パナソニック(Panasonic)が販売しているミラーレス一眼レフのLUMIX(ルミックス)は、動画を撮るのに最適と言われています。
数ある一眼レフの中でなぜパナソニックのミラーレス一眼レフのLUMIXが動画撮影に良いのでしょうか。今回は、LUMIXについて深掘りしていきましょう。
目次
パナソニックのLUMIXが動画撮影に強い理由は?
パナソニックのLUMIXが動画撮影に強い理由は、手ブレ補正や4Kなどがあります。そして他者メーカーにはない強みを多く持っているのです。
LUMIXの強み1:高性能な手ブレ補正
LUMIXの他の一眼レフとは違う強みは手ブレ補正が強力なことです。LUMIXのカメラには「Dual I.S.」や「Dual I.S.2」の手ブレ補正機能が搭載されています。(カメラにより搭載されていないものもある。)
この手ブレ補正が、上下左右の角度ブレと上下左右の並進ブレ、回転ブレをしっかりと補正してくれます。
他者メーカーのカメラにも手ブレ補正機能が入っているカメラもありますが、パナソニックのLUMIXは「Dual I.S.」や「Dual I.S.2」により、強力な手ブレ補正が可能になっています。
使用者のレビューなどでもLUMIXの手ぶれ補正が高く評価されています。
LUMIXの強み2:4K60fpsが撮影できるミラーレス一眼レフ
動画撮影において4Kの撮影が可能か気になるところですよね。
LUMIXのミラーレス一眼レフの中には、4Kで撮影できるカメラがあります。そして機種によっては4Kを60fpsで撮影することも可能なのです。
60fpsとは、1秒間に60枚の静止画を撮影しているということです。
スマホや一眼レフでは30fpsで撮影することが一般的になります。また4K動画の撮影ができるカメラは、30fpsが多かったのです。
しかしLUMIXの機種の中には、4Kを60fpsで撮影できるものもあります。スポーツなどをきれいに滑らかに撮影したい場合にも最適ですね。
LUMIXの強み3:パナソニック一眼レフは連続撮影時間が30分以上
一眼レフカメラは、30分以上の連続撮影ができない仕様になっていることが多いです。
これはヨーロッパでは、30分以上撮影できるカメラに対して関税が上がるためと言われています。
しかしパナソニックのLUMIXは、30分以上の撮影も可能なカメラを販売しているので、動画撮影者にとってありがたい仕様になっているのです。
YouTuberは30分以上カメラを回しっぱなしのことも多いので、YouTuberには使いやすいカメラですね。
LUMIXの強み4:ライカと共同開発のレンズが使える
パナソニックのLUMIXが人気の理由の一つが、ライカのレンズが使えることです。
ライカとは、高級カメラを製造販売している世界的に有名なメーカーです。そのライカのレンズが非常に優れているのですが、ライカのカメラは非常に高価で、なかなか手に入れることができない金額です。
しかしパナソニックとライカが手を組んだことで、LUMIXのカメラにライカのレンズをつけることができるようになったのです。ライカのレンズで差を付けたい人は、LUMIXを選ぶと良いでしょう。
ライカについては、こちらの記事でより詳しく説明しているため、ぜひ参考にしてみてください!
動画用にパナソニックのLUMIXを選ぶ際の比較ポイントは?
LUMIXには多くの強みがありましたが、LUMIXの中のどのカメラを買えば良いのかわからない人が多いですよね。
LUMIXと言っても種類が多いので、ここでは動画撮影で、必ず押さえておきたいポイントとして、LUMIXの比較ポイントについて紹介します。
センサーサイズを比較
一眼レフカメラには、レンズからの光を情報として読み込むイメージセンサーが搭載されています。
写真や動画では、光の情報をたくさん読み込めると、一眼レフらしいボケ感のある写真や動画を撮影することができます。光の情報を多く読み込むには、イメージセンサーのサイズが大きい方が有利です。
パナソニックLUMIXの一眼レフカメラには「マイクロフォーサーズ」か「フルサイズ」のどちらかが搭載されています。
フルサイズの方がサイズが大きいので、ボケ感のある撮影がしたいのであればフルサイズを搭載したカメラがオススメです。
しかしフルサイズは非常に高価でもあり、カメラ自体が大きく重くなる傾向にあります。
フリーアングルモニターを比較
動画を撮影したいと思っている人の中には、自撮りを撮影したいという人も多いでしょう。
一眼レフには、モニターが自由に動かせるフリーアングルモニターが付いているものがあります。フリーアングルモニターがあると自撮りはもちろん、地面スレスレの撮影しにくい角度も撮影しやすくなります。
写真撮影でも動画撮影でもモニターが自由に動かせるフリーアングルモニターが搭載されたものを選びましょう。モニターが自由に動かせるだけで撮影の幅も広がります。
機動力と耐久性を比較
動画を撮影するときは、カメラを被写体にずっと向けている必要がありますね。
そのため軽くて、持ち運びやすいことが重要です。また雨のときの撮影や砂漠の中での撮影なども考えられますよね。
カメラによって持ち運ぶのも面倒なくらい重たく大きいものや防塵防滴機能がないものもあります。特に外で撮影しようと考えている人は、機動力や耐久性も視野に入れて考えるようにしましょう。
動画撮影におすすめのパナソニックの一眼レフカメラ(LUMIX)5選!
選ぶ際の比較ポイントを紹介しましたが、結局LUMIXのどのカメラが良いのかわからないという方に、オススメの一眼レフカメラを紹介します。初心者にオススメのものから、プロ仕様のものまで厳選したので、参考にしてください。
動画におすすめのLUMIX1:DC-GH5M2
LUMIXの中でもプロ仕様モデルのDC-GH5。 ミラーレス一眼レフとして、世界で初めて4K60fpsの撮影が可能になったモデルの後継機です。 美しい動画が撮れることはもちろん、動きの早い被写体まで滑らかに撮影することができます。 また手ブレ補正には「Dual I.S.2」を搭載していて、ブレの少ない映像を撮ることも可能です。まさに至れりつくせりなミラーレス一眼レフと言えるでしょう。 |
動画におすすめのLUMIX2:DC-G99
パナソニックLUMIXのミラーレス一眼レフカメラでもハイエンドモデルとして人気の高いDC-G9。 DC-G99はDC-G9モデルの性能を格安で楽しめる機種です。フリーアングルモニターや「Dual I.S.2」、4K動画も撮影できる動画撮影したい人にはおすすめの騎手になります。 |
動画におすすめのLUMIX3:DMC-G8
DMC-G8はLUMIXの中でもスタンダードなモデルで、初心者でも手を出しやすい価格帯にあります。 4K動画を30fpsで撮影することも可能なので、きれいな動画を撮影したい人にも向いています。 またフリーアングルモニターや「Dual I.S.2」が搭載されているので、DMC-G8は動画撮影に最適なカメラになります。 |
動画におすすめのLUMIX4:DC-GX7MK3
軽量化されたモデルながら、高性能で高画質な写真や動画を撮影することができます。 何と言っても約400gの軽量モデルのため、動画を長時間撮影していても疲れにくいのが特徴です。手ブレ補正機能の「Dual I.S.」が搭載されていて、4K動画の撮影も可能になっています。 |
動画におすすめのLUMIX5:DC-S1R
2019年に発売された『DC-S1R』は、LUMIXのミラーレス一眼レフです。 4730万画素、フルサイズセンサー、4K60fpsなどの高性能を備えた一眼レフカメラです。 高解像度で眼に映る世界をそのまま切り出したような写真や動画を撮影できます。 「Dual I.S.2」の手ブレ補正も搭載していて、4Kも60fpsで滑らかな動画の撮影が可能です。DC-S1Rもミラーレス一眼レフカメラの中でも至れりつくせりな性能を持ち合わせていますね。 |
パナソニックのLUMIXで動画撮影を楽しもう!
パナソニックのLUMIXは、動画に適しているミラーレス一眼レフカメラです。
他社メーカーにはない機能や特徴があり、動画撮影に長けています。特にDC-GH5やDC-S1Rはハイエンドモデルで性能が非常に高いので、動画撮影におすすめです。
もちろん4K60fpsの撮影ができるカメラは、非常に高価になりますので、あなたがどのような動画を撮影したいかなどを知った上での購入しましょう。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!