Mac専用の動画編集ソフトとして有名なFinal Cut Pro。
皆さんはどのようなソフトか知っていますか?
この記事では、Final Cut Proの特徴や、Final Cut Proのできることについてご紹介します。
目次
Final Cut Proとは?
Final Cut Proとは、どのような動画編集ソフトなのでしょうか。
Final Cut Proの特徴をご紹介します。
Final Cut ProはApple専用の動画編集ソフト
Final Cut Proは、Appleが開発・販売を行うMac専用の動画編集ソフトです。
高機能な上にインターフェイスが優れており、直感的に操作できて使いやすい動画編集ソフトになっています。動画編集ソフトとしてはかなり有名で、クリエイターやユーチューバーなど世界中に多くのユーザーがいます。
Final Cut ProはApple純正のソフトなので、当然Macでしか使えません。Windowsユーザーの方は使えませんので、注意してください。
無料ソフトiMovieの多機能版ソフトがFinal Cut Pro
Macには、無料で標準装備されているiMovieという動画編集ソフトがあります。
iMovieもインターフェイスが優れており、直感的で使いやすい上に無料ソフトとは思えないほど様々な機能が揃った動画編集ソフトです。ただ、そんな多機能なiMovieですが、上級者になってくると機能の物足りなさが目立ってきます。
代表的なところでは、iMovieは字幕テロップ位置の自由度が低く、Youtuberなど字幕を出したいユーザーにとっては痒いところに手が届かない状態でした。
その点、Final Cut Proは字幕テロップの自由度も高く、その他の機能でもiMovieと比べてかなりたくさんの機能が追加されています。
Final Cut Proでできることは?
多機能なFinal Cut Proでできることは多岐に渡りますが、その中でもFinal Cut Proの特徴的な機能についてご紹介していきます。
Final Cut Proでできること①|テロップを自由に入れられる
Final Cut Proは、iMovieではできなかった自由な位置へのテロップ入れができます。
テロップにエフェクトをかけたり、文字を見やすいように囲んだりして装飾も行えます。テロップのアニメーションも豊富に用意されているので、文字を入力するだけで簡単にアニメーションのついたテロップを挿入できます。
Youtubeに動画を上げる人には字幕テロップが重要な役割を果たすので、この機能は大きなメリットです。
Final Cut Proでできること②|複数レイヤーを重ねた編集ができる
Final Cut Proでは、複数レイヤーを重ねた動画編集ができます。
動画レイヤーをいくつか重ねた映像や、画面を分割していくつかの動画を同時に流す動画を作れます。動画のレイヤーの他にも、画像のレイヤーやイラストのレイヤーも重ねることができ、動画にアニメーションを重ねた映像も編集できます。
Final Cut Proでできること③|豊富なエフェクトを利用できる
Final Cut Proには、動画全体に映像効果を付け加えるエフェクトが豊富に用意されています。
最初から用意されているエフェクトの種類が多いので、一から作らなくても自分好みのエフェクトを見つけられます。また、動画全体に映画のフィルム風のエフェクトをかけたり、アニメチックなエフェクトをかけたりと、映像の雰囲気を手軽に変えられるエフェクトも多数用意されています。
Final Cut Proでできること④|細かなカラーグレーディングができる
Final Cut Proは、カラーグレーディングと呼ばれる映像の色(カラー)を調整する作業を細かく行えます。
このカラーグレーディングを行うことによって、動画のクオリティを一段階高いものへとできます。
Final Cut Proのカラーグレーディングはかなり細かい調整まで行うことができ、動画全体の彩度や明るさの調整はもちろん、動画内の一部分だけカラーの調整を適用することもできる優れた機能となっています。
Final Cut Proの購入方法は?
Final Cut Proでできることがわかったところで、どのようにすればFinal Cut Proを購入できるのでしょうか。
ここからは、Final Cut Proを購入する方法についてご紹介します。
App Storeで購入
Final Cut Proは、他のソフトやアプリと同じようにAppStoreで購入できます。
価格は36,800円で、サブスク方式ではなく買い切り方式となっており、一度購入すればずっとFinal Cut Proを使い続けることができます。他の本格的な動画編集ソフトと比べると、高機能な割に価格は低めの設定になっています。
購入にあたってはAppアカウントの登録や支払い情報の登録が必要になりますので、あらかじめApp Storeのアカウント登録をしておきましょう。
学生は教育機関向けPro Appバンドルを使って安く購入できる!
Final Cut Proは、「教育機関向けPro Appバンドル」というAppleの学生支援プログラムを利用することでお得に購入ができます。大学や専門学校などの学生や教員が、教育機関向けPro Appバンドルの対象です。
価格は22,545円 (税別)となっており、Final Cut Proだけでなく合計5つのソフトやアプリがセットになっています。
セットになっているソフトは以下の通りです。
- Final Cut Pro X(動画編集ソフト)
- Logic Pro X(音楽制作ソフト)
- Motion 5(モーショングラフィックスソフト)
- Compressor 4(エンコーディングツール)
- MainStage 3(ライブ演奏用アプリ)
Apple公式サイト(教育機関向けPro Appバンドル購入)からご購入できます。
Final Cut Proと他の動画編集ソフトを比較
ここまではFinal Cut Proの特徴や価格についてご紹介してきましたが、他にもおすすめの高機能な動画編集ソフトがありますので、比較して紹介します。
動画編集ソフトとして評価の高いPremiere Pro
Final Cut Proと並んで有名なソフトに、Premiere Proがあります。
Premiere Proはユーザー数も多く、プロのクリエイターからアマチュアまで世界中で多くのユーザーから支持を集めている動画編集ソフトです。Premiere Proはかなり高機能な動画編集ソフトで、Premiere Proひとつで動画編集の全てができるほど多機能な動画編集ソフトです。
ユーザー数も多いので情報も得やすく、ネットで調べると操作法やレベルの高い機能の使い方など様々な情報を簡単に得られるので、使い方にも困りません。
Premiere Proの価格
Premiere Proを購入するには、Adobeのプランに加入する必要があります。
Premiere Proを使えるプランには「Adobe Creative Cloud 単体プラン」か「Adobe Creative Cloud コンプリートプラン」の2つがあります。
- Adobe Creative Cloud 単体プラン:月額2,480円
- Adobe Creative Cloud コンプリートプラン:月額5,680円
単体プランの方が値段は安いですが、コンプリートプランは他の画像編集や音楽編集などのクリエイターソフトを20種類以上使えるので、高いクオリティの動画編集をしたい場合にはコンプリートプランがおすすめです。
Premiere Proの無料体験版を使ってみよう!
Premiere Proには無料体験版があり、7日間全ての機能を完全無料で使えます。
機能制限もなく、体験期間中に解約しても料金は発生しないので、安心して試すことができます。一度使ってみたい方は、Adobeの公式サイトからダウンロードできるので試してみてはいかがでしょうか。
Final Cut Proでできることまとめ!
Final Cut Proの特徴やできること、他の動画編集ソフトとの比較をご紹介してきました。
Final Cut Proも有能なソフトですが、Premiere Proも高性能で多機能なソフトなのでおすすめです。
Premiere Proは無料体験版がありますので、一度試してみてはいかがでしょうか。