Adobe フォトプランをご存知でしょうか?
Adobeの写真編集ソフト『Photoshop』と『Lightroom系』のソフトをまとめて使えるお得なプランです。
でも、何がお得?どれだけお得?
なのでしょうか?ただ「お得だ!」というだけで買ってしまうと、買ってから「失敗した!」ってことになりかねません!
そこで今回は、
フォトプランでできること
料金プランとコスパ度
フォトプランで使えるソフト
フォトプランの口コミ
についてお伝えする記事です。
あなたに無駄遣いをさせないために、Adobeフォトプランのおすすめポイントと、単体で買った方がいい人のタイプについても、お伝えします。
目次
Adobeフォトプランとは?
Adobeフォトプランとは、Adobe PhotoshopとLightroomが含まれたプランです。
それぞれ、写真の整理や色調補正、そして高度なデザインも可能なソフトです。
プランには、クラウドストレージもついており、20GBと1TBから選べます。
このお得プランは、多くのプロフェッショナルも愛用する人気のプランでもあります。この章では、このAdobeフォトプランを簡単にご紹介します。
フォトプランに付いてくる主要な2つのソフト
フォトプランには、大きく『Lightroom』と『Photoshop』という2つのソフトが付いてきます。どちらも写真に関するソフトです。が、それぞれに得意分野があるので、その時々で、使う目的に合わせて、ソフトを選択して使いましょう。
ここでは、わかりやすく、それぞれのソフトについて、特徴を表にまとめてみました。
Photoshop | Lightroom |
---|---|
サムネイルなどのデザイン | 写真の管理がしたい |
レイヤーを使ったレタッチ | 簡単な画像編集レタッチ |
真顔を笑顔になど、大きな画像変化 | 大量の写真をまとめて色調補正 |
デザイナーや動画編集者に必須 | カメラマンに必須 |
>> LightroomとPhotoshopの違いを解説!知っておきたい使い分けのポイント
2つのクラウドストレージプランについて
フォトプランには、クラウドストレージの付帯サービスがあります。現在、日本の公式サイトで表記されているのは、1TBのプランだけですが、じつは20GBのプランもまだ残っています。それぞれの値段は下記の通りです。
ストレージ数 | おすすめの人は? | 金額 |
---|---|---|
20GBプラン | ●主に写真の軽い編集や整理を中心とした作業が多い人 ●費用を抑えつつ基本機能を活用したいユーザー向け | 月額1,180円 |
1TBプラン | ●大量の写真データを扱うプロフェッショナル向け ●多くのデータをクラウドで管理したい人 | 月額2,380円 |
20GBプランについては、普通のやり方で購入することはできません。なので、20GBプランを購入したい人は、記事の後半で、購入方法を詳しくお伝えします。そちらも参考にして下さい。
フォトプランの利用シーン別のおすすめ活用方法
フォトプランは、フォトグラファーやデザイナーにとってオススメのプランです。なぜなら、LightroomもPhotoshopも、写真を扱う人にとっては、どちらも魅力的だからです。そして、なにより単体価格で購入するより安いのも大きなポイントです。
ソフト | 活用シーンの例 |
---|---|
Lightroom | ●大量のデータの一括補正 ●カラーコレクション時の基本調整 |
Photoshop | ●YouTubeのサムネイル作成 ●写真の合成やピクセルレベルの色調補正 |
また、2つのソフト以外にも、使えるソフトがあります。写真の一貫管理から高度な編集を、すべてサポートできるでしょう。
Adobeフォトプランの料金プラン|そのコスパ度は?
Adobe フォトプランには、複数の料金プランがあります。
20GBのフォトプランは、公式サイトでは見辛くなっています。が、決してなくなってしまったわけではありません。
この章では、Adobeフォトプランの料金プランと、Photoshop、Lightroomをそれぞれ単体購入した場合を比べて、そのコストパフォーマンスをチェックします。
フォトプランに含まれるサービスと料金
Adobeフォトプランは、PhotoshopとLightroom以外にも、下記ソフトが使えます。
ここでは、PhotoshopとLightroomを簡単に一覧比較しました。
フォトプラン (1TB) | フォトプラン (20GB) | Lightroom プラン(1TB) | |
---|---|---|---|
料金(全て税込) | 2,380円/月 | 1,180円/月 | 1,180円/月 |
Lightroom | ○ | ○ | ○ |
Lightroom Classic | ○ | ○ | -- |
Photoshop デスクトップ版 | ○ | ○ | -- |
Photoshop iPad版 | ○ | ○ | -- |
Lightroom モバイル版 | ○ | ○ | ○ |
Lightroom WEB版 | ○ | ○ | ○ |
Adobe Portfolio(ポートフォリオ) | ○ | ○ | ○ |
クラウドフォトストレージ | 1TB | 20GB | 1TB |
他のプランや単体プランとのコスパ比較
Adobe単体プランと比較すると、フォトプランは、PhotoshopとLightroomの2つのソフトが両方含まれているので、コストパフォーマンスはとても良いと言えます。
料金面で見ても、Photoshop単体プランとフォトプランを比較するとその差は明らかです。Photoshopの単体プランは、年間で34,680円するのに比べて、フォトプランでは、年間28,480円で、6,200円もお得だから、です。
ほとんどのユーザーがフォトプランを選んでいるのも当然です。
お得に買うなら|学生・教育向けプランとキャンペーン
学生や教育機関向けには、通常価格より最大60%以上の割引適用での販売があります。
ですが、これは学生と教職員向け。そのため、一般の社会人が利用することはできません。
ただ、Adobe公式サイトで、キャンペーンを実施することがあります。こちらを利用することで、お得に契約することが可能です。
フォトプランで使えるソフトの機能と活用法
ソフト | 機能と活用法 |
---|---|
Lightroom | あらゆるデバイスで写真を作成、編集、整理、保存、共有できるクラウドサービス |
Lightroom Classic | 写真の整理、編集、現像、公開までサポートするフォトグラファーの必須ツール |
Photoshopデスクトップ版 | 画像補正から加工、webデザインまで対応できるプロフェッショナル画像編集ツール |
Photoshop iPad版 | 洗練された画像やグラフィックをデスクトップ版とほぼ同じ機能で作成 |
Lightroomモバイル版 | カラー効果の追加や光量の調整で写真を編集、整理 |
Lightroom web版 | Lightroomの機能をブラウザーで使用し、写真を編集、整理、共有 |
Adobe Portfolio | Behanceの作品を簡単に掲載できるポートフォリオ |
クラウドフォトストレージ | 1TB:約2万枚のRAW画像、または約20万枚のJPEG画像 |
Adobe フォトプランに含まれるのは、7つのソフト+クラウドストレージです。
それぞれのソフトは、写真関連のカテゴリーのソフト。使う場所や目的に合わせた使用できます。また、クラウドストレージは、ネット環境さえあれば、利用可能。職場、自宅、移動先のどこでもデータを使えので、とても便利な機能といえます。
LightroomとLightroom Classicの違い
ライトルームには、Classicと呼ばれるソフトがあります。その違いは、PCなどのデスクトップに特快しているか?クラウドベースか?の違いです。
ソフト名 | 特徴 | 向いている人 |
---|---|---|
Lightroom | クラウドベースのアプリケーション。 外出先や複数デバイスでの編集向き。 | 頻繁に移動する人 |
Lightroom Classic | デスクトップに特化。 詳細な編集機能を備えている。 | じっくり編集作業する人 |
Photoshopの高度な編集機能を活かす
Photoshopは、レイヤー機能のほかにも、ブラシ機能や、マスク生成の機能をもっています。
これらを利用することで、複雑な合成や画像編集がスムーズになります。
たとえば、ポートレート写真の背景を別の画像に置き換えたり、不要な物を消去したりするなどです。
クラウドストレージの活用とバックアップの重要性
フォトプランのクラウドストレージを利用すれば、データのバックアップが自動できます。この機能を使えば、たとえば、パソコンやスマートフォンからでも簡単に写真にアクセスできますし、当然、編集や共有が可能になります。
また、保存データは、Adobeの堅牢なストレージ管理で守られている点も素晴らしいポイントです。
フォトプランの口コミと評価【メリットとデメリットの分析】
Adobeフォトプランは、お得感と、多機能性、コストパフォーマンスの高さから、プロのフォトグラファーやデザイナーから、高評価を受けているプラン。特に、PhotoshopとLightroomをセットで利用できる点がメリットとされていますが、サブスクリプション形式については、多少のデメリットもあります。
この章では、フォトプランの口コミと評価を基に、メリット・デメリットを分析します。
初心者からプロまでのユーザーの口コミを徹底解説
Adobeフォトプランは、ソフトそのものの使いやすさに定評があります。初心者からプロまで幅広く使えるのが人気の理由です。
サブスク料金と値上げへの不満
Adobeフォトプランに対するデメリットは、その料金いうよりも、値上げにあります。円安傾向になるなか、致し方ないと思える部分もありますが、趣味で持つには高いと感じるユーザーも多いようです。
パソコンでもスマホでも使えるフォトプラン
フォトプランを利用しているユーザーの多くは、LightroomとPhotoshopの両方を活用します。ストレージサービスが付帯していることで、自宅ではPhotoshop、外出先ではLightroomなど、ソフトを使い分けることで、利便性を感じているようです。
まだ間に合う!フォトプラン20GBの契約方法3選
ネットでも、フォトプラン20GBが公式サイトから消えてしまって、契約ができない!と騒がれていましたが、じつは、なくなったわけではありません。いずれは消滅させるから?なのか、ふつうは辿り着かないページにひっそりと申し込みページがあります。
今回は、それも含めて3つのフォトプラン20GB契約方法をお伝えします。
❶フォトプラン20GBの申し込みボタンがあるURL
❷お問い合わせ画面からチャットする
❸地域変更して海外版から辿る
一つずつ見ていきましょう。
❶フォトプラン20GBの申し込みボタンがあるURL
Adobeは、20GBを見せなくすることで、極力1GBプランに導きたい思惑があるのでしょう。そうとう探すのが困難でした。口コミでも「20GBプランがないならやめる」とか「1GBは値上げして倍になっている」とか、かなりの数をみました。ですが、裏を返せば、その分、20GBプランへの需要があるのだと感じたので、こちらのURLを共有します。
❷お問い合わせ画面からチャットする
一番簡単なのは、❶で紹介した申込み画面から、ですが、それ以外にも方法があるので、ご紹介します。
ヘルプセンターの画面から、右下のチャットボタンを押してください。チャット画面が表示されたら、『Adobeフォトプラン20GBを契約したい』と申し込んでください。
❸地域変更して海外版から辿る
3つ目の方法は、日本版公式サイトのフォトプランページから辿って、海外版サイトから契約すること、です。日本版の公式サイトから一番下までスクロールすると、地域変更のボタンがあります。United Statesを選ぶと海外版の公式サイトになります。フォトプランの表示が英語に変わるので、日本語化しましょう。そこから契約ができます。
注意(1)英語版ソフトは日本語で利用できますが、サポートは英語です。
注意(2)為替レートは毎月変動します。月々払いの場合は、都度、引き落とし額が変わります。
Adobeフォトプランとは?まとめ
Adobeフォトプランは、PhotoshopとLightroomを利用するには、一番コストパフォーマンスの高いプランです。
20GBのクラウドストレージを提供するリーズナブルプランから、1TBの大容量プランまで、2つの利用ニーズの選択肢があります。
フォトプランは、カメラマンにとって、持っていないとまずいのでは?と思うほどの必須プランです。
\LightroomとPhotoshopの最強コンビ/
今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございます!