Premiere Proでテロップを入れるにはどうすればいいの?
動画編集を始めた人が、最初につまずくのが「テロップの作成と装飾」です。実際、Premiere Proは高機能ゆえに、初見では操作に戸惑うことも少なくありません。
そこで、今回の記事では、
この記事で分かること
- Premiere Proでのテロップ基本入力方法
- 自動文字起こし機能による時短術
- 見やすく伝わるテロップデザインのコツ
- 装飾ミスを防ぐための注意点と対処法
- 作業を効率化するテンプレート&プリセットの活用法
「伝わる」テロップを、誰でも確実に作れるようになります。ぜひ最後までご覧ください!

執筆者
この記事は、動画制作・デザインを手がける統合クリエイティブスタジオ|ワイラボの代表が執筆しています。普段は企画やディレクションの立場から、現場チームと連携して、デザインディレクション、イラスト制作、映像制作に関わっており、その経験から得た視点で、分かりやすさを心がけてお伝えします。
1. Premiere Proでテロップを入れる方法【基本操作をマスターしよう】
テロップの作成は、Premiere Proの基本機能です。
特にYouTubeやSNS動画を制作する人にとっては、必須スキルとも言えるでしょう。
この章では、「そもそもテロップとは何か?」という基礎。そして、「どうやって入力するの?」「縦書きや複数行はどう扱えばいいのか?」を解説します。
- 文字ツールの使い方と入力の基本
- テロップにデザインを加える基本操作
- 最初の1枚を丁寧に作る理由とコツ
- テロップをコピー&追加する方法
Premiere Proでテロップを入れる ①文字ツールの使い方と入力の基本
ツールパレットから『T』を選択して、映像をクリックすると、文字入力できるようになります。

ポインターを映像上でクリックします。
すると、入力したテロップの位置を動かせるので、適切な位置に調整してください。


■詳しい手順
- 再生して書く言葉を決めておく
- タイムライン左端のツールパレットから「T」を選んで文字入力に切り替える
- ポインターを映像に合わせてクリックすると直接文字入力できる
- テロップを入力したら選択ツールに戻す
- テロップをクリックして位置を調整する
Premiere Proでテロップを入れる ②テロップにデザインを加える基本操作
Premiere Proのメニュー「ウィンドウ」から、「エッセンシャルグラフィックス」を選択します。

エッセンシャルグラフィックスパネルの上部に、入力したテロップ(この場合は「次、マヨネーズいきます」)が表示されます。
まず、これをクリックして、ブラックからグレーに切り替えます。


エッセンシャルグラフィックスパネルの「テキスト」の項目から、好きなフォントをフォントを選びましょう。

エッセンシャルグラフィックスパネルの下部にある「アピアランス」の項目で、フォントの色やエッジを加工します。
動画の編集ディレクションとして、動画のイメージ合わせたフォントと色を選択しておきましょう。
■詳しい手順
- メニューの「ウィンドウ」から、「エッセンシャルグラフィックス」を選択する
- エッセンシャルグラフィックスパネルからテロップを選択し、編集可能にする
- エッセンシャルグラフィックスパネルの中部にある「テキスト」から好みのフォントを選ぶ
- エッセンシャルグラフィックスパネルの下部の「アピアランス」で色やエッジを加工する
Premiere Proでテロップを入れる ③最初の1枚を丁寧に作る理由とコツ
テロップのフォント、色やエッジのデザインができたら、その「最初の1枚が肝心」です。

入力したテロップをコピーして使用すると文字数によって、左に寄っていたり、左右のバランスが取れていない状態になります。
そこで、最初の1枚に「センタリング」という作業をしておきます。

エッセンシャルグラフィックスパネルの「テキスト」の項目にあるフォントサイズ調整の下に、横線が何本もあるアイコンが、並んでいるのを確認してください。
このアイコンは文字列の配置を指定しています。センタリングには、中央の「中央揃え」アイコンをクリックします。

作業手順によって、テロップが左右に寄ってしまう場合もあります。
その場合は、エッセンシャルグラフィックスパネルの「整列と変形」項目から、上記の指定アイコンを選びます。

センタリングができると、この後に異なる文字数のテロップを入力しても、自動的に左右中央に配置されるようになります。
■詳しい手順
- センタリングを行うと自動的にテロップが中央に配置され作業効率が高まる
- フォントサイズ調整の下に、横線があるアイコンが3つ並んでいるのを確認する
- 3つのアイコンから中央のセンタリング(中央揃え)を選ぶ
- さらに「テキスト」と「整列と変形」のテロップ配置アイコンをクリックすると、中央に配置できる
Premiere Proでテロップを入れる ④テロップをコピー&追加する方法
Premiere Proでテロップを追加するには、2つの方法があります。
最初のテロップをコピーする方法と、テロップのひな形を保存してコピーする方法です。
Premiere Proでテロップを追加する2つの方法
- 最初のテロップをコピーする
- テロップのひな形を保存してコピー
それぞれ見ていきましょう。
❶ 最初のテロップをコピーする
1つめは、最初に作ったテロップをコピーする方法です。
タイムラインから最初に作ったテロップのクリップを選択します。
そして、Alt(macはOption)キーを押しながら、横方向にドラッグします。

すると、同じテロップが生成されるので、このテロップの文字だけを新しいものに入力し直しましょう。
プログラムウィンドウの映像からテロップをダブルクリックすると、文字が変更できます。

先ほどセンタリングしてあるので、テロップは自動的に中央に配置されているのが確認できます。
■詳しい手順
- 最初に作ったテロップのコピーでテロップを追加できる
- コピーは最初のテロップのクリップを選択
- Alt(macはOption)キーを押しながら横方向にドラッグする
- コピーしたクリップの文字を変更することで、別のテロップが作成できる
❷ テロップのひな形を保存してコピー
2つめの方法は、参照タブからドラッグ&ドロップする方法です。まずはひな形を作ります。


タイムラインにある、最初に作ったテロップのクリップを選択します。
右クリックして「モーショングラフィックステンプレートで書き出し」を選ぶと、パネルが表示されます。
テロップのひな形を書き出す場所を指定できるので、ファイルが扱いやすいライブラリを選択します。今回は、マイライブラリを保存先にし、OKを押すと登録が完了しました。

エッセンシャルグラフィックスパネルの上部からタブを「編集」から「参照」に切り替えると、ひな形にしたテロップが確認できます。

ひな形化したテロップの一覧から目的のものを選択して、タイムラインにドラッグ&ドロップ.
文字を変更することで、同じデザインのテロップを量産できます。
■詳しい手順
- タイムラインにある最初に作ったテロップのクリップを選択して右クリックし、「モーショングラフィックステンプレートで書き出し」を選ぶ
- テロップのひな形を書き出す場所を指定する
- エッセンシャルグラフィックスパネルのタブを「参照」に切り替えると、ひな形にしたテロップが確認できる
- ひな形にしたテロップの一覧からタイムラインにドラッグ&ドロップする
- 映像のテロップをダブルクリックして新しい文字を入力する
2. Premiere Proでテロップを自動作成するには?【文字起こし機能で時短】
手動入力に比べて時間も手間も削減できるのが、自動テロップ機能です。
Premiere Proには、音声を自動で文字起こしし、キャプションに変換する機能があります。
ここでは、その基本的な流れと注意点、そしてメリットと限界を解説します。
- 自動文字起こしの流れ
- キャプションパネルでの編集
- 自動テロップのメリットデメリット
①自動文字起こしの流れと操作手順
Premiere Proでは、音声を自動で認識し、文字起こしを行う機能が搭載されています。
これを使えば、ナレーションや会話を自動的に文字化できるため、テロップ入力の手間が大幅に減ります。
操作は簡単です。まず、上部メニューから「ウィンドウ」→「テキスト」→「文字起こし」を選びます。続いて、「シーケンスを文字起こし」ボタンを押せば、自動で音声解析が始まります。音声ファイルの内容をPremiereが自動でテキストに変換してくれます。
ただし、初回は多少待ち時間がかかります。動画の長さや音質にもよりますが、5〜10分程度はかかることがあるため、時間には余裕を持ちましょう。
また、認識精度は非常に高いものの、完全ではありません。特に固有名詞や専門用語、発音が曖昧な部分は間違いやすいです。そのため、後で編集を前提にした使い方が基本になります。
文字起こしは手間のかかる作業でしたが、今やPremiere Pro内で自動化できる時代です。この機能を使いこなすことで、編集時間を大幅に短縮できます。
②キャプションパネルでの編集とタイミング調整
文字起こしが完了すると、自動的にキャプションとしてシーケンスに反映されます。
このとき、すべてのセリフにタイミングが割り当てられています。これが自動キャプションの強みです。
ただし、ここで注意が必要です。自動で割り当てられたテキストのタイミングが、映像と少しズレることがあります。話し始めの一拍前に表示されてしまったり、逆に遅れたりすることがあるからです。
このズレは「キャプションパネル」で簡単に修正できます。タイムライン上でキャプションの位置や長さをドラッグするだけで、細かい調整が可能です。また、テキスト内容自体も直接編集できるため、誤変換や文法ミスもここで修正できます。
タイミングの調整は少し地味な作業ですが、視聴者の理解度に直結します。テロップが遅れて表示されたり、早すぎたりすると、ストレスになります。とくにテンポの速い動画では、1秒のズレでも印象が大きく変わるので注意が必要です。
キャプションパネルを活用すれば、自動化と手動調整のいいとこ取りができます。効率的かつ高品質なテロップ作成が可能になるため、編集にこだわるなら活用しない手はありません。
③自動テロップのメリット・デメリット
自動テロップ機能の魅力は何といっても「圧倒的な時短効果」です。
長尺の動画でも、音声さえしっかり収録されていれば、ほぼ数クリックで全体のテロップが完成します。とくにインタビュー動画や解説系コンテンツでは大活躍です。
ただし、万能ではありません。最大の欠点は、誤変換のリスクがあること。特に方言、早口、BGMとの重なりがある場合、認識精度はかなり落ちます。また、誤字脱字があると、視聴者からの信頼を失いかねません。
もう一つの難点は「フォントや色の統一感が薄れること」です。自動生成されたテロップは、デフォルト設定が適用されるため、手動でデザイン調整しないと、見た目が味気なくなることがあります。
下の表に、自動テロップのメリットとデメリットをまとめました。
| 項目 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 時間 | 手動より圧倒的に早い | 編集に多少の修正が必要 |
| 精度 | 基本的には高精度 | 音質・話し方に左右される |
| デザイン | 一括生成で手間なし | カスタマイズ性が低い |
結論として、自動テロップ機能は「編集初心者の味方」でもあり、「時短を求める上級者の助っ人」でもあります。
ただし、完全に任せきりにせず、チェックと微調整を怠らないことが、クオリティを保つうえでの鍵になります。
3. Premiere Proでテロップ|デザイン性を高めるコツ
テロップは単なる文字情報ではありません。
視聴者の目に最初に飛び込んでくる「ビジュアル情報」として、見た目のクオリティが非常に重要です。
この章では、装飾の方法と見やすさのバランスを考えながら、デザイン性を高めるテクニックを紹介します。
- エッセンシャルグラフィックスの活用方法
- 文字を見やすくする方法
- 読みやすさを高めるデザイン
①エッセンシャルグラフィックスの活用方法
Premiere Proでテロップの装飾をするには、「エッセンシャルグラフィックス」という専用パネルを使います。
これは、テキストに対してフォント変更、カラー、サイズ、配置、アニメーションなど、あらゆるデザイン調整ができる万能ツールです。
まず、テロップを選択した状態で「グラフィックス」ワークスペースに切り替えます。すると、右側にパネルが表示され、文字に関するすべての設定が可能になります。フォント変更や配置はもちろん、複数行の中央揃えや上下の余白調整も細かく設定できます。
ただ、ここでありがちな失敗が「やりすぎ」です。いろんな効果を試したくなる気持ちはわかりますが、装飾のしすぎは逆に視認性を落とします。特に、動きの多い背景に派手なフォントやカラーを重ねると、読みにくくなります。
本音を言えば、「何をいじればちょうど良くなるのか」は慣れが必要です。テンプレートを活用してお手本を見ながら、自分なりのスタイルを確立していくのが、最短ルートと言えるでしょう。
②文字を見やすくする方法
テロップの見やすさを左右するのが、フォントと色、そして文字まわりの装飾です。
どんなに情報が正確でも、読みにくければ視聴者には届きません。だからこそ、細部の設定が重要です。
フォント選びでは、明朝体や筆記体などは避けたほうが無難です。太めのゴシック系が一般的で、特にモバイル視聴を想定するなら「太字+シンプル」が鉄板です。カラーは背景とのコントラストが命。白文字に黒の縁取り、もしくは黒文字に白の縁取りが最も見やすい組み合わせとされています。
さらに、Premiere Proでは文字にシャドウ(影)をつけることができます。これは、映像が明るすぎたり動きが激しいときに、文字を浮き立たせるのに役立ちます。ただし、影が強すぎるとボヤけた印象になるため、透明度や距離を適切に調整しましょう。
縁取り(ストローク)も重要です。テキストが背景と混ざってしまうとき、縁取りがあると一気に読みやすくなります。ただし、色味や太さのバランスが悪いと、逆に違和感を与えるので注意が必要です。
装飾において大切なのは、「情報が伝わること」が目的だという点です。飾るためのデザインではなく、伝えるための見せ方を常に意識することが、テロップの質を決めます。
③読みやすさを高めるデザイン
テロップの目的は、音声情報を補い、視聴者の理解を助けることです。
つまり、何よりも優先されるべきは「読みやすさ」です。装飾がどんなに凝っていても、読みにくければ意味がありません。
読みやすさを保つために重要なのが「余白」と「表示時間」です。文字の上下左右に適度なスペースを持たせ、息苦しくない配置にしましょう。とくにスマホで視聴する場合、端ぎりぎりのテロップは読みにくくなります。
また、文字が表示される時間も要注意です。早口なセリフを忠実に再現しようとすると、1秒ごとにテロップが切り替わるような事態になりがちです。これは目が疲れる原因にもなります。最低でも1行あたり2〜3秒は表示時間を取るのが理想です。
さらに、1つの画面に出す情報は「1メッセージまで」に絞るのがコツです。複数の情報を同時に出すと、視聴者の処理が追いつかず、結果として何も伝わらなくなってしまいます。
結局、テロップは「丁寧に作るほど、伝わるものになる」ということです。時間をかけた分だけ、動画の質が確実に上がります。
4. Premiere Proでのテロップ作成でよくある失敗と注意点
テロップ制作に慣れてきた頃こそ、失敗しやすくなります。
「だいたい分かってきた」と思って油断すると、意外な落とし穴にハマることも。
ここでは、Premiere Proでありがちなミスと、それを防ぐための注意点を本音で解説します。
- セーフマージンについて
- 動画の質をあげるテロップ
- フォントやカラー選びの失敗例
①セーフマージンを守らないとどうなる?
セーフマージンとは、画面の中で「安全に表示できる範囲」を示すガイドです。
この範囲内に文字や重要な情報を配置しないと、視聴者に見切れてしまう可能性があります。特にテレビやスマホでの再生時に、端が見えなくなることがあるため、注意が必要です。
Premiere Proでは、表示設定からセーフマージンをONにできます。使わない人も多いですが、これは大きなミスの元です。実際、YouTubeで「スマホで見ると文字が切れてる」というコメントをもらった経験のある編集者は少なくありません。
また、サムネイルやイントロ動画に多い「ギリギリまで情報を詰め込む」スタイルは、視認性の悪化を招きます。文字が詰まりすぎて読めない、端が切れて内容が分からない…ということが起こるからです。
セーフマージンを守ることは、プロらしい編集の第一歩です。「どの端末でも確実に見える」ことは、基本中の基本。これは初心者でも今すぐ意識できる改善ポイントです。
②装飾のしすぎはNG?動画の質をあげるテロップ
テロップに凝り始めると、装飾をどんどん足してしまいたくなります。
カラフルな文字、派手なアニメーション、複数のフォント…。確かに見た目はにぎやかになりますが、情報としての「質」はどんどん落ちていきます。
多くの視聴者は、数秒の間に文字情報を処理しています。そこに装飾が多すぎると、視線の誘導がうまくいかず、読みづらくなります。さらに、色数が多いと、何が重要な情報なのかが分かりづらくなる原因にもなります。
装飾は、あくまで「視認性を高める」ための手段です。目立たせたい言葉があるなら、太字か色変え程度にとどめるのが無難です。すべてを目立たせようとすると、結局どれも目立たなくなってしまいます。
特に、動画内でテロップのデザインが統一されていないと、視聴者は違和感を覚えます。一定のルール(フォント・サイズ・色)を持つことで、安心感とプロっぽさが出ます。
結論としては、「装飾=インパクト」ではありません。「装飾=読みやすさを高める補助」という意識で使うと、動画の質が自然と上がっていきます。
③フォントやカラー選びの失敗例
フォントやカラー選びを間違えると、せっかくのテロップも逆効果になります。
たとえば、細い明朝体を使うと、スマホではつぶれて読めません。背景が明るいのに白い文字を使うと、完全に埋もれてしまいます。
初心者がやりがちなのは、「おしゃれなフォントを使いたい」という気持ちで、視認性を犠牲にすることです。特に日本語では、装飾系のフォントは小さいサイズで表示すると読めなくなります。
また、カラーも注意が必要です。赤や青などの原色を背景に対して強く出すと、目がチカチカして疲れます。さらに、背景が動いている場合は、色が重なって見えにくくなります。
視認性を優先したフォントとカラーの組み合わせ例を、以下の表にまとめます。
| 背景の明るさ | 推奨フォント | テキスト色 | 縁取り色 |
|---|---|---|---|
| 明るい背景 | 太字ゴシック体 | 黒または濃紺 | 白 |
| 暗い背景 | 太字ゴシック体 | 白または黄 | 黒 |
結局のところ、テロップは「読みやすさ」がすべてです。
どれだけカッコよくても、読まれなければ意味がありません。
逆に、読まれるテロップは、編集の質全体を底上げします。フォントやカラー選びは、その第一歩として真剣に取り組むべきポイントです。
5. テンプレートやプリセットを使って効率化する方法
Premiere Proでテロップ作業に慣れてくると、毎回同じような装飾や配置を繰り返すのが面倒です。
そこで活用したいのが「テンプレート」や「プリセット」です。
この章では、効率化のための具体的な方法と注意点をお伝えします。
- よく使われるテロップテンプレート
- テンプレートのインポート方法
- オリジナルプリセットの作成
①よく使われるテロップテンプレートの紹介
Premiere Proには、初期状態でもいくつかのテンプレートが用意されています。
が、本当に使いやすいのは「エッセンシャルグラフィックス」パネルにインストールするMOGRT(モーショングラフィックステンプレート)形式のものです。
たとえば、ニュース風の帯テロップ、ポップなYouTube風テロップ、アニメーション付きの字幕風テンプレートなど、用途別に数多く存在します。Adobe公式サイトやAdobe Stock、さらに無料で使えるMotion ArrayやMixkitなどの外部サイトからもダウンロード可能です。
これらのテンプレートは、文字や色を変えるだけで完成度の高いテロップが一瞬で作れるのが魅力です。アニメーションもセットになっているので、タイミング調整や装飾の手間も最小限で済みます。
ただし、テンプレートによっては「Premiere Proのバージョンに対応していない」ことがあります。うまく読み込めないときは、ファイルの互換性を確認しましょう。
最初から自分で作り込むのも悪くありませんが、テンプレートを使えば、プロのデザインをそのまま使える感覚になります。これは初心者こそ積極的に活用すべき武器です。
②テンプレートのインポート方法と活用のコツ
テンプレート(MOGRTファイル)をダウンロードしたら、Premiere Proに読み込む手順はとても簡単です。
「エッセンシャルグラフィックス」パネルを開き、右下のフォルダー+矢印アイコンからインポートを選びます。ファイルを指定すれば、一覧に追加され、すぐにタイムラインにドラッグ&ドロップできます。
使用時のポイントは、「テンプレートは万能ではない」ということです。たとえば、英語用に作られたテンプレートだと、日本語を入れると文字がずれてしまったり、行間がおかしくなったりすることがあります。
また、テンプレートは便利ですが、使い回し感が出やすいです。毎回同じテンプレートだと、動画の印象がワンパターンになります。テキスト内容や色、配置を少しずつアレンジして、「その動画に合った形」にカスタマイズするのがコツです。
テンプレートをそのまま使うのではなく、「ベースとして活用し、自分のスタイルに調整する」という考え方が大事です。結果として、作業は早くなりつつ、オリジナリティも保てます。
③オリジナルプリセットの作成と再利用術
毎回同じフォント、同じ色、同じサイズでテロップを作っている。
それなら、その設定を「プリセット化」することで、次からは一瞬で再利用できます。これはテンプレートとは別に、Premiere Proの「スタイル保存」機能で可能です。
エッセンシャルグラフィックスで設定した文字を選択し、「スタイルを保存」ボタンをクリックすると、そのまま新しいスタイルとして登録されます。次回からは、テキストを選択してスタイルを選ぶだけで、瞬時に同じ見た目が再現されます。
さらに、タイムライン上のテキストクリップを複製して流用するのも有効です。たとえば、番組のコーナータイトルや字幕のフォーマットなど、使い回せる部分はどんどんコピーしていくことで、時短と一貫性の両方が得られます。
ただし、複製ばかりに頼ると、後で編集ミスが起きやすくなります。特に「元のテキストを上書きしてしまっていた」なんていう凡ミスはありがちです。プリセットを保存することで、こうした事故を防げるという点でも、導入価値は大いにあります。
オリジナルのプリセットは、自分の「編集スタイルの資産」として蓄積されていきます。地味ですが、継続するほど作業効率がどんどん上がるので、コツコツ整備していくのがおすすめです。
Premiere Proでテロップ入れ|まとめ
いかがでしたか?
Premiere Proのテロップ作成は、最初こそ難しく感じますが、ポイントさえ押さえれば効率よく、そして見やすく仕上げることが可能です。
特に、装飾や配置にひと工夫加えるだけで、動画全体のクオリティがグッと高まります。
また、テンプレートや自動文字起こし機能をうまく活用することで、作業時間を大幅に削減できるのも大きな魅力です。
テロップは「見せる編集」の要。ぜひ今回の内容を参考に、自分だけのスタイルを築いてみてください。
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今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!



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