YouTubeの収入収益の計算方法って知っていますか?
誰でもYouTube投稿ができる時代。どんなジャンルの情報も、YouTube検索で出てきます。
そんな、ただでさえライバルの多いYouTube市場。
「今から参入して、収益化は可能?」
「副業で収入はどのくらい?」
など、YouTuberを目指すなら、知っておきたいですよね?
そこで今回は、
●YouTubeで稼ぐには1再生いくらの単価収入が必要?
●収入の仕組みや条件が分かる計算式を知りたい
●アドセンスなどの広告収入をシミュレーションしたい
●動画制作するのはどのくらい大変なの?
が知りたい人に向けた記事です。
それと、実際にYouTubeに投稿して、その作業を検証しました
どうぞ、最後までご高覧ください。
目次
YouTuber(ユーチューバー)の収入収益 計算表
まずは、YouTubeでの収入収益の計算ができる計算機を作ってみました。
ぜひ、試してみてください。
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YouTubeの収入収益|広告収入の計算方法
YouTubeには、下記、5通りの収入の仕組みがあります。
①Google AdSenseの広告収入
②ライブ配信による視聴者からのスーパーチャット(投げ銭)
③YouTubeチャンネルメンバーシップの会員費
④概要欄に商品広告を掲載して稼ぐアフィリエイト
⑤企業から依頼を受けて宣伝料を得る(案件獲得)
まずは、上記①の広告収入について、1再生はいくらか?の計算方法をご紹介します。
(1)YouTubeの1再生単価=広告収入÷再生回数
(2)ジャンルによって単価が違う理由
(3)登録者数ごとのざっくりとした収益目安
(4)収益化条件について
一つずつ見ていきましょう。
(1)YouTubeの1再生単価=広告収入÷再生回数
●広告収入が1万円
●全動画の再生回数トータル10万再生
の場合、YouTube収入単価=0.1円
収入単価は、広告メディア収入を再生回数で割って計算します
(2)ジャンルによって単価が違う理由
前述した広告収入『1再生=0.1円』というのは、あくまでも目安。
実際には、動画のジャンルで、単価が異なり、収入もぜんぜん違います。
YouTubeに入る広告主からの広告収入は、その広告を見る人の年齢やジャンルで決まるから、です。
▼ざっくりとこんな感じ
見る人の年齢層が低く、購買予算がない人が対象なので、広告単価が安い
見る人の年齢層が高く、予算を持っている人が対象なので、広告単価が高い
つまり、お金を持っている人が見そうなジャンルほど、広告単価が高くなります
(3)登録者数ごとのざっくりとした広告収入目安
実際の収入を公開することは、YouTubeの規約上でも問題ありません。
なので、比較的、たくさんの動画で、自身の収益を紹介されている方がいました。
上記動画などを参考に、登録者数ごとのざっくりした広告収入の目安は、次のとおりです。
おおよそチャンネル登録者数 ×@3円以上を目安
登録者数 | 収入目安/月 |
1,000人 | 3,000円〜10,000円 |
1万人 | 30,000円〜100,000円 |
10万人 | 300,000円〜1,000,000円 |
100万人 | 3,000,000円〜10,000,000円 |
AdSense広告料は=再生回数 ×単価。なので登録者数とは関係がありません。
(4)収益化条件について
ちなみに、YouTubeの動画投稿で収入収益を得るには、パートナープログラムに参加することが前提です。
①チャンネル登録者数1,000人以上
に加えて右記のどちらか
●直近12ヶ月の総再生時間4,000時間以上
●直近90ヶ月のショート動画視聴回数1,000万回以上
こちらのアドセンス広告収入はもちろん、次に紹介する『スーパーチャット』や『メンバーシップ』も、同様に収益化条件をクリアする必要があります。
YouTubeの収入収益【広告収入以外で稼ぐ】4つの方法
YouTubeで得られる広告収入について、お伝えしました。
さっきの収益化の5つの方法を見てみると、ほかにも②〜⑤の4つ方法があります。
というわけで、ここからは、『広告以外』でのyoutubeで得られる収入収益についてご紹介します。
①Google AdSenseからの広告収入
②ライブ配信による視聴者からのスーパーチャット(投げ銭)
③YouTubeチャンネルメンバーシップの会員費
④概要欄に商品広告を掲載して稼ぐアフィリエイト
⑤企業から依頼を受けて宣伝料を得る(案件獲得)
ここでは、①の広告収入以外の4つについて、それぞれご紹介しましょう。
②スーパーチャット(投げ銭)
ライブ配信をしたときに、視聴者からの投げ銭をもらう方法です。
たとえば、質問を有料制にして、投げ銭をしてくれた人の質問に優先的に答えたりして、稼ぎます。
たとえば『DAIGOさん』や『ひろゆきさん』などがやっている収益方法ですね。見てると結構、バカにならない金額が動いています。
ほか、コメントに投げ銭ができる『スーパーサンクス』というのもあります
③YouTubeチャンネルメンバーシップの会員費
月会費を払ってもらって、会員さん限定の動画を作って配信するというパターン。
こちらは、ファン化した視聴者が払ってくれる会員費なので、ほぼサブスクリプション。
毎月、安定した収益を計算できるので、オススメです。
④ショッピング機能で商品を売る
ショッピング機能で、オリジナル商品を販売することもできます。
オリジナル商品がない場合には、概要欄に商品広告を掲載してアフィリエイトで稼ぐこともできます。
⑤企業から依頼を受けて宣伝料を得る(案件獲得)
企業から直接「商品の紹介をして欲しい」というオファーが届くパターンです。
チャンネルによって広告主が違うので、一律ではないけど、
チャンネル登録者数 ×1.5〜3円
が相場です。
副業としてのYouTube。あなたの収益・収入のMAXは?
では、YouTuberを副業として活動する場合、1ヶ月にどのくらいの収入になるのか?
計算方法と副業YouTuberの収入をご紹介します。
①広告収入単価が1再生0.1円なら月1万5,000円の収入
②調査結果:副業の収入は10万円以上の人も多い
①広告収入単価が1再生0.1円=月1万5,000円の収入の場合
仮に、仕事終わりや休日に4時間かけて1本の動画を制作・投稿したとしましょう。
すると、1ヶ月の動画投稿数は30本となります。動画1本の平均視聴回数が5,000回だとすると、月の合計視聴回数は15万回。
1再生いくらで計算した場合、YouTubeの広告収入単価が0.1円だと、月1万5,000円の収入という計算になります。
②調査結果:副業の収入は10万円以上の人も多い
ユーチューバーNEXTが行った「YouTuberの収入・副業に関する調査(出典PRTIMES)」によると、YouTubeの副業収入は月1~5万円が233名ともっとも多く、5~10万円が98名、10~30万円を稼ぐ人が105名いることが分かりました。
新規参入者が多い業界ではあるものの、1ヶ月=1万円以上の収入を得る人がほとんどです。
さらに高額な収入を得ることを望まなければ、副収入としてのYouTuberというあり方は無しではないかも、です。
芸能人も多数参加のYouTube。アマチュアが参入して勝負できる?
テレビで活躍する芸能人も続々とYouTuberとしてデビューしています。
たとえば、芸能人の代表的なYouTubeチャンネルには、例として
●2015年3月=ヒロシちゃんねる(芸人ヒロシ・キャンプ動画)
●2019年11月=宮迫ですッ!【宮迫博之】(元吉本のお笑い芸人・宮迫博之さん)
●2020年2月 =エガちゃんねる EGA-CHANNEL(お笑い芸人・江頭2:50さん)
●2020年1月 =はーちゃんねる(女優・川口春奈さん)
などがあります。
プロが多数参加中…今から参入しても間に合うの?
上記のような人気芸能人や実績豊富なYouTuberが、すでにたくさんいる中、後ろ盾のない一般人はどうなのでしょうか?
果たして、今から参入しても、収益化は計算できるのか?
YouTuber事務所のUUUMやKiii、VAZ、または電通みたいな代理店の後押しがあれば、別ですが…
また、動画以外にもブログやメルマガ、SNSなど複数のコンテンツを組み合わせて、チャンネルを育てていくことも必要です。
YouTubeで10万円の収益・収入を得るには?
YouTubeを副業として考える時、10万円は一つの目安。
ここでは、副業YouTuberとして、月10万円の収入を目指すケースを例にしました。
❶毎月10万円稼ぐには、広告収入単価0.1円で100万再生が必要
❷YouTubeの作業時間|目安は15分動画で3時間以上
一つずつ見ていきましょう。
❶毎月10万円稼ぐには、広告収入単価0.1円で100万再生が必要
冒頭の計算で、まずは「1再生いくらになるのか」という収入収益条件を理解しましょう。
仮に広告収入単価が0.1円の場合、月10万円稼ぐには1ヶ月に100万の再生数が必要です。
YouTubeでは、広告費以外でも、先ほどお話しした、スーパーチャットや会員費、アフィリエイトなどでの収入を得るなどです。導入できるものは積極的に導入しましょう。
YouTubeの作業時間|目安は15分動画で3時間以上
YouTubeの動画制作にかかる作業時間を計算します。
仮に15分程度の動画を投稿する場合、企画と撮影、カット編集や素材挿入、効果音挿入などの編集作業には、最低でも3時間以上はかかります。
映像のクオリティを高めたり、企画内容にこだわる場合は、さらに5時間〜10時間がかかります。
あなたが本業でないなら、YouTubeの動画制作時間は、仕事終わりか休日を充てます。
動画を投稿する本数も少なくなる計算です。
そう考えると、副業じゃない本業YouTuberが、どれだけ努力しているかがわかります。
普通に働いていた方がラクな可能性も…
検証!実際にYouTube投稿して作業時間を計算してみたら
いろいろ書いてきましたが、VideoLab編集部として、論より証拠。
実際にYouTube動画を作ってみました。
机上の空論では意味がない。YouTube動画制作をしてみた
今回は作業時間を検証するのが目的なので、アップロードした動画は、広告収入を計算できるような視聴回数にはなっていません。
この記事は、デジタルマーケティングではございませんので、悪しからずご了承ください(笑)。
実際に自分で作ることで、記事だけではわからない『YouTubeで稼ぐために必要な時間』について、あなたにも身近に感じてもらえるのでは?と思い、検証をしてみました。
プロ一人で、YouTube1本で作業時間はどのくらいか?
今回、『企画・撮影・編集・動画投稿』の作業は、VideoLab編集部の運営会社・スタジオamuのチーフディレクター宮本にお願いしました。
今回作った動画のタイトルは『動画で集客-セルフハイシンのススメ』です。
この中で『VLLO』というスマホの動画編集アプリを使って、誰でも簡単に、自分の商品やサービスを紹介する動画を作る、そのノウハウを紹介する動画の制作をお願いしました。
担当ディレクターは、普段、YouTube制作はしていません。が、テレビ番組などでは、数々の賞を受賞しており、動画制作に関しては、プロ中のプロです。
プロがYouTubeを作るとどのくらいの時間がかかるのか?検証しました。
『企画・撮影・編集・動画投稿』で、一番手間がかかった部分は?
さて、『企画・撮影・編集・動画投稿』の作業をしてみて
(1)1本あたりの制作時間はどのくらいですか?
(2)作っていて、しんどいと思ったことはなんですか?
(3)1再生いくらの広告収入を得られそうな手応えは?
(4)これから始めようとする人へのアドバイスはありますか?
を作った本人に聞いてみました。
なお、今回は10本分まとめ録りしたので、その工程を踏まえての感想です。
撮影=1時間
編集=2.5時間
動画投稿=10分
そのあともう一度、10本分のネタ作りから始める必要があるので、まるでマラソンをしているような『しんどさ』があると思いました。それを思うと、個人でやるにはだいぶ厳しいです。
撮影するタイミングだけ決めておいて、その場で成り行きで思ったことをやっていくと、その方がやっていて面白いので、モチベーションが長続きすると思います。
オススメはチーム制のYouTuber
今回、動画制作のベテランが動画を制作しました。が、やはり動画制作は簡単ではありません。
友人でも恋人でも、家族でも構いません。
●負担は半分
●達成感は2倍
になります。
副収入の前に、作る楽しみを見つけることが、継続するモチベーションになります。
YouTube動画制作を続けていく秘訣は?
YouTube動画を継続して制作するために必要なことは、モチベーションと目標設定。
YouTubeはもちろん、Googleアドセンス、アフィリエイトなど、ネットの広告収入は、すべて継続することで、徐々に売り上げが上がってくるものだから、です。
では、続けるために必要なことはなにか?それは
YouTube動画制作を続ける秘訣(その1)モチベーション
YouTube動画制作を続ける秘訣(その2)目標設定
YouTube動画制作を続ける秘訣(その3)目標設定を曖昧にしない
です。一つずつ見ていきましょう。
YouTube動画制作を続ける秘訣(その1)モチベーション
YouTubeを作ろうというモチベーションは、最初のうちは高いので、3ヶ月くらいは、誰でも続けることができるでしょう。
でも、そのあと収入が入る計算が立たないと続きません。
「人間は楽な生き方をしたい人が多いから」
モチベーションを継続するのに、必要なことのひとつは『早めに結果を出すこと』。
少しでも良いので広告収入という結果が出れば、やる気につながり、継続するエネルギーになります。
そのためには、自分らしく、無理せずに「発信したいと思えるものを見つけること」です。私はそう思います。
YouTube動画制作を続ける秘訣(その2)目標設定
まずは目標を決めて動いてみることも大切。
たとえば
●1年後にYouTubeにどれだけの動画を配信するか?
●チャンネル登録者数の目標は?
●1再生いくらで広告収入得るか?
などの計算と目標設定です。
きちんとした数字を掲げることが、目標を達成するためには必要です。
YouTube動画制作を続ける秘訣(その3)目標設定を曖昧にしない
ちょっと例え話をしましょう。
こんな経験はありませんか?
●夏休みに入ったとき「宿題は7月中に終わらせて、8月はずっと遊ぶ」と思い描いていたのに、結局、ずるずる遊んで、夏休み最終日に、親に手伝ってもらった。
そうならないように、YouTubeでも数字を伴った目標設定をしましょう。
目標設定を
●3ヶ月後
●6ヶ月後
どれだけ達成したか?しないか?を検証すると、改善点が見えてきます。
たとえば、もしも配信数が不足しているとしたら、下記のような原因を検証してみましょう。
●配信する意欲が減退したのか?
●時間が足りないせいなのか?
●ネタが足りなかったのか?
などを期間ごとに、具体的な数字で検証することで、モチベーションを維持して、YouTube投稿の継続につながります。
YouTubeの収益・収入計算・まとめ
ここまでYouTube広告料の計算式や作業時間、収入の目安などをご紹介しました。
まとめると
(1)YouTubeで稼ぐ!収入収益を得るための5つの仕組み
(2)YouTubeの収入収益単価=広告収入÷再生回数
・Google AdSenseからの広告収入
・ライブ配信による視聴者からのスーパーチャット(投げ銭)
・YouTubeチャンネルメンバーシップの会員費
・概要欄に商品広告を掲載して稼ぐアフィリエイト
・企業から依頼を受けて宣伝料を得る(案件獲得)
YouTubeの1再生単価=広告収入÷再生回数
①広告収入単価が1再生0.1円なら月1万5,000円の収入
②調査結果:副業の収入は10万円以上の人も多い
●2015年3月=ヒロシちゃんねる(芸人ヒロシ・キャンプ動画)
●2019年11月=宮迫ですッ!【宮迫博之】(元吉本のお笑い芸人・宮迫博之さん)
●2020年2月 =エガちゃんねる EGA-CHANNEL(お笑い芸人・江頭2:50さん)
●2020年1月 =はーちゃんねる(女優・川口春奈さん)
❶毎月10万円稼ぐには、広告収入単価0.1円で100万再生が必要
❷YouTubeの作業時間|目安は15分動画で3時間以上
YouTube動画制作を続ける秘訣(その1)モチベーション
YouTube動画制作を続ける秘訣(その2)目標設定
YouTube動画制作を続ける秘訣(その3)目標設定を曖昧にしない
でした。
今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございます!