動画編集ソフトは何を使用した方が良いのか、迷っている方も多いのではないでしょうか?
今回の記事では、人気の動画編集ソフトDaVinci ResolveとPremiere proの違いについてコスト面や特徴などを項目ごとに詳しく説明しています。
是非動画編集ソフト選びの参考にしてください。
目次
DaVinci ResolveとPremiere Proの特徴
DaVinci ResolveとPremiere proの機能や特徴の違いについて比較しています。
まずは、それぞれの特徴です。
DaVinci Resolveの特徴❶
DaVinci Resolveは、8Kの動画編集から、VFXまで幅広い範囲をカバーする本格的な動画編集ソフトです。
カラー、エフェクト、オーディオの編集がスムーズに切り替え可能で、同ソフト上で完結させることが可能になります。
DaVinci Resolveの特徴❷
DaVinci Resolveの最大の特徴は、カラーグレーディングの豊富さにあります。
カラーグレーディングとは、簡単に説明すると映像の色彩を補正することです。
意図した色を作り込むことや、色による演出でDaVinci Resolveより優れた動画編集ソフトは無いとまで言われています。
そのためRAWデータとの相性が良くハリウッドの大作でも使用されているのが特徴的です。
DaVinci Resolveは動画のカット、テロップの作成からアニメーション、モーショングラフィックの作成まで、全て1つで完結させることができるのも強みです。
Premiere Proの特徴①
動画編集をするなら、最初に候補に上がるのが、Adobe Premiere Pro。
理由は、動画を編集する上でほとんどの機能が備わっていること。
映像制作者の約9割が、PremiereProを使用しているというAdobeの調査結果があるほど、です。
多くの人が使用していることもあり、How toの本や動画なども多いです。
Premiere Proの特徴②
PremiereProのもうひとつの特徴は、 After Effectsをはじめとする、その他Adobeソフトとの連携です。
同一ソフトではないのに、簡単にコンポジションを置き換えたりすることができるので、同一ソフトで編集しているかのような手軽さがあります。
無料の動画編集ソフトと比べると、扱いが難しい印象ですが、そんなこともありません。
プロ向けの編集ソフトの中では直感的かつ気軽にカット編集やテロップ編集が出来てなおかつ本格的です。
PremiereProは基本的にキーフレームを使用して編集していくことが多いため、自由度が高く、クオリティの高い映像を作ることが可能です。
DaVinci ResolveとPremiere Proの違いは?
2つのソフトの違いを表でまとめました。
料金 | テキスト編集での違い | |
DaVinci Resolve | 無料 | テロップ編集時、モーショングラフィックを作る画面と同じ場所で作成するため、テキスト作成が少し面倒 |
PremierePro | 有料 | 「テキスト」「エッセンシャルグラフィックパネル」「レガシータイトル」などテキスト入力機能が豊富で、テロップ編集が直感的 |
価格の違いについては,次の項目で詳しく説明します。
DaVinci ResolveとPremiere Proの価格・コストの違いは?
DaVinci ResolveとPremiere proは、価格と購入方法が違います。
無料または買い切り
サブスクリプション制
それぞれの違いをご紹介します。
DaVinci Resolveの価格|無料・買い切り
DaVinci Resolveは、基本的に無料編集ソフトです。
ですが、より本格的な編集には、DaVinci Resolve Studio(47,980円)というバージョンもあります。
何が違うのか?というと
無料版 | 有料版 |
●フルHDまでの解像度 ●60fpsまでのフレームレート ●編集、カラー機能、Fusion機能ほぼ使用可能 | ●4K以上の解像度 ●120fpsまでのフレームレート |
です。そこまで大きな違いはありません。
シネマレベルの編集が必要な場合などは、有料バージョンを利用。
それ以外は無料バージョンで十分と言ったところなので、必要に応じて購入を検討しましょう。
Premiere Proの価格|サブスクリプション制
PremiereProはサブスプリクション制。
料金を一覧にしてみました。
品名 | 契約プラン (支払い方法) | 月額 | 年額 | 体験版 無料期間 |
---|---|---|---|---|
単体プラン | 1ヶ月ごと契約 | 4,980円 | 59,760円 | 7日間 |
年間契約/月払い | 3,280 円 | 39,360円 | ||
年間契約/一括払い | 34,680円 | |||
Creative Cloud コンプリートプラン | 1ヶ月ごと契約 | 12,380円 | 148,560円 | 7日間 |
年間契約/月払い | 7,780円 | 93,360円 | ||
年契約/一括払い | 86,880円 |
本格的なアニメーションなどを使用するとなると、After Effectsが必要になる場面があります。
が、簡単なモーションやグレーディングなら、動画編集のほぼ全てをPremiereProだけで制作可能です。
最初に大きな初期投資が必要ないのが特徴で、必要な時に必要な分だけ契約して使用するこも可能です。
【結論】あなたにおすすめなのは...
Premiere Proがおすすめの方とDaVinci Resolveがおすすめの方の特徴を説明しています。
動画編集を無料で始めたいならDaVinci Resolve
これから編集を始める前提だとするとコスト面は大きな課題。
そこが無料であるのは大きなメリットです。
動画製作者として収入が入るようになったら、有料版へのアップグレードもしくは、他の編集ソフトへの移行がおすすめ。
①無料であること
②基本的に何かできない作業はない
③有料版へのステップは、上達してからと考えられる
基本的に何かが出来ないと言うことはありませんが、テロップ挿入などは操作手順が多い部分もあります。
動画編集を手堅く始めたいならPremiere Pro
①利用者が多いので、比例して、資料の数がDaVinci Resolveよりも多い
②動画制作会社での使用率が高く、仕事を請け負い場合の連携がしやすい
③YouTubeなどでの無料情報が多い
動画編集の部分はPremiere proで完了させて、カラーグレーディングのみDaVinci Resolveで行う動画製作者の方も多いです。
DaVinci ResolveとPremiere Proを比較して自分にあった方を選ぼう!
今回の記事ではDaVinci ResolveとPremiere proの違いについて詳しく比較しました。
コスト面や自分に合った用途で選んでください。またどちらともの良いところを補って使うことも可能です。
是非編集ソフト選びの参考にしてください。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!