GoPro 外部 マイク〜のこの記事で解決できる悩みは?
- GoProのマイクを探している
- GoProで外部マイクを使うメリット
- おすすめのGoPro用マイクがあったら知りたい
- 外部マイクへの対応・未対応の種類
- 外部マイクを選ぶ際のポイント

VideoLab編集部です。
今回は上記のお悩みを解決する記事です!
というわけで、今回は、GoProの外部マイクについて調査しました。もちろん、GoPro内蔵マイクでも音は録れます。ですが、「音がこもったり」「風切り音が目立ったり」。など、撮影時の不具合に悩まされている人もいたと思います。
そこで、使いたいのが、今回ご紹介する外付けの『外部マイク』。一度、使ったら、その違いに驚くかもしれません。
どうぞ最後までご高覧ください。
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GoPro外部マイクおすすめ10選リスト一覧
まずは、オススメの外部マイクの一覧表です。各商品の詳細は、記事の下の方でご紹介しています。

① COMICA
CVM-VM10II B

② QQC GOPRO
外部マイク

③ SHURE
ショットガンマイク VP83

④ Edutige GoPro
ETM-008

⑤ SabineTek
SmartMike

⑥Sennheiser
ゼンハイザー MKE 440

⑦ ソニー小型ラべリアマイク
ECM-LV1

⑧ SYNCO
G1A1 PRO

⑨ Ulanzi
VM-Q1

⑩ RODE
Microphones VMGOII
GoProに外部マイクが必要な理由は?

GoPro内蔵マイクより、外部マイクをおすすめする理由。それは『SN比』にあります。
つまり、S/N比を高めると、音信が良くなる、ということです。
① SN比を高めたい
② 風切音のないクリアな音が撮れる!
③ 内蔵マイクの限界と外部マイクのメリット
① SN比を高めたい
SN比というのは、『S』シグナルと『N』ノイズのことです。

SとNのどちらが欲しい音なの?

当然『S』(シグナル)が欲しい音です。
逆に、『N』はノイズなので、できるだけ入れたくない音です
S=Nではなくて、S>Nのように、SがNより大きいほど『高音質な音』になります。
外部マイクは、そのために使います。
GoProに装備されている内蔵マイクより、外部マイクはそれ専用。当然、内部マイクより性能がよいです。その結果、当然、SN比も良くなります。
動画編集の最終段階では、静音といって、音の調整をします。ですが、静音作業は、しなくて良いに越したことはありません(笑)。最初から、良い音を録っておいた方がGoodです。
② 風切音のないクリアな音が撮れる!

GoProに限らずですが、撮影では、どうしても気になる風切り音。
もちろん、風の強い日に外で撮影すれば、それは仕方がありません。ですが、音の良し悪しは、動画全体のクオリティに関わる問題です。
できるだけ風切り音は、入らない方がいい!
そこで、GoPro外部マイクの風切り音防止のウインドジャマー!が、効果を発揮します。
ちょっとしたことなのですが、それだけで、音質はクリアになります。
また、外付けマイクは、音もこもりにくく、収音の性能も良いです。結果として、安心して撮影ができます。
③ 内蔵マイクの限界と外部マイクのメリット
GoPro内蔵マイクは、汎用性を重視して設計されています。が、そのために、以下の限界もあります。
マイク | デメリット | 内容 |
---|---|---|
環境音への弱さ | 風切り音や雑音を拾いやすく、アウトドアや風の強い場所での録音では音声が不明瞭になる | |
指向性の欠如 | 周囲の音を均一に拾うため、特定の音(会話や自然音)を明瞭に録音するのが難しい | |
音質の制約 | 内蔵マイクの性能は小型化に伴い制約があり、低音や高音域の再現が不十分 |
一方で、GoProの外部マイクには、下記のメリットがあります。
マイク | メリット | 内容 |
---|---|---|
音質の向上 | ショットガンマイクやコンデンサーマイクを使用すると、低音域から高音域までクリアに収録可能です。 | |
環境に応じた対応 | 風防やウィンドスクリーンを装着することで、風切り音や環境音を軽減できます。 | |
指向性の活用 | 単一指向性マイクを使えば、特定の音源に焦点を当てた録音が可能になります。 |
GoProに外部マイクをつける際の注意点

それでは、GoProに外付けマイクを使うときの注意点です。注意点は2つあります。それは
❶ 外部マイクに対応のGoProと未対応のGoPro
❷ bluetooth接続はできずアダプターが必要
❸ 防水性能の影響を理解しよう
です。
❶外部マイクに対応のGoProと未対応のGoPro
GoProなら、どんなマイクでも付くのかというと、案外そうでもありません。
そもそもGoProモデルのなかには、外部マイクに対応していない製品もあります。
対応モデル
①HERO11 Black
②HERO10 Black
③HERO9 Black
④HERO8 Black
⑤HERO7 Black
⑥HERO6 Black
⑦HERO5 Black
⑧HERO5 Session
⑨HERO4 Black
⑩HERO3+
⑪HERO3
サポートモデル
❶HERO カメラ
❷HERO (2018)
❸HERO (2014)
❹HERO+
❺HERO+LCD)
❻HERO4 Session
❼MAX
そこで、事前に自分の持っているモデルが外付けマイクに対応しているのか?を確認しておきましょう。
❷【外部マイクの注意点】bluetooth接続はできずアダプターが必要

そもそも、GoProに外部マイクを取り付けるには、専用アダプターが必要。
bluetooth接続できる商品も、現在のところはありません。つまり、アダプターなしで外部マイクを直接GoProに接続することはできません。なので、アダプターを必ず用意してください。
また、アダプターを付ける際、バッテリーやSDカードのカバーを開けた状態します。そのため、防水性能は下がりますので注意してください。
❸ 防水性能の影響を理解しよう
GoProは防水性能が特徴です。ですが、GoProで外部マイクを使うと、防水性が損なわれる場合もあります。
特に、マイクアダプターを接続する際に防水キャップを外すと、水に弱くなります。そこで、以下の方法を活用しましょう。
- 防水ケースの使用:防水仕様の保護ケースにマイク用の専用ポートがある製品を選ぶ。
- マイク専用の防水アダプター:一部製品は、外部マイク接続時も防水性を確保する設計。
- 環境に応じた判断:水場での撮影がない場合は、防水性を重視せず音質を優先する。
防水性能を維持しつつ、マイクを使用しましょう。
GoProの外部マイクの選び方

この章では、外付けマイクの種類や、選び方についてご紹介します。
(1)GoPro推奨のマイクを選ぶ
(2)指向性で選ぶ
(3)マイクの大きさで選ぶ
(4)用途別の選び方(追加)
こちらもひとつずつ見ていきましょう。
(1)GoPro推奨のマイクを選ぶ
まず、GoProの公式サイトには、推奨の外部 マイクがあります。
- すべてのRode VideoMicモデル
- Sennheiser MKE 440
- Sennheiser MKE 400
- Countryman Lapel (MEMWF05BD2-R)
- Sound Professionals SP-TFB-2バイノーラルマイク
- Opteka VM-100ビデオコンデンサーショットガンマイク
- Sony ECMCS3クリップ式無指向性ステレオマイク
- Shure VP83 LensHopperコンデンサマイク
- ほぼすべてのピンマイクに対応
(2)指向性で選ぶ

マイクには、指向性があります。GoProで使う外部マイクも同様です。
一方向の音だけを拾う単一指向性。または、前後両方向の音だけを拾う双指向性。全方向からの音を拾う無指向性。の3タイプです。
GoPro場合、外で動きが激しい撮影がメイン。ただし、インタビューに使う場合もないとも限りません。
そのため、録音したい対象や周囲の環境に合わせて、指向性で選ぶ場合もあります。
指向性 | メリット | デメリット |
---|---|---|
単一指向性 | 一定方向からの音だけを拾う。 周囲の雑音がノイズとして録音されにくい | 音を拾う向きがあり、集音範囲も狭い。 録音対象に確実にマイクを向ける必要がある |
双指向性 | マイクの前後両方向の音を拾える。 単一指向性のマイクより集音範囲が広い | 両方向からの音を拾う。 一方、雑音が入りやすい。 |
無指向性 | 全方向からの音を拾う。 単一指向性や双指向性より広い範囲の音を録音可能 | 雑音やノイズは入りやすい。 会議など、たくさんの人がいる場所向き |
GoProの外部マイクとしておすすめは?
(3)マイクの大きさで選ぶ

GoPro 外部 マイクは、その大きさにも注意しましょう。
たとえば、ガンマイク式のものはサイズが大きい。逆にピンマイク式のものはサイズが小さいです。
動きが少ない | 動きが多い |
---|---|
ガンマイク式 | ピンマイク |
動きの激しいシーンでは、サイズの大きなガンマイク式は邪魔になりやすいです。
逆に、風景の撮影や日常のシーンでは、マイクの大きさはそこまで重要になりません。その場合には、指向性が高く、クリアな音質で収録できるガンマイク式がおすすめです。
(4)用途別の選び方
GoProの外部マイクを使った撮影には、さまざまなシーンがあります。ここでは、シーンに適した外部マイクを選ぶポイントを押さえておきましょう。
用途 | おすすめ | 概要 |
---|---|---|
Vlog | ●クリップ式 ●ラべリアマイク | 話し手の声をクリアに拾いつつ、軽量で邪魔にならないデザインが特長です。また、ワイヤレスマイクを使用すれば、動きながらの撮影でも高い自由度が得られます。 |
アウトドア | ●ショットガンマイク ●ウィンドスクリーン付きマイク | 風切り音や環境音を最小限に抑えながら、自然の音や会話をクリアに録音できます。また、防水性能を持つマイクもアウトドアでは重宝します。 |
ライブ配信 | ●単一指向性マイク ●コンデンサーマイク (USB接続) | 環境音を抑えつつ話し声を際立たせるため、配信映像のクオリティが格段に向上します。スタンド型のマイクを使用すると安定性が増し、長時間の配信にも向いています。 |
GoPro用の外部マイクおすすめ10選

ここからは、GoPro用の外部マイクのおすすめ10選をご紹介していきます。
①COMICA CVM-VM10II B
②QQC GOPRO外部マイク
③SHURE カメラマウント ショットガンマイク VP83
④Edutige GoPro ETM-008
⑤SabineTek SmartMike+
⑥Purple Panda Lavalier Lapelマイクキット
⑦ソニー小型ラべリアマイク ECM-LV1
⑧SYNCO G1A1 PRO
⑨Ulanzi VM-Q1
⑩RODE Microphones VMGOII
①COMICA CVM-VM10II B

高性能でポータブルなGoPro外付けマイク
COMICA CVM-VM10II B。こちらは、GoProだけでなくスマホや一眼レフに、対応した外部マイクです。
さらに、パソコン、スマホ、カメラといったデバイスに対応。3.5mm端子を介したAUX接続で、音声入力が可能です。
そして、特筆すべきは、そのプロ級防振効果。
つまり、振動を軽減できるシリカゲル材料と専用のショックマウントを採用。その効果は、操作による音声干渉を避け、クリアな音質を確保します。また、風防マフと防風スポンジが付属し、屋外の風の影響を受けにくくなっています。
くわえて、その単一指向性マイクで、マイク前方の音声を集中的に拾います。環境ノイズを効果的に抑えることができるマイクです。
サイズ=21mm*85mm
重さ=僅か34.2グラム
電池不要
使用者の声を見ても、その価格に対して優れた音質が得られると高評価。特に、小さくて軽量ながら集音性能が高い点が評価されています。しかし、集音方向の切り替えができない点。低音が少々薄いと感じるユーザーもいるようです。
これらを総合すると、COMICA CVM-VM10II Bはコスパが高いといえます。また、初めてのGoPro 外部 マイクとしても使いやすい製品です。
❷QQC GOPRO外部マイク

GoPro専用設計の効率的なマイク
QQC GOPRO外部マイク。こちらは、GoProヒーロー3/3+/4カメラ用。専門設計された外付けマイクです。
そのため、とても手軽さで使いやすいです。
具体的には、3.5mmアダプターを必要としません。直接カメラに接続できる手軽さを持っていまsす。
長さ=120cm
オールラウンド型マイク
動作電圧はDC1.5V-10V
パソコンとカメラの両方対応
電源コード式・電池不要
ユーザーの評価を見ると、その直差し可能な設計が評価されています。
特にバイク用ヘルメットへの装着など、アウトドアでの利用にも適しているようです。ただし、線が長すぎるという意見も見られました。なので、持ち運びや収納時には配慮が必要かもしれません。
また、音質は、GoPro本体内蔵のマイクよりも優れているとの評価あり。この録音機能については、モノラル片側音声なのが気になるところではあります。が、編集ソフトを活用することで、不安は軽減されるでしょう。
総じて、その直差し設計と持ち運びやすさは、特筆。アウトドアやスポーツ撮影に活用するユーザーに特に適しています。
③SHURE カメラマウント ショットガンマイク VP83

超小型で堅牢なショットガンマイク
SHUREの「VP83」。このマイクは、デジタル一眼レフカメラなどでの高品質な音声収録を実現します。
また、単三電池1本で最大130時間の連続使用が可能。長時間の撮影でも安心して使用できます。
ユーザーレビューでは、コンパクトサイズで高音質な点が、高く評価。そして、Rycote Lyreショックマウントシステムの採用。振動や機械的ノイズを遮断する性能も、高く評価されています。
一方で、価格がやや高めであるとの指摘もあります。が、音質や機能性を考慮すると、コスパに優れた製品といえます。
VP83は、高品質な音声収録を求めるビデオグラファーにおすすめのマイクです。
❹Edutige GoPro ETM-008

小さくて機能的な単一指向性マイク
EDUTIGEのGoPro ETM-008。は、その小ささと軽さが特徴の単一指向性マイク。
つまり、真正面からの音声のみをキャプチャ。その他の周囲の音はシャットアウトする特性をもっています。
また、3.5mm3極の接続端子は、一眼レフほか、幅広いデバイスと互換性あり。
くわえて、大きさ13.1 x 22.0mm(プラグ除く)。重さはわずか4.5グラムという点。
その小ささと軽さは、携帯性に優れており、持ち運びが容易です。
3.5mm
単一指向性
-38 DB (1 kHz at 1Pa)
100 – 12000Hz
69dB +
大きさ=13.1 x 22.0mm (プラグ除く)
重さ=4.5グラム
ケーブル長さ=1.3メートル
この商品のレビューには「小さくて軽くて可愛い」。との評価とともに、機能も満点と評価されていました。
さらに、小さなサイズと軽さ。しかも、その機能性はしっかりと保たれている点が、ユーザーには魅力的です。
⑤SabineTek SmartMike

Bluetoothとノイズリダクション機能
SabineTekのSmartMike。このマイクは、Bluetoothでスマホにも接続する超小型ワイヤレスマイクです。
重量はわずか15グラム。なので、洋服に取り付けてもスタイルを崩さないという特徴をもっています。
また、iPhone/Androidとも互換性があります。Bluetooth接続を通じた録音が可能です。
ノイズリダクション
セリフプロンプター
文字起こし
ビューティー効果
解像度調整
OTA アップ
ダブルショット
レビューでは、Bluetooth接続にも、問題ありません。
また、専用アプリ以外のカメラアプリではSmartMikeを選択できません。そのため、専用アプリ以外なら、2本を使ってT/Rモードにします。(一本をレシーバーにする)
ただし、レビュアーでは、文字起こし機能については満足していないようです。期待した補助や表示が得られなかったと述べています。また、ノイズキャンセルが変に作用することも。音がホワンホワンとなるため調整が必要だとの指摘もあります。
さらに、クリップが貧弱で失くしやすいという評価もあります。一方で、Bluetooth接続機能は、その便利さを評価されています。
❻Sennheiser ゼンハイザー MKE 440

ステレオミニショットガンマイク
ゼンハイザーのステレオショットガンマイク「MKE 440」。
2本のミニショットガンマイクをV字型に配置。カメラの画角に合わせたステレオ収音を実現します。
不要な周囲のノイズを抑えつつ、臨場感のある音声を収録できます。
また、単4電池2本で約100時間の長時間駆動が可能で、長時間の撮影でも安心です。
ユーザーレビューでは、狙った音を正確に捉える点が高く評価されています。
一方で、価格がやや高めであるとの指摘もあります。しかし、音質や機能性を考慮すると、コストパフォーマンスに優れた製品といえます。
総じて、MKE 440は、高品質な音声収録向き。とくに、ビデオグラファーやVloggerにおすすめのマイクです。
⑦ソニー小型ラべリアマイク ECM-LV1

高音質なステレオ録音を可能に
ソニーの小型ラベリアマイク、ECM-LV1は、全指向性マイクカプセル。どの方向の音もクリアに収録します。
特徴は、360度回転式クリップ機構。また、風切り音を低減するウィンドスクリーンも付属しています。
さらに、プラグインパワー方式を採用。対応機器と組み合わせるとマイク端子から電力供給されます。
加えて、マルチインターフェース(MI)シュー搭載カメラに対応。「ECM-W2BT」のレシーバー接続で、ケーブル接続なしで、伝送可能です。また、低ノイズ・低遅延の高音質収録が可能です。
その実力は、商品レビューからも伺えます。
とくに、風切り音の低減性能については特に高評価。風の強い山などの屋外でも安定した音声収録が可能です。