FUJIFILMのミラーレス一眼レフで動画を撮影したいけど、FUJIFILMは写真のイメージありますよね。しかしFUJIFILMのミラーレス一眼レフは動画撮影にも向いています。
この記事では、FUJIFILMが動画に向いている理由とおすすめ機種をご紹介します。
目次
FUJIFILMのミラーレス一眼が動画撮影にも向いてる理由は?
FUJIFILMは多くの写真家に愛用されているカメラです。特に「2台カメラを持つなら片方は富士フイルムでしょ。」という人もいます。ここでは動画を中心に特徴を紹介します。
動画撮影におすすめの理由1:色味が素晴らしい
「富士フイルムは色が良い!」と言われているのは写真愛好家なら有名な話です。それはFUJIFILMはもともと写真フィルムを開発していた会社だったこともあり、色づくりにこだわりを持ってきたからです。
また色味のこだわりは、FUJIFILM独自のフィルムシミュレーションにも現れています。
フィルムシミュレーションは撮影した写真や動画の色味を変化させるシステムです。クラシカルな動画にしたい場合は、フィルムシミュレーションを設定するだけで色味を変化させることができます。FUJIFILMの色味へのこだわりがカメラの特徴としてよく現れています。
動画撮影におすすめの理由2:FUJIFILMのレンズたち
FUJIFILMが動画に向いている理由として、レンズが素晴らしいことがあげられます。
グーグルで検索すると、予測変換に「富士フイルム 神レンズ」という検索ワードが出るほどレンズが評価されているのです。
そのためFUJIFILMのミラーレス一眼は、レンズとボディの組み合わせで素晴らしい写真や動画を撮ることが可能です。レンズによって撮影の幅が大きく広がることは間違いありません。またFUJIFILMはシネマレンズも発売しています。
動画撮影におすすめの理由3:フィルムシミュレーション「ETERNA」
先ほどもちょっとだけお話ししましたが、FUJIFILMにはフィルムシミュレーションというものがあります。その中には多くの設定があり、色味に変化を加えてくれます。
つまりフィルムシミュレーションを設定するだけで、淡く悲しい動画やセピアのクラシックな動画などを撮影することが可能です。
その中でもまだ新しく搭載されたフィルムシミュレーションに「ETERNA」があります。これは映画用撮影フィルムのことで、映画のような落ち着きのあるトーンを表現できるのです。動画を作りたい人にとって憧れの映画っぽい雰囲気を設定で作り出すことができます。
動画撮影におすすめの理由4:「F-Log」撮影
Log撮影という言葉を聞いたことがある人も多いでしょう。Log撮影はフィルムの特徴をデジタル動画で表現しようとするものです。F-LogのFとはFUJIFILMのFになります。
実は、SONYのLog撮影をS-Logと呼び、PanasonicのLog撮影をV-Logと読んでいます。各社がオリジナルにLog撮影できるカメラを発売しているのです。
そしてLog撮影なら、撮影した動画に後から手を加えて色味を調節しやすいという特徴があります。動画撮影において色味で作品の雰囲気が大きく変わってきますよね。動画を真剣に撮影したい人は、F-Log撮影可能なものを選ぶようにしましょう。
動画撮影におすすめの理由5:アナログダイヤルとクラシカルボディ
FUJIFILMの一部の機種はアナログダイヤルを搭載していて、見た目もちょっとクラシカルな雰囲気があります。実はこのアナログダイヤルが、意外と使い勝手が良いのです。
アナログダイヤルなので、絞りやISOなどをすぐ変更することが可能です。
アナログダイヤルが付いていないものだと、液晶モニターから設定することになり少し面倒ですよね。いますぐにISO感度を変更したい場合や電源をつける前から設定したい場合には、アナログダイヤルが使いやすいのです。
動画用にFUJIFILMのミラーレス一眼を選ぶ際の比較ポイントは?
FUJIFILMのミラーレス一眼を買おうと思っても、種類は豊富でどれを選んだら良いかわからないという人も多いですよね。ここではミラーレス一眼を選ぶときのポイントをご紹介します。
FUJIFILMのミラーレス一眼を選ぶポイント1:持ち手のフィット感
機能に目が行きすぎてここをないがしろにしている人は多いですよね。そしてものすごく当たり前のことですが、手で持ったときのフィット感は動画撮影でかなり重要です。
手持ち部分が小さくて持ちにくい、なんかフィットしないというカメラを選んでしまうと手ブレの原因にもなってしまいます。また撮りにくいという気持ちが撮影のハードルをあげることにもなります。
このカメラは私の手にフィットしていて撮影しやすい!と思えるお気に入りの一台を買うことが重要です。
FUJIFILMのミラーレス一眼を選ぶポイント2:モニターの種類
FUJIFILMのミラーレス一眼には、モニターが動くチルト式と一般的なモニターが動かないタイプの2つがあります。動画撮影を目的でカメラを購入するなら、絶対的にチルト式のモニターを選びましょう。
チルト式はモニターが動くので、自撮りやローアングル、ハイアングルの撮影のとき非常に便利です。
FUJIFILMのミラーレス一眼を選ぶポイント3:センサーサイズ
センサーサイズが大きいと一眼レフらしいボケ感のある写真や動画を撮影できるようになります。そしてセンサーサイズが大きいことがカメラの価値に大きく影響しています。
FUJIFILMのミラーレス一眼は、APS-Cやラージサイズセンサーというものがあります。ラージサイズのセンサーは非常に高価で、プロが使うサイズです。そのため多くの人はAPS-Cのサイズで十分でしょう。
しかし本格的に動画を撮りたい人や予算に余裕がある人は、大きなセンサーサイズを選んでも良いでしょう。
FUJIFILMのミラーレス一眼を選ぶポイント4:手ブレ補正
今やスマホにさえ搭載されている手ブレ補正ですが、ミラーレス一眼などのカメラには搭載されていないものもあります。そして動画撮影では手ブレを補正してくれる機能は絶対に必要です。
レンズに手ブレ補正が付いていることもありますが、カメラ本体にも手ブレ補正の機能が付いたものを選ぶのが賢明でしょう。滑らかで美しい動画を撮影するためにも手ブレ補正は必須です。
動画撮影におすすめのFUJIFILMのミラーレス一眼レフカメラ5選!
FUJIFILMのミラーレスカメラ1:GFX100
現在FUJIFILMが販売しているミラーレス一眼の中でもっとも高価なカメラが「GFX100」です。 センサーサイズはフルセンサーより一回り大きいラージサイズのセンサーで、プロが使うために開発されたカメラといっても良いでしょう。 動画は4Kの撮影はもちろん、強力な手ブレ補正も動画撮影者としては見逃せない機能となっています。 もはや最高峰のカメラとも言えますが、重量は重く値段も超高価です。
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FUJIFILMのミラーレスカメラ2:X-H1
動画撮影に嬉しい手ブレ補正はもちろん、フィルムシミュレーションのETERNAを楽しむことができます。 ちなみにフィルムシミュレーションの数は16種類にも渡り、さまざまな色表現が可能です。 またコンパクトな見た目の割に耐久性があるカメラで、ここ最近人気が高まっています。 動画撮影を中心に考えているなら候補に入れたいカメラです。 |
FUJIFILMのミラーレスカメラ3:X-T4
X-T2、X-T3の後継機種として人気の機種です。 写真や動画撮影のときにAF(オートフォーカス)が重要になりますが、X-T4の最新ファームウェアなら瞬時に人の顔や被写体を捉えることができます。 また手ブレ補正やETERNAなどの動画撮影にも、センサーシフト式機能でサポートします。 動画も静止画もどちらも撮影したい人も多いと思いますが、XT-4は、シームレスに動画と静止画の撮影スタイルを瞬時に切り替えることができます。 |
FUJIFILMのミラーレスカメラ4:X-Pro3
今まで紹介した機種と比べると少し安価になりますが、撮影機能は充実しています。 AFは素早くフォーカスし安定していて評判も良いです。 またアナログダイヤルでISO感度を調節できるのは、写真撮影者ではなくても動画撮影者にもありがたい。 ただ少し安価になると手ブレ補正やETERNAなどは利用できません。しかし他と比べると安価なため、動画をこれから始めようかなという初心者にはおすすめですよ。 |
FUJIFILMのミラーレスカメラ5:X-A5
レトロな見た目で愛らしいデザインから女性人気の高いX-A5は、FUJIFILMの中でも安価なクラスのミラーレス一眼です。 6万円くらいで購入できますが、4K動画の撮影ができたり、チルト式モニターのため動画撮影もしやすいモデルと言えます。 またコンパクトで軽いところも評価ポイントですが、手ブレ補正が付いていないのが動画撮影者としてはちょっと残念なポイントです。 |
FUJIFILMのミラーレス一眼レフカメラで動画撮影を楽しもう!
FUJIFILMのミラーレス一眼は、写真愛好家なら「いい色だ」と評価するカメラになっています。もちろん動画撮影でもきれいな色味を表現してくれるので、動画撮影者にとってもおすすめのカメラになっています。
またフィルムシミュレーションやF-Log撮影も可能な機種がありますので、そのような機能が入ったカメラを購入すれば動画撮影も楽しくなりそうですね。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!