YouTube1万回再生で稼げる金額は?

YouTubeでどのくらい稼げるのか?

動画の再生回数と収益の関係は、とても複雑。なので結論から言うと、明確な答えは出せません。

でも、ある程度、推測は可能

というわけで、今回は

●YouTube1万回再生の広告収入
●YouTubeショートでの広告収入

について、ご紹介する記事です。

どうぞ最後までご高覧ください。

スポンサーリンク

YouTube1万回再生の広告収入

YouTubeの広告収入は、再生回数に比例します。

1再生の広告収入単価は、約0.05円〜0.7円です。

なので、結論から言うと

結論:YouTube1万回再生の広告収入

1万回再生=約500円〜7,000円

となります。

CPM(視聴1000回あたりの広告収入)

YouTube の広告収入は、CPM(Cost Per Mille)と呼ばれる指標に基づいて算出されます。

CPM =動画が 1,000 回再生されたときの広告収入

CPM の値は、動画のジャンルや視聴者の地域、広告の種類などによって違います。

その理由は、視聴者がどんな人なのか?によって違うから、です。

教育系とエンタメ系では、見る人の目的や、視聴者が持っている予算が違うと考えられています。

CPMが高めの動画

●教育系
●金融系

CPMが低めの動画

●一般的なエンターテイメント動画
●子供向け

また、アメリカやヨーロッパなどの先進国からの視聴者数が多い動画は、CPM が高くなる可能性があります。

広告の種類による違い

YouTube に表示される広告には、いくつか種類があります。

●スキップ可能
●スキップ不可
●バナー広告

矢印

◯広告を最後まで視聴する
◯バナー広告をクリックした場合

です。

このように、動画の内容や視聴者の属性、広告の種類によって、再生回数と広告収入の関係は大きく変化します。

単純に再生回数が多ければ良いというわけではない

収益化の条件

YouTube での収益化には、一定の条件が課されています。主な条件は以下の通りです。

●チャンネル登録者数が 1,000 人以上
●過去 12 ヶ月間の総再生時間が 4,000 時間以上

この条件を満たせば、YouTube パートナープログラムに参加し、広告収入を得ることができます。

まず、1万回再生を達成することは、最初の重要なマイルストーンです。

人気動画と収益の関係

YouTube における人気動画は、どのような収益を生み出しているのか?

人気動画と収益の関係

①億単位の再生回数と収益
②人気 YouTuber の事例
③YouTubeから得られる収入の柱

を一つずつ見てきましょう。

①億単位の再生回数と収益

億回を超える再生回数を誇る人気音楽動画は、その 1 本だけで数千万円から 1 億円以上の収益を生み出していると考えられています。

再生回数が多いほど、CPM が高くなる傾向があるためです。

例えば、1 億回再生の動画であれば、CPM が 0.3 円とすると、3,000 万円の収益が発生することになります。

再生回数が 3 億回を超えれば、収益は 1 億円を超える可能性もあります。

②人気 YouTuber の事例

人気 YouTuber の収益事例を見ると、再生回数と収益の関係がより明確になります。

例えば、登録者数 10 万人のチャンネルで、1 本の動画が 10 万回再生された場合、収益は 2〜3 万円程度になるとされています。

しかし、近年は YouTube の収益モデルが変化し、人気 YouTuber の収益が大幅に減少しているケースも報告されています。

③YouTubeから得られる収入の柱

YouTube の収益化においては、広告収入だけでなく、様々な収入の道があります。

主な副収入源としては、以下のようなものがあげられます。

●有料メンバーシップ
●スーパーチャット
●アフィリエイト
●スポンサー収入

これらの収入源を組み合わせると、広告収入に依存しない安定収益が可能になります。

人気 YouTuber の多くは、この点も意識した運営をしています。

ショート動画と収益の関係

近年、YouTube におけるショート動画の人気が高まっています。

では、ショート動画の収益化は、どうなのか?

ここでは、YouTubeショート動画の再生単価について調べてみました。

ショート動画と収益の関係

❶ショート動画の再生単価は?
❷ショート動画の特性
❸通常動画との併用が効果的

一つずつ見ていきましょう。

❶ショート動画の再生単価は?

ショート動画の再生単価は、通常の YouTube 動画に比べて低めに設定されています。

おおよその目安は

ショート動画の再生単価目安=1 再生あたり 0.003 円〜0.01 円程度

です。

通常の YouTube 動画と比べると、収益性は低めです。

❷ショート動画の特性

一方で、ショート動画は、視聴者を引きつけやすいです。

動画の長さが短いから、次々、動画を視聴しやすいため。

なので、通常の YouTube 動画と比べると、再生回数は増やしやすいといえます。

また、ショート動画は TikTok などのショートムービープラットフォームと連携しやすく、新たな視聴者層の獲得にもつながります。

収益は低めでも、ブランディングの観点からは、価値があると言えます。

❸通常動画との併用が効果的

ショート動画の収益性を最大化には、通常の YouTube 動画との併用が、有効な戦略。

ショート動画で視聴者を引きつけ、通常の動画でファンを獲得することで、収益の最大化を目指すのが理想的な手順です。

また、ショート動画の中でアフィリエイトリンクを設置したり、有料メンバーシップを宣伝したりするなど、副収入源の活用も検討する必要があります。

収益を最大化する3つのポイント

YouTube での安定した収益を得るためには、様々な側面から工夫が必要になります。

ここでは、重要なポイントを3つご紹介します。

収益を最大化する3つのポイント

(1)コンテンツの質の向上
(2)VSEO 対策の強化
(3)ファンコミュニティの構築

(1)コンテンツの質の向上

YouTube での収益を最大化するための最重要ポイントは、高品質なコンテンツを提供し続けることです。

視聴者の関心を引き付け、リピーターを獲得することが、安定した再生回数と収益につながります。

コンテンツの質を高めるには、企画力や撮影・編集技術の向上はもちろんのこと、視聴者のニーズを的確に捉えることが重要です。

アナリティクスデータを活用し、視聴者の反応を分析することで、より魅力的なコンテンツづくりが可能になります。

(2)VSEO 対策の強化

動画のSEO対策をVSEOと言います。

YouTube での収益を最大化するためには、検索エンジンからの流入を増やす VSEO 対策も欠かせません。

適切なタイトル設定やキーワード選定、説明文の記載など、基本的な SEO 対策に加えて、動画の内容や構成にも配慮が必要です。

さらに、YouTube 内の動画の関連動画欄への露出を狙うこともポイントです。

関連性の高い動画を作ることで、視聴者の関心を引きつけ、再生回数の増加につなげることができます。

(3)ファンコミュニティの構築

YouTube での収益化を成功させるには、ファンコミュニティの構築が不可欠です。

コミュニティとのコミュニケーションを大切にし、リピーター視聴者を増やすことで、安定した再生回数と収益を得ることができます。

具体的な方法としては、動画内でファンに呼びかける、コメントに丁寧に返信する、ライブ配信で双方向のコミュニケーションを図るなどが考えられます。

多くの努力が必要ですが、その分、収益性は高まります。

よくある質問

YouTube の再生回数と収益の関係はどうなっていますか?

YouTube の収益源として最も重要なのが広告収入です。動画の再生回数が多ければ多いほど、広告収入が増える傾向にあります。しかし、再生回数と広告収入の関係は複雑で、動画のジャンルや視聴者の地域、広告の種類などによって大きく変動します。単純に再生回数が多ければ良いというわけではありません。

YouTube での収益化にはどのような条件があるのですか?

YouTube での収益化には、チャンネル登録者数が 1,000 人以上、過去 12 ヶ月間の総再生時間が 4,000 時間以上という条件が課されています。この条件を満たせば、YouTube パートナープログラムに参加し、広告収入を得ることができます。1 万回再生を達成することは、この条件を満たす上で重要なマイルストーンとなります。

人気 YouTuber はどのような収益を得ているのですか?

人気 YouTuber の収益事例を見ると、登録者数 10 万人のチャンネルで 1 本の動画が 10 万回再生された場合、収益は 2〜3 万円程度になるとされています。しかし、近年は YouTube の収益モデルが変化し、人気 YouTuber の収益が大幅に減少しているケースも報告されています。収益源を多様化することが、安定した収入を得るための重要なポイントとなっています。

ショート動画の収益性はどのようなものですか?

ショート動画の再生単価は、通常の YouTube 動画に比べて低めに設定されています。おおよその目安としては、1 再生あたり 0.003 円〜0.01 円程度とされています。例えば、ショート動画の総再生回数が 1,000 万回で、クリエイタープールの収益が 1,000 万円だった場合、1 万回の再生があれば収益は 4,500 円程度になります。一方で、ショート動画は視聴者を引きつけやすいという特性があり、通常の YouTube 動画と併用することで収益の最大化が図れます。

YouTube 1万回再生で稼げる金額を徹底解説!まとめ

YouTube における動画の再生回数と収益の関係は、様々な要因によって変化します。

単純に再生回数が多ければ良いというわけではなく、動画のジャンルや視聴者の属性、広告の種類など、総合的な観点から最適化を図る必要があります。

一方で、1 万回再生を達成することは、収益化の条件を満たす上で重要なマイルストーンです。

また、収益を最大化するため、有料メンバーシップやスーパーチャットなど、幅広い収益化が必要です。

さらにショート動画と通常の YouTube 動画の組み合わせ戦略も重要になります。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

動画制作や映像・撮影機材・Adobe製品の専門メディア『VideoLab』

動画で副業を始めたいあなたへ

動画で副業を始めるなら、動画編集ソフトは『Premiere Pro』一択。その理由は、仕事を発注する側もほとんどPremiere Proを使っているから…。もしも違うソフトで作業をして、互換性のトラブルが発生したら、発注先にも迷惑がかかってしまうかもしれません。Premiere Proを使えば、それだけで、あなたの動画編集の効率と信頼性は、ワンランク上に見てもらえますよ。

動画で副業(PC)Premiere Pro

\まずは無料体験/

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事