ドローン撮影の費用を徹底解説!料金相場を大公開

ドローン撮影の需要が高まっています。

が、その費用相場や内訳が、よく分からないという方もいますよね?

一体いくらでお願いできるのか?

ということで、今回は

●ドローン撮影にかかる費用
●費用内訳の詳細
●小型・中型・大型ドローンでの料金の違い

について、知りたい人のための記事です。

ドローン撮影を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

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ドローン撮影の費用相場は3万〜300万円

ドローン撮影の費用相場を一覧表にまとめてみました。

ドローン撮影は、どのくらいの時間飛行させるか?が費用感の大きなポイントです。

ドローン撮影費用

●3〜5万円
●7〜10万円
●15〜300万円

などです。

一つずつ、見ていきましょう。

ドローン撮影費用:3〜5万円

飛行時間が短めで、操縦者の拘束時間が短い場合の料金です。

撮影内容
飛行時間15分程度
カット数静止画5カット・動画1カット
撮影時間60〜90分

ドローン撮影費用:7〜10万円

飛行時間が少し長めになった場合です。動画撮影はプロに依頼するイメージになります。

撮影内容
飛行時間45分程度
カット数静止画10カット+動画5カット
撮影時間3時間

飛行時間が長くなると大型ドローンが必要。

ドローンスペックが高いので、撮影費用も若干高めです。

動画撮影の場合には、撮影者とドローン操縦者が分かれて担当することになり、複数人分のギャラが発生します。

ドローン撮影費用:15〜300万円

あまり一般的ではありませんが、こちらは、プロにドローン使った土地測量を依頼した場合の料金です。

3D測量をした場合や、レーザー測量をした場合で、料金が異なります。

撮影内容
「Phantom4」や「Inspire2」などを使用15万円
3D測量100万円/日
レーザー測量300万円/日

ただ、測量する現場によって、ドローンの機種や、赤外線カメラの使用有無を判断します。

そのため、下記のような撮影条件を明確にしてからでないと、正確な料金を算出できません。

撮影条件

●日数
●ドローンの機種
●赤外線カメラ
●画像解析方法

ドローン撮影費用の内訳は?

ドローン撮影の費用も、単に撮影費だけでなく、いろいろな費用がかかっています。

たとえば

ドローン撮影費用の内訳

①人件費
②映像撮影費
③カメラ・ドローン等の機材費
④撮影許可申請費
⑤映像編集費
⑥キャンセル料金
⑦出張・交通費

です。一つずつ見ていきましょう。

①人件費

撮影に関わるスタッフの費用です。

ドローンは誰でも操縦ができるわけではありません。それなりにスキルが必要です。

なので、撮影者(操縦者)のスキルには、お金がかかります。

人件費=3万円/日

さらに、撮影時に、2人体制や3人体制のクルーが必要な場合は、その分、人件費が増加します。

②撮影費(基本料金)

前述した撮影費と同様です。

撮影費は、撮影作業そのものにかかる基本料金です。

撮影費(基本料金)=3〜10万円/日

再撮影は ×2になってしまうので要注意

③機材費

通常は、撮影費に込み込みの場合が多いです。

が、高解像度カメラだったり、レンズだったりなど、各種アクセサリーが必要な場合にかかる料金。

例:機材費=20,000円くらい

なかには、自前でカメラを持っていない業者もあります。

その際は『カメラレンタル』という名目で、見積りに記載されるので、注意しましょう。

④撮影許可申請費

撮影場所によって、撮影許可が必要です。

地方自治体や公共施設の管理機関、警察署に、事前に撮影申請をするのですが、ここでは、申請費用として、実費が必要。

例:都内の撮影=50,000円

許可を得るための手続きに時間と手間がかかるので、その分の費用として手数料もかかります。

⑤映像編集費

撮影だけでなく、たとえば、オープニング映像なども含めて、撮影素材を編集して欲しい場合に発生する料金です。

例:1日=3万〜5万が相場

動画編集担当者へのギャラや、編集に使うソフトウェアの使用料で、編集作業の時間に比例します。

また、クライアントの要望によって、編集作業の難易度も変わる為、、料金は変動しやすい、です。

⑥キャンセル料金

撮影予定がキャンセルになったら、キャンセル料金が発生します。

もちろん、事前契約に基づいて、、、ですが、基本的に、当日キャンセルなら全額、前日なら、半額などのキャンセル料金が設定されているでしょう。

キャンセル料の例
キャンセル日キャンセル料(契約金の)
当日100%
前日90%
3日前50%
1週間前キャンセル料金なし

基本、キャンセルしないことが大前提ですが、やむを得ない場合にそなえて、キャンセル料金についても、確認しておきましょう。

⑦出張・交通費

撮影地への出張撮影には、交通費が必要です。

同じ県内など、近場なら問題ありませんが、遠方へ移動の場合、宿泊費、食事代が必要になります。

出張・交通費の例
交通費交通費出張費
高速道路料金給油代宿泊費

撮影場所や移動距離で、費用が変動するので、見積もりの段階で、事前に確認しておきましょう。

ドローン撮影業者の選び方

ドローン撮影業者を選ぶ際には、以下のポイントに注意する必要があります。

ドローン撮影業者の選び方

❶実績と制作事例の確認
❷保険の加入状況を確認
❸技術力と知識の確認
❹価格とバランスの考慮

こちらも、一つずつご紹介します。

❶実績と制作事例の確認

ドローン撮影は制約が多く、風や障害物に左右されます。

そのため、実績のある会社を選ぶことが重要です。

ホームページやSNSを活用し、過去の実績や具体的な制作事例を確認しましょう。実績豊富な業者は、多様な状況に対応できる経験とノウハウを持っている可能性が高いから、です。

❷保険の加入状況を確認

ドローン撮影ではトラブルや事故のリスクがあります。

なので、撮影業者が適切な保険に加入しているか確認しましょう。

対物・対人補償が含まれたドローン保険に加入している業者を選ぶことで、万が一の事故に備えることができます。

❸ドローンの法律知識

ドローン撮影では、高い技術力以外に、どのくらいの法律知識があるか?も確認しましょう。

実際のドローン撮影は、飛行許可の申請や調整力も重要だから、です。

ドローン撮影に関しての技術力に加えて、安全での面でも、クオリティの高い撮影を提供してくれることが期待できます。

❹価格とバランスの考慮

ドローン撮影業者の選定基準で、一番気になるのが、費用とクオリティのバランスです。

各業者の料金体系やサービス内容を確認し、予算の調和を図りましょう。

ただし、安価な業者を選ぶ場合でも、技術力や保険の加入状況には注意が必要です。

ドローン撮影をプロに依頼する4つのメリット

ドローン撮影には、ドローンを飛行させる技術が必要なので、プロに依頼することがオススメ。

そして、ドローン撮影をプロに依頼するメリットは4つあります。

ドローン撮影をプロに依頼する4つのメリット

(1)法令違反のリスクを避けられる
(2)飛行技術の高さで、空中からの画角が魅力的になる
(3)高性能なドローンの用意とメンテナンスが不要
(4)目的に合ったドローンの選択をしてくれる

一つずつ見ていきましょう。

(1)法令違反のリスクを避けられる

ご存じのように、ドローンはどこでも飛ばせるものではありません。

飛行制限区域や、撮影許可が必要な区域か?など、素人には分かりづらいです。

その点、プロなら間違いなし

手間がかからないのと、法令違反のリスクを避けられることは、プロに依頼する大きなメリットです。

法令とは?

●無人航空機の飛行には、国土交通大臣の許可が必要です。

航空局管轄
東京航空局北海道・東北・関東・甲信越・静岡地方
大阪航空局東海3県・北陸3県・近畿・中国・四国・九州・沖縄地方
空撮禁止区域
150m以上の空域
空港の周辺
政府機関
商業施設などの人口集中地区

(2)飛行技術の高さで、空中からの画角が魅力的になる

プロとアマチュアの違いとして、飛行技術が挙げられます。

本当は「こういう画角で撮影したいんだけど…」と思っても、アマチュアでは、思ったように飛行できない場合もあります。

本来欲しい絵が作れないことも

この点でも、プロにお願いすることは、大きなメリットになります。

(3)高性能なドローンの用意とメンテナンスが不要

できるだけ高性能なカメラを用意したい。というときも、プロにお願いするメリットです。

プロは高性能なドローンを使っています

本番に合わせて、メンテナンス作業なども不要になりますよ。

(4)目的に合ったドローンの選択をしてくれる

アマチュアが、自分の持っているドローンで撮影しようとしても、撮影時間や撮影条件に合わない場合もあります。

もっと長く撮影したかったのに充電が切れたり、高度や距離が維持できない場合もあります。

ドローン撮影のプロは、事前に撮影条件を吟味して、必要な性能のドローンを用意して、撮影に臨んでくれます。

ドローン撮影を依頼する外注先は?

では、ドローン撮影を依頼する先には、どんな会社があるのでしょうか?

それは、次の3つです。

ドローン撮影を依頼する外注先

<1>ドローンパイロット
<2>フリーランス
<3>動画制作会社

です。一つずつ見ていきましょう。

<1>ドローンパイロット

ドローン撮影を専門にしているドローンパイロットにお願いしましょう。

ドローンパイロット=空撮映像撮影の専門家

依頼先メリット
ドローンパイロット●狭い場所でも撮影できる
●より高所からのコントロール

<2>フリーランス

同じく、ドローンパイロットですが、こちらは、企業に属さず、フリーランスとして活動しているドローンパイロットです。

民間の資格を取得していて、操縦技術などにも優れています。

依頼先メリット
フリーランス●金額面で安く依頼できる

<3>動画制作会社

最後は、動画制作会社への依頼です。

動画制作会社の社内に、ドローンパイロットの資格を持った人材がいる会社があります。

パイロットのほか、カメラマン、動画編集者などがまとめて在籍しているので、一括発注ができるところがいちばんのメリットです。

依頼先メリット
動画制作会社●さまざまなスペシャリストが在籍
●たくさんのリクエストにも応えられる
●一括発注が可能

ドローン撮影の費用を徹底解説!まとめ

ドローン撮影の費用は、撮影機材、撮影時間、編集作業、許可申請など、さまざまな要素によって変動します。

費用の内訳を理解して、撮影業者の実績や技術力、保険加入状況などを確認しましょう。

また、予算に合わせて撮影プランを提案してくれる業者を選ぶと、クオリティの高い撮影映像を安心して依頼できます。

ドローン撮影を検討する際は、事前に費用や業者選定について十分に検討しましょう。

今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございます!

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