PhotoshopとElementsの違いは?おすすめはどっち?

PhotoshopとElementsの違いは?おすすめはどっち?

PhotoshopとElementsの違いは?おすすめはどっち?

画像編集ソフトを選ぶとき、多くの人が悩むのが「Photoshop」と「Photoshop Elements」。どちらもAdobeが提供する人気ツールです。

そこで、今回の記事では

今回の記事でわかること

  • 機能や価格の違い
  • 対象ユーザーの違い
  • それぞれの特徴

を徹底的に比較します。

「高いけどPhotoshopにするべき?」「初心者でも使えるのはどっち?」といった疑問をわかりやすく解説します。

ワイラボ編集長
ワイラボ編集長

執筆者

この記事は、動画制作・デザインを手がける統合クリエイティブスタジオ|ワイラボの代表が執筆しています。普段は企画やディレクションの立場から、現場チームと連携して、デザインディレクション、イラスト制作、映像制作に関わっており、その経験から得た視点で、分かりやすさを心がけてお伝えします。

目次

1. PhotoshopとElementsの違いとは?

画像編集ソフトを選ぶとき

どちらのフォトショップを選ぶべき

  • Photoshop
  • Photoshop Elements

一体、どちらのソフトを選べばいいか?迷うかもしれません。

一見、とてもよく似た名前なので、余計に迷いそうです。が、実はターゲット層も機能も大きく異なります。

この章では、ユーザーのタイプ、使いやすさ、習得のしやすさという3つの観点から違いを深掘りしていきます。

PhotoshopとElementsの違い① 対象ユーザーは、初心者?プロ?

Photoshop
Photoshop
Elements
Elements

Photoshopは、プロのデザイナーやフォトグラファーが使う本格的なツールです。

一方、Photoshop Elementsは、一般ユーザーや写真好きな人向けの入門版です。

Elementsは、使いたい機能がすぐ見つかるように設計されていて、家族の写真をきれいにしたいとか、趣味で編集したいといった人にぴったりです。逆にPhotoshopは、印刷物のデザインやWebバナー、商品画像の加工など、商業的な用途を前提としています。

両者の違いを一言でいえば、「プロ向けのPhotoshop」と「日常向けのElements」。この認識を持っておくだけでも、選択がブレません。

ソフト名主なユーザー層使用目的
Photoshopデザイナー、フォトグラファー商用デザイン、写真合成、印刷物
Elements一般ユーザー、趣味層写真の補正、簡単なコラージュなど

PhotoshopとElementsの違い② 使いやすさの違い

使いやすさの違い:簡単操作か多機能か

Photoshopはできることが多いぶん、操作も複雑です。

ツールもメニューも非常に多く、慣れていないと迷ってしまうことが多いです。

対してElementsは、初心者が迷わないように操作が簡略化されています。たとえば「クイック」「ガイド」「エキスパート」という3つの編集モードがあり、自分のレベルに合わせて使い分けることができます。

Elements:初心者が迷わない編集モード

  • クイック
  • ガイド
  • エキスパート

そのため、Elementsでは、操作が直感的。「ここを明るくしたい」と思ったら、その通りに編集できる感覚があります。

その点、Photoshopだと、まずレイヤーを作って、マスクをかけて…とステップが多いです。

言い換えると、Elementsは「すぐ結果が出る」、Photoshopは「深く編集できるが時間がかかる」といった違いがあります。

PhotoshopとElementsの違い③ 学習コストの違い

学習コストの違い:習得までの時間に差がある

Photoshopは多機能なぶん、覚えることも多いです。

レイヤー、パス、スマートオブジェクト、チャンネルなど、独自の概念を理解する必要があります。習得には最低でも数週間、業務レベルで使いこなすには数ヶ月はかかります。

一方、Photoshop Elementsは、基本操作に絞られているため、短期間でマスターできます。数時間使えば、明るさ調整や赤目補正、フィルター効果などは簡単に使えるようになります。

実際の学習時間の目安を比較すると、以下のようになります。

学習対象習得目安特徴
Photoshop数週間〜数ヶ月機能が多く、専門知識が必要
Photoshop Elements数時間〜数日操作が直感的でガイドも豊富

目的が「業務で使いたい」「クオリティにこだわりたい」なら、時間をかけてPhotoshopを学ぶ価値はあります。ただ、「今すぐ編集したい」「簡単に済ませたい」なら、Elementsのほうがストレスが少なくて済みます。

2. 機能の違いで見えてくる「できること・できないこと」

PhotoshopとElementsの違いは、できることの違いです。

ここでは、画像編集・対応ファイル・AI機能・ソフト間連携という観点から、それぞれの機能を比較しながら紹介します。

①画像編集機能の差:レイヤーやフィルターの自由度

画像編集機能の差:レイヤーやフィルターの自由度

Photoshopは、複雑な合成や微調整を前提とした機能が豊富です。

たとえば、レイヤーごとにマスクをかけたり、ベクトルを使った描画ができたりと、非常に細かくコントロールが可能です。レイヤーの管理一つ取っても、数十枚のレイヤーを階層構造で整理できるなど、プロの現場でも通用する仕様です。

一方、Elementsはその簡略版で、基本的なレイヤー操作は可能です。が、マスクやベクトルの扱い、スマートオブジェクトの活用など、高度な操作は非対応です。また、フィルターの種類も限定されており、創作の幅は狭くなります。とはいえ、一般的な補正やエフェクトであれば十分に対応可能です。

機能PhotoshopElements
レイヤーマスク×
ベクトル描画×
スマートオブジェクト×
一般的な画像補正
フィルター効果の数多い限定的

②対応形式の違い:保存・入出力の幅広さ

対応形式の違い:保存・入出力の幅広さ

PhotoshopとElementsの違いには、保存形式の多様さがあります。

なぜなら、Photoshopは、印刷やWeb、動画などの幅広いファイル形式をサポートしています。

とくに、CMYKカラーでの出力も可能なため、印刷業界では必須のツールです。また、PDF、TIFF、EPSといった業務用形式にも対応しており、入出力の柔軟性があります。

対してElementsは、基本的なJPEGやPNG、PSDには対応していますが、CMYKには非対応です。これは、印刷向けのデザインには不向きということを意味します。RGBカラーのみの対応で、あくまでWebや家庭用プリントなどの用途に限られます。

③AI・自動化機能の違い:Photoshopは最先端

AI・自動化機能の違い:Photoshopは最先端

ここ数年で注目されているAIによる画像処理機能。これもPhotoshopとElementsの違いのひとつです。

Photoshopでは、「ニューラルフィルター」や「被写体を選択」など、AIを使った高度な編集が可能になっています。たとえば、顔の表情を自動で変更したり、背景を数秒で置き換えるといった作業もワンクリックで実行できます。

ElementsにもAIは搭載されています。が、より簡易的な内容に留まっています。たとえば「自動補正」や「ガイド付き編集」など、補助的な使い方が中心です。Photoshopのように、クリエイティブな方向にAIを使いたい場合は物足りなさを感じるかもしれません。

技術の進化に乗りたい、トレンドの機能を使いこなしたいという方は、Photoshopの方が断然有利です。

④他ソフトとの連携:Creative Cloudとの親和性

Photoshopは、Adobe製品全体とシームレスに連携できる点も大きな魅力です。

Illustratorで作成したロゴをPhotoshopに貼り付けたり、InDesignと連動して印刷用デザインを組んだりと、プロの現場では欠かせないワークフローが実現できます。

一方でElementsは、独立したソフトであるため、他のAdobeアプリとの連携は制限されています。Creative Cloudに含まれていないこともあり、データのやり取りはやや不便です。Photoshopは、まさに「Adobe製品を使い倒す人向け」の設計です。

3. 価格の違いから選ぶ:買い切り型か、サブスク型か

「機能が分かった。で、結局どっちがいくらなの?」と思う方も多いでしょう。

ソフト選びで価格は非常に重要な要素です。なぜなら、PhotoshopとElementsの違いは、価格面でも差があるから、です。

この章では、それぞれの価格をみていきましょう。

①Photoshopは1年間ライセンス(サブスク)

品名契約プラン
(支払い方法)
月額年額体験版
(無料期間)
Adobeソフト一覧|Photoshop
単体プラン
1ヶ月ごと契約4,980円59,760円7日間
年間契約/月払い3,280 円39,360円
年間契約/一括34,680円
フォプラン(1TB)年間契約/月払い2,380円28,560円無料プラン
(書き出し3回迄)
年間一括28,480円

Photoshopは、基本的に月額または年額で料金を支払うサブスクリプション方式です。

もし、Photoshopを買うなら、単体で買うよりも「フォトプラン」がお得です。なぜなら、PhotoshopとLightroomの2本セットで使えるから。しかも、1TBのクラウドストレージがついてきます。

さらに、常に最新版が使えるというメリットもあります。新しい機能やアップデートをすぐに取り入れたい方には向いています。

ただし、フォトプランで買ったとしても、年間28,480円。もし3年使ったら、85440円。と、それなりのコストにはなります。

>> Photoshopの最新価格をチェック

②Elementsも3年間ライセンス(サブスク)

Adobe公式AmazonYahoo!
Elements2024年(サブスク)販売なし在庫切れ19,399円
Elements2025年(3年ライセンス)19,580円17,800円19,580円
価格はすべて税込

じつは、2024年版まで、Photoshop Elementsは買い切り型でした。

が、残念ながら、2025年から、ライセンス版となりました。つまりPhotoshopと同じサブスクです。

ただし、Elementsのライセンスは、3年間です。なので、コスト的な負担は、Photoshopに比べれば、圧倒的に少ないです。

>> Elementsの最新価格をチェック

③長期使用時のコスト比較

どちらが安いかは、どれくらい長く使うかによって変わります。以下に、PhotoshopフォトプランとElementsのコスト比較をまとめました。

ソフト名年間コスト3年間利用時ライセンス期間
Photoshop(フォトプラン)28,560円85,680円1年間
Elements19,580円19,580円3年間

Elementsは、もともと3年間ライセンスです。なので、Elementsのほうが圧倒的にコストパフォーマンスは高いです。

業務用に使うのでなければ、Elementsがオススメと言えるでしょう。

④アップグレードやバージョン更新の費用感

Elementsは毎年のように新バージョンが出ます。

が、必ずしも毎年買い替える必要はありません。実際には2〜3年使い続けてから、新しい機能に魅力を感じたらアップグレードするという人が多いです。アップグレード価格も通常より安く設定されている場合があります。

Photoshopの場合は、常に最新版が自動で提供されるため、アップグレード費用という概念がそもそもありません。ただし、冒頭でも述べた通り、常にお金がかかるという点は注意が必要です。

結局のところ、「毎日使うならPhotoshop」「たまに使うならElements」と考えると、コスト面では後悔しない選択がしやすくなります。

4. 結局、どっちを選ぶべき?シーン別おすすめ

ここまで読んで、「PhotoshopとElementsの違いは分かった。結局、自分にはどっちがいいの?」と感じた方も多いと思います。

スペックや料金だけでは決めきれないのが本音でしょう。この章では、実際の使用シーンに合わせて、どちらのソフトが適しているかを整理していきます。

選択の迷いを解消し、自分にピッタリの一本を選ぶヒントにしてください。

①写真の簡単編集をしたい人はElements

もし、あなたの目的が「家族写真を明るくしたい」。「旅行の写真をちょっとおしゃれに加工したい」。といった日常レベルなら、Photoshop Elementsで十分です。操作はシンプルで、メニューもわかりやすく、何より「わからなくても感覚で何とかなる」のが魅力です。

特に便利なのが「ガイド付き編集」。例えば「空の色を変える」など、具体的な目的に沿ってステップごとに操作を教えてくれます。これはPhotoshopにはない機能で、初心者には大きな安心材料になります。

また、3年間ライセンスなので、コスパ的にもオススメです。

②プロ仕様の作業をしたい人はPhotoshop

一方で、Photoshopがオススメな人もいます。それは

  • 仕事や副業で画像編集をする人
  • 商用レベルの仕上がりを求める人

です。

細かい修正、複雑な合成、印刷用データの作成など、すべてに対応できる柔軟性があります。

正直な話、Elementsではどうしても「できないこと」が出てきます。特に印刷業界や広告業界では、Photoshopが業界標準です。そのため、納品データとして要求されることも多く、将来的に本格的な仕事に関わるなら、最初からPhotoshopを選んでおく方が安全です。

③予算と使用目的から考える判断基準

最終的には、「何をしたいか」と「いくらまで出せるか」で決めるのがベストです。

以下の表は、目的別にどちらが適しているかをまとめたものです。

使用目的おすすめ理由
写真を手軽に補正・加工Elements操作が簡単だから安心
本格的なデザインや業務利用Photoshop高機能でプロ向けの仕様
長期的にコストを抑えたいElements3年間ライセンスで安心
最新技術を常に使いたいPhotoshop常にアップデートされるクラウド型

判断に迷ったら、「3年後もそのソフトを使っている自分」を想像してみてください。

趣味の範囲で続けているならElementsで十分ですし、キャリアにつなげたいならPhotoshopが間違いありません。

PhotoshopとElementsの違いは?まとめ

PhotoshopとElementsは、見た目は似ていますが中身はまったくの別物です。

プロ仕様の高度な編集が必要ならPhotoshopが間違いありません。逆に、手軽に楽しく写真を編集したいならElementsが最適です。

重要なのは、自分の目的と頻度、そして予算に合ったツールを選ぶことです。

この記事を参考に、自分にぴったりの画像編集ソフトを見つけてください。迷ったら「使い続けられるかどうか」で判断するのが後悔しないコツです。

>> Adobe Premiere Elementsの買い切り終了|価格や代替ソフトは?CS版・代替ソフト10選

今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございます!

動画制作や映像・撮影機材・Adobe製品の専門メディア『VideoLab』

動画で副業を始めたいあなたへ

動画で副業(PC)Premiere Pro

動画で副業を始めるなら、動画編集ソフトは『Premiere Pro』一択。その理由は、仕事を発注する側もほとんどPremiere Proを使っているから…。もしも違うソフトで作業をして、互換性のトラブルが発生したら、発注先にも迷惑がかかってしまうかもしれません。Premiere Proを使えば、それだけで、あなたの動画編集の効率と信頼性は、ワンランク上に見てもらえますよ。

\まずは無料体験/

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次