一眼レフカメラでの正しい動画の撮り方は?動画だけの設定項目も紹介!

きれいな映像を残したいから一眼レフで動画を撮影しよう!と思う人も少なくないのではないでしょうか?
この記事では、一眼レフで動画を撮影するときに気を付けたほうが良い点などをご紹介します。

一眼レフカメラの動画の撮り方【設定編】

一眼レフカメラで動画を撮影するとき、もちろんカメラのオート機能を利用することも可能ですが、それではただの記録映像になってしまいます。ワンランク上の動画を撮るためには様々な設定をする必要があります。

一眼レフ動画撮影の設定①|マニュアル露出設定する

ほとんどの一眼レフには、カメラが自動で露出を調節してくれるオート機能がついています。もちろんオート機能で動画を撮影することは可能ですが、カメラに任せてしまうと、明るさによって映像の雰囲気がまちまちになってしまいます。

あとで編集することを考えると、ある程度撮影時点で動画の雰囲気を統一しておくことが理想的です。そのために、露出はマニュアルでの設定が必要です。

 

一眼レフ動画撮影の設定②|フレームレートの設定

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動画撮影時には、露出のほかにフレームレートを設定する必要があります。

動画は、連続した静止画であり、一秒間に何枚の静止画を使うかを表した数値(fps)がフレームレートです。数値が高い方が動画の動きが滑らかになりますが、その分データ量も大きくなります。一般的に24fps、30fps、60fpsがあり、映画は基本的にフレームレート24fpsで撮影されています。スポーツなど素早い動きを撮影し、あとでスローモーションにしたい時などは、60fpsで撮影しておくと良いでしょう。

 

一眼レフ動画撮影の設定③|シャッタースピードの設定

フレームレートを決めたら次はシャッタースピードを設定します。通常、動画を撮影する場合のシャッタースピードは、1秒をフレームレートの2倍で割った数値が適切と言われています。例えば30fpsなら、シャッタースピードは1/60秒、60fpsなら1/120秒といったイメージです。

また、シャッタースピードを決める際には、フリッカーにも注意する必要があります。照明の下で動画を撮影する場合、電気の周波数とシャッタースピードがずれてしまうと、動画にちらつき(フリッカー)が生じることがあります。その地域の周波数に合わせての設定が必要です。

 

フレームレートとシャッタースピードについては、こちらも合わせてご覧ください↓

 

一眼レフ動画撮影の設定④|F値でボケ量を決定する

一眼レフ動画の醍醐味といえば、なんといってもそのボケ感です。そのボケ感を調節するのが絞りもしくはF値と呼ばれるものです。F値が小さいほど被写体深度が浅くなりボケが出やすく、F値が高ければ被写体深度が深くなり、広い範囲にピントの合ったシャープな映像になります。F値の最大最小はレンズにより変わりますが、一眼レフならではのボケを活かした動画を撮影するならば、そのレンズの一番低い数字(解放)に合わせて撮影すると良いでしょう。

 

一眼レフ動画撮影の設定⑤|ISOで明るさを決める

静止画の場合、シャッタースピードやF値で写真の明るさを調節しますが、動画の場合、シャッタースピードはフレームレートの設定でほぼ決まってしまいます。そのため、明るさの調整はISO感度で行います。ISOを上げすぎてしまうとノイズが出てしまうので、必ず上限を設定するようにしましょう。明るさは編集の際に調整することも可能なので、上限さえ設定してあれば、基本的にオート設定で問題ありません。

 

一眼レフカメラの動画の撮り方【撮影時編】

カメラの設定が完了したら次はいよいよ撮影です。撮影時の注意点を解説します。

一眼レフ動画撮り方のコツ①|基本的にカメラは固定

動画を撮影していると、つい動いているものを追いかけてカメラを動かしてしまいますが、一眼レフで動画の撮影をする際にはカメラを固定させて動かさないことが基本です。一眼レフの場合、アクションカメラなどに比べ手振れが起きやすく不安定な動画になってしまいます。まずはカメラを三脚などに固定して撮影することをマスターしましょう。

一眼レフ用の三脚についてまとめた記事はこちらです↓

 

一眼レフ動画撮り方のコツ②|ズームは使わない

 一眼レフで動画を撮影するときは、撮影中にズームを使わないようにしましょう。一眼レフは静止画を撮影することを想定して設計されているため、一眼レフ用のレンズはズームの動きがスムーズではありません。撮影中にズームリングを動かすと、カクカクした動きになってしまいます。どうしてもズームしたい場合には、撮影しながらズームするのではなく、一度カットを割って、引きの画とズームの画をつなげる方法がおすすめです。 

 

一眼レフ動画撮り方のコツ③|スタビライザーを使用する

基本的にカメラは固定するのが一番ですが、被写体を追いかける動画などを撮影する時には、スタビライザーを使用しましょう。手振れを起こしやすい一眼レフでの動画撮影もスタビライザーを使えば、スムーズな映像を撮影することが可能になります。

 

スタビライザーに関する記事はこちら↓


 

一眼レフ動画撮り方のコツ④|目線以外のアングルから撮ってみる

いつも目線と同じ高さからのアングルでは平凡な映像になってしまいます。一眼レフらしいかっこいい映像を目指すなら、下から見上げるような角度や上から見下ろすような角度いろいろな角度で撮影してみましょう。あとで編集することを考えても、様々な画角の映像があると便利です。

 

一眼レフ動画をワンランクアップするテクニック

NDフィルターで明るさをコントロール

上記で、ISOの設定は基本的にオートでよいという解説をしましたが、シャッタースピードをフレームレートの倍程度までしか上げられないため、屋外の明るい時間帯に撮影する場合、ISOを最小まで下げても白飛びしてしまうことがあります。そんな時に用意しておきたいのがNDフィルターです。NDフィルターを使えば、レンズから入る光の量を調節できるため、明るい場所での白飛びを防ぐことができます。

 

NDフィルターについての記事はこちら↓


 

動画の雰囲気を決めるのはホワイトバランス

カメラの設定の中で見落としがちなホワイトバランスですが、動画全体の雰囲気を統一させるためには、ホワイトバランスがとても重要なカギになります。ホワイトバランスをカメラのオート設定に任せてしまうと、撮影場所によって動画の雰囲気が変わってしまうため、ホワイトバランスは「太陽光」などの設定を利用して、常に同じ色味になるように設定すると良いです。

 

一眼レフ動画はピント合わせが難しい

一眼レフの動画撮影で難しいのがピント合わせです。F値を上げて絞ることで被写体深度を深くするという方法もありますが、それだとせっかくの一眼レフで撮影する良さが失われてしまいます。カメラのオートフォーカス設定のままだと、思ったところにピントが合わないこともあります。マニュアルフォーカスでピントを合わせるにも、カメラの小さなモニターを見ながらだと大変です。おすすめなのは、動画を撮影する前に、静止画を撮影してみることです。静止画で撮影して、ピントが合っているか拡大して確認してみましょう。

 

音を録るなら外付けマイクは必須

一眼レフカメラの内蔵マイクの性能はそれほど高いものではありません。音声もあわせて収録したい場合には、必ず外付けマイクを使用するようにしましょう。特に野外での撮影は、風の音や雑音が入りやすくなります。内蔵マイクではそうした雑音を防ぐことができません。シーンに合わせた様々な外付けマイクが発売されているので、自身の撮りたい映像を検討して必要なマイクを用意しましょう。

マイクについての記事はこちら↓


 

一眼レフカメラでの正しい動画の撮り方を身につけよう!

一眼レフカメラでの動画撮影は、いろいろと設定することが多く少し難しいように感じるかもしれません。しかし、一度設定に慣れてしまえば、カメラ任せではない自分の撮りたい映像を撮影することができるようになります。自分のイメージ通りの動画が撮れるようになれば、動画撮影がますます楽しくなること間違いありません。様々な設定をして、自分らしい映像を撮影しましょう!

 

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