
ワンランク上の動画撮影を可能にする業務用ビデオカメラ。
業務用ビデオカメラが欲しいけれど、種類が多くてどれを選べばよいかわからない、と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、大手映像機器メーカーSONYの業務用ビデオカメラの選び方やおすすめ4選をご紹介します。この記事を読んで、業務用ビデオカメラ選びの参考にしてください。
目次
SONYの業務用ビデオカメラとは
まずはSONYの業務用ビデオカメラの概要についてご紹介します。
SONYの業務用ビデオカメラってどんなカメラ?
SONYの業務用ビデオカメラは、動画制作会社など放送業界で長年使われてきた、実績のあるメーカーのビデオカメラです。
SONYの業務用ビデオカメラは、最新のものでも従来のテープ運用と同じ操作性を踏襲しているため、プロアマ問わず使いやすく、世界中で高い評価を得ています。
最近では4K対応の機種や多種類の記録フォーマットに対応した機種、ハイブリッド編集搭載機種などが販売されており、高機能でハイクオリティな動画制作を売りにしています。
SONYの業務用ビデオカメラの特徴
業務用カメラに対して、家電量販店などで販売されている一般的なハンディカムのようなビデオカメラを民生用カメラと言います。
民生用カメラと比べて業務用カメラの特徴は様々あるのですが、代表的なものとして、
●バックアップ録画機能がある
●音声が綺麗で安定している
●被写体全部にピントが合いやすい
●機能や設定項目が多い
●重量が大きい
といった特徴が挙げられます。
業務用カメラの方が驚くほど画質がいいといった特徴はありませんが、レベルの高い動画を撮ろうと思うと、機能が多くて性能の高い業務用カメラの方がおすすめです。
SONYの業務用ビデオカメラの選び方
ここからは、SONYの業務用ビデオカメラの選び方についてご紹介していきます。
様々な機種が販売されていますので、どのような観点から機種を選べば良いのか参考にしてください。
また、SONYの業務用カメラの代表的なシリーズとしてXDCAMシリーズとNXCAMシリーズがあるのですが、一般的にはXDCAMシリーズがハイグレードモデル、NXCAMシリーズがエントリーモデルとされていますので、選ぶ際の参考にしてください。
機能で選ぶ
まずは撮りたい映像に合わせて、機能で選びましょう。
業務用カメラは、プロ仕様になっているためオート機能が少なく、各種の細かい機能が多く用意されています。
そこで、4K撮影やスーパースロー撮影機能、レンズの光学ズームの倍率、音声入力の方式、手ぶれ補正、夜間撮影モードなど、数ある機能の中から撮りたい映像に合わせて必要な機能を選びましょう。
記録方式で選ぶ(SDカード等)
SDカードやメモリースティックなどの記録方式で選ぶことも、ビデオカメラ選びの重要なポイントです。
業務用カメラの記録方式として、メモリースティック、SD、SDHC、SDXCなどがあります。
パソコンの入力端子に多く用意されているSDカードが使える機種がおすすめで、映像データは大きくなりやすいので、SDXCなどの大容量記録メディアに対応しているものがおすすめです。
サイズと重量で選ぶ
サイズと重量も、大切な検討ポイントです。
業務用カメラは長時間の撮影に対応するため、バッテリー容量が多めに取られているものが多く、その分重量が大きくなっています。だいたい1kg前後になる場合が多いのですが、移動しながら撮影を行いたい場合は手持ち用に、できるだけ軽いものを選ぶことをおすすめします。
また、激しい動きに対応する撮影では、サイズの大きすぎるカメラでは取り回しづらいため、サイズ感を考慮して選びましょう。
SONYの業務用ビデオカメラおすすめ5選
ここからは、SONYの業務用ビデオカメラのおすすめ5選をご紹介していきます。
①【初心者でもプロレベルの映像が撮れる】HXR-NX80
HXR-NX80は、4KHDR対応の業務用ビデオカメラです。
スーパースローやスロー&クイックモーション、ワイヤレスモニタリングなどの機能が豊富に揃っている上に、オートフォーカスシステムを搭載しているため、初心者でも使いやすいビデオカメラです。
②【1.9kgの軽量/低消費電力設計】PXW-Z150
本体の重量がわずか1.9kgと軽量で扱いやすく長時間の撮影にも向いています。6.6Wという低消費電力設計でバッテリーも6時間もつカメラです。
4K動画の記録に対応しており、そのほかにも独立した3連リングがついたレンズを搭載していることにより、18倍、24倍、45倍の高倍率ズームを実現しました。
デュアルメモリーカードスロットでは、2つのスロットで同時記録できますので、バックアップしながらの撮影を可能にしました。
③【バックアップ記録に対応】HXR-NX100
HXR-NX100は、SDカードのダブルスロット方式によって、バックアップ記録ができるビデオカメラです。バックアップ記録は、SDカードの紛失やデータの破損などの万が一に備えて安心できる機能です。
また、全画素超解像24倍ズームのレンズを搭載しているなど、申し分ない撮影能力を持ち合わせています。
④【映画レベルの映像が撮れる】PXW-Z90
PXW-Z90は4KHDR対応のビデオカメラで、スーパースローやオートフォーカスなどの各種機能も豊富に備えた、プロ御用達のビデオカメラです。
他にもデュアルメモリーカードスロットによるバックアップ機能や、ワイヤレス機能、着脱可能なXLRハンドルユニット搭載など、多くのプロ機能を搭載しています。
お試しでレンタルするのもオススメ!
業務用のビデオカメラは、高額です。正直、なかなか手が出しにくい(苦笑)。
ただ、その分性能が良いことも確かです。民生用のカメラとは一線を画すものがあります。撮影される側もスマホで撮られるよりも、業務用カメラで撮られるとプレミアム感がハンパないです。
なので、カメラをレンタルしてしまう!という手もアリです。色々業者はいるけど、最近流行りのサブスクでレンタルで、憧れのカメラを試すのも面白いかも、です。
SONYの業務用ビデオカメラまとめ
ここまで、SONYの業務用ビデオカメラの選び方と、おすすめビデオカメラについてご紹介してきました。業務用ビデオカメラは、機能や価格帯によって多くの種類が販売されています。
ぜひこの記事を参考にして、SONYの業務用ビデオカメラ選びをしてみてください。