ドンキホーテからは『アクティブギア』というプラベートブランドで、格安のアクションカメラが発売されています。
しかし性能はどうなのでしょうか?
この記事では、ドンキホーテのアクションカメラ【TAC-15S】【TAC-20S4KTAC-20S4K】の2つのアクションギアの性能や口コミを紹介していきます。購入を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ドンキホーテのアクションカメラには2つの種類がある
ドンキホーテのアクションカメラは、「アクティブギア」というプラベートブランドから2つの商品が発売されています。現在、アクティブギアから、発売されているカメラは以下の2種類です。
●TAC-15S
●TAC-20S4KTAC-20S4K
それぞれの製品について、口コミを見ていきましょう。
TAC-15S:フルHDのドンキホーテアクションカメラ
2017年の8月に発売されたTAC-15Sは、フルHDが撮影できるとして注目を浴びました。
見た目は、ゴープロのような手乗りサイズの箱型カメラです。アクションカメラですので、体に身につけながら撮影でき、耐久性が強いことからスポーツしながらの撮影も可能です。
ゴープロほど高いお金を出せないという人のために販売された『初心者向け』のアクションカメラという位置付けの商品と言えるでしょう。
TAC-20S4K:4Kのドンキホーテアクションカメラ
2018年の7月に登場したのが、4K動画を撮影できるTAC-20S4Kです。
こちらも同じくゴープロのように小さく、ウェアラブルカメラとして利用するのが目的です。
コンパクトながら4K30fpsで撮影ができるので、ゴープロと同じような性能を持っています。
ドンキホーテアクションカメラのTAC-15Sの性能と口コミ
フルHDが撮影できる「TAC-15S」には、多くの口コミがネットに上がっています。ここでは性能を紹介しながら、口コミも見ていきましょう。
TAC-15Sの性能と口コミ1:アクセサリー大量で格安!
TAC-15Sは非常に格安な上、アクセサリーが大量に付いているのでお得感があります。ドンキホーテで販売されている定価は4980円です。そしてアクセサリーがすごいことになっています。
自撮り棒や体に巻きつけるためのバンドなどが付いていながら、水中でも撮影できるように防水ケースもセットになって4980円なのです。これは本当に安いと言えるでしょう。
何よりゴープロの魅力は、水中でも撮影が可能だということです。ドンキホーテのアクションカメラもそこを想定して作っているため、水中での撮影が可能なのです。
TAC-15Sの性能と口コミ2:本当にフルHD?という画質
TAC-15Sは安くてアクセサリーも豊富で魅力的ではありますが、画質が悪いという口コミが多数見られるのです。
1080P 30FPSのフルHD動画ですが…写りは完全に変デジクオリティ(笑)油絵のようにベタッとした色味で、映像は粗いし左右にカメラを振ると滑らかさが全くなく本当に30FPSなのかと思うほどガタガタです。
ドンキホーテの激安アクションカメラ「フルHDカメラ(TAC-15S)」をレビュー!
TAC-15SはフルHDが売りのはずですが、フルHDでも色味などが変になっているという意見もあります。また映像が粗いことも問題点としてあげていますね。
TAC-15Sの性能と口コミ3:画角がゴープロよりも狭い
ゴープロは広い画角で臨場感ある映像を撮影できるのが特徴でもあります。
が、ドンキホーテのアクションカメラは画角が狭くゴープロのように広くは撮影できません。スポーツの躍動感は、広い画角だからこそ伝わる部分でもあります。
デジカメのような狭い画角のウェアラブルカメラでは、臨場感のある映像は撮影できないでしょう。
TAC-15Sの性能と口コミ4:手ブレ補正の明記がない
ゴープロの特徴のひとつに手ブレ補正があります。
強力な手ブレ補正があるからこそ、スポーツなどの動きのある被写体の場合でも、映像をきれいに撮影することができます。
しかしTAC-15Sには、手ブレ補正の明記がされていません。ゴープロの特徴でもある手ブレ補正機能がないのは、とても残念と言わざるを得ません。
ドンキホーテアクションカメラのTAC-20S4Kの性能と口コミ
次に4Kが撮影できるドンキホーテのアクションカメラ「TAC-20S4K」の性能や口コミを見ていきましょう。
TAC-20S4Kの性能と口コミ1:アクセサリーの豊富さと安さが売り!
TAC-15Sと同じくアクセサリーの豊富さと値段の安さが最大の魅力です。アクセサリーは自撮り棒や防水ケースなど、TAC-15Sと同じように付いています。
そして気になる値段が、定価6980円です。
この値段で4Kが撮影できるアクションカメラとか本当にすごいと思います。ゴープロが欲しかったけど、高くて手が出せなかったユーザーにとって、気になる製品であることは間違いありません。
しかしTAC-20S4Kにもデメリットを感じさせる口コミが、ネット上に散見されていました。そのあたりもご紹介していきましょう。
TAC-20S4Kの性能と口コミ2:画質が4Kは本当?というレベル
TAC-15Sのときと同じく、画質が悪いという欠点があげられています。これは、正直値段が安いので仕方がないことかもしれませんが、動きもスムーズではなくカクカクしてしまうのです。
また、そのカクカクから、映像中の光が少しチカチカするようにも感じます。やはりゴープロなどの高価格帯と比べると劣っていると言えるでしょう。
詳しい映像はYouTubeにたくさん上がっていて、さまざまな評論があるので見てください。
TAC-20S4Kの性能と口コミ3:マイクが音を拾わない?音声について
良い動画かどうかは映像だけで決まる訳ではありません。音声の良さも動画の良し悪しを左右する大きな要素になります。
こればっかりは本体が小さいので仕方のないことかもしれませんが、正直言ってマイクがあまり音をひってくれません(笑)
特に防水ケースに入れて使用すると、話し声も拾ってくれるか怪しいです(笑)
ドンキで売ってる4K画質のアクションカメラをレビューしてみる回。
特にYouTubeではカメラに向かって話している人が多いですよね。あのようなカメラに向かって話す動画には向いていないです。
TAC-20S4Kの性能と口コミ4:手ブレ補正の明記がない
TAC-20S4Kにも手ブレ機能が明記されていません。これはドンキホーテのアクションカメラのとても残念な部分とも言えます。
「ドンキのアクションカメラってどのタイミングで使うの?」という声も少なくないことから、改善の余地を残していると言えるでしょう。
ドンキホーテのアクションカメラをおすすめできない理由
動画を良い画質で撮影できない
ドンキホーテのプライベートブランドであるアクティブギアのカメラを2つ紹介しました。が、どちらにも共通しているのは画質が悪いということです。
また画角が狭いため臨場感ある動画の撮影も難しいでしょう。また、動画の画質が良くないことに加えて、wifi接続ができないためスマホとの連携もできません。
画質の良い動画を、たくさんの人と共有したいことが目的であれば、その点は、あまりおすすめできない商品ともいえます。
手ブレ補正がない
ドンキホーテのアクションカメラには手ブレ補正が明記されていませんでした。
明記されていないということは手ブレ補正機能がないということなので、ゴープロと比べてしまえば、ゴープロの良さを全然受け継いでいないカメラと言えます。
アクションカメラでありながら手ブレ補正機能が入っていないという時点で、格安でも購入する理由が見つかりません。最大の欠点であるかもしれません。
ドンキホーテのアクションカメラ VS ゴープロの結果は?
今回はドンキホーテのアクションカメラを口コミやレビューから紹介しました。
わかったことは安くてアクセサリーもたくさん入っていますが、手ブレ補正もなく画質も悪く、あまり良い動画が撮影できないということです。
ゴープロはアクションカメラとして高額なものになります。が、良い画質で動画を撮影して、Wi-Fiなどでの接続共有をしたいという方は、ゴープロを購入した方が良いという結論です。
仮に安さを優先して、ドンキホーテのアクションカメラを買った場合でも、すぐにゴープロに乗り換える羽目になるかもしれません。慎重に検討されることをおすすめします。