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Final Cut ProとPremiere Proの違いは?【動画編集ソフト比較】

Final Cut ProPremiere Pro

どちらも動画編集ソフトの両巨塔とも呼べる存在。相撲に例えたら、東の横綱と西の横綱、です。

なので、動画編集をするにあたって、どっちのソフトを使ったら良いのか?悩んでいる人っていますよね?

そこで今回の記事は

●Final Cut ProとPremiere Proの違いを知りたい
●2つのソフトはどんなメリットとデメリットがあるのか?

について書かれた記事です。

この記事でわかること

Final Cut ProとPremiere Proの機能を比較
それぞれのソフトの特徴
それぞれのソフトの価格
メリットデメリット

どちらを選んでも間違いのないソフトではあるけど、目指す目標や、予算でちょっとした違いもあります。

なので、最後まで読んでもらって、どっちを買うか?の参考にしてもらえたらと思います。

この記事の信頼性

筆者は
●動画制作会社を運営している
●動画編集ソフトをたくさん持っている
●動画編集にくわしい
です。

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Final Cut ProとPremiere Pro:特徴と機能の比較

Final Cut ProとPremiere Pro:特徴と機能の比較
Final Cut ProPremiere Pro
購入タイプ買い切りタイプ定額制
システム対応Mac専用WindowsとMacに対応
ユーザーフレンドリー直感的でシンプル数値を入れて調整する機能
編集機能プロレベルの編集も可能プロフェッショナルな編集機能
拡張性Apple系のプラグインAdobe CCとの連携

Final Cut ProとPremiere Proは、世界中の映像制作者に利用されている業界標準の動画編集ソフト。

正直、どちらも非常にパワフルだし、どちらを選んでも間違いなし、ではあります。

が、それぞれの特徴と強みがあるので、機能面でどんな違いがあるのか?を比較してみましょう。

Final Cut Proの特徴と強み

Final Cut Proの特徴と強み

Final Cut Proは、Appleユーザーにとって人気の高い動画編集ソフトウェア。

Mac向けに最適化されていて、高速でスムーズなパフォーマンスを発揮します。

とくにMagnetic Timeline機能は、クリップの整理と編集を直感的に行うことができ、一度使うと手放せなくなると多くのユーザーから評価されています。

また、360度VR編集、高度な色補正ツール、HDRサポートなどの先進機能も搭載しています。

Premiere Proの特徴と強み

Premiere Proの特徴と強み

一方のPremiere Proは、Adobe社が開発した『業界標準』とも言っていい動画編集ソフト。

PCとMacの両方で使用することができます。幅広いフォーマットとコーデックをサポートして、映像制作のプロフェッショナルから厚く信頼されています。

Adobe Creative Cloudの一部として提供されているため、After EffectsやPhotoshopなど、べつのAdobe製品とも強力な互換性があります。

機能面での違い

機能面での違い

Final Cut Proは特定のフォーマットに対応している一方で、変換なしで直接編集を行うことが可能です。

編集ツールとしては、Final Cut ProはMagnetic Timelineという強力な機能を提供しており、Premiere Proは伝統的なトラックベースのタイムラインを採用しています。

Final Cut Pro

●Motion
●Compressor
などのApple製のソフトウェアと連携

Premiere Pro

●After Effects
●Photoshop
などのAdobe CC製品と連携

また、Premiere Proは、After EffectsやPhotoshopなどのAdobe製品との高度な連携が可能。

一方で、Final Cut Proは、MotionやCompressorといったApple製のソフトウェアと連携します。

Final Cut Proのメリットとデメリット

Final Cut Proのメリットとデメリット

Final Cut Proは、そのユーザビリティとパフォーマンスの評価が高いです。

特に、Appleユーザーにとっては魅力的な選択肢です。

しかし、一方でいくつかの制限も存在しています。

Final Cut Proのメリット:ユーザビリティとパフォーマンス

Final Cut Proのメリット:ユーザビリティとパフォーマンス

Final Cut Proの最大のメリットは、その使いやすさと高いパフォーマンス。

直感的な操作性とシンプルなユーザーインターフェースは、初心者でも簡単に編集作業ができます。

また、Final Cut Proのマグネティックタイムライン機能はクリップを自動的に整列。誤ってクリップを上書きするのを防いでくれる機能があります。

Final Cut Proのデメリット:プラットフォームとコラボレーションの制限

Final Cut Proのメリット:ユーザビリティとパフォーマンス

しかし、Final Cut ProはMac専用ソフトウェアであるため、Windowsユーザーには利用できないのが、悲しいところ。

また、クラウドベースの共有やコラボレーション機能はPremiere Proほど洗練されていないという点も欠点と言えるでしょう。

Final Cut Proを選ぶべきユーザーは?

Final Cut Proを選ぶべきユーザーは?
Final Cut Proが良いユーザー
プラットフォームMacをメインに使用するユーザー
ユーザビリティとパフォーマンス直感的なユーザビリティと高速なパフォーマンスを求めるユーザー
コラボレーション個々のプロジェクトに主に集中しているユーザー
他のソフトウェアとの連携Apple製品エコシステムを活用しているユーザー

Final Cut Proは、特にMacユーザーにはオススメ。

Macに最初からバンドルされているiMovieの上位互換的なソフトだから、です。

初心者でも使いやすいインターフェイスを持っていて、操作も直感的。ただし、クロスプラットフォームの共有やチームでのコラボレーションを重視する場合、他のソフトウェアを検討する必要もあります。

Premiere Proのメリットとデメリット

Premiere Proのメリットとデメリット

Premiere Proはその強力な機能性とクロスプラットフォームの柔軟性、共同作業の容易さから多くのプロフェッショナルに支持されています。

しかし、ちょっと取っ付きにくいインターフェイスなので、覚えるのに一定時間が必要です。

ただ、多くの動画制作会社が使っていることもあり、副業を考えているなら、その互換性の信頼性から、Premiere Proには、一日の長があります。

Premiere Proのメリット:柔軟性とコラボレーションの機能

Premiere Proのメリット:柔軟性とコラボレーションの機能

Premiere Proの最大のメリットは、その高度な機能性と柔軟性。

MacとWindowsの両方で利用可能であり、Adobe Creative Cloudの一部として組み込まれているため、PhotoshopやAfter Effectsといった他のAdobe製品との連携が非常に強力です。

また、複数人での共同作業を容易にする機能もあります。

Premiere Proのデメリット:学習曲線とパフォーマンス

Premiere Proのデメリット:学習曲線とパフォーマンス

Premiere Proは、高度な機能を提供する一方、学習に時間がかかります。

初心者にとって、インターフェースが複雑に感じます。

また、Final Cut Proと比較して動作速度が遅いと感じるユーザーもいます。

Premiere Proを選ぶべきユーザーは?

Premiere Proを選ぶべきユーザーは?
Premiere Proが良いユーザー
プラットフォームMacとWindowsを使い分ける必要があるユーザー
ユーザビリティとパフォーマンス柔軟性と詳細な設定を求めるユーザー
コラボレーション複数人での共同作業を頻繁に行うユーザー
他のソフトウェアとの連携Adobe製品エコシステムを活用しているユーザー

Premiere Proは、ひとつのプロジェクトを何人かで、共同作業をすることがある会社などで作業をするユーザーに向いています。

また、Adobeのソフトウェア(フォトショップやアフターエフェクト)と連携して動画編集するユーザーにも推奨です。

なので、法人で使っている場合が多い印象です。

Final Cut ProとPremiere Proの料金とコスパは?

Final Cut ProとPremiere Proの料金とコスパは?

Final Cut ProとPremiere Proの料金とコストパフォーマンスに注目してみます。

Final Cut Proは一括の買い切りで、Premiere Proはサブスクリプション制。

編集長
なので、Premiere Proを使うなら、ずっとお金がかかります(苦笑)
編集部ディレクター
Adobe税とか呼ばれちゃってますもんね
料金月額一括(年)
Final Cut Pro--45,000円
Premiere Pro2,728円28,776円
Adobe コンプリートプラン6,480円72,336円

一番、試してみたいのは、Adobeのソフトが全部使えるAdobeコンプリートプラン。

上の表は一般的な価格ですが、半額近い金額で購入できるやり方もあるので、一度検討してみるのもアリかも…です。

Final Cut Proの買い切り版という価値

Final Cut Proの買い切り版という価値

Final Cut Proは、一度の購入で永久に利用できるという利点があります。

これは、継続的な費用が発生しないため、予算の計画が立てやすいです。

また、その購入価格には大量のサウンドエフェクト、テンプレート、プラグインが含まれており、追加コストなしに高品質な編集が可能です。

Premiere Proのサブスクとしての価値

Premiere Proのサブスクとしての価値

Premiere ProはAdobe Creative Cloudの一部として提供され、月額または年額のサブスクリプション料金が発生します。

毎年お金がかかるのはイヤだけど、常に最新機能を使えるアップデートがあるメリットは大きいです。

さらに、Adobeの他のアプリケーション(例えばAfter EffectsやPhotoshop)との深い統合性を持つため、その価格は多機能性と便利さを反映しています。

Final Cut ProとPremiere Proの費用対効果は?

Final Cut ProとPremiere Proの費用対効果は?

Premiere Proを単体で使うのであれば、買い切り版のFinal Cut Proの方がお得です。

Premiere Proをサブスクで一年間払う料金を考えたら、それだけでFinal Cut Proが買えてしまうから、です。

ただ、年々機能がバージョンアップしていくのに、対応するには、定額制のPremiere Proが必要です。

ユーザー別推奨:あなたに最適なのはどっち?

ユーザー別推奨:あなたに最適なのはどっち?

Final Cut ProとPremiere Pro、どちらがユーザーにとって最適な選択肢か?

その使用目的、スキルレベル、さらには特定の業界や作業の要件によるところが大きいです。

検討内容Final Cut ProPremiere Pro
予算を極力減らしたい×
常に新しい機能が欲しい×
Photoshopなどでサムネイルも作りたい
直感的に分かりやすい方が良い
○○歴何年という肩書きが欲しい
スキルレベルが初心者
将来的にはレベルアップを目指している
映画を作りたい

初心者に最適なのは?

初心者に最適なのは?

初心者にとっては、まずは取っ付きやすいことが大前提。

なぜなら、最初につまづいたら、もう動画編集に興味がなくなってしまう可能性あるから、です。

その点、Final Cut Proは、Apple製品だけあって、直感的なインターフェースとシンプルな操作性が抜群。ハッキリ言って、ものすごく分かりやすくて使いやすいです。

プロフェッショナルを目指すなら?

プロフェッショナルを目指すなら?

2つのソフトを比べたときに、プロフェッショナルというか、業界標準なのは、やっぱりPremiere Pro。

使っている人が多いので、互換性の点で安心な点もあるけど、一番大きいのは、Adobe製品との連動性

たとえば

サムネイルが作りたい

Photoshopとも連携しやすい

インフォグラフィックを作りたい

After Effectsとも連携しやすい

など、ソフト単体ではできないことをやりやすいのが、Adobe製品であるPremiere Proの特徴です。

ここでは、例として、2Dインフォグラフィック的な実写じゃない映像を作るために『After Effects』という動画編集ソフトを使った動画をご紹介します。

実写や写真などと、インフォ動画を組み合わせた例を掲載します。↓

2Dインフォグラフィック動画:例

Premiere Proだと、Adobe製品と連携がしやすいので、動画のクオリティが上がりやすいのです。

特定の業界での傾向は?

特定の業界での傾向は?

特定の業界や作業によって、Final Cut ProとPremiere Proのどちらが良いかが変わります。

例えば、テレビ業界や映画業界ではPremiere Proの使用が多いです。

一方、個人クリエイターや短編映画制作者には、Final Cut Proを好む人が多いです。

Final Cut Proを使う人には

●個人クリエイター
●短編映画制作者

Premiere Proを使う人には

●テレビ業界
●映画業界

需要と目的に応じて最適なソフトウェアを選ぶことが重要です。

あなたに合った動画編集ソフトの選び方は?

あなたに合った動画編集ソフトの選び方は?

自分に合った動画編集ソフトの選び方は、動画編集の目的、技術的なスキル、そして予算に大きく依存します。

ここでは、Final Cut ProとPremiere Proを選ぶ上でのガイドラインを提供します。

動画編集ソフト選びのポイント

動画編集ソフト選びのポイント

動画編集ソフトを選ぶ際には、価格はもちろんだけど、何をしたいか?で選ぶのが良いです。

たとえば、YouTubeで、簡単にカット編集をするだけなら、今回の2つのソフト以外にもたくさんの選択肢があります。

将来的なニーズを予想して、どっちのソフトウェアがそれを満たすことができるか?がポイントです。

どちらが自分のニーズに合っているかのチェックリスト

どちらが自分のニーズに合っているかのチェックリスト
Final Cut ProPremiere Pro
OSで選ぶMacがメインMacとWindowsどちらもOK
使いやすさ直感的詳細な数値設定ができる
他との連携個人プロジェクトが多いチーム作業するユーザー
ソフトウェアの拡張性Apple製品Adobe CC

Final Cut ProとPremiere Proの無料体験版の試し方

自分のニーズに合ったソフトウェアを見つけるためには、使ってみるのが一番。

Final Cut ProとPremiere Proはともに無料の試用版を提供しています。

もしも、あなたがMacユーザーなら、どちらのソフトもフリートライアルがあるので、両方試してみるのも良いです。

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Final Cut ProとPremiere Proの違い:まとめ

Final Cut ProとPremiere Proの違い:まとめ

今回は人気動画編集ソフトのFinal Cut ProとPremiere Proの比較をして、2つの違いを徹底解説しました。

どちらも良さがあるので、ぜひ自分にあった動画編集ソフトを利用してみてください。

この記事が少しでも動画編集ソフト選びの参考になれば嬉しいです。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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