最近ではスマホ一台あれば動画も写真も撮影することができるようになりました。
が、やはり動画をきれいに残したいとなれば、動画を撮ることを目的に作られたビデオカメラで撮影するのが一番です。
というわけで、今回の記事では、おすすめのビデオカメラ11選と題して、人気機種や選び方をご紹介します。
目次
おすすめのビデオカメラの選び方は?
ビデオカメラといっても、お値段も機能もさまざまなものが発売されています。ビデオカメラを選ぶ際に、注目すべきポイントはどこなのでしょうか。
ビデオカメラの選び方①|画質
ビデオカメラを選ぶポイントとしては、まず画質に注目します。
最近のビデオカメラは、ほぼすべてハイビジョン以上の画質で撮ることが可能です。それに加えて、近年では4K画質で撮影できるビデオカメラも増えてきました。
しかし、4Kの動画は、4K映像を見ることのできるモニターでしか、その威力を発揮できませんし、データ容量も重くなります。
ご自身の動画を見る環境も考慮に入れて、4Kまでの高画質が必要なのかを検討して選びましょう。
ビデオカメラの選び方②|手振れ補正
手持ちで動画を撮影する際には、必ずチェックしておきたいのが手振れ補正です。
近年発売されているビデオカメラは、ほとんどすべてに手振れ補正機能がついていますが、メーカーや型によってその性能は変わってきます。
撮影する環境が手振れに強いほうがよいのか、三脚等で固定して撮ることが多いのかなども考慮しましょう。
ビデオカメラの選び方③|ズーム倍率
撮影したい映像によっては、ズーム倍率も重要になってきます。
ビデオカメラのズーム機能は、一眼レフのズームレンズのように、レンズの位置を動かして倍率を変更する「光学ズーム」とデジタル処理によって画像を拡大する「電子式ズーム」があります。
電子式ズームは拡大すると画質が荒くなるため、電子式の倍率より、光学ズームの倍率の高さに注目しましょう。
運動会でお子様の顔を大きく写したいなど、ズームを使う機会が多いのであれば、ズーム倍率の高いものを選ぶのがよいです。
ビデオカメラの選び方④|内蔵メモリ
カメラ本体に記録できる動画の量は内蔵メモリの大きさによって異なります。
しかし、ほぼすべてのカメラで、内蔵メモリ以外に、外部メモリを挿入することが可能です。
なので、外部メモリを挿入して使用することを考えれば、内蔵メモリの大きさはそれほど気にする必要はありません。
ただし、「いざ撮影しよう!」となったときに、外部メモリがいっぱいになっていたり、外部メモリを入れるのを忘れてしまうという場合もあるので、内蔵メモリの容量に余裕があると安心です。
ビデオカメラの選び方⑤|アクションカメラ・360度カメラ
一般的にハンディカムといわれる家庭用ビデオカメラのほかに、最近ではユニークなビデオカメラも登場しています。
手振れに強く、広角で臨場感あふれる映像を撮影することのできるアクションカメラや、上下左右360度の映像を同時に撮影することのできるカメラ、ドローンなどもほかとは違った映像を撮影するのに人気のビデオカメラです。
普通のビデオカメラでは物足りない!と感じたら、こういったユニークなものを選ぶのもよいです。
おすすめのビデオカメラメーカーは?
ここでは、おすすめのカメラメーカーをご紹介します。
ビデオカメラメーカー比較①|ハンディカムといえば SONY
まずは日本を代表する映像・音響機器メーカーのSONY。手持ちの家庭用ビデオカメラを“ハンディカム”ということがあります。
が、本来はSONYの家庭用ビデオカメラの商品名のことです。それだけSONYのビデオカメラが広く人気があるということの表れでもあります。
SONYのカメラは世界的にも人気で性能も高く評価されていることは言うまでもないですね。
ビデオカメラメーカー比較②|ワイプ撮りが人気 Panasonic
SONYと並び、家庭用ビデオカメラ業界の中で存在感を誇るPanasonic。
特徴として、撮影をするメインカメラのほかに、ワイプ撮り用のカメラがもうひとつ搭載されていて、被写体と撮影者を同時撮影できます。
ズーム映像とワイド映像を同時に撮影できたりできるモデルが多くあります。
ビデオカメラメーカー比較③|コスパで選ぶなら JVC
もともとは音響機器メーカーとして有名なJVCケンウッドです。
丈夫で、他社に比べると価格も安いことから、コスパがよいと人気のメーカーです。
また、防水・防塵・耐衝撃など、アウトドアなどアクティブな撮影でも活躍してくれるラインナップがそろっています。
おすすめのビデオカメラ【高画質編】
まずはおすすめビデオカメラ【高画質編】ということで、4K撮影のできるおすすめカメラをご紹介します。
Panasonicラインナップ最上位モデル|SONY FDR-AX45
また、撮った映像を自動でBGM付ムービーに編集してくれる機能もあり、撮影した後も楽しむことができます。 |
Panasonicラインナップ最上位モデル|Panasonic HC-WX2M
Panasonicのラインナップの中では最上位モデルのHC-WX2M。 25mmの広角レンズを搭載しており、狭い室内でも広い画角を収めることが可能です。 光学と電子で手振れを補正する「5軸ハイブリッド手振れ補正」機能も搭載されています。 Panasonicのビデオカメラの特徴であるワイプ撮りも、もちろん可能です。 |
4K+4つの保護機能クワッド・プルーフ搭載|JVC GZ-RY980
防水・防塵・防衝撃・防低温の4つの保護性能「クワッド・プルーフ」を搭載した4Kビデオカメラです。 4K画質の動画を撮影可能ながら、価格も5万円前後と上記の2機種に比べると、手に取りやすい価格帯です。 SDカードを二枚いれることのできる「ダブルカードスロット」搭載。 片方のカード容量がいっぱいになると自動でもう一方へ切り替わることで、連続撮影を行うことができます。 created by Rinker
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4Kエントリーモデル|パナソニック 4K ビデオカメラ VZX990M
2018年6月に発売されたVZX990Mは、Panasonicのラインナップの中ではエントリーモデルですが、4Kの高画質を楽しむことができます。 本体重量は398gと、持ち歩きに負担のない軽量サイズで、ビデオカメラ本体も小さく、思い立ったらすぐ撮影ができます。 手振れやフレームアウトの心配がない「あとから補正」機能は、4Kサイズで撮影しておけばOK。 あとで被写体を追尾したり、画角を調整できる便利な機能です。大切なシーンも失敗なく撮影できます。 高速AF(オートフォーカス)と5軸ハイブリット手ぶれ補正機能で、素早いピント合わせだけでなく、動いている被写体に常にフォーカスを合わせ続けられます。 |
おすすめのビデオカメラ【コスパ編】
続いて、3万円前後でも機能が充実しコストパフォーマンスのよいビデオカメラを紹介します。
コスパを重視したい人へ|パナソニック HDビデオカメラ HC-V360MS-K
4Kまでの画質は必要なく、コスパ重視!の方に一番のおすすめがこのパナソニック HDビデオカメラ HC-V360MS-Kです。。 本体重量213gとほかのビデオカメラと比べても圧倒的に軽量で、さらに光学ズーム50倍、デジタルズームなら最大90倍。 ズーム倍率が高いため、遠くのものを大きく撮影したい方は要チェックです。 また、高感度のMOSセンサーを搭載しており、暗い室内でも明るく撮影ができる点もオススメです。 |
長時間撮影が可能|SONY HDR-CX470
価格の高いイメージのSONYですが、こちらは、SONYの高機能をそのままに、コスパがよい機種です。 売り上げランキングなどにも上位に食い込む人気モデルがこちらです。 SONYお得意の「光学式手振れ補正」機能を搭載し、コンパクトで軽量なボディにまとまっています。 |
長時間撮影が可能|JVCKENWOOD JVC ビデオカメラ Everio GZ-F270-W
防衝撃・防低温の保護機能を備えながら、約3万円の価格に抑えられたJVCのビデオカメラ。 連続4時間40分の長時間撮影を可能にしたバッテリーを内蔵。 落下の衝撃や、寒さに負けない耐衝撃・耐低温プロテクト機能も装備しました。 光学40倍・ダイナミック60倍ズーム。強力な手ぶれ補正のほか、個人認識&顔追尾・色追尾機能も搭載しています。 |
パソコンなしでBlu-ray作成|JVC ビデオカメラ Everio
JVC独自の『フルハイビジョン高画質センサー』で、暗い場所でも明るくくっきりと撮影ができます。 倍率はダイナミック60倍、光学40倍ズームレンズに加えて、驚異のデジタル200倍ズームも搭載しており、遠くの表情も大きく綺麗にで撮影できます。 メモリは32GB。録画時間もEPモード時で、最大13時間30分まで可能です。 小型軽量ボディは、付属バッテリーを装着しても220g。持ち運びがしやすく、撮影もラクラクです。 パソコンなしで、Blu-rayディスクが作成できるBDライター/BDレコーダー付き。 |
おすすめのビデオカメラ【変り種編】
いままでの家庭用ビデオカメラとは一味違いますが、これがあるとビデオ撮影がもっと楽しくなる変り種ビデオカメラをご紹介します。
YouTuberにも人気のアクションカメラ|GoPro Hero10 Black
衝撃にも強く水深10mでも使えることから人気のアクションカメラ。 その中でもGoProは、発売以来高い人気を誇っているモデルです。 最新機種のHero10は、4つのデジタルレンズで画角を変えることができ、今まで以上にブレにも強くなっています。 アクションカメラの欠点としては、ズーム機能がないこと。アクションカメラは広角であることが売りのため、遠いものを大きく撮りたい場面には向いていません。 |
被写体を自動で追跡|Osmo Pocket
ドローンで有名なDJI社が発売しているOsmo Pocketはスタビライザー一体型のビデオカメラです。 Pocketという名前の通り、手のひらに収まってしまうほどの小ささとスタビライザーによる映像の滑らかさは、普通のビデオカメラとは一線を画します。 撮影者自身が被写体を追わなくても、自動でメインに撮りたいものを追跡してくれる便利なモードもあります。 |
360度カメラの最新モデルはレンズ交換可能|Insta360 ONE R
色彩を鮮やかに表現する機能は、映像を自動的にグレーディングする優れもの。 ワンタップで、鮮やかで明るい、見事なビジュアルを実現します。 Leicaと共同開発された1インチのプレミアムセンサーを搭載したことで、Leicaのもつ光学技術をあわせ持ち、明暗差があっても細部まで美しい再現性があります。 また、スローモーション撮影、スターラプス撮影もお任せ。ONE Rアプリでの編集ですぐシェアできる自動編集で、映画風動画が仕上がります。 FlowState手ブレ補正技術は、ジンバルなしでも、安定しています。 |
ビデオカメラと同時に購入をおすすめするものは?
ビデオカメラを購入する際に一緒に購入をおすすめするものをご紹介します。
ビデオカメラと同時購入をおすすめ①|三脚
最近のカメラは手振れ補正の機能が素晴らしいです。
が、それでもずっとカメラを手で支えて撮影するのは大変です。
お子様の運動会やお遊戯会の撮影など、長時間カメラを構える必要があるときにはぜひ三脚も一緒に購入しましょう。
YouTubeなどに投稿する動画を自撮りする場合にも三脚があると便利です。
ビデオカメラと同時購入をおすすめ②|マイク
ビデオカメラには録音マイクがあります。が、内蔵マイクの性能はそこまで高くありません。
特に野外で撮影する際には、風の音など雑音が入ってしまったり、しゃべっている映像なのに他の音で聞き取りにくくなってしまっていたりします。
それを防ぐためにも、マイクがあると便利です。
自分に合ったビデオカメラで楽しい動画ライフを!
ビデオカメラといっても、さまざまなメーカーから、いろいろなモデルが発売されています。
4Kの高画質が撮れるものから、GoProなどのように、アクティブな場面に特化したユニークなものまで。
今回挙げたものはほんの一部ですが、それでもこれだけ特色のあるカメラがあるのです。
ご自身がどんな動画を撮影したいのかを吟味して、楽しい動画ライフを送りましょう!