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Premiere ProとPremiere RushどちらもAdobe社の動画編集ソフトですが、この2つのソフト、何が違うのか?ご存知でしょうか?

今回の記事では、Adobeの動画編集ソフト『Premiere Rush』と『Premiere Pro』の違いについて、コスト面と、機能・特徴、データ保存方法面の2つから比較します。

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① Premiere ProとRush をコスト面で比較

まずは、コストの違いから、比較してみます。(金額はすべて税込)

品名 契約プラン 月額 年額 体験版
無料期間
Premiere Pro 1ヶ月ごと契約  3,828円 45,936円 7日間
年間契約/月払い  2,728 円 32,736円
年間契約/一括 28,776円
Premiere Rush 月額 1,078円 12,936円 無料プラン
(書き出し3回まで)
年間一括 12,936円

Premiere Proは月額2,728円、Premiere Rushは月額1,078円です。単品での購入以外にも、Premiere ProやRushを使えるプランがあります。

それが、Adobe社の製品が全て使えるコンプリートプランです。

コンプリートプランは、一般向けのものと学生・教職員版があり、一般向けは月額6,248円、学生・教職員なら月額2,178円です。

品名 契約プラン 月額 年額 体験版
無料期間
Creative Cloud
コンプリートプラン
1ヶ月ごと契約 9,878円 118,536円 7日間
年間契約/月払い 6,248円 74,976円
年間契約/一括 72,336円
Creative Cloud
(学生・教職員版)
年間契約/月払い 2,178円 26,136円 7日間
年間契約/一括 26,136円

学生・教職員版はその名の通り、学生と教育関係者限定のプランですが、一般の方でも使える方法があるので、追加で別途解説します。

Adobe Premiere RushCCの値段

Adobe Premiere RushCCの値段

Adobeの製品は基本的に月額制です。そしてRushの月額費用は、月額1,078円(税込)です。

PremiereProと比べるとだいぶ安いです(笑)。なので、学生さんやあまりお金をかけたくない方にとってはお財布に優しいです。

さらに、購入を躊躇している方のために、無料でできるスタータープランというものもあります。

クラウドの容量は2ギガまで、書き出しは3回までという制限があります。が、試しに触ってみたいという人には、嬉しいプランです。一度、契約してみましょう。

Adobe PremiereProの値段

Adobe PremiereProの値段

Premiere Proは、月額2,728円(税込)で利用できます。こちらは、Premiere Rushより少し高めの値段設定です。

ただ、本格的に動画編集をしてみたい方は、こちらを選んでおけば間違いありません。

一括払いの年間プランにすれば、1ヶ月あたりでは、2,398円(税込)で利用できます。ビジネスなどで長く使うのが分かっているなら、こちらの方がお得です。

② Premiere ProとRush を『機能・特徴・データ保存面』で比較

Premiere ProとRushの大きな違いは、保存先と作業環境の違いです。

Premiere Proの保存先と作業環境
保存先:HDなど
作業環境:PC
Premiere Rushの保存先と作業環境
保存先:クラウドのみ
作業環境:スマホ・タブレット・PC

Premiere ProがPC保存が可能なのに対して、Premiere Rushの保存先は、クラウドのみです。

外出先で空き時間にも作業ができるRushに対して、じっくりと机に座って、長時間作業をするのが、Premiere Proという用途の違いが1番の違いです。

はみ出しコラム:Rushは機能的に不満か?

よく、Premiere Rushの記事で、機能的にPremiere Proよりも劣っていて、不満的な解説もありますが、それは長尺の動画作ったり、よりクリエイティブな要素を求められるプロの現場での話です。

SNSに気軽に投稿する動画を作るときに、不満を感じることはありません。確かに機能は限定されているものの下記のような一般的な作業はできるからです。

Premiere Rushで可能な作業(一例)
✅ トランジション(画面の切り替え/フェイドイン&アウト)
✅ レイヤー機能(画像を重ねる)
✅ 音量調整(整音)
✅ スローモーションや早回し
✅ 動画のカット編集
✅ テロップ作業

機能うんぬんよりも『何に使うか?』の方が、この2つのソフトを選ぶときには大切な基準だとVideoLab編集部は考えます。

③ Premiere ProとRush のメリット・デメリットで比較

ここでは、2つのソフトのメリット・デメリットを比較します。

Premiere Proのメリット・デメリット

Premiere Proのメリット・デメリットはこちら

Premiere Proのメリット
●動画編集でできないことはない、というほどの高機能
●業界標準のソフト(キャリアになる)
●ショートカットを覚えれば作業効率は同種ソフトでもNo.1
Premiere Proのデメリット
●高機能過ぎて、すべてを使いこなすのに時間が必要
●メモリやCPUなど、高スペックのパソコンが必要
●スマホやタブレットでの作業ができない

Premiere Proは、高機能であるがゆえに、パソコンスペックや、最低限の基礎的な知識が必要です。ただ、少し学習すれば、すぐに使いこなせるようになります。

仕事上で使うことを考えたときには、Premiere Proがおすすめです。

Premiere Rushのメリット・デメリット

さらに、Rushのメリット・デメリットはこちらです。

Rushのメリット
●操作性に優れていて、簡単に動画編集を楽しめる
●クラウド保存だから、PC作業した後、外出先や移動中にもスマホで作業ができる
●低価格
●SNSへの投稿に最適
Rushのデメリット
●書き出し形式がH.264しかない(YouTubeやSNS対応)
●レイヤーが4つまでで、5台以上のカメラでのマルチ編集ができない
●エフェクトが限定されている
●保存がクラウドのみで、PC保存ができない

Premiere Rushは、特に経験がなくても、簡単に動画編集ができるように設計されています。実際に、使いやすさや、外出先でも作業ができる点を考えると、SNS用のショートムービーであればむしろRushに軍配が上がるでしょう。

SNSやYouTubeへの動画投稿がメインであれば、Rushがオススメです。

③ Premiere ProとRush おすすめはどっちか?

それでは、どちらのソフトを選んだ方がよいか?をまとめます。

Rushを選んだ方が良い人は?

Premiere Rushを選んだ方が良い人は、こんなタイプです。

①動画編集作業をスマホやタブレットですることが多い
②SNSに投稿することがメインで動画編集をしている

PCで長時間作業するよりも、スマホやタブレットで、SNSへの投稿をメインに、ショートムービーを作る方に向いているソフトです。

動画編集にPremiere Rushを使うべき方

そのほか

●動画編集を今まで一切したことなく気軽にサクッと簡単にSNSやYouTubeにアップロードしたい
●パソコンを持ってなくスマホもしくはタブレットしか持っていない

という方にも、Premiere Rushはオススメできます。

値段も安いので学生さんや、とりあえずやってみたいという入門者には、こちらを使っていただきたいです。

また、動画編集を一から勉強するとなると大変なので、まずはPremiere Rushを使用して慣れてからPremiere Proを使うという考え方もアリです。

Premiere Proを選んだ方が良い人は?

一方で、Premiere Proを選んだ方が良い人はこんな人です。

①仕事として本格的に動画編集をしたい人
②長尺な動画作りたい
です。やはり、作業環境がPCになるので、気軽に動画を作るのが目的な人には、向きません。その一方で、動画編集を細部まで詰めて、クリエイティブを極めたいと考える人には、Premiere Pro一択です。

動画編集にPremiere Proを使うべき方

そのほか

●今まで動画編集の経験がある人
●これから動画編集に力を入れたいという方は、Premiere Proがおすすめです。

機能が多い分、操作が複雑で、まったくの初心者には不向きなソフトです。

が、編集を極めたいのであれば絶対に通るべき道でもあります。実際、YouTuberのPremiere Pro使用率は高く、プロの現場でも、8割がPremiere Proを使用しています。

〜7日間無料 体験版あり〜

④ オススメのお得な買い方

VideoLab編集部としては、コスパ面から、どちらのソフトも、個別で買うのは、オススメしません。

一番、お得な買い方は、コンプリートプラン一択です。

それも、Adobe社の製品が全て使えるコンプリートプラン(学生・教職員版)です。これは、じつは、学生でなくても、一般の方でも購入する方法があるのです。ご紹介します。

圧倒的にお得なコンプリートプラン(学生・教職員版)購入方法

Adobe社は、スクールパートナープログラムを実施しています。これはAdobe製品の教材やトレーニングサービスを幅広い人々へ提供することを目的としており、日本では4校がAdobe社から認定されています。

■日本のAdobeスクールパートナー4校
・デジタルハリウッド
・パソコンスクールISA
・アドバンスクール
・ヒューマンアカデミー

それぞれに特徴がありますが、ここではデジタルハリウッドの講座をオススメします。理由は、VideoLab編集部でも使っていて、安心してオススメできるから、です。

デジハリのマスター講座 受講で【adobe CC】を格安で利用


本来は、学生もしくは教職員でなければ、学生向けプランを利用することはできません。
しかし、ここからがポイントです!adobeと契約を結んだスクールを受講することによってadobe CCを特別価格で利用することができます。

その一つにデジハリ(デジタルハリウッド)が提供しているオンラインスクールの Adobeマスター講座というものがあります。

こちらを受講することによって、通常月額で¥6,248、年間契約一括払い¥72,336になるAdobe Creative Cloudプランが、年間¥39,980(税込)という格安の値段で、利用することが可能です。

Premiere RushとPremiere Proの違いを理解して自分にあった方で動画編集しよう!

以上、Premiere RushとPremiere Proのコスト面と、機能・特徴、データ保存方法面から2つのソフトを比較しました。

動画編集は本来、労力、時間がかかるのですが、Premiere Rushは、そのイメージを払拭する手軽さをもっています。

Premiere RushとPremiere Proの違いを理解しよう

YouTubeをはじめ、動画コンテンツは、これからもどんどん盛り上がりを見せていくでしょう。会社でも継続的な発信を考える流れが加速すると思います。

VideoLab編集部では、素敵な動画ライフを送れることを応援しています。

今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございます!

動画制作や映像・撮影機材・Adobe製品の専門メディア『VideoLab』

 

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動画で副業を始めるなら、動画編集ソフトは『Premiere Pro』一択。その理由は、仕事を発注する側もほとんどPremiere Proを使っているから…。もしも違うソフトで作業をして、互換性のトラブルが発生したら、発注先にも迷惑がかかってしまうかもしれません。Premiere Proを使えば、それだけで、あなたの動画編集の効率と信頼性は、ワンランク上に見てもらえますよ。

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