
動画編集を副業で始めたい!でも、初心者なので、始め方が今ひとつわからない。という方はいらっしゃいませんか?
そこで、今回の記事では、動画編集を副業にして、初心者が在宅で仕事を受注するための方法や、稼げるようになるためのロードマップを調査しました。
未経験者が、動画編集を副業にして、月5万円を稼ぐのを目標に、分かりやすく解説していきます。
動画編集の副業|未経験者が月5万円を稼ぐには?

未経験者が、動画編集の副業で月5万円稼ぐ方法について、ひとつずつ見ていきましょう。
まずは現実を把握|1本あたりの動画編集の副業収入の相場はいくら?
動画編集の副業は、1本あたりどのくらいの収入になるのでしょうか?


もし未経験で、動画編集の副業に挑戦するなら、まずは3,000円〜5,000円の案件をゲットしにいくのが、オススメです。
●副業案件相場は3,000円〜30,000円
●スキルが上がれば、より高額案件の受注も可能
●時給換算すると、1,100円〜2,000円くらいが多い
その理由は、高額案件になればなるほど、動画編集スキルとクオリティが求められるから、です。
発注者の選考も慎重になって、実績重視になるので、ポートフォリオの少ない初心者は、競争力が低く、受注できる可能性が低いです。
なので、スキルが上がってくれば、30,000円といった高単価案件も受注可能。YouTube動画のディレクション業務なら、1本で10万円の副業収入を稼ぐこともできます。
また、時給制で働く場合、今回の調査では、1本あたり時給1,100円〜2,000円程度でした。
動画編集の副業はいくら稼げる?アンケート結果
2022年3月に、合同会社ケーエスが10代以上の100人を対象とした「動画編集の副業はいくら稼げる?」という質問のアンケート結果を発表しました。
このアンケートによれば、100人のうち74人が動画編集の副業で月5万円未満の収入でした。
逆に、月5万円以上を動画編集の副業で稼いでいたのは26人。およそ4人に1人が月5万円以上稼いでいるという結果です。


ロードマップ|未経験から月5万稼ぐ道のり

では次に、未経験から動画編集の副業で月5万稼ぐまでの、具体的なロードマップはどんな道のりを見てみましょう。
①パソコン&動画編集ソフトを購入する
②動画編集スキルを学ぶ(最低で2週間程度)
③動画編集スキルをブラッシュアップ
④自作の動画をSNSやYouTubeに投稿(ポートフォリオを作る)
⑤ネットで動画編集案件を獲得する
⑥実績を積み重ねて高単価案件の受注を狙う
⑦最短2カ月で月5万円を目指す
それでは、ひとつずつ、見ていきましょう。

まずは、動画編集の副業に必要な機材である、パソコンと動画編集ソフトを購入します。
おすすめパソコンと、おすすめ動画編集ソフトは、このあとお伝えします。

最低2週間はかけて、動画編集スキルを学びましょう。
知り合いが手取り足取り教えてくれる環境なら、一番良いのですが、そうでない場合もあります。そんなときは、独学より通信教育のスクールを使った方が、上達が早いです。
特に、オススメなのは、デジハリのオンラインスクール(デジハリマスター講座)です。理由は、『学べる通信講座に加えて、Adobe Creative Cloudソフトが、超安く手に入るから』です。

動画編集スキルを身につけたら、実際に自分で動画制作をしてみましょう。いくつか作品を作ってSNSやYouTubeにアップしましょう。
最初に作ったものが一番レベルが低いので、たくさん作れば作るほど、上達します。
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作った動画は、ネットに投稿するほか、ポートフォリオ(見本)にしましょう。作品があった方が、ない場合と比べて、格段にチャンスが多いです。
なぜならクライアントは、その作品をみて、あなたの編集スキルを把握するから、です。
よく『初心者ですがやる気はあります!』というアピールを見ます。が、やはり作品あってのやる気アピールでないと、評価は受けにくいです。

実際に動画編集の副業案件を獲得するには、口コミの他に、クラウドソーシングサービスサイトを利用するのがおすすめです。
そのほか、意外と仕事を取れる可能性が高いのは、Twitter。
もし登録しているなら、検索してみましょう。

高い動画編集スキルを持ったライバルも多いため、最初は高単価案件の獲得は難しいです。
未経験から始める初心者の場合は、ハードルの低い比較的安い単価の副業案件に挑戦して実績を積み重ねましょう。
実績があれば、クライアント側も安心して任せられる人だと判断しやすくなります。
実績を重ねるほど、高単価の受注ができる可能性も高まります。

期間は人によって異なりますが、最短なら2カ月程度で、合計月5万の副業収入を動画編集で稼ぐことも可能です。
RPGのレベル上げのような気持ちで案件をどんどんこなしていってください。
[初心者向け]動画編集の副業|受注に必要なものは?

初心者向けの動画編集の副業で、必要になるものを具体的にご紹介します。
(1)仕事を受注する【おすすめサイト4選】
(2)動画編集に必要なおすすめパソコン
(3)おすすめ動画編集ソフト
こちらも一つずつ、見ていきましょう。
(1)仕事を受注する【おすすめサイト4選】

動画編集の副業におすすめのサイトについてご紹介します。

クラウドワークスは、大手のクラウドソーシングサービス。
インターネットだけで完結できるので、電話などの会話が苦手な人でも大丈夫。
未経験の場合は「どうやって動画編集の副業案件を獲得すればいいのか」のあてがありません。その点、クラウドワークスなら、副業案件依頼にアクセスしやすく、案件数も多いのでおすすめです。

ランサーズも、前出のクラウドワークスに並ぶ『クラウドソーシングサービス』大手です。
クラウドワークスとの明確な違いは、画面の違い以外、特にありません。なので、画面の見やすさや、仕事の受発注の管理のしやすさなど、それぞれの好みで使い分けるのがよいです。
発注者目線では、登録者数は、クラウドワークスの方が圧倒的に多く、募集が集まりやすいのですが、受注者目線で言えば『ライバルが多い』と言えます。どちらに決めずに、ランサーズ、クラウドワークス、どちらにも登録するのがGOOD。

『得意を売りたいココナラ 』というキャッチコピーを全面に出したテレビCMで、有名な株式会社ココナラが運営するスキルマーケット。
先にスキルやポートフォリオを提示して、そこに発注者が声をかける点が、上記2つと違う部分です。
初心者というよりもある程度の実績をお持ちの方が、有利ですが、同様に発注者との出会いがあるので、できるだけ早く登録をしていきましょう。
動画編集1本3000円~20,000円が相場になっており、案件数も5000件以上が出品。

indeedは、求人情報の掲載サイトです。が、動画編集の副業案件探しにも適しています。
特に向いているのは、時給制の動画編集の副業案件探しです。
副業案件探しの手間を省き、安定して継続的に動画編集の副業をしたい方には、indeedのような求人サイトが向いています。
(2)動画編集の副業におすすめのパソコン

動画編集の副業におすすめのパソコンスペックは、「メモリ16GB、ストレージ512GB以上」「CPUは、Intel Core i7以上」です。
高度な動画編集は、PCにも負荷がかかります。なので、Windowsの場合は、グラフィックボード搭載で排熱性に優れたゲーミングPCを、BTO(Build to Order)メーカーで購入すると費用を安く押さえられます。
●CPU Intel Core7以上
●メモリ16GB
●ストレージ512GB
●ゲーミングマシンなどOK
●Apple社のM1,M2モデルも優秀
Macなら、CPUにM1チップ以上(Appleシリコン)が搭載されたモデルがおすすめ。M1、M2のモデルは、グラフィックボードも内蔵されて、動画編集にも最適なパソコンです。
最も安いMacbook Airでも軽い負荷の動画編集はできますが、冷却用のファンがありません。なので、高負荷になると熱がこもってパフォーマンスが低下する点がデメリット。
その点で、Macを選ぶ場合は、13インチMacbook(冷却ファン内蔵モデル)以上をオススメします。

(3)おすすめの動画編集ソフト2選

動画編集には、編集ソフトが必要。無料から有料まで、とてもたくさんのものが出ていますが、副業で使うなら、やはり有料ソフトがオススメ。
その理由は、ロゴマークなどがついたり、尺が5分までなど、制限が付かないことと、作業効率を上げるショートカットなどが付いていること、などです。
●ロゴマークや尺の制限がないこと
●作業効率をアップするショートカットキーが使えること
●発注者に合わせた有料ソフトを使ってくれた方が、仕事を安心して発注しやすいから

①Adobe Premiere Pro
②Final Cut Pro
ひとつずつ、見ていきましょう。

Adobe Premiere Proは、業界スタンダードの動画編集ソフトです。
機能的には十分で、動画編集の副業を本格的にするなら、Adobe Premiere Proを最もおすすめです。
年間費用は決して安くありませんが、副業するための投資も必要だと考えましょう。
おすすめ動画編集ソフト |
編集レベル | 対応OS | ファイル形式 | 4K |
---|---|---|---|---|
中級〜上級 | Win・Mac | ほぼすべてのファイル形式に対応 | ○ | |
Premiere Proを使う一番のメリットは、Affter Effectsをはじめとする他のAdobeソフトと連携できること。同じAdobeソフトは、慣れると同一の動画編集ソフトを編集してるかのような操作感があります。無料の編集ソフトとは、一線を画する本格的なソフトですが、です。カット編集やテロップ編集も簡単に出来て、他のソフトと比べて圧倒的に編集効率が高いです。何より動画編集を発注する側も使っていることが多いので、同じソフトを使っていることの安心感を与えることができるのもメリットです。 |

Macユーザーなら、買い切り型のFInal Cut Proも有力な選択肢です。
Mac専用のソフトで、Adobe Premiere Proよりもプリセットやテンプレートを使った動画編集がしやすい傾向にあります。
そのため、操作性がよりシンプルで初心者の方にもおすすめです。
おすすめ動画編集ソフト |
編集レベル | 対応OS | ファイル形式 | 4K |
---|---|---|---|---|
初級〜上級 | Mac | ほぼすべてのファイル形式に対応 | ○ | |
Final Cut Proは、Appleが開発・販売を行うMac専用の動画編集ソフト。Apple製品は、総じて使いやすいインターフェイスを持っていますが、Final Cut Proも同様に、高機能で、優れたインターフェイスで、直感的に操作しやすい動画編集ソフトです。日本でも有名なYouTuberも使用している動画編集ソフトです。 Final Cut ProはApple純正ソフトで、基本Macでしか使えませんが、Windowsユーザーでも使う方法もあります。 |
おすすめ動画編集ソフト番外編・もしも予算を節約したいなら
どうしても予算的に、有料ソフトは難しい…という場合には、とりあえず、動画編集に慣れるまで、使って見るのも良いかなというソフトも、番外編ということで、ご紹介しておきます。

Adobe Premiere Proは費用も安くないので、初心者の方がはじめから購入するには、ちょっと躊躇しますよね?
なので、まずは動画編集を体験したいという場合には、無料動画編集ソフトのひとつVideoProc Vloggerというソフトがおすすめです。
VideoProc Vloggerは無料ながら、Adobe Premiere Proに近い機能と操作性を備えており、動画編集スキルを学ぶ際にもかなり便利です。
動画編集の副業|よくある質問

最後は、動画編集の副業に関するよくある質問に答えていきたいと思います。
しかし、動画を活用したマーケティングは増加傾向です。
以前より、高額の受注は難しくなったものの、長期的に動画編集の副業案件に困るということは考えにくいです。
そのことで、自然とライバルと差が付き「またこの人にお願いしたい」と思ってもらえるから、です。
それには、クライアントの要望や求めている完成イメージを正確に把握することと、そのためのコミュニケーション能力も重要な要素になってきます。
要は、お得意先をたくさん作るためには、どうしたら良いか?を考えることです。
でも、個人事業主として動画編集の副業収入を雑所得で申告する場合は、会社や同僚にばれる可能性は低いでしょう。
しかし、動画編集の副業を雇用契約にして、給与で所得を受け取るなどした場合は、会社にばれる可能性があります。副業が認められていない会社に勤務しているなら、雇用契約の副業案件は避けるのがおすすめです。
も出社を前提にしている募集もありますが、リモートワークによる在宅での動画編集の副業は、可能です。
ただし、当たり前ですが、在宅であっても、期日までにきちんと仕上げて、納品することは絶対条件です。
スマホだけでは、作業効率も悪く、重たいデータを動かすスペックが不足しているから、です。
動画編集の副業するなら、スマホではなくパソコンでの作業の方が圧倒的に有利です。
動画編集の副業で稼ぐには?まとめ

初心者の方が動画編集の副業で稼ぐ方法などについてご紹介しました。
まとめると
●副業案件相場は3,000円〜30,000円
●スキルが上がれば、より高額案件の受注も可能
●時給換算すると、1,100円〜2,000円くらいが多い
①パソコン&動画編集ソフトを購入する
②動画編集スキルを学ぶ(最低で2週間程度)
③実際に動画制作して編集スキルを身につける
④自作の動画をSNSやYouTubeに投稿する(動画編集スキルのアピール)
⑤クラウドソーシングや副業エージェントで動画編集案件を獲得する
⑥実績を積み重ねることで高単価案件を受注しやすくなる
⑦最短2カ月あれば動画編集の副業で月5万稼げるようになる
(1)仕事を受注するためのおすすめのサイト
(2)動画編集に必要なおすすめパソコン
(3)おすすめの動画編集ソフト
●CPU Intel Core7以上
●メモリ16GB
●ストレージ512GB
●ゲーミングマシンなどOK
●Apple社のM1,M2モデルも優秀
●Adobe Premiere Pro|有料/Windows & Mac
●Final Cut Pro|有料/Mac専用
●ロゴマークや尺の制限がないこと
●作業効率をアップするショートカットキーが使えること
●発注者に合わせた有料ソフトを使ってくれた方が、仕事を安心して発注しやすいから
でした。
動画編集スキルを学んだら、アピール用に動画を自作して、まずはポートフォリオを作り。それからクラウドソーシングで副業案件を探すのが、スムーズです。
はじめのうちは、安い案件でも受注が難しいかもしれません。でも、実績を積み重ねることでクライアントの信用を得て、高額案件でも受注できるようになります。
最短なら2か月で、月5万の副業収入を動画編集で稼ぐことも可能でしょう。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!