Adobe Premiere Proを、できれば無料で使いたい!
だれでも思ったことありますよね?
そんなことはできるのか?ということで調査をしてみました。
というわけで、この記事は
●Premiere Proを使ってみたい
●買わなきゃいけないならできるだけ安く買う方法を知りたい
と思っているあなたに向けて書かれた記事です。
筆者は
●動画制作会社を経営
●Adobeプレミアプロを中心にAdobe製品を使い倒す毎日
●テレビ番組や企業向け動画も、当然『Premiere Pro』を使って制作
●同会社にて、映画会社のTwitter周りの動画も同製品
●Adobeソフト歴=Illustrator5.0(1993年)から、すでに30年(…Adobe税を払っている)
です。
とりあえず最後まで読んでみて、ちょっとでも気になるようなら、一度、無料体験してみるのが良いです。
期間中に解約すれば、料金は一円もかからないから、です。
目次
Adobe Premiere Proを入手する3つの方法
Adobe Premiere Proを無料で使いたい!と思う人は多いです。
結論から言うと、正攻法のやり方で、Premiere Proを無料で使い続けることはできません。
そこでここでは、Adobe Premiere Proを入手するための3つの方法をご紹介します。それは
①Adobe公認の正式版を購入して使う(オススメ)
②買い切り版(CS版)をAmazonから中古で買って使う(オススメしない)
③クラック版などを違法ダウンロードして使う(絶対にNG)
です。
一つずつ見ていきましょう。
①Adobe公認の正式版を購入して使う(オススメ)
これは間違いのないやり方。正式版の購入です。
●Adobe公式サイトで通常価格で買う
●Adobe公式サイトが不定期におこなうセールのときに買う
Premiere Pro単体では、正式版はAdobe公式サイトから買う以外に方法はありません。
たまに不定期でAdobeがセールをします。今年でいえば、3回のセールがありました。
■2023年のAdobe公式セール(5/10現在<一般向け2回+学割セール1回>)
2/19 ~3/3 | 3/24 〜4/7 | 4/24 〜4/28 (学割) | ?? 〜?? | ?? 〜?? | ?? 〜?? | ?? 〜?? |
セールでの割引率例としては
●Creative Cloudコンプリートプラン=29%オフの月額4,378円。
●Photoshop、Illustrator、Premiere ProやAfter Effectsなど=最大で42%オフ
■もしもあなたが学生なら【学生・教職員向け】割引
Adobeでは学生や教職員向けの割引制度を提供しています。
この制度を利用すれば、Premiere Proを含むAdobe Creative Cloudの全製品を大幅に割引価格で利用することが可能です。
ただし、この割引は対象となる学生や教職員であることを証明するドキュメンテーションが必要となります。
②買い切り版(CS版)をAmazonから中古で買って使う(オススメしない)
Premiere Proの単体ソフトは、Amazonでは正式版の販売がありません。
が、以前の買い切り版(CS版)については、中古の販売がまれにあります。
が、こちらはオススメできません。その理由は
●Adobe社が中古販売を認めていないため、ライセンスを無効にされる可能性がある
●今のパソコンだと動かない
●ウィルスが混入されている危険がある
●その後、追加された新しい機能は一切使えない
●海賊版の可能性もある
からです。
③クラック版などを違法ダウンロードして使う(絶対にNG)
クラックは、ネットワークにつながれたシステムやコンピューターシステムに侵入し、破壊して、ソフトを無料で使えるようにする行為。
でも、クラック行為は、立派な犯罪。日本では刑事罰対象です。
なので、絶対NGです。
一応、CS版の無料ダウンロード情報はありますが、リンクは貼りたくないので、記載だけします。
念を押しますが、クラック版などを使うのは違法です。こちらの情報も自己責任でお願いします。
Adobe Premiere Proの無料体験版の期間・制限は?
Premiere Proの無料体験版は、7日間に限って全機能を試すことができます。
制限期間やそれ以外の制約について掘り下げていきましょう。
❶Premiere Proの体験版の期間は7日間
❷Premiere Proの体験版に機能制限は無し
❸無料体験版の取得は公式サイトから
❶Premiere Proの体験版の期間は7日間
Adobe Premiere Proは、ダウンロードしてから7日間が無料体験の期間です。
体験版の試用期間は7日間。かなり短いので、時間に余裕があるときにダウンロードしないと、何もしないまま、あっと言う間に1週間が過ぎます(笑)。
それと、試用期間中に解約しないと、自動的に購入になるので、注意が必要です。
❷Premiere Proの体験版に機能制限は無し
Premiere Proの無料体験版は、機能無制限です。
最初は、ちょっと取っ付きづらくて、難しいと感じるAdobe Premiere Pro。
でも、使っている間にさまざまな機能を覚えて、使いこなせるようになります。制限のない体験版の間にも、さまざま試してみましょう。
❸無料体験版の取得は公式サイトから
Adobe Premiere Proの無料体験版は、Adobeの公式ウェブサイトからダウンロードすることができます。
ダウンロードにはAdobe IDが必要ですが、無料で作成することができます。
Adobeのウェブサイトは利用者のセキュリティを重視しており、安全にソフトウェアをダウンロードすることが可能です。
Adobe Premiere Proを無料で使い続けることは不可能
多くのユーザーがPremiere Proを無制限で無料で利用する方法があるのか興味を持っています。
しかし、答えはそう単純ではありません。
ここまでご覧になってお分かりの通り、Premiere Proを無料で使い続けることはできません。
<1>Premiere Proを無料で使用する方法は存在しない
<2>不正なソフトウェアにはリスクあり
<1>Premiere Proを無料で使用する方法は存在しない
残念ながら、Adobe Premiere Proのフルバージョンを永続的に無料で使用する公式の方法は存在しません。
これは、Premiere Proが高度なプロフェッショナル向けのソフトウェアであり、開発と維持には大きな費用が掛かるからです。
Premiere Proは映画やTV番組の制作など、業界レベルの要求に応えるための高度な機能を提供します。これらの機能は時間とリソースをかけて開発されたもので、それらを維持・更新するためには、ユーザーからの収益が不可欠です。
<2>不正なソフトウェアにはリスクあり
無料で利用するために不正なソフトウェアをダウンロードしたり使用したりすることは強く非推奨です。
法的な問題だけでなく、コンピュータのセキュリティのリスクも伴います。
不正なソフトウェアはしばしばウイルスやマルウェアが含まれており、これがコンピューターシステムに深刻な損害を与える可能性があります。また、個人情報の漏洩や不正利用の危険もあります。
Adobe Premiere Proが有料でも人気の理由
Premiere Proは世界中の映像制作者に選ばれているプロフェッショナル向けの動画編集ソフトウェア。
各社からさまざまな動画編集ソフトが登場している中でも、最も知名度が高く人気となっているのがAdobe Premiere Proです。
多くの人がPremiere Proを使う、その理由は3つです。
(1)動画編集ならPremiere Pro
(2)利用者が多いのでネットに情報が多い
(3)Adobe製品との連携
ひとつずつ見ていきましょう。
(1)動画編集ならPremiere Pro
多くの動画編集ソフトがあるなか、Adobe Premiere Proは高い人気を誇っています。
それは動画編集ソフトの中でも細かい設定や調整ができることがひとつの要因。
動画編集を始めたばかりの段階では、細かなことに注意を向けることはあまりできないでしょう。
例えば、色味の設定や映像の切り替わりなどです。しかし、動画編集ではちょっとした色味の違いや、映像の切り替わりが少し違うだけで、動画のイメージが大きく変わります。
Adobe Premiere Proでは、このような色味や動画の切り替わりなどの設定を非常に細かく設定することが可能です。
またYouTubeのような動画はもちろん、VlogやCMなどの動画を作成するにもAdobe Premiere Proがあれば問題なく作成することができますよ。
(2)利用者が多いのでネットに情報が多い
Adobe Premiere Proを実際に使っていると、わからないことがたくさん出てきます。
Adobe Premiere Proの使い方から、動画の表現方法までです。このような場合、ググって答えを探す人が多いけど、すぐに答えが見つかります。
利用者が多いためネット情報も豊富なのです。
(3)Adobe製品との連携
Adobe Premiere Proを使い続けるクリエイターが多い理由には、Adobe製品との連携が挙げられます。
Adobe が出している製品には、
●イラストを作れるIllustrater
●写真加工ができるPhotoshop
●動画に特殊効果をつけることができるAfter Effects
などがあります。
動画編集では、イラストを使ったわかりやすい解説動画や、2CCGを使った特殊効果、サムネイルの作成など、たくさんの技術やソフトが必要。
Adobeの製品を使えば、これら動画に必要な要素をそろえることができるのも、Premiere Proが支持される大きな理由です。
Adobe Premiere Proをお得に入手するには?
一番お得に、Premiere Proを使うなら、単体で買うよりもコンプリートプランがオススメです。
その理由は、2つあります。
(1)コンプリートプランの方がコスパが良い
(2)動画制作には、2つ以上のソフトが必要になる
からです。
(1)コンプリートプランの方がコスパが良い
一つしかソフトを使わないと確実に言えるなら、確かに単体プランで購入する方が安いです。
でも、もし2つ以上のソフトが必要なら、金額的にもコンプリートプランがおすすめです。
●Adobe Premiere Proを単体プランで買う ……………… =3,280円/月
●Adobe CCコンプリートプランをアカデミー版で買う……=3,331円/月(39,980円/年)
その差はたった51円!
これだけの金額差しかないなら、プレミアプロ以外のソフトも使えるコンプリートプランは、コスパの面でも、圧倒的です。
(2)動画制作には、2つ以上のソフトが必要になる
動画制作をやってみると分かるけど、やっぱりほかのソフトが必要になります。
たとえば
●サムネイル作り
●テロップ作り
●特殊効果
●インフォグラフィック
など、です。
なので、ちょっとだけ奮発して、コンプリートプラン利用した方が、結局お得です。
一度こちらも検討する価値は十分にありますよ。
Adobe Premiere Proのオススメ無料代替ソフトを紹介
Adobe Premiere Proを利用したいけれど、コストが気になるという方に向けて、オススメの無料動画編集ソフトウェアを紹介します。
(1)Adobe Premiere Elements
(2)Premiere Rush
(3)Adobe社以外のソフト
こちらも一つずつ見ていきましょう。
(1)Adobe Premiere Elements
プレミアプロ | Elements | |
利用環境 | パソコン | パソコン |
使用レベル | プロ向き | 初心者向け |
編集歴として | 使える | 使えない |
機能性 | ◎ | △ |
アップデート | サブスク 無料 | 買い切り 12,980円 |
値段 | 3,280円 | 19,580円 |
●クイック編集・ガイド編集・エキスパート編集の3つから選べる。
●クイック編集は、起動するだけで動画を生成
●本格的な動画編集には向かない
●買い切り版として購入可能
ちなみに、Premiere Elementsは、買い切り版(19,580円)での購入です。
(2)Premiere Rush
現在、Premiere Rushは、単体での購入はできません。Adobe Premiere Proを購入した際に付随するソフトとなっています。(2024.3.12)
Premiere Rushは、書き出し3回まで無料で使える動画編集ソフト。
スマホで動画編集をするのがメインの方にはオススメです。
書き出し回数が4回以上になると、1,078円(税込)/月の料金が発生します。
プレミアプロ | Rush | |
利用環境 | パソコン | 主:スマホ|副PC |
使用レベル | プロ向き | 初心者向け |
編集歴として | 使える | 使えない |
機能性 | ◎ | △ |
アップデート | サブスク 無料 | サブスク 無料 |
値段 |
●スマホやタブレットで、SNSへの投稿をメインに、ショートムービーを作る人向けのソフト
●本格的な動画編集には向かない
(3)Adobe社以外のソフト
Premiere Proと同じような機能を提供する無料のビデオ編集ソフトウェアは、数多く存在します。
これらを使えば、基本的なビデオ編集や一部の高度な機能を利用することは可能です。
無料でも良いソフトがあるので、いろいろ試してみるのも面白いです。
まとめ:Adobe Premiere Proの無料利用とその代替案
Adobe Premiere Proの無料利用の可能性やその制限、さらには代替ソフトウェアについて詳しく見てきました。
まとめると
①Adobe公認の正式版を購入して使う(オススメ)
②買い切り版(CS版)をAmazonから中古で買って使う(オススメしない)
③クラック版などを違法ダウンロードして使う(絶対にNG)
❶Premiere Proの体験版の期間は7日間
❷Premiere Proの体験版に機能制限は無し
❸無料体験版の取得は公式サイトから
<1>Premiere Proを無料で使用する方法は存在しない
<2>不正なソフトウェアにはリスクあり
(1)動画編集ならPremiere Pro
(2)利用者が多いのでネットに情報が多い
(3)Adobe製品との連携
(1)コンプリートプランの方がコスパが良い
(2)動画制作には、2つ以上のソフトが必要になる
(1)Adobe Premiere Elements
(2)Premiere Rush(Adobe Premiere Proに付随)
(3)Adobe社以外のソフト
でした。
Adobe Premiere Proの無料体験版は、7日間無料で使用可能です。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!