クリエイターにとっての定番制作ツール、Adobe製品。
誰でも使いたいと思う素晴らしい製品の一方で、購入には、それなりの費用がかかります。
そこで、今回の記事は
●Adobe CCをなんとか無料で使いたい
●Adobeクラック版を利用してみたい
●あわよくば無料で!
と思っている人のための記事です。
それでは、最後までご高覧ください。
Adobeクラックってなに?
Adobeソフトには、クラックと呼ばれる非正規版が存在します。
無料でAdobeが使えるとウワサされている『クラック』ですが、Adobeのクラックってそもそもなんのことでしょう?
ここでは、Adobeクラックとはなにか?についてお伝えします。
❶そもそもクラックって何?
❷Adobeクラックは体験版を不正に改竄した非正規品!
❸クラック版の弱点
❹Adobeクラックの入手先
❺クラック版のダウンロードは危険
一つずつ見ていきましょう。
❶そもそもクラックって何?
クラック(クラッキング)とは、ネットワークにつながれたシステムやコンピューターシステムに侵入し、破壊(クラック)することでコンピューターを不正使用する行為です。
コンピューターシステムに侵入し、破壊(クラック)する不正行為
クラック行為は、Adobeのソフトに限らず様々なソフトやオンランゲームなどでも行われています。
クラックによって
●ソフトを無料で使う
●チート行為(詐欺、インチキの意味)ができる
のですが、クラック行為は、立派な犯罪行為。
日本では刑事罰の対象です。
❷Adobeクラックは体験版を不正に改竄した非正規品!
正規のAdobe製品には、無料体験版が存在しています。
体験期間が終了すると、自動的に有償プランへと移行する仕組みになっています。
ところが、Adobeクラックは、この無料体験期間にソフトをダウンロードして、プログラムを改竄しているのです。
無料体験期間を利用して
ソフトをダウンロード
プログラムを不正に改竄して
クラック版を作成
ユーザーのための無料体験サービスを悪用
Adobeの無料体験版は、無料期間中でも、ソフトの機能制限がないのを狙われてしまったのです。
❸クラック版の弱点
しかし、クラック版にも、弱点があります。
それは、クラック版以外の正規Adobe製品と、サポートはおろか、連携ができないことです。
クラック版の弱点=正規のAdobe CC製品と連携できない
たとえば、クラックには、CS6などの古いバージョンのものが多く出回っています。
が、当然これらのクラックは、最新アップデートを受けることができません。
❹Adobeクラックの入手先は?
クラック版を作ることも、知っていて使うことも違法です。
ただ、それでも「クラックを使いたい」という人がいるかも知れません。
では、クラックが犯罪であると分かった上で、Adobeのクラックが、どこで入手できるのか?についてお話しします。
答えは簡単です。
じつは、Adobeのクラックはインターネット上に無数に存在しており、誰でも簡単に入手できます。
❺クラック版のダウンロードは危険
ただ、ダウンロードには注意が必要です。
クラックの情報を配布しているサイトには、ダウンロードファイルの中に、ウィルスを仕込んでいるサイトがたくさんあります。
クラック版ダウンロードサイト=ウィルスを仕込んでいる可能性大
「無料だから」と思って、ダウンロードすると、パソコンがウイルス感染してしまう場合もあります。
Adobeクラックを使うとバレる?
知っていて使うと犯罪!と分かっていても、どうしても気になる人はいませんか?
それでは、次に『Adobeのクラックはバレるのか?』について、詳しく見ていきましょう。
①Adobeクラックは立派な犯罪
②知らない間に罪に問われる
③Adobeクラックはバレる?バレない?
④今はバレなくても技術が進めばバレる可能性大
⑤過去には懲役1年、罰金100万円の実刑判決が下されたことも!
こちらも一つずつ、ご紹介します。
①Adobeクラックは立派な犯罪
Adobeのクラックは立派な犯罪行為だとお話ししました。
具体的には、クラックに関わることで、著作権法違反や商標法違反に問われる可能性があることを今一度、認識しておく必要があります。
クラックすることも、クラックソフトを使用することも犯罪行為です。
②知らない間に罪に問われる
インターネット上の違法ダウンロードサイトで「無料」という言葉に釣られて、罪の意識のないまま、クラックをダウンロードして使うケースが増えています。
知識がなかったからと言っても、知らなかったでは済まされません。
犯罪やトラブルに巻き込まれないためにも、知らない間に罪に問われる可能性があるということも知識として覚えておきましょう。
③Adobeクラックはバレる?バレない?
そもそも、Adobeのクラックはバレるのか?についてお話しします。
現状、Adobe社が不正使用している人を見つけて、摘発することは簡単なことではありません。
摘発されている人の多くは、内部告発をされた人や不特定多数にかなりの量のクラックを配布してきた人です。
個人使用で摘発されたケースは少数
④今はバレなくても技術が進めばバレる可能性大
Adobe社のソフトは、ものすごい数のユーザーが利用しています。
なので、その全てを監視できません。
不正使用も野放し状態になっているのが現状
しかし、技術の進化は日進月歩。明日、バレないとは限りません。
近い将来、バレる可能性も高いということも覚えておきましょう。
⑤過去には懲役1年、罰金100万円の実刑判決が下されたことも!
2017年、東京高裁が、Adobe Photoshopのクラック情報を販売した男性に、商標法違反による有罪の実刑判決を下しました。
この男性には『懲役1年、罰金100万円』の実刑判決が下され、他の刑と併せて服役することが決定しました。
商標法違反で有罪判決(実刑)=懲役1年、罰金100万円
クラック使用者には、これと同じ刑事罰が下されるという可能性もあります。
安易に無料だからとクラックに飛びつかないことをオススメします。
Adobeのソフトをクラックせずに使用するには?
では、Adobeのソフトをクラックせずに無料で使用する方法はないのか?
結論から言うと、永久に無料使用はできません。
が、期間限定であれば、無料体験版が使えます。
(1)Adobe無料体験版を利用する
PhotoshopなどのAdobeソフトは、7日間限定で、無料体験版が利用できます。
すべてのAdobe製品を、機能限定なしで、使うことができます。
(2)AdobeCC 無料体験版のメリット
Adobeの正規の無料体験版を利用することのメリットがあります。
それは
●使い方などのサポートが受けられる
●常に最新版を使用できる
●Adobe Creative Cloudの他ソフトと連携作業ができる
です。これらは非正規品にはない、正規版だけのメリットです。
(3)体験版を利用してから、Adobe CC最新版を購入する
無料体験版は、一定の無料体験期間が終了すると自動的に有償版へと移行していきます。
無料体験版を一度利用しておくと、パソコン上でソフトの動作状況を試してみることができます。
また、ソフトの性能や機能を試してみることができます。
●CPUの性能は十分か?
●メモリの増設は必要か?
●使いやすいソフトか?
無料体験期間は、軽い制作作業をするには、十分な期間です。
④おすすめは『Adobe CCコンプリートプラン』
Adobe Creative Cloudには
●Photoshopやイラストレーターなどの単体ソフトを購入する単体プラン
●PhotoshopとLightroomがセットになったフォトプラン
など、いくつかのプランがあります。
しかし、一番お得なのは、やはりコンプリートプランです。
理由は、20以上のたくさんのソフトを利用できるから、です。
実際のクリエイティブ制作では、PhotoshopやIllustratorなど、複数のソフトを横断しながら、制作を進める場面が多いです。
なので、たくさんのソフトを使えるコンプリートプランの作業環境というのは、クリエイターとして理想的な環境です。
複数のソフトを使えるコンプリートプランは、コストパフォーマンスの面で、最強と言えるでしょう。
Adobeクラックを紹介・まとめ
ここまでAdobeのクラックの説明と、Adobeの無料体験版のご紹介をしてきました。
クラックは、作り手も使う側も犯罪です。
絶対にやめましょう。
クラックには代償が必ずあります。お金を使うか?犯罪者になるか?です。
あなたはどちらを選びますか?
タダより怖いものはないですよ
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期間中に解約すれば料金はかかりません
今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございます!