イラストレーターを無料で使う方法とおすすめ代替ソフト７選

今回は、動画制作会社だけど、映画配給の広告制作にも携わっている人間として、イラストレーターを無料で使う方法はあるのか？について、お伝えします。

また、イラストレーターのほかにも、代替ソフトについても調査しました。

イラストレーター導入を検討している方のお役に立てると嬉しいです。どうぞ最後までご高覧ください。

イラストレーターを無料で使う方法【CS版について】

イラストレーターを無料で使う方法は、２つあります。一つは、過去にCDで販売されていた『CS版』を使う方法。もう一つは、無料体験版を使うこと、ですCS6以前のバージョンは、かつて無料ダウンロードが可能な時期がありました。が、現在、サポートが終了していて、公式配布はされていません。

この章では、過去バージョンの利用に関する情報をお伝えします。

①イラストレーター CS6は無料で使えるのか？

イラストレーターCS版は、過去に一部ユーザー向けに無料提供された時期がありました。

が、最新機能ではないことはもちろんですが、無事にCS版をダウンロードできたとしても、その使用はオススメできません。

なぜなら、下記のような注意点に対応できないから、です。

特に仕事で使う場合は、さまざまな面で、他人へ迷惑をかける可能性があるため、イラストレーター無料体験版や、代替ソフトを検討するのが現実的です。

②イラストレーターCS6が無料だった理由

Adobe社はかつて、イラストレーター CS版を一部ユーザー向けに無償提供しました。

その理由は、Adobe CCがCD版からクラウド化して、古い製品のサポートを終了した際に、同時にライセンス認証をすることをやめたから、です。

この処置は、購入した人への救済処置としておこなわれました。が、シリアル番号を公開することとなっため、誰でも使える状況にもなったため、それまで予算的に購入を躊躇していた人々の間で「イラストレーターが無料で使える」ということで、話題になりました。

正規購入者以外の人が使うのは、違法ではないけど、かなりグレーな状況だったのです。

アドビは、技術的な問題のため、Acrobat 7 をはじめとする CS2 アプリケーションのライセンス認証サーバーを無効化しました。

引用：Adobe社公式

③【取扱厳禁】イラストレーターCS2：リンク先とシリアル番号は？

イラストレーター CS2の無償版は、Adobeの特定ページで公開されています。現在、利用が推奨されていません。

ですので、ここで、記載はしますが、あくまでも自己責任でお願いします。

Adobe社もプログラム機能について一切の責任を負わないと明言してます。ご注意ください。

公式サポート外の使用のため、法的リスクやトラブルの原因になるため、十分に注意が必要

イラストレーターを無料で使う方法【無料体験版について】

イラストレーターを無料で使う方法の２つ目は、無料体験版を使うこと、です。７日間限定になりますが、無料で、イラストレーターを使えます。

この章では、イラストレーターの体験版ダウンロード方法を解説します。

イラストレーター無料版（体験版）ダウンロードする

Adobeイラストレーターの無料体験版は、Adobeの公式ホームページからダウンロードできます。

ダウンロードの際には、メールアドレスなどの個人情報が必要です。

イラストレーターを単品でダウンロードするほかにも、Adobeのすべてのソフトを利用できるAdobe Creative Cloud（Adobe CC）を体験することもできます。

イラストレーター無料版（体験版）のダウンロード手順

イラストレーター無料版（体験版）の試用期間は７日間

イラストレーター無料体験版を利用できる期間は、７日間限定です。この無料期間は、ソフトの利用の有無にかかわらず、Adobe イラストレーターを自身のPCにダウンロードした日からカウントされます。

７日間って、長いようで短いので、あっと言う間に終わります。

なので、イラストレーターの無料体験は、じっくりとソフトを試せる時間的余裕があるときにダウンロードしないと損です。

イラストレーターを無料で使う方法【無料体験版の解約方法】

イラストレーターの無料体験版は、申し込んだままだと、そのまま購入になってしまうので、注意が必要です。

使ってみて、「やっぱり自分には合わないかも」と思ったときには、解約の手続きが必要になります。

この章では、解約したい場合の解約方法を記載します。

解約手続き完了後には、Adobeからメールが届くので、解約されたことを確認しましょう。

解約を受け付けた旨の内容が記載されたことをご確認ください。

イラストレーター無料代替ソフトおすすめ７選【2024年最新版】

イラストレーターは、良いソフトだけど『やっぱり無料でないと嫌だ！』という人のために（苦笑）、それに代わる無料ソフトを７つ探してみました。

どのソフトも『WEBのアイコンを作りたい』というくらい目的なら、問題なく達成できます。

それでは、一つずつ見ていきましょう。

❶ LibreOffice Draw｜完全無料の基本ツール

❷ Inkscape｜プロも使える無料ベクターエディタ

❸ GravitDesigner｜デザイン業界で注目のソフト

❹Vectr｜簡単に使えるオンラインベクターエディタ

❺EdrawMax｜幅広い図解作成に対応

❻Canva｜初心者向けのデザインツール

❼Krita｜イラストに特化したソフト

イラストレーターの無料代替ソフトを選ぶ３つのポイント

この章では、イラストレーターの代替ソフトを選ぶポイントは、コスト、使いやすさ、互換性の３点が重要です。

一つずつ見ていきましょう。

代替ソフトウェアを選ぶポイント① コストと機能

代替ソフトは、無料であって欲しい欲しいので、やっぱりコストは、一番気になります。が、ソフトに使いたい機能がなかったり、商用利用ができなかったりしたら、代替ソフトとして使うには、不満ですよね？

なので

●使いたい機能があるか？
●商用利用の可否

についても、検討する必要があります。

代替ソフトウェアを選ぶポイント② 使いやすさ

イラストレーターの代替ソフトをデザインツールとしてつかうためには、使いやすさも重要。ソフトウェアがどれほど強力でも、使い方が難しすぎたら論外だから、です。

そのためには、操作が直感的であることが、効率的なデザイン作成には不可欠です。

特に初めてデザインソフトを使う場合、シンプルなツールから試していくのが良いでしょう。

最後は、効率的に作業ができることが重要

代替ソフトウェアを選ぶポイント③ 互換性

３つ目のポイントは、互換性です。特にイラストレーターのファイル（AI形式）との互換性は、重視したいポイントです。

ですので、互換性についても、検討材料の一つに入れましょう。一部の無料代替ソフトのなかには、イラストレーターで作成したファイルを編集できるソフトもあります。

この互換性をポイントに入れる場合には、InkscapeやGravit Designerが、候補に上がってくるかと思います。

これまでの使い勝手もキープできるか？検討しよう

イラストレーターを無料で使う方法とおすすめ代替ソフト７選｜まとめ

この記事では、Adobe イラストレーターを無料で使う方法と、2024年版のおすすめ代替ソフトをご紹介しました。

今回ご紹介したイラストレーターを無料で使う方法は、以前のバージョンであるCS版を使うか？公式サイトから正規版の無料体験版を使うか？の２つの方法でした。ただし、以前のバージョンを使うことは、さまざまなリスクが伴うため、できるだけ避けた方が良いでしょう。

逆に、イラストレーターの無料体験版を活用して、短期間で本格的なデザインツールの操作感を試すことをオススメします。

さらに、代替ソフトを使う選択肢もあります。代替ソフトは、無料で使えるものもあり、長期的なコスト削減も可能です。用途や予算に応じて、最適なツールを見つけ、デザインの幅を広げていきましょう。

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今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございます！

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