
Adobe Premiere Pro(アドビプレミアプロ)を安くお得に買いたい!
動画編集をしたいと思っている人なら、一度は候補に上がるソフトですよね。
でも「Premiere Proは高くて手が出せない」と悩んでいるあなたへ、今回の記事では、世界中の動画クリエイターが使っているプレミアプロの値段について、どこよりも安い価格・金額でお得に買う方法について調査しました。
目次
プレミアプロのお値段は?
まずはAdobe公式サイトで、プレミアプロを単体プランで購入した場合の値段です。
Adobe公式サイトでの購入金額
まずは、Adobe製品を公式サイトから、単体プランで購入した場合です。他にも欲しいソフトがあると思うので、一覧表にしてみました。
ソフト一例 | 月契約(月払い) | 年契約(月払い) | 年契約(一括払い) |
Photoshop | 3,828円 | 2,728 円 | 28,776円 |
Illustrator | 3,828円 | 2,728 円 | 28,776円 |
InDesign | 3,828円 | 2,728 円 | 28,776円 |
Lightroom | -- | 1,078円 | 12,936円 |
Premiere Pro | 3,828円 | 2,728 円 | 28,776円 |
Premiere Rush | -- | 12,936円 | |
After Effects | 3,828円 | 2,728 円 | 28,776円 |
Animate | 3,828円 | 2,728 円 | 28,776円 |
XD | -- | 1,298円 | 10,978円 |
Dreamweaver | 3,828円 | 2,728 円 | 28,776円 |
Acrobat Pro | 2,948円 | 1,738円 | 20,856円 |
一番お得な金額は、年間契約で一括払いをした場合です。
年間に28,776円だと1ヶ月あたり2,398円。年契約なら、1ヶ月ごとに更新に比べて、1,430円安く買える計算です。
Amazonや楽天、ヤフーでの価格は?
次に、公式サイトの値段が高ければ、Amazonやヤフーショッピングはどうか?を考えますよね?
でも、残念ながら、現在、Adobe Premiere Proは、Amazonや楽天、ヤフーショッピングでの単体販売がありません。すべて、Adobe公式サイトからのみの販売です。
ちなみに、Adobe公式サイトで、単体プランとコンプリートプランの金額を比べると
です。単体プランもコンプリートプランも企業ならともかく、個人だとちょっと出すのがつらい金額です(笑)。
プレミアプロを安い値段で買う3つの方法
Adobe公式サイトでは手が出なくても、諦めるにはまだ早い!
プレミアプロをもっと安い値段で買いたい方という人は、次の2つの選択肢が考えられます。
(2)買い切り版を買う ←すでにない
(3)中古を買う ←リスクが高い
(1)Adobeセールを狙う←おすすめ
Adobe社では、不定期にセールをしています。セールの期間や割引率は、その都度違います。
■2020年のAdobe公式セール(計7回)
4/1 ~4/10 |
4/29 ~5/8 |
5/25 ~5/29 |
6/29 ~7/9 |
8/7 ~8/20 |
10/1 ~10/8 |
11/16 ~11/27 |
■2021年のAdobe公式セール(8回)
1/5 ~1/15 |
2/22 ~3/5 |
3/29 ~4/9 |
4/29 ~5/7 |
5/24 ~6/4 |
6/28 ~7/9 |
8/23 ~9/3 |
9/29 ~10/13 |
■2022年のAdobe公式セール(6/15現在<一般向け5回+学割2回>)
1/7 ~1/21 |
2/23 ~3/4 |
3/23 ~3/31 (学割) |
3/21 ~4/8 |
4/20 ~4/28 (学割) |
5/26 ~6/3 |
11/12 ~12/2 |
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最近のセールでの割引率は
●Photoshop、Illustrator、Premiere ProやAfter Effectsなど=最大で42%オフ
Adobe公式サイトの割引セールの最新情報
追記:最新情報です。
(2)買い切り版を買う
プレミアプロは、定額制のサブスク販売。なので、毎月料金が発生します。なので、一回払うだけで済む『買い切り版』が欲しい!と思いますよね?
プレミアプロにも以前は買い切り版がありました。CS6という2012年に発売されたバージョンでした。
ただ、残念ながら、こちらの商品は、現在、購入することができません!
(3)中古を買う
楽天市場やメルカリのサイトでは、いまでも中古の『Adobe Creative Suite 6』などが売られています。中古製品であれば、購入が可能です。
ですが、これらを買うことはオススメしません。
その理由は
●古い製品なので、今のパソコンだと動かない可能性が高い
●バージョンアップされていないので、使えない機能が多い
●もしかしたら海賊版の可能性もある
からです。なので、そんなリスクを冒すくらいなら、最初から諦めて、正規の製品をできるだけ安く買う方法を考えた方が得策です。
Premiere Elements(プレミア エレメンツ)は買い切り版
Adobe社からは、Premiere Proだけじゃなくて、ほかにも動画編集ソフトがリリースされています。
特に、Premiere Elements(プレミア エレメンツ)というソフトは買い切り版です。
(1)Premiere Elementsは使える?値段と評判
Adobe社には、4つの動画編集ソフトがあります。
それぞれどんなソフトか?を知りたい方は、過去記事をご参照いただけます。
●After Effects(アフターエフェクト=アニメーションなど特殊効果)
●Premiere Rush(プレミア ラッシュ=プレミアプロ の簡易版)
●Elements(エレメンツ=プレミアプロ の簡易版)
Premiere Proの代わりに使えるAdobeの動画編集ソフトには、Premiere RushとElementsがあります。
●特にクイック編集では、起動しただけで動画を生成できる
●本格的な動画編集には向かない
Premiere Elementsは、Adobe社のなかでは珍しく、買い切り版(19,580円)での購入が可能です。
Elementsは、本格的な動画制作というよりも、初心者向きソフト。なので、SNSなどに気軽に動画をアップする目的なら、Premiere Proより、こちらのソフトの方がオススメです。
▼それぞれのソフトの違いを詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考になります。
(2)買い切りソフト『Premiere Elements』の評判は?
じゃあ、実際に、エレメンツを使っている人の評判は?についても調査しました。
正直、良いものとそうでないものとあります。ほんとは、Premiere Proが良いけど、やっぱり価格や値段を考えると『う〜ん…』という人に参考にして欲しいので、あえて掲載します。
動画の編集ソフト、無料のAviUtilを使ってるけど、
— ロボットクリエイター・ロコ (@yonkoushi) January 26, 2020
いいものがないか少し調べた。
Adobe Premiere pro: 最強?だが月額かかる
Final Cut Pro: 有名。Windowsユーザは使えない
Premiere Elements : 買い切りできる
filmora: 買い切りできて安い
PowerDirector: Windowsでは評判いい
3番目、買う。
私はAdobe premiere elements 2019です!PowerDirectorも評判良いですよね。ですが、ちょうど購入検討時に最新版が出たタイミングだったので、Adobeブランドを信頼して購入しました。
— 蓮見紫子✨清楚系VTuber (@yukariko_h) January 6, 2019
カット編集は優秀なんですけど、字幕入れるのがありえないほど使いづらくて困ってます><
【個人の感想】10年くらい前だとPremiere Elementsがなかなか定番に近かった。バージョン4がなかなかメジャーアップデートされなかったことが逆に定番化を促進したかもしれない。7も評判は良かったけど8が決定的にダメで乱世が始まった。数年後のCC化でPremiere ProやAEが広まって決着した感。
— るかなんP@日刊TOPテン (@LUKANAN_P) November 21, 2020
Premiere Proの代替ソフトは?
動画編集をどういう目的でおこなうか?によるけど、自分で楽しみたいだけ、であれば、Adobe Premiere Proにこだわらなくても、ElementsやPremiere Rushでも、ちゃんと動画編集はできます。
ただ、動画編集スキルを磨きたい人は、Premiere Proを使えること自体がスキルとして認められるので(Premiere Pro歴5年みたいな)、動画制作会社に就職したり、そこから仕事をもらえたりというメリットもあります。
(1)他社の代替ソフトを使って動画編集を楽しむ
動画編集ソフトは、Adobe社以外からもたくさんのソフトがリリースされています。
無料でも良いソフトがあるから、試してみるのもアリです。
商品名 | コメント | 無料or有料 | 値段 | Win | Mac |
---|---|---|---|---|---|
Lightworks | 元はプロ用の有料ソフト。 | 無料(要・会員登録) | ー | ○ | ○ |
VideoPad | 音響編集も可。日本語対応 | 無料版/有料版 | 999円/月〜 | ○ | ○ |
Movie Studio | PCスペックが悪くても安心 | 有料 | ○ | × | |
Filme | 無料版にはウォーターマーク | 無料版/有料版 | 1,980円/月〜 | ○ | ○ |
PowerDirector | 自動編集やアクションカメラにも対応 | 有料(体験版有り) | 571円/月〜 | ○ | ○ |
Olive | 縦動画にも対応。4K書き出しOK | 無料 | ー | ○ | ○ |
GOM Mix Pro | 必要最低限に機能限定された簡単操作 | 無料版/有料版 | 3,300円 | ○ | × |
プレミアプロは単品よりコンプリートプランの購入がお得
ここまで、単体プランで購入する方法を中心にご紹介しました。
でも、1番のオススメは、プレミアプロ を単品で買うよりも、Adobe CCのコンプリートプランを買ってしまうことです。
おすすめ理由① コストパフォーマンスが良い
その理由は、やっぱりコンプリートプランの方がコストパフォーマンスが良いから。
ひとつだけしかソフトを使わないなら、確かに単品購入の方が金額は安い!でも、もし2つ以上のソフトを使うなら、金額的にコンプリートプランは、お得さが際立っています。
●Adobe CCコンプリートプランをお得に安く買う方法を使うと3,331円/月。
もう一度、こちらの一覧表を見てみましょう。
ソフト一例 | 月契約(月払い) | 年契約(月払い) | 年契約(一括払い) |
Photoshop | 3,828円 | 2,728 円 | 28,776円 |
Illustrator | 3,828円 | 2,728 円 | 28,776円 |
InDesign | 3,828円 | 2,728 円 | 28,776円 |
InCopy | 968円 | 638円 | 6,336円 |
Lightroom | -- | 1,078円 | 12,936円 |
Premiere Pro | 3,828円 | 2,728 円 | 28,776円 |
Premiere Rush | -- | 12,936円 | |
After Effects | 3,828円 | 2,728 円 | 28,776円 |
Animate | 3,828円 | 2,728 円 | 28,776円 |
XD | -- | 1,298円 | 10,978円 |
Dreamweaver | 3,828円 | 2,728 円 | 28,776円 |
Acrobat Pro | 2,948円 | 1,738円 | 20,856円 |
Premiere Proしか使えない単体プランよりも、プレミアプロ 以外にも、PhotoshopやIllustratorや、After Effectsが使えるコンプリートプランの方が圧倒的にお得。
単体プランで、プレミアプロとフォトショップを2つ買ったら、5,456円。2つ以上ソフトを使うことが決まっているなら、コンプリートプランしかないってことです!
理由② 動画制作は2つ以上のソフトを使うから
2つ目の理由は、動画制作では、Premiere Proだけじゃなく、結局ほかにもソフトがあった方が良いから…です。たとえば
など、Adobeのソフトを連携させることで、クオリティを劇的に上げることもできるし、効率も良くなります。
Adobeソフト(デスクトップだけで23種類、モバイル版も15種類)を全部使えるコンプリートプランなら、こちらを選択するのが正解です。
理由③ コンプリートプランならAmazonでも購入できる
もう一つの理由は、コンプリートプランになると、Amazonでの購入はもちろん、学生プランでお得に購入する手を使えるから…です。
通常だと→ 74,976円 | Amazonで購入だと→ 52,092円 |
なので、その差は、マイナス22,884円!
Adobeには、学生・教職員プランというのがあります。学生・教職員しか買えないけど、すごく安く買えるプランです。
普通は社会人は利用できません。
それは、Adobeが、スクールパートナープログラムを実施していて、それを社会人も使えるから…です。
スクールパートナーは、自社製品を教材やトレーニングサービスを幅広い人々へ提供するのを目的に、Adobeが認定したスクールにだけ、ソフトを安く提供している通信講座です。
日本では下の3校がAdobe社から認定されて、一般の人にも学生版を販売してます。
通常だと→ 74,976円/年 | スクールパートナーなら→ 39,980円/年 |
なので、その差はなんと、マイナス34,996円!
ソフトの機能制限はまったくなく、Adobe公式サイトで購入したものと同じものが提供されます。
詳しくは▼こちらの記事も参考に!
VideoLab編集部としては、自分たちも使っていて安心なので『デジタルハリウッド』さんの講座をオススメしています。
>>デジハリ公式サイト:デジハリONLINE Adobeマスター講座
プレミアプロ の価格は?どこよりも安い値段とお得に買う方法!まとめ
まとめると
Adobe Premiere Proの値段は?
単体プランで買うと 2,728 円/月。
動画編集のオススメ代替ソフトは?
●Lightworks
●VideoPad ●Movie Studio ●Filme ●PowerDirector ●Olive ●GOM Mix Pro Premiere Proしか使わないなら
●単体プランがオススメ
2つ以上のソフトを使うなら
●学生版コンプリートプランがオススメ
結局は学生プランがお得!
●プレミアプロ を単体プランで買った場合 =2,728 円/月(プレミアプロ だけ使える)
●Adobe スクールパートナープランを使えば=3,331円/月 (Adobeのソフトが全部使える) その差はたったの603円で、Adobeのソフトが使いたい放題!
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でした。
Adobe Premiere Proが欲しいけど「どうしようかなぁ」と迷っている人に、今回の記事が参考になったら嬉しいです。
今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございます!