resolveは、映画制作や放送現場でも使われる本格的な編集ソフトです。無料版でも編集、音声、カラー補正、エフェクトまで統合されています。多機能な一方、動作は重めで、操作も専門的。PCのスペックと編集経験がある程度必要です。 使用環境:ハイスペックPC推奨 |
|||||
こんな人におすすめ
- 本格的な映画やCMのような映像を作りたい人
- カラー補正や特殊効果にこだわりたいクリエイター
- プレミアプロの無料体験版を使い切った後に、次のステップとして使いたい人
DaVinci Resolveは、特に色補正にこだわりたい人には最高の選択肢です。
無料でこれだけの機能を使えるソフトは、他にはなかなかありません。
プレミアプロ無料代替ソフト❷ Shotcut(シンプルで使いやすい)
Shotcutは、オープンソースで完全無料の動画編集ソフトです。
シンプルな操作性と、幅広い機能を両立しているのが特徴です。
|
オープンソース編集ソフト Shotcut完全無料(オープンソース) |
編集レベル | 対応OS | ファイル形式 | 4K | |
|---|---|---|---|---|---|
| 中級者向け | Windows・Mac・Linux | MP4、MOV、MKV、FLVなど | ◯ | ||
| Shotcutは無料で使えるオープンソースの動画編集ソフトです。機能は豊富で、複数レイヤーや高度なフィルターにも対応しています。UIは少しクセがありますが、慣れれば自由度の高い編集が可能。中級者以上のユーザーにおすすめです。 使用環境:PC(中スペック以上推奨) |
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こんな人におすすめ
- 動画編集を始めたばかりの初心者
- 無料でシンプルな操作性を求めている人
- ちょっとしたYouTube動画やSNS用の動画を作りたい人
Shotcutは、正直「無料版のiMovieでは物足りない…」という人にピッタリです。
軽い動作と、わかりやすい操作画面で、気軽に動画編集を始められます。
プレミアプロ無料代替ソフト❸ HitFilm Express(VFX機能も充実)
HitFilm Expressは、ビジュアルエフェクトに強みを持つ動画編集ソフト。
映画のような特殊効果を施したい場合に非常に役立ちます。
|
VFXに強い編集ソフト HitFilm Express無料版/有料機能あり |
編集レベル | 対応OS | ファイル形式 | 4K | |
|---|---|---|---|---|---|
| 中級者〜上級者 | Windows・Mac | MP4、MOV、AVIなど | △(無料で可、制限あり) | ||
| HitFilm Expressは、VFXやモーショングラフィックスに強い編集ソフトです。映画風の演出をしたい人におすすめ。基本機能は無料で使えますが、一部の高度なエフェクトは有料アドオン。起動や動作がやや重く、高スペックMac推奨です。 使用環境:高性能PC |
|||||
こんな人におすすめ
- VFXや特撮映像に興味がある人
- YouTubeや映画風の動画を作りたい人
- 無料でも高度な編集を求める人
HitFilm Expressは、無料ソフトの中では特に「特殊効果」に強いです。
映像クリエイターとして、「他とは違う」映像表現をしたいなら、一度試してみる価値があります。
8. プレミアプロを無料で使う方法は?まとめ
プレミアプロを無料で使えるのは、体験版のみです。
7日間だけという制限はあります。が、7日間では、全てを試せないほど多機能なソフトです。さらに、無料テンプレートやプリセットを組み合わせれば、初心者でも本格的な動画が作れます。
ただし、無料の中にもリスクや注意点があるのも事実です。
特にライセンス違反や不正な手段にだけは絶対に手を出さないようにしましょう。
この記事で紹介した内容を参考に、安全かつ賢くPremiere Proの世界に触れてみてください。
\まずは7日間無料体験/
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今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!







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