クリエイターにとっては欠かせない制作ツールであるAdobeソフトですが、ソフトの種類はPC版だけで12種類も存在しています。
これだけ種類があると、どのアプリやどのプランを選べばよいのか悩みますよね。
そこでこの記事では、Adobeの契約をするに当たってどのプランにするか迷っている人に向けて、Adobeの各プランとおすすめのプランをご紹介していきます。
Adobeにはどんなプランがあるの?
まずは、Adobeのプランにはどんなものがあるのかをご紹介していきます。
Adobe Creative Cloudの中からプランを選ぼう!
Adobeのソフトは、以前はCSと呼ばれるパッケージ版やダウンロード方式のものが一般的でしたが、2012年からCreative Cloudというプランが登場し、主流となりました。
Creative Cloudとは、動画や画像編集などのアプリをサブスクリプション方式で利用するプランのことです。つまり、月額使用料を払うことでAdobeのアプリを使うことができます。
Creative Cloudが何かわかったところで、各プランについて見ていきます。
Adobe Creative Cloud 単体プラン
単体プランは、月額2,480円(Acrobat DCは1,580円/月、InCopyは480円/月)となっており、
・Photoshop
・Illustrator
・InDesign
・Acrobat DC
・Premiere Pro
・After Effects
・Audition
・Adobe XD
などの各アプリケーションの中から一つを選択して購入するプランです。
どれか一つのアプリしか使わないと決めている人には、このプランがおすすめです。
Adobe Creative Cloud フォトプラン
フォトプランは画像編集ソフトが使えるプランで、月額980円で利用できます。
・Photoshop
・Lightroom
・Lightroom Classic
以上の3つのアプリがパッケージ化されているので、これらのソフトを使用したい人は、単体プランよりフォトプランを選んだほうが断然お得となります。
Adobe Creative Cloud コンプリートプラン
コンプリートプランは月額5,680円で、
・Photoshop
・Illustrator
・InDesign
・Acrobat DC
・Dreamweaver
・Animate(旧 Flash Pro)
・Premiere Pro
・After Effects
・Audition
・InCopy
・Adobe XD
・Dimension
などの20以上のアプリを利用できます。
Adobeのアプリはそれぞれが専門分野に特化していますので、高いクオリティのものを制作しようとすると、いくつかのアプリを横断して使う必要が出てきます。
そんな時には単体プランで別々にアプリを購入するより、コンプリートプランを選んだほうがお得にたくさんのアプリを使用できます。
支払いプランにも種類がある!おすすめは年間プラン一括払い契約!
各プランの支払方法には、「年間プラン月々払い」、「年間プラン一括払い」、「月々プラン月々払い」の3つの支払いプランがあります。
それぞれの支払い方法の違いは、
・年間プラン月々払い:年間ライセンスを購入し、月々支払うプラン
・年間プラン一括払い:年間ライセンスを購入し、一括で支払うプラン
・月々プラン月々払い(フォトプランは適用外):月間ライセンスを購入し、月々支払うプラン
となっています。
一番お得なのは「年間プラン一括払い」となっており、コンプリートプランの場合、「年間プラン月々払い」と比べて年間3000円ほどお得になっています。
「年間プラン一括払い」は一度に支払う金額は大きくなりますが、結果的にはお得になりますので、おすすめです。
【結論】あなたにおすすめのAdobeのプランは...
次は、用途別におすすめのAdobeのプランをご紹介していきます。
IllustratorやInDesignなど、1つのアプリだけを触りたい人は単体プランがおすすめ!
使うアプリは一つだけと決めている人、もしくは使いたいアプリを1か月だけ試したい!という人には、単体プランがおすすめです。しかし、単体プランは割高になっていますので、体験目的の人は無料体験版を利用してみることをおすすめします。
カメラマンの方など、写真の加工がしたい人はフォトプランがおすすめ!
カメラマンなど、写真の加工がしたい人には、LightroomとPhotoshopが使えるフォトプランがおすすめです。
この2つのアプリがあれば写真加工の大半はこなせますので、月額980円のフォトプランは非常にコスパが良く、おすすめできます。
動画制作・編集がしたい人はコンプリートプランがおすすめ!
Premiere ProやAfter Effectsを使って動画制作や編集をしたい人はコンプリートプランがおすすめです。
動画制作はPremiere ProやAfter Effectsなどのいくつかのアプリを横断して使用する必要がありますので、複数のアプリを利用できるコンプリートプランがおすすめになります。
IllustratorとPhotoshopを使いたい人はコンプリートプランがおすすめ!
Adobeの2大ソフトと言えば、illustratorとPhotoshopになります。
この2つのソフトは同時に使用することも多く、クリエイターの方はそれぞれを使用する頻度も高いでしょう。
そんな場合はコンプリートプランを利用して、どちらのアプリも使えるようにしておくと非常に便利です。
また、月額5680円で多くのアプリが使えるので、いろいろなアプリを試してみることで表現の幅を増やすこともできるでしょう。
自分に合ったAdobeのプランを契約しよう!
ここまで、Adobeのプランのそれぞれの特徴や、おすすめのプランをご紹介してきました。
プランの契約は、Adobeの公式ホームページから行うことができます。
自分の目的をよく考えて、自分に合った後悔しないAdobeのプランを契約するようにしましょう。