Canonがビデオカメラから撤退!その理由とは?

Canonがビデオカメラから撤退!その理由とは?

Canonがビデオカメラから撤退するという噂が、ネット上で流れていました。これは、2017年2月から家庭用ビデオカメラの新製品が発売されないから、でした。

そして、2019年12月。Canonは、家庭向けビデオカメラ「iVIS」の販売中止を発表。ついにネットでの憶測が当たったことになりました。

ところが、2023年6月、Canonは、家庭用ビデオカメラを発売しました。じつに6年ぶりに、Canonは、この市場へ再参入を果たしたのです。

そこで、今回の記事では、Canonが家庭用ビデオカメラから撤退した理由を考察。

また、6年ぶりに発売した家庭向けビデオカメラ『PewerShot V10』!についても、記事の後半でお伝えします。

目次

Canonがビデオカメラから撤退したの?

WEB上では、「Canonはビデオカメラから撤退したのでは?」という噂が流れていました。

まずは、なぜ、Canonがビデオカメラから撤退したのか?その理由を探ってみました。

①Canon(キャノン)は家庭用ビデオカメラから撤退した

Canon(キャノン)は家庭用ビデオカメラから撤退した

以前からネットでは、「Canonはビデオカメラ市場から撤退したのでは?」という噂が流れていました。

ただ、その時点では、まだCanonは撤退表明している訳ではありません。

しかし、家庭用ビデオカメラの販売が中止され、新しいビデオカメラの発表がない。そのため、実質、撤退したと考えられていました。

>> Canon オンラインショップ<デジタルビデオカメラ>

②撤退したのは家庭用ビデオカメラだけ

ただし、撤退したと思われたのは、家庭用ビデオカメラだけ、です。事実、業務用カメラは残っていたのです。

実際、業務用カメラは、2019年にも新作のビデオカメラが販売されていました。

撤退したのは家庭用ビデオカメラだけで業務用は残っている

業務用ビデオカメラについては、まだまだ力を入れているということになります。

そこで疑問が湧いてきます。なぜ、Canonは家庭用のビデオカメラだけ、撤退したのか?です。

Canonが家庭用ビデオカメラから撤退した理由

Canonが公式で発表したのは、下記の内容でした。

パーソナル向けデジタルビデオカメラ「iVIS」販売終了のご案内

情報掲載日:2019年12月20日

キヤノンマーケティングジャパン株式会社

平素よりキヤノン製品をご愛用いただきまして誠にありがとうございます。

このたび、パーソナル向けデジタルビデオカメラ「iVIS」の販売を終了させていただくこととなりました。
発売以来、多くのお客さまにご愛顧いただき、心より御礼申し上げます。

公式サイトより引用

ただし、あくまでも、iVISの販売終了ということです。「家庭用(民生用)ビデオカメラからは撤退しました!」という表明ではありませんでした。

ここでは、多くの人がネット上でさまざまな憶測が流れました。が、VideoLab編集部では、下記7つの理由を推察しました。

Canonが家庭用ビデオカメラから撤退した理由

❶他のメーカーに勝てない
❷一眼レフでも良質なムービーが撮れるから
❸一眼レフのビデオ性能を下げていた
❹一眼レフを使う映像クリエイターが増えた
❺家庭用ビデオカメラよりスマホ
❻他社(ソニーなど)の動向との比較
❼キヤノン撤退の具体的なタイミングと背景

一つずつ、見ていきましょう。

Canon ビデオカメラ 撤退理由❶他のメーカーに勝てない

Canonと言えば、EOSと呼ばれる一眼レフカメラです。実際に、写真業界では世界トップシェアを誇っています。

そのため写真業界では、他のメーカーがCanonを追いつけ追い越せ状態です。

しかし家庭用ビデオカメラ業界では、Canonは遅れをとっていると言えるでしょう。

Canon(キャノン)のビデオカメラは他のメーカーに勝てないから

なぜなら、家庭用ビデオカメラは、SONYやパナの方が評判がよいから、です。

Canonが家庭用ビデオカメラから撤退した理由の一つ。それは、他のメーカーには勝てないと思ったからだと推察されます。

Canon ビデオカメラ 撤退理由❷一眼レフでも良質なムービーが撮れるから

これは、Canonに限りません。なぜなら、多くの一眼レフカメラで動画撮影が可能になったから、です。

そして一眼レフカメラで撮影する動画は、ハイクオリティなものが多いです。

結果的に、一眼レフが、ビデオカメラの市場を食い荒らした状況といえます。

一眼レフでも良質なムービーが撮れるようになった

実際に、最近の一眼レフカメラの性能はスゴイです。4K60fpsでの撮影が当たり前になっています。また、ビデオカメラに及ばないものの、手ブレ補正機能も強力です。

つまり、ここ数年で、家庭用ビデオカメラの動画レベルを一眼レフカメラが凌駕した。ということでしょう。

さらに、ネットでも、家庭用ビデオカメラより、一眼レフに注力すべし、という意見が多いです。

Canon ビデオカメラ 撤退理由❸一眼レフのビデオ性能を下げていた

またビデオカメラ市場のために、ある処置がされていたと言われています。

それはなにか?というと、一眼レフのビデオ性能をわざと下げて販売していた、というものです。

それが、Canonが家庭用ビデオカメラから撤退すれば、どうなるか?といえば、一眼レフでも家庭用ビデオカメラ並みの動画性能がもてる!ということでもあります。

Canonの一眼レフでの動画撮影については。こちらの記事に詳しくまとめています。是非参考にしてください。

>> 【動画性能】Canonの一眼レフカメラ(EOS)は動画撮影にも向いてる?

Canon ビデオカメラ 撤退理由❹一眼レフを使う映像クリエイターが増えた

さらに、最近、YouTubeやSNSには、多くの映像クリエイターが出てきました。

また、20代前半でフリーで活動している人や会社を立ち上げている人もいます。

そんなクリエイターたちは、動画を一眼レフ撮影している共通点があります。

一眼レフで撮影する映像クリエイターが多くなった

「動画クリエイターになりたい!」若手のクリエイターが、一眼レフで撮影したら…。続く人たちも、やはり、一眼レフカメラが欲しくなるのは当然でしょう。

また、Canonは、一眼レフに自信がある企業です。

そのため、一眼レフでも、さらに良い動画を撮影できるように注力することは必然です。これも、Canonが家庭用ビデオカメラから撤退した大きな理由の一つです。

Canon ビデオカメラ 撤退理由❺家庭用ビデオカメラよりスマホ

家庭用ビデオカメラの天敵は一眼レフカメラだけではありません。

そして、強敵とされているのがスマートフォン

実際、2019年9月『iPhone11』以降、カメラ性能は格段に上がっています。

家庭用ビデオカメラにお金をかけるならスマホで十分?

スマホの普及に合わせて、家庭用ビデオカメラの市場規模は年々縮小しています。2020年には、家庭用ビデオカメラの出荷台数がピーク時の半分以下に減少しました。

こうした市場環境が、キヤノンの撤退を後押ししたと考えられます。

Canon ビデオカメラ 撤退理由❻他社(ソニーなど)の動向との比較

ソニーは、引き続き高性能ビデオカメラを開発しています。

しかし、その戦略はプロ向け市場やVlogカメラに特化しています。一方、パナソニックもハイエンド機種を中心に展開。家庭用市場では撤退傾向が見られます。

こうした中で、キヤノンが家庭用市場から撤退したのは自然な流れとも言えます。

Canon ビデオカメラ 撤退理由❼キヤノン撤退の具体的なタイミングと背景

そして、キヤノンは、2021年末に家庭用ビデオカメラ「iVISシリーズ」。その生産終了を発表しました。

最終モデルは「iVIS HF G60」。こちらは、プロとアマチュアの中間層向けの高性能機種でした。しかし、その販売数は期待を大きく下回り、市場の限界が明確になったのです。

キヤノンの家庭用ビデオカメラ「iVISシリーズ」とは?

キヤノンの「iVISシリーズ」。こちらは、家庭用ビデオカメラ市場で一時代を築いた名シリーズです。

このシリーズは、家庭での思い出を高画質で残したい多くの消費者に支持されました。

キヤノンの家庭用ビデオカメラ「iVISシリーズ」とは?

(1)iVISシリーズの歴史と特徴
(2)人気モデル(例:iVIS HF G60、iVIS mini X)紹介
(3)製品ラインナップ終了までの経緯

それでは、キヤノンの「iVISシリーズ」の歴史や特徴。そして製品ラインナップ終了の経緯を見ていきます。

(1)iVISシリーズの歴史と特徴

キヤノンにとって「iVISシリーズ」は、家庭用ビデオカメラ市場における象徴です。2000年代初頭、デジタル技術の進化に伴い登場しました。特にキヤノンは、光学技術を活かした高画質レンズ。そして、独自の画像処理プロセッサ「DIGIC DV」を搭載。競合他社との差別化を図りました。

このシリーズの特徴は、以下の通りです:

特徴内容
コンパクトサイズ手のひらに収まるコンパクト設計が、家庭での使用に最適だった。
映像美を追求フルHDや4K撮影対応モデルも展開し、クリアな映像品質を提供。
初心者〜プロまで対応入門機から高性能なプロ仕様モデルまで、多様な選択肢を提供。

(2)人気モデル(例:iVIS HF G60、iVIS mini X)紹介

「iVISシリーズ」には、用途や目的に応じた多彩なモデルがありました。その中でも特に人気を集めたモデルを紹介します。

iVIS HF G60

iVIS HF G60は、4K UHD対応の高性能モデルです。広角から望遠まで対応可能な20倍光学ズームを搭載。家庭用としては異例の高画質を実現しました。また、「デュアルピクセルCMOS AF」は、キヤノン独自のオートフォーカスです。この機種は、子どもの運動会や旅行など動きの多い場面でその真価を発揮します。

iVIS mini X

iVIS mini Xは、一風変わったコンセプトで登場したモデルです。広角レンズを活かし、セルフィーやVlog撮影に特化しています。360度録音が可能な高感度マイクを搭載。それにより映像と音声の両面で優れたクオリティを提供しました。このモデルは、日常のドキュメンタリー風動画を手軽に撮影したい層に愛されました。

(3)製品ラインナップ終了までの経緯

さて、上記のキヤノンの「iVISシリーズ」は長年愛されました。が、2019年以降に新モデルのリリースが止まりました。

そして2021年末、ついに、冒頭で紹介した通り、公式に生産終了が発表されました。市場でも、スマホカメラの進化や市場縮小が主な要因とされています。

この発表で、家庭用ビデオカメラ市場でのキヤノンの歴史は、幕を閉じました。

Canon ビデオカメラ 撤退後のビデオカメラ市場は?

キヤノンの撤退は、ビデオカメラ市場全体にどのような影響を与えるのでしょうか。このセクションでは、現在のメーカー状況や市場の未来。そして今後のスマホとの住み分けについて考察します。

キヤノン撤退後のビデオカメラ市場は?

<1>現在残るビデオカメラメーカー一覧
<2>市場規模の今後の予測
<3>ビデオカメラの強み

こちらも一つずつ見ていきましょう。

<1>現在残るビデオカメラメーカー一覧

現在、家庭用ビデオカメラを提供している主なメーカーは以下の通りです。

メーカーマーケットへの対応
ソニー豊富なラインナップを誇り、家庭用からプロ用まで幅広く展開。
特に「Handycamシリーズ」は家庭用ビデオカメラの定番
パナソニック4K対応モデルや防水仕様のカメラなど、多様な用途に応える製品を展開
JVCケンウッドスポーツカムや小型ビデオカメラを中心に、根強い支持を得ている

これらのメーカーは、家庭用市場の縮小に対応しています。そして、プロ用途やニッチな需要に応える方向にシフトしています。

<2>市場規模の今後の予測

ビデオカメラ市場は、スマホの普及によって大きく縮小しました。しかし、完全に消えるわけではありません。以下のようなニッチ市場が今後の主戦場となると予測されます。

撮影目的内容
教育やイベント用途学校行事や地域イベントでの撮影需要
VlogやYouTube動画制作高画質な映像を必要とするクリエイター
趣味や記録用旅行や家族の思い出を美しく残したい人

市場規模は、確実に小さくなります。が、こうしたニッチ需要は安定して、残り続けると予測されます。

<3>ビデオカメラの強み

スマホカメラの性能向上により、日常撮影の多くがスマホに移行しました。しかし、ビデオカメラには以下の強みがあります。

撮影目的内容
長時間撮影スマホはバッテリーの制約がある一方、ビデオカメラは長時間撮影が可能
光学ズームスマホのデジタルズームと異なり、画質を損なわずにズームできる
プロフェッショナルな仕上がり高画質なレンズやセンサーを搭載したビデオカメラは、映像表現がより滑らか

このように、ビデオカメラには、スマホにはない強みがあります。また、目的やシーンによっては、今後も共存できる関係にあると言えます。

Canon ビデオカメラ 撤退でのユーザー側の課題と解決策

それでは、キヤノンが、ビデオカメラ市場から撤退したあと、どうなるか?これまでの既存ユーザーが困るであろう課題を整理して、解決策を考察してみましょう。

キヤノンのビデオカメラ撤退でのユーザー側の課題と解決策

【1】バッテリーやアクセサリーは今後入手可能?
【2】パソコンへのデータ取り込み方法
【3】修理やサポートの今後の展開

【1】バッテリーやアクセサリーは今後入手可能?

純正アクセサリーは、公式オンラインや大手通販サイトで一定期間入手可能です。

また、互換バッテリーやサードパーティ製のアクセサリーも市場に出回っています。

ただし、在庫が減少する可能性が高いため、早めの購入が推奨されます。

【2】パソコンへのデータ取り込み方法

iVISシリーズのデータは、USBケーブルでパソコンに接続し、取り込めます。

必要なドライバは、キヤノンの公式サイトからダウンロードできます。

データ管理に不安がある場合は、クラウドストレージサービスを活用するのも一案です。

【3】修理やサポートの今後の展開

キヤノンは、製品の発売終了後も一定期間、修理サービスを提供します。

ただし、終了時期には注意が必要です。修理不能な場合に備え、代替モデルへの買い替えを検討しておくと安心です。

Canon ビデオカメラ 撤退→『Vlog専用カメラ』で再参入(2024年追記)

ところが、冒頭部分でもお伝えした通りのことが起きました。2023年5月に、キャノン初のVlog専用カメラが発売すると発表したのです。

新たに家庭用ビデオカメラとして、発売されるのは『PowerShot10』です。

>> キヤノンが6年ぶりの家庭用ビデオカメラ、初のVlogカメラを6月下旬発売(電波新聞社)

なぜ、このタイミングで再参入するのか?

このタイミングで、Canonが、家庭用ビデオカメラに再参入したのは、なぜか?

その背景には、Vlog市場の拡大と多様化する動画撮影ニーズへの対応があります。

スマートフォンで手軽に動画を撮影・共有する文化が広がっています。が、その一方で、より高品質な映像制作を求めるユーザーが増加しています。

そして、このVlog市場の成長をビジネスチャンス!と見て、新たな市場機会を捉えるために再参入を決定したと考えられます。

どんなターゲットを狙っているのか?

それでは、PowerShot10は、どんなターゲットを狙った商品なのか?それは、下記のように想定されます。

ターゲット想定(ペルソナ)
<1>Vlog初心者初めてVlogを始める人々に向け、使いやすさを重視した設計。
スマートフォンでは物足りなくなった。が、本格的なカメラに手を出すのはまだハードルが高いと感じる層。
<2>動画配信者
(YouTuberなど)
動画を高画質で撮影したいが、手軽でコンパクトな機材を求めるクリエイター。
特に頻繁に移動する配信者に向けたポータビリティと軽量性をアピール。
<3>一般ユーザースマートフォンよりも良い画質で思い出を記録したい。が、プロ機材は避けたい層。
旅行やイベントで活躍する手軽なカメラを求めるユーザー。
<4>SNSユーザー
(特にInstagramやTikTok)
短尺動画や縦型フォーマットの映像を簡単に作成・共有したい若年層。
スマホでは撮影環境に限界を感じ、より多彩な表現ができるカメラを探している層。
<5>PR動画を自作する
(小規模事業者など)
小規模ビジネスのオーナーやフリーランサー。手頃な価格で高品質な動画コンテンツを制作したい人々。

どんなカメラなのか?

「PowerShot V10」は、手のひらに収まるコンパクトなデザイン。また、可動式の液晶モニターや内蔵スタンドを備えています。さらに、三脚なしでの安定した撮影を可能にしています。

ビデオカメラとコンパクトデジタルカメラで培った技術を活用。

多様化する動画撮影ニーズに対応しています。

PowerShot10概要

項目詳細
重さ・デザイン約211gの軽量、縦型デザイン、手のひらサイズ
センサー1.0型CMOSセンサーで高画質撮影、暗所に強い
レンズ広角19mm、Vlogや風景撮影に最適
内蔵スタンド三脚不要の内蔵スタンドを搭載
可動式液晶モニター角度調整可能、自撮りや低アングル撮影に対応
高音質マイク大口径マイクでクリアな音声、風切り音を軽減
自動撮影モード初心者向けの簡単操作
動画性能4K動画撮影で高画質な映像記録
縦型動画対応SNS向けの縦型フォーマットでの撮影可能
エフェクト機能動画にフィルターやエフェクトを追加可能
接続性Wi-Fi/Bluetooth対応、アプリで簡単共有
ライブ配信対応スマートフォンやPCを介してライブ配信可能
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Canonがビデオカメラから撤退!まとめ

Canonがビデオカメラから撤退しても良い一眼レフが登場する

Canonは(キャノン)家庭用ビデオカメラから撤退してしまいました。その理由には、一眼レフやスマホ、他メーカーなどがあります。

しかし、Canonは、6年ぶりに家庭用ビデオカメラを発売。同社初のVlog専用カメラです。

今後も、Canonの技術を活用して、より良い機種の販売を期待します。

今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございます!

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