
多くのサイトで、おすすめの動画編集ソフトとして紹介されているPowerDirector(パワーディレクター)。どんなソフトなのか気になりますよね。
この記事では、PowerDirectorの特徴や他のソフトと比較した結果をご紹介します。動画編集ソフトを探している方はこの記事を読んで、ソフト選びの参考にしてみてください。
目次
PowerDirectorってどんなソフト?
まずはPowerDirectorについて簡単な紹介と、価格や購入方法について基本情報をまとめました。
PowerDirectorってなに?
PowerDirectorは、CyberLink(サイバーリンク)社が開発・販売を行う動画編集ソフトです。
カット編集や、動画へのテロップやBGMの挿入など、一般的な動画編集の機能を備え、様々な機器やフォーマットに対応したエンコード出力も可能です。
DVDやブルーレイディスクへの書き出しも可能なので、このソフト一本で動画編集の一連の作業を完結させることができます。
PowerDirectorは基本的な動画編集機能がメインになっており、どちらかというと初心者や中級者の方におすすめのソフトです。
PowerDirectorの5つのエディションの違い
PowerDirectorは、機能や購入方法によって5つのエディションが販売されています。
それぞれのエディションについて、もう少し詳しく見ていきましょう。
- PowerDirector Ultra(¥12,980) :目立った機能制限はなく、標準的なモデル。
- PowerDirector Ultimate(¥15,980) :Ultraにテンプレートやエフェクトを追加したモデル。
- PowerDirector Ultimate Suite(¥20,980) :Ultimateよりもテンプレートやエフェクトが多く追加されており、AudioDirector(音声編集ソフト)やColorDirector(ビデオ用色編集ソフト)が一緒に収録されている。
- PowerDirector 365(¥517/月) :サブスクリプション版。動画用アドオンや、BGMと効果音を全て無料で利用することができる。
- Director Suite 365(¥998/月) :サブスクリプション版。PhotoDirector(写真編集ソフト)やAudioDirector、ColorDirectorが一緒に収録されている。
PowerDirectorのエディションは以上のように分けられていますが、下位モデルのUltraでも十分な動画編集機能は備えていますので、Ultraを購入しておけば一通りの動画編集はできます。
また、長く使い続けるのであれば、最新版へのアップデートが可能なサブスクリプション版がおすすめです。
PowerDirectorを購入する方法
PowerDirectorを購入するには、公式サイトで購入する方法と、AMAZONで購入する方法、家電量販店などで購入する方法があります。
公式サイトでは割引セールが行われていて、お得に購入できる場合がありますし、30日間の返金保証もついてきます。
AMAZONや家電量販店などで購入する場合は、独自のセールでお得に買えたり、ポイントの利用ができたりしますが、サブスクリプション版は公式サイトでしか購入できませんので、注意が必要です。
PowerDirectorの特徴・評価は?
ここからは、PowerDirectorを他の動画編集ソフトと比べた場合の特徴や、評価についてご紹介していきます。
PowerDirectorの特徴①|使い方がわかりやすい
PowerDirectorの1番の特徴として、使い方がわかりやすく、直感的な操作がしやすいということが挙げられます。
ユーザーインターフェースがシンプルでわかりやすく、目的の機能がどこにあるか一目でわかるようなデザインになっています。
しかしその反面、ツールバーの操作やタイムラインの形状が独特で、わかりにくいというデメリットもあります。
慣れるまでは時間がかかりそうな上に、ツールバーの使いにくさは、長く作業を進めていく上ではだんだんと煩わしくなってくる点でもあります。
PowerDirectorの特徴②|エフェクトの種類が豊富
PowerDirectorは、エフェクトの種類が豊富に用意されています。
シーン別にエフェクトがたくさん用意されており、エフェクトの拡張性は高いです。
しかし、用意されているエフェクトは比較的簡単なものが多く、より本格的な動画編集をしたい場合には物足りなさを感じるかもしれません。
PowerDirectorは総合的に評価があまりよくない!?
PowerDirectorは、ネット上では高評価で紹介しているサイトが多いです。
たしかにPowerDirectorは、入門用として初心者や中級者の方にはおすすめできる動画編集ソフトです。
しかし、より高いクオリティの動画編集がしたい場合には、PowerDirectorは適したソフトとは言えません。
というのも、PowerDirectorは基本的な編集機能が多く、より高度な編集を行う際には他のソフトへの乗り換えが必要になるからです。
実際に、動画編集の業界ではPowerDirectorを使っているクリエイターは少ないように感じます。
皆さんも、本格的な動画編集を始めたいのであれば、高度な機能も備わった他のソフトを検討してみたほうが良いでしょう。
PowerDirectorと他の動画編集ソフトを比較
ここまでPowerDirectorについてご紹介してきましたが、ここからはPowerDirectorと比較すべき動画ソフトについてご紹介していきます。
これを見れば、PowerDirector以外で動画編集におすすめのソフトを見つけることができます。
【比較するべきソフト】Premiere Pro
動画編集ソフトで世界的に有名なソフトと言えば、Premiere Proでしょう。
Premiere ProはAdobe社が開発・販売を行う動画編集ソフトで、高い機能性や拡張性の高さから、プロ御用達の動画編集ソフトと言われています。
Premiere Proはソフト単体としての機能の高さはもちろんのこと、Adobeの出す他のクリエーターソフトとの連携がしやすいというメリットがあります。
動画編集を行う際に、Adobeの出しているPhotoshopやillustratorといった専門ソフトとPremiere Proを連携させて使うことで、より高いクオリティの動画制作ができるようになります。
比較してみると、Premiere Proの方がおすすめ!
他のソフトとの連携のしやすさや、ソフト単体の機能性の高さなどから考えると、動画編集ソフトとしてはPowerDirectorよりPremiere Proの方がおすすめであると言えます。
たしかにPowerDirectorも操作が直感的にしやすく、多くのユーザー数が示すように、優秀なソフトであることは間違いありません。
しかし、今後も動画編集ソフトを使い続け、編集スキルを磨きたいのであれば、よりプロレベルに近いPremiere Proを使うことをおすすめします。
Premiere Proの体験版を使ってみよう!
Premiere Proがおすすめソフトであることが分かったところで、導入前に実際に使ってみたいですよね。
そんな時は、Premiere Proの無料体験版を使ってみましょう。
Premiere Proの無料体験版には、機能制限が一切ありません。
ですので製品版と同じ機能を、同じ環境で、期間内は完全無料で試してみることができます。
是非、Premiere Proの無料体験版を利用してみて、ソフトの性能の高さや、動作環境を体験してみましょう。
PowerDirector以外のソフトも検討しよう
ここまで、PowerDirectorの特徴や、他のおすすめ動画編集ソフトについてご紹介してきました。
動画編集ソフトとしては、Premiere Proの方がおすすめではありますが、どちらのソフトも無料体験版が用意されていますので、一度体験して比較してみてはいかがでしょうか。