【レンズの選び方】一眼レフでの動画撮影におすすめのレンズの種類は?

 

一眼レフで動画を撮影する時、「いろんなレンズを試してみたい」と思ったことはありませんか?

この記事では、一眼レフで動画を撮影する時におすすめのレンズを紹介します。一眼レフカメラに取り付けるレンズの種類とそのレンズの特徴をご紹介していきます。

スポンサーリンク

一眼レフカメラのレンズの種類と特徴は?【動画】

ズームと単焦点:一眼レフのレンズはこの2つ

ズームレンズと単焦点レンズ

一眼レフのレンズは非常に多くの種類があり、違いがわからないですよね。しかしレンズを大きく分けるとたった2つだけになります。それが「ズームレンズ」「単焦点レンズ」です。

ズームレンズは、イメージ通りズームができるレンズになります。被写体を遠くから撮影できるので、レンズ初心者には特におすすめのレンズになります。

単焦点レンズはズームができませんが、一眼レフらしいボケ感と明るさが特徴です。

 

標準ズーム:最初に購入するレンズ

標準ズームレンズ

標準ズームレンズは、最初に買ったカメラに付いているレンズのことです。

遠くのものをズームして撮影することは難しく、ズーム範囲はほんの少し先と言ったところですよね。標準と名がつくのも、肉眼で見える範囲を写しているためです。

焦点距離が50mmくらいのものを標準ズームレンズと呼んでいます。焦点距離は数値が大きいほど遠くのものを撮影することが可能になります。

 

望遠ズーム:初めてのレンズ購入におすすめ

望遠ズームレンズ

望遠ズームレンズは、標準ズームレンズよりも遠くの被写体を遠くからズームして撮影できます。

一眼レフカメラのレンズと言ったら、まず望遠ズームレンズを思い描く人が多いでしょう。レンズも長く重いのが特徴になります。

焦点距離は130mm〜300mmくらいあると望遠ズームレンズといえるでしょう。

また遠くから撮影できるだけでなく、被写体の背景のボケを大きくすることもできます。撮影の幅が大きく広がるレンズですよ。

 

広角ズーム:広い画角で撮影できるレンズ

広角ズームレンズ

広角ズームレンズは望遠ズームレンズとは逆に焦点距離の数値が小さいレンズです。

望遠ズームレンズでは、遠くの被写体によってズームして撮影することができました。広角ズームレンズは全く逆で、広い範囲を撮影できるレンズになります。

電車や建物などの大きなものを撮影しようとしたときに、カメラの枠に入りきらないときとかありますよね。広角ズームレンズはこのようなときに使用します。広い範囲の景色や風景を撮影するときに活躍しますよ。

 

単焦点:ボケ感のある映像を撮影したいならおすすめ

単焦点レンズ

単焦点レンズという名前の通り、焦点距離を一つしか持たないレンズのことを言います。

単焦点レンズがズームレンズと違うのは、ボケ感が強く明るい撮影ができるということです。

ポートレート写真を撮るときは、背景を思いっきりボカして撮影したい人が多いですよね。単焦点レンズはポートレートのようにボケた動画を撮影するときに最適です。

また明るく撮れるので、暗い室内での撮影も良いです。

 

マクロ:近距離を撮影できる種類のレンズ

マクロレンズ

マクロレンズは近距離を撮影できる種類のレンズです。普通のレンズでは、超至近距離の被写体にはピントを合わせることができません。

マクロレンズは、レンズに近い水滴や昆虫などの小さいものを撮影するだけと思われがちですが、実は風景や人物も撮影することが可能です。

マクロレンズも焦点距離を動かせない単焦点レンズで、近いものにピントを合わせて撮るということはありません。

また焦点距離が60mmや100mmなど多くの種類がありますが、最初の購入におすすめなのが100mmのマクロレンズです。

 

魚眼:特殊な動画が撮影できる種類のレンズ

魚眼レンズ

魚眼レンズという名前は、一眼レフカメラに興味がない人でも聞いたことがあるでしょう。

魚眼レンズは、広角ズームレンズよりもさらに広角な範囲を撮影できるレンズです。魚眼レンズで撮影された写真や動画を見てみると、広い範囲を一気に見渡せるような画角で面白いですよね。

ゆがみが起きるので、かなり特殊な動画が出来上がります。動画にアクセントを加えるのにも使えるレンズですよ。

 

一眼レフでの動画撮影におすすめのレンズの種類は?

一眼レフカメラの動画撮影において、どのレンズを購入すれば良いのか判断が難しいですよね。

ここではレンズの種類によってどんな動画を撮影するのに向いているのか紹介していきます。何よりあなたに合うレンズを選びましょう。

望遠ズーム:動画撮影なら持って損はなし

望遠ズームレンズ

初めてのレンズ購入なら望遠ズームレンズがおすすめです。

標準ズームは、他に比べるとズーム機能が弱いので、被写体にあまり寄ることができません。そのため撮影者自らが被写体によっていく必要があります。

遠くの被写体を撮影する運動会などでは、なるべくズームできた方が表情まで撮影することができますよね。このようなシチュエーションは動画撮影において少なくないので、持っておいて損はないです。

 

広角ズーム:壮大な風景や景色を撮りたい

広角ズームレンズ

被写体が大きすぎて入らないときには、広角ズームレンズがあると被写体をレンズに収めることが可能になります。

また風景や景色などを広く撮影したいときにも最適です。人間の視野よりも広く撮影できるので、広々とした壮大感を伝える動画を撮影できます。

またポートレートのように人を撮影する場合も、背景を広く撮影することができます。背景の建造物が入り切らないというときにも最適です。

 

単焦点:ボケ感のある動画を撮りたい

単焦点レンズ

こちらはボケ感が強く、明るい撮影ができます。

そのボケ感の強さは、隣同士に並んだグラスさえボケた動画を撮ることができます。そのためボケ感の強い映画のような動画を撮ることも可能です。

また暗い屋内でも明るく撮影できるのもおすすめポイントになります。

 

マクロ:小さなものを撮影したいとき

風景などや被写体などを撮影することもできます。

動画の場合は近く小さなものを撮影するときに役立ちます。小さい被写体の動きをしっかりと捉えたい場合は、マクロレンズが必須となりますので、昆虫マニアなどは持っておくのがおすすめですね。

 

魚眼:面白い動画やVLOGには最適

魚眼レンズ

超広角レンズで、180°の範囲を撮影することが可能です。

そのため面白い動画を撮ることができます。魚眼レンズを使って自撮りすれば広い範囲を一気に写すことができるので、周りがどんな状況なのか視聴者も感じることができます。

また動画の一部を魚眼レンズで撮影することで、インパクトのある動画を作ることもできますね。面白い動画を撮りたいならおすすめのレンズです。

 

シネマレンズとは?一眼レフで使えるの?

シネマレンズとはその名の通り、映画撮影用のレンズです。実はシネマレンズが人気になっているといいます。それは古いシネマレンズをミラーレスに装着できるようになったのがきっかけです。

シネマレンズとは映画を撮るためのレンズ

シネマレンズとは映画を撮るためのレンズで、特殊なカメラが必要だったため一般人は見向きもしませんでした。

しかしマイクロフォーサーズセンサーを搭載したミラーレス一眼レフカメラが登場してから、古いシネマレンズを装着できるようになったのです。これをきっかけにシネマレンズが注目されました。

シネマレンズ

シネマレンズは、古く安いレンズが多いのですが、実はそれが良いレンズだったという掘り出し物があるのです。

しかしこのような古いタイプのシネマレンズは、センサーサイズが小さくマウントのサイズにも制限があります。

購入するときは注意してください。

 

Canonなどが一眼レフ用のシネマレンズを発売

Canonが一眼レフ用のシネマレンズを発売

Canonをはじめとしたメーカーがシネマレンズを発表しています。

このようなシネマレンズはフルセンサーサイズの一眼レフカメラに取り付けることが可能です。しかし非常に高価です。

現在では、映画のような動画撮影を目的としたレンズはCanon以外にも多くのメーカーが販売しています。

 

自分の目的にあったレンズで一眼レフ動画撮影を楽しもう!

目的にあったレンズ

一眼レフカメラは、レンズを替えるだけで動画撮影の幅が大きく変わります。また標準ズームレンズでは撮影が難しかった動画でも他のレンズを使用すれば、思い描くような動画を撮影できるのが魅力です。

またCanonが出しているようなシネマレンズを使用して、他の動画クリエイターと一線を画す動画を作ることもできます。

そして何よりレンズには個性があります。そのため自分がどのような動画を撮影したいのかをはっきりさせてから、自分に合った種類のレンズを選ぶようにしましょう。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

動画で副業を始めたいあなたへ

動画で副業を始めるなら、動画編集ソフトは『Premiere Pro』一択。その理由は、仕事を発注する側もほとんどPremiere Proを使っているから…。もしも違うソフトで作業をして、互換性のトラブルが発生したら、発注先にも迷惑がかかってしまうかもしれません。Premiere Proを使えば、それだけで、あなたの動画編集の効率と信頼性は、ワンランク上に見てもらえますよ。

動画で副業(PC)Premiere Pro

\まずは無料体験/

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事