iMovieを使ったテキストの入れ方を学んでいきましょう。
動画編集に、テキスト挿入は必須です。
動画の説明やナレーション、エンドクレジットなど、テキストの配置次第で視聴者に与える印象が大きく変わるから、です。
そこで、今回は
●iMovieでの文字の入れ方
●プロフェッショナルな文字装飾テクニック
について、お伝えする記事です。
初心者の方も、中級者方も、この記事を参考にして、動画のクオリティをワンランクアップさせましょう。
また、記事の後半では、デスクトップ版とは勝手の違う『iPhoneアプリ版』の使い方もご説明します。
iMovieの文字入れは直感的に操作できるので、簡単にマスターできますよ!
目次
iMovie テキストの入れ方|事前準備で動画素材を入れておく
iMovieを開いて、新規プロジェクトを作りましょう。
テキストを入れるには、動画素材が必要なので、まずは撮影素材を、入れる作業です。
iMovieに動画素材を読み込むには、動画ファイルを左上の「マイメディア」にドラッグ&ドロップします。
「メディアを読み込む」をクリックしてファイル選択から読み込むことも可能です。
読み込んだ動画をドラッグ&ドロップでタイムラインに並べます。
複数の動画をつなげたい場合は、ここでつなげたい順番に並べることで複数の動画を一つの動画にまとめることができます。
iMovie テキストの入れ方【本編】
いよいよ、iMovieでテキストを入れていきます。
基本的なテキストの挿入方法を押さえることで、誰でもプロのような仕上がりを目指せます。
左上の「タイトル」をクリックすると、iMovieで使用することのできるタイトル(文字入れのスタイル)の一覧が表示されます。
この中から使いたいスタイルを選びましょう。
動画のタイトルとして使えるものから、字幕やエンドロールとして使えるようなものまであります。
マウスカーソルを合わせると、それぞれの「タイトル」がどのようなアクションをするのかも見られるので、いろいろみてご自身のイメージに近いタイトルを選びます。
使いたい「タイトル」が決まったら、動画の文字入れをしたい箇所にドラッグ&ドロップします。
iMovieを使った動画編集で、テキストの入れ方は、とてもシンプルです。
Macの場合は、タイムライン上で表示したい位置に再生ヘッドを合わせ、画面上部の「タイトル」タブから適切なスタイルを選びます。
そして、タイムラインにドラッグ&ドロップするだけでテキストが挿入されます。
iPhoneでは、「T」アイコンをタップし、テンプレートを選択した後、プレビュー画面でテキストを入力します。
このシンプルな操作で、簡単にテキストの追加ができます。
タイトルを動画上に置くとき、位置を調整したいこともあるかもしれません。
残念ながら、標準機能のiMovieだけでは、文字を「左寄せ」「中央寄せ」「右寄せ」で移動させることはできても、自由な文字の位置変更ができません。
なので、keynoteなどで文字を背景透過させたPNGファイルを作り、動画の上に張り付けるという方法があります。
が、少し長くなるので詳しい方法は、この記事の最後でご説明します。
タイトルの長さを調整するにはタイムラインのタイトルをクリックし、左右の端にカーソルを合わせると「←|→」のような表示が出てます。
クリックしながら左右に動かすことでタイトルの表示時間を調整します。
キーボードのスペースキーを押すか、右上のモニターの再生ボタンを押すと動画が再生されます。
実際に文字入れをした動画を見ながら微調整を行います。
同じ位置・同じフォントのテキストを、何度も繰り返し使う場合は、最初に作ったものを複製して使うと、効率的です。
文字だけ入れ替えていくと編集時間を短縮できます。
タイトル複製は、Optionキーを押しながら複製したいタイトルをドラッグすると同じものが複製されます。
複製されたら、テキストの内容を変更しましょう。
iMovie テキストの入れ方|好きな位置に文字入れする
前述したように、iMovieでは、テキスト位置の微調整ができません。
そこで、keynoteやAdobe Illustratorなど、背景を透過させた文字データをPNGファイルで作り動画に重ねる方法をご紹介します。
PNG画像で文字入れ①画像を読み込む
画像制作ソフトなどで背景の透過された文字画像データが用意で来たら、動画同様、張り付けたいPNGファイルをマイメディアに読み込み、タイムラインにドラック&ドロップで貼り付けます。
PNG画像で文字入れ②表示の設定と位置の調整
デフォルトのままだと、画像が勝手に動いてしまう設定になっているので、右上の「クロップ」を選んで、スタイルを「フィット」に変更します。
その後、一番左端のアイコン「ビデオオーバーレイ設定」を「ピクチャ・イン・ピクチャ」に変更します。
上記の設定をすると、読み込んだ画像を自由に拡大縮小、移動させることが可能です。
表示時間の調整はテキストと同様、タイムライン上で左右の端にカーソルを合わせ調節ができます。
デザイン性に懲りたい場合は、このようなに文字を画像データにして動画に張り付けることができます。
ただし、iMovieだけで完結しなくなる作業です。
なので、文字をすべて画像データで書きだす作業のではなく、強調したい一部のテキストだけにしておくことをオススメします。
iMovieでのテキストの入れ方【iPhoneアプリ】
iMovieにはiPhoneにもアプリが入っています。
デスクトップアプリケーションとはまた少し勝手が違うので、簡単にiPhoneアプリでの文字の入れ方を解説します。
(1)動画を選択する
アプリを起動し、プロジェクトを作成、ムービーを選択すると以下のような画面になります。
(2)テキストを入れたい部分を切り取る
(本文)iPhoneアプリのiMovieでは動画の一つの塊にタイトルを一つしか入れられないため、まずはテキストを入れたい部分を分割します。
縦の白いラインを分割したい部分に合わせ下の「分割」をクリックすることで動画を分割することができます。
(3)テキストを加える
タイトルや字幕を加えたい動画を選択し、メニューの「T」を選択、入れたいタイトルのイメージを選択し、文字を入力すれば文字入れ完成です。
iMovie テキスト 入れ方のまとめ
iMovieでのテキスト挿入は、初心者でも簡単に始められる基本機能です。
しかし、基本の操作を押さえつつ、テキストの配置や装飾を工夫することで、動画全体のクオリティを高めることができます。
テキストを挿入する際には、視覚的な訴求効果を意識し、読みやすさやデザインの統一感を心がけることが大切です。
また、装飾や応用的なテクニックを活用することで、より印象的な動画を作成することができます。
この記事で紹介した手法を使って、効果的なテロップ挿入を目指しましょう。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!