カメラが汚れた時に使うレンズクリーナーですが、種類がたくさんありどれを使えば良いかわからないですよね。
この記事では、カメラの汚れをきれいにしてくれるおすすめのレンズクリーナーを紹介します。
またレンズクリーナーと一緒に使うアイテムも紹介します。
カメラのレンズクリーナーの種類|選び方は?
カメラのレンズクリーナーには2つの種類があります。それが、「界面活性剤」と「無水アルコール」です。
カメラのレンズクリーナーの種類:界面活性剤
「界面活性剤」と「無水アルコール」を比べた時に、一般的だと言われているのが界面活性剤です。剤という文字が入っていることから洗剤であることがわかります。
界面活性剤の中には、濃度の薄い洗剤が入っているので、水性の汚れや油性の汚れまできれいに拭き取ることができます。
メリットは初心者でも扱いやすいことです。デメリットは、乾きが遅いということです。また洗剤がレンズに残るとも言われています。
カメラのレンズクリーナーの種類:無水アルコール
無水アルコールも界面活性剤と同じように、水性汚れにも油性汚れにも効果がある成分になっています。また界面活性剤にない魅力として、アルコールは乾きが早いということです。
クリーニングの作業も効率よく行うことができるのがメリットと言えるでしょう。
しかし無水アルコールは、取り扱いが少々面倒なのがデメリットになります。実は無水アルコールは引火性物質となっているので、飛行機などへの持ち込みができないのです。玄人向けのレンズクリーナーと言っても良いでしょう。
両者の特性を理解した上で、自分にとってどちらがいいのか判断するようにしましょう。
カメラレンズクリーナーおすすめ10選
カメラのレンズクリーナーでのおすすめ製品を10個ピックアップしました。
①KING レンズクリーニングティッシュ
レンズクリーナーの液が含まれたレンズクリーニングティッシュは、レンズクリーナーとシルボン紙やクロスなどを持ち歩く必要がないためおすすめです。
またKINGのレンズクリーニングティッシュは、1枚ずつ小分けに包装されているので、乾燥することもなく使うことができます。
特に初心者には使いやすい界面活性剤であるため、まだカメラのことを勉強し始めた方やちょっとした趣味でカメラを使っている方には、最適なレンズクリーニングティッシュです。
②FUJIFILM レンズクリーニングリキッド
カメラマンの間では人気の高いFUJIFILMのレンズクリーニングリキッド。
界面活性剤のためレンズを優しく掃除することができます。
また1滴でもしっかりと拭き取れるほど、伸びが良いので、容量が小さくても満足できます。
レンズを拭き取るためのシルボン紙やクロスが必要になります。
が、使い勝手が良いですし、初心者でも使いやすいのがおすすめ理由です。
③FUJIFILM レンズクリーニングペーパー
FUJIFILMのレンズクリーニングペーパーは超がつくロングセラー商品。
50枚入りで100円ちょっとという金額も評価が高いが、何よりもレンズに汚れを一切残さずきれいに拭き取ることができます。
これはペーパーなのでレンズクリーナー液が必要になりますので、FUJIFILMのレンズクリーニングリキッドとセットで購入しておけば、もう安心です。
プロアマ問わずに愛用されていて、初心者でも使いやすいのでとてもおすすめです。
④Kenko カメラレンズクリーナー
こちらはアルコールタイプのレンズクリーナーとなっていて、油汚れもムラなくきれいに取ることができます。
またナノワイパーという超極細な繊維が拭き残しなく、きれいにしてくれます。
繊維がレンズに付着してしまうこともありません。
何より溶液が含まれたペーパーであるため、溶液とペーパーの両方を持ち運ぶ必要がないのもおすすめポイントです。
⑤健栄製薬 無水エタノール
健栄製薬の無水エタノールです。
カメラ専用の無水エタノールではなく、製薬会社が販売している普通の無水エタノールです。
そのためさまざまな用途で利用できるのがメリットです。
ただ無水エタノールであり引火性があるため火器の近くでの使用には十分注意しましょう。
⑥HAKUBA レンズクリーナーキット
使いやすさコスパともに素晴らしいと評判が良いのがHAKUBAのレンズクリーナーキットです。
HAKUBAはカメラのレンズクリーナーとして人気が高いので、安心して使えます。
その中でもレンズクリーナーキットは、初心者でも使いやすいように小さなクリーナー溶液とペーパーがセットになった商品なのです。
ペーパーの枚数は30枚と少なめですが、300円前後で購入できることを考えるとかなりコスパが良いと言えます。
初めて買う人には特におすすめです。
⑦HAKUBA レンズクリーニングティッシュ
また少しドライなペーパーです。
が、汚れを落とす能力はしっかりしています。
べちゃべちゃすぎるとレンズの縁に汚れがたまってしまう原因にもなるので、ちょうど良いウェット感だと言えます。
HAKUBAのレンズクリーナーキットが1枚のペーパーとして発売されたと考えれば良いでしょう。
溶液が含まれたペーパーなので持ち運びにも最適ですし、1枚ずつ梱包されているので、乾いてしまうこともありません。
⑧CURA レンズクリーナー
カメラのレンズのために開発されたCURAのレンズクリーナーです。
汚れをきれいに除去できるとして人気の高いクリーナーです。
素早くきれいにできることで評判が良く、2度拭きや3度拭きのストレスを無くしてくれます。
別途でペーパーが必要ですので、相性の良いCURAのペーパーを使ってみるのも良いでしょう。
⑨日本製紙クレシア キムワイプ
キムワイプは溶液ではありません。
が、溶液との相性が非常に良いペーパーとしてカメラ業界でも人気の高い商品です。
キムワイプの特徴は、繊維などが残ることもなくきれいに拭き取ることができること。
そしてペーパーの強度も高いため破けることもないのです。
破けてしまうと繊維がレンズにサイド付着する可能性があるのでもう一度拭く作業をしなければなりません。
が、その作業がキムワイプにはないと考えるとかなりおすすめできます。
もしペーパーで悩んだら一度試してみる価値ありですよ。
⑩HAKUBA 高級クロス セーム革
HAKUBAの高級クロス セーム革は、超高級な鹿革を使ったクロスです。
非常に高価ですが、レンズやガラス類にも使えるので幅広い用途に対応しています。
繊維が残ることもなくきれいに拭き取ることができ、何よりレンズを傷つけないのがおすすめの理由になります。
レンズクリーナー以外のおすすめ品
レンズクリーナー以外にもカメラのメンテナンスには必要なアイテムがたくさんあります。
まずは必要なものからそろえていきましょう。
11.HAKUBA レンズペン3 KMC-LP14G
レンズペンはペンの先に刷毛のような毛が付いているものを言います。
レンズの縁などの汚れをこそぎとる時に必要になるので、必ず一つは持っておきたいところです。
またクリーナーのような溶液が不要なのでペン一つあれば縁をきれいに清掃できます。
12.小津産業 Dusper(ダスパー)K-3
クリーナーの溶液を染み込ませて使用するクリーニング紙は、クリーナー液を使っている人は必要なものになります。
クリーニング紙を、テキトーに選んでしまうことはNGです。
悪いクリーニング紙を選んでしまうと繊維がレンズを汚してしまうこともあります。
そこでクリーニング紙と同じような役割をするのが、レンズ クリーニングペーパーです。
シルボン紙はレンズやガラス材をきれいに拭き取ることができる特殊な紙で、クリーナー液を含ませて使用します。
レンズ クリーニングペーパーは、値段も安価で大量に購入できるので、コスパが良く使いやすいのがメリットです。
13.ハクバ HAKUBA ハイパワーブロアー KMC-84MRD
カメラのメンテナンスで必須とも言えるのがブロアーです。
今までの汚れは拭き取る系が多かったのですが、ブロアーはゴミを吹き飛ばすための道具です。
レンズを吹いたりする前に必ずブロアーをカメラに吹きかけてからレンズを拭きます。
ブロアーはメンテナンススタートの際に必ず使うアイテムでもあるので、一つは持っておきましょう。
Amazon売れ筋ランキング一位はこちらのHAKUBAのブロアーです。ひとまずこれは手に入れておきましょう。
14.TYCKA 9点セット TK005
「たくさんアイテムを見てきたけど、一つ一つそろえるのは大変だな。」
そう思った方には、初心者向けにクリーニングキットがあります。
レンズクリーナーはもちろんレンズペンやブロアーなどもセットになったものです。
これさえあればとりあえずメンテナンスができるので、最初にいろいろと買いたくない人はクリーニングセットがおすすめです。
カメラレンズクリーニングおすすめ14選・まとめ
カメラのレンズクリーナーは多くの種類があります。
そしてどれを買ったら良いかわからないという人が多いでしょう。そのために今回は、おすすめのレンズクリーナーを紹介しました。
どれも評判の良いレンズクリーナーなので、まずは一つ使ってみてください。使ってみて初めて自分に合ったものなのかどうかがわかります。またクリーナーキットならレンズペンなども入っているため迷ったときにはおすすめです。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!