ワイヤレスピンマイクを使って、動画撮影をしたことがありますか?もし、まだ使っていないならもったいないです。
なぜなら、動画は、音が悪いだけで印象が、悪くなってしまう可能性があるから、です。つまり、クオリティが下がるのです。もったいないですよね?
やはり、音質の良い動画は、見ている人の負担を減らしてくれるもの、です。
というわけで、今回の記事では、
今回の記事で分かること
- 以前、おすすめのワイヤレスピンマイクでもご紹介した『COMICA BoomX-D PRO』という製品を実際に使ってみた感想
をお届けします。
結論を先にいうと、COMICAのワイヤレスピンマイクは、とても良い製品でした。
動画でもまとめてみたので、あわせてご高覧ください。

執筆者
この記事は、動画制作・デザインを手がける統合クリエイティブスタジオ|ワイラボの代表が執筆しています。普段は企画やディレクションの立場から、現場チームと連携して、デザインディレクション、イラスト制作、映像制作に関わっており、その経験から得た視点で、分かりやすさを心がけてお伝えします。
1. スマホで使えるワイヤレスピンマイク『COMICA BoomX-D PRO』

最初に、ワイヤレスピンマイク『COMICA BoomX-D PRO』のセット内容・価格、そしてどこが良いのか?
どこがそうでもないのか?この章では、この製品の魅力をレビューしてみましょう。
①『COMICA BoomX-D PRO』のセット内容・価格
まずは、どんなワイヤレスピンマイクなのか?見てみましょう。
下記は、届いて取り出した写真です。

ちなみに『COMICA BoomX-D PRO』は持ち運び用のケースが付属しています。
中を開けるとワイヤレスの送信機が2つ、受信機が1つ入っています。
送信機から受信機に信号がワイヤレス(無線)で受信機に送られます。そして、受信機と接続されたカメラに音声が録音される、という仕組みです。

ちなみに、COMICA BoomX-D PROは、送信機に付属のワイヤレスピンマイクを取り付けて使います。
もちろん、送信機本体にもマイクが備わっています。
なので、本体をそのまま服に装着しての録音も可能です。
- 価格:28,490円(Amzonでの販売価格/2022年6月時点)
- セット内容:送信機×2、受信機×1
- 付属品:キャリングケース、ラベリアマイク×2、ウィンドマフ×2、音声出力ケーブル×3、リセットピン×1、USB充電ケーブル×1
- 動作距離:約100m
- 動作時間:約4.5時間
- 商品重量:390g
2. ここが凄い!ワイヤレスピンマイク『COMICA BoomX-D PRO』

今回使った、COMICAのワイヤレスピンマイク、おすすめポイント。
それは以下の4点です。
- 2人の音声を1つの受信機で録音できるのに低価格
- ペアリング設定が自動
- 付属USBケーブルで3台同時に充電可能
- いろんなカメラに接続できるアフターエフェクトの基本概要
ひとつずつその魅力を見ていきましょう。
①2人の音声を1つの受信機で録音できるのに低価格
2人の会話を1つの受信機で録音するための機材を揃えようとすると、プロ機材なら、最低10万円はかかります。
でも『COMICA BoomX-D PRO』なら、Amazonの販売価格(2022年6月時点)は、なんと28,490円です。
この価格で、この機能なら、かなり画期的です。

上の写真は、プロ用のワイヤレスピンマイクと比較です。
プロ用はサイズが大きくて重量も重く、ペアリング(周波数を合わせる設定)操作も慣れが必要で、全然初心者向きではありません。
反対に『COMICA BoomX-D PRO』は、送信機と受信機のサイズは、プロ用と比べると小さく軽量です。
送信機本体には、クリップが付いているので、送信機をそのまま服にくっつけて使うこともできます。
②ペアリング設定が自動
プロ用のワイヤレスピンマイクは、周波数を合わせるペアリングという設定を行わないと使用できません。
しかし、『COMICA BoomX-D PRO』はこのペアリング設定が自動です。
編集長本当にあっという間にペアリングするね。でもWi-Fiが混雑してたら?
編集部ディレクター周波数の「空き地」を自動で見つけてペアリングしてくれる機能があります
③付属USBケーブルで3台同時に充電可能
『COMICA BoomX-D PRO』には、送信機と受信機の充電に使うUSBケーブルも付属。
このUSBケーブルは、送信機×2と受信機×1、合計3台への同時充電が行える優れものです。
USBケーブルは片側にUSB-A端子が1つ、もう片方にUSB-C端子が3本ある仕様です。
④いろんなカメラに接続できる

『COMICA BoomX-D PRO』のパッケージには、カメラと受信機の接続に使うケーブルが3種類入っています。
なぜ同じ役割のケーブルが入っているのかというと、メーカーやタイプの異なるカメラでも、ちゃんと、COMICA BoomX-D PROを使えるようにするためです。
梱包されているケーブルは?
- Canon、NIKONなどのカメラ用
- SONY、Panasonic、FUJIFILMなどのカメラ用
- スマホ用
(※旧iPhone仕様時は、別途ライトニング変換ケーブルが必要な場合あり)
3. ワイヤレスピンマイク|COMICA BoomX-D PROのデメリット

では、良いことばかりだと、とっても嘘っぽいので、デメリットはあるのか?も考えてみました。
結論から言うと、ホワイトノイズもほとんどないし、値段も安い。しかも扱いやすいので、COMICA BoomX-D PROに、あまりデメリットは感じませんでした。
①デメリットは唯一充電式なこと
あえて挙げるとしたら唯一、充電式という点です。
編集長でも、充電式って便利なだけじゃないの?
編集部ディレクター一度、充電が切れたら、充電するまで使えないとのがデメリットなんです
充電するのに時間がかかるので、便利な反面、充電が切れてしまうとその時点で使えなくなってしまうのです。
プロ仕様の機材が、ほとんど電池式なのはそのためだったりします。
4. ワイヤレスピンマイク準備編1:受信機と送信機の設定

続いて、ワイヤレスピンマイク『COMICA BoomX-D PRO』を、実際に使ってみました。
接続などの準備編からご紹介します。
- 受信機とカメラの接続する
- 送信機の準備をする
①準備
ワイヤレスピンマイク『COMICA BoomX-D PRO』を使うにあたっての、準備を始めます。
付属品を確認

『COMICA BoomX-D PRO』には、ワイヤレスピンマイクにウィンドマフ(風防)が付属しています。
特に屋外の撮影では、風切音を防止するために、ウインドマフは必ず装着しましょう。
受信機とカメラの接続

まずは、受信機(レシーバー)をカメラと接続します。
COMICA BoomX-D PROには、受信機をカメラに接続するため付属コードを使います。
端子はミニプラグです。
受信機の「OUT」からカメラのMIC INにコードで接続します。ちなみに、受信機にあるもう1つの端子は、イヤホン&ヘッドホン用です。
この受信機本体のクリップは、一眼レフカメラなどのアクセサリーシュー部分に装着可能です。
充電を確認

送受信機は充電式です。
USB-C端子を使って、事前に充電してあることを確認しましょう。
送信機をMICに接続する

つぎに、ピンマイクを送信機の「MIC」に接続します。
ピンマイク側のプラグには、補助用のフックが付いています。しっかり固定しましょう。
ワイヤレスピンマイクを装着する

使う人のポケットや襟に、送信機に付いているクリップで、取り付けます。
送信機の電源をオンにする

送信機の電源ボタンは本体の横に付いています。
長押しして電源オンにしましょう。
受信機の電源をオンにする

次に受信機側の電源も入れ、離れたところから確認します。
しっかりカメラに音声が入っていることを確認できました。
音声が入っているか?を確認する

本体前面にある小さな液晶画面にボリュームが表示されます。
音声が入っているかを確認しましょう。
5. ワイヤレスピンマイク|準備編2:機能を確認

準備は簡単なので、すぐに使える状態になります。
ここで、一応、COMICA BoomX-D PROのワイヤレスピンマイク機能を確認しておきます。
- 送信機で音量調節できることを確認
- 3つのモードで録音できることを確認
①送信機で音量調節できる
『COMICA BoomX-D PRO』の送信機本体の横に、電源ボタンのほか、音量調節のボタンが付いています。
このボタンを使って、送信機本体で音声の入力音量を調節します。
音量調節ボタンはAとBの2つあり、それぞれを操作すると送信機本体の液晶画面で音量を示す「dB」表記の数値が変化します。(最大は12dBです)
②3つのモードで録音できる

『COMICA BoomX-D PRO』には、録音モードが3つあります。「Mono」「Stereo」「Safety」です。
- Mono
- Stereo
- Safety
の3つのモードで録音できる
モードの切り替えは、送信機本体の電源ボタン「MODE」で切り替えます。
ボタンを短く押すと液晶画面でモードの切り替えが確認できます。
「Stereo」の場合は、AかBのいずれかに音声が入力されます。
「Safety」では自動でAとBに6dBの差をつけて音割れを防止します。
一般的な使用の範囲では、「Mono」で十分でしょう。
6. ワイヤレスピンマイク『COMICA BoomX-D PRO』を検証

ここからは、実際に、カタログに書かれている性能が本当なのか?を検証しました。
その結果をご紹介します。
- 検証① 本当に100m離れて使えるのか?
- 検証② 本当に2人で使えるのか?
- 検証③ 本当にスマホで使えるのか?
検証① 本当に100m離れて使えるのか?

『COMICA BoomX-D PRO』のワイヤレス(無線)信号がどこまで飛ぶのか?(届くのか?)について検証してみました。
スペックでは、『COMICA BoomX-D PRO』は約100mまでワイヤレス信号を飛ばせるとなっています。
編集長スペックでは、約100mワイヤレス信号が飛ばせるらしいけど…
編集部ディレクター実際に試してみましたよ
この検証では、メジャーを使って実際に『COMICA BoomX-D PRO』の信号が何m飛ぶのか?話しながら歩いてみました。
今回、50mの巻尺しか用意できなかったで、100mは検証できませんでした。
でも、動画をご覧頂ければわかりますが、50m地点での音声は、とてもきれいで、音質的に問題ありませんでした。
検証結果① 本当に100m離れて使えるのか?
結果=50mの巻尺しかなくて、50mまでしか、検証できなかった(スミマセン)。でも50m時点での音質はとても良かった
検証② 本当に2人で使えるのか?

続いて『COMICA BoomX-D PRO』は、本当に2人同時に使えるのか?を検証しました。
2つの送信機を1つの受信機で使える点は、COMICAのマイクの大きな特徴です。
検証結果① 本当に2人で使えるのか?
2名の距離=約20mで、録音した会話はきれいに録れていた
送信機を付けた状態で、2名はカメラから、約30m離れた位置にいます。
さらに、2名の間の距離は約20mです。
この状態で、2名で会話した録音を確認しましたが、かなりきれいに録れています。
検証③ 本当にスマホで使えるのか?

最後に、COMICA BoomX-D PROが、スマホでも使えるのか?検証してみました。
編集長スマホでもちゃんと使えるの?
編集部ディレクタースマホでもちゃんと使えるの?
COMICA BoomX-D PROをスマホで使う場合は、「For Smartphone」と書かれた専用ケーブルを使います。(※iPhoneで使用する場合はライトニングとの変換ケーブルが必要です)
先ほどと同様に、2名はカメラから約30m離れ、2名の間が約20mになるように位置を取って会話してみます。(※FiLMiC ProというiPhoneアプリを使って撮影しました)
録音した会話を確認すると、こちらも他の検証と同様にクリアな音声での録音ができていました。
検証結果① 本当にスマホで使えるのか?
- 一眼レフの時と同様のクリアな音声で録音できていた
- プロが使ってみてもとても便利な製品だった




