ビデオカメラに外付けマイクは、使っていますか?
意外と目が向かないけど、じつは音も大切な動画要素のひとつ。

音は動画の品質に直結するからね

はい。音素材が悪いと、編集で修正に時間がかかるのも問題です

ビデオカメラにもマイクは内蔵されています。でも、外部マイクを使ったほうが、さらにクオリティはアップするんです。
そこで、今回の記事では
●どの外付けマイクが良いのか?
●どんな商品が売れ筋なのか?
などが知りたい人のための記事です。
今回は、値段が安くてお買い得な外付けマイクピックアップ。
ビデオカメラ外付けマイクおすすめ10選をご紹介します。
どうぞ最後までご高覧ください。
.webp)
おすすめ商品の一覧表
まずは、おすすめの商品の一覧表です。
こちらは、Amazonの売れ筋商品を参考に編集部で厳選しました。
記事の後半で、それぞれの製品について、詳しくお伝えしています。そちらも参考にして下さい。

①Moukey DSLR MCm-1

②パナソニック VW-VMS10-K

③Ulanzi VM-Q1

④Comica CVM-V30 LITE

⑤SONY ECM-B10

⑥SONY ECM-G1

⑦ソニー ECM-GZ1M C

⑧Movo VXR10

⑨COMICA CVM-VM10II

⑩COMICA CVM-VM20
ビデオカメラの動画撮影に外付けマイクが必要な4つ理由
でも、ビデオカメラにも内蔵マイクがあるのに、なぜわざわざ外付けマイクを使うのか?不思議に思う人もいますよね?
そこで、外付けマイクを使う4つの理由をお伝えしましょう。
①SN比を高める
②状況に合わせて収音
③音質=動画品質
④視聴者の満足度アップ
です。
理由をひとつずつ、解説します。
ビデオカメラに外付けマイクを付ける理由① SN比を高める

まず、外付けマイクを使う理由。一番は、ズバリSN比を高めること!にあります。
では、SN比とは、なにか?というと、シグナルとノイズのそれぞれの略です。
欲しい音は、当然『S=シグナル』。『N=ノイズ』はできるだけカット。
このとき、SとNの比率で、Sの方が大きければ大きいほど、音質が良くなります。
つまり『SN比』を高めることは外部マイクを使う一番のメリット。外付けマイクを使うことで、より高音質な録音ができます。
ビデオカメラに外付けマイクを付ける理由② 状況に合わせて収音

内蔵マイクは、ビデオカメラ周囲の音声を全体的に集音します。そのため目の前の人の声を重点的に拾ってほしいときには向いていません。そこで外部マイクが登場します。
つまり、目の前の人の声だけを拾うマイク。さらに、コンサートのような広い範囲の音を拾うマイクもあります。
そこで、どんな動画を撮影したいのか?によって、状況に合わせたマイクを使い分けができること。それも、外付けマイクを使うメリットです。
ビデオカメラに外付けマイクを付ける理由③ 音質=動画品質

さらに、音質の良さは、動画のクオリティに直結します。
たとえばYouTube動画でも人の声があまり聞こえない動画は、見ていて不快です。というか、何を言っているのか?に気が回ってしまいます。
また、外での撮影は、風の音が強すぎて動画に集中できないと感じる人も多いはず。
つまり、それだけ、音質は動画の質に大きな影響を与えるのです。
ビデオカメラに外付けマイクを付ける理由④視聴者の満足度アップ
くわえて、外付けマイクは、視聴者満足度を向上させる効果もあります。なぜなら、視聴者は「音声」を動画の質として、評価しているからです。
たとえば、動画の内容がよくても、音声が聞きにくいと、視聴者はそこで離脱します。逆に、音声がクリアだと、最後まで視聴される可能性が高まります。
特に、インタビューや解説動画は、クリアな音声がカギとなります。
もし、視聴者満足度を向上させたいなら、外付けマイクの活用は必須です。
ビデオカメラ用の外付けマイクの選び方|5つのポイント
次に、外付けマイクを選ぶときのポイントです。
❶電源方式に注意
❷指向性で選ぶ
❸モノラルかステレオか
❹用途別で選ぶ
❺互換性と接続方法で選ぶ
こちらは5つあります。一つずつ見ていきましょう。
❶電源方式に注意

まず、ビデオカメラ用の外付けマイクを選ぶときは、電源方式を確認しましょう。電源方式には下記の2つがあります。
電源方式 | 特徴 |
---|---|
プラグインパワー式 | ビデオカメラ本体から電気を供給してもらう方式。 気軽だが、ビデオカメラとの相性が悪いとノイズが走ってしまう欠点がある |
電池式 | ノイズは走らない。が、常に電池の残量を確認する必要があるのがデメリット |
まれに、ビデオカメラによっては、プラグインパワー方式に対応していません。
そのため、外付けマイクを購入する前には、かならず確認が必要です。
❷指向性で選ぶ

つぎに指向性です。指向性とは、どの方向から集音するのか?ということです。
指向性は、大きく3つに分けられます。
- 無指向性=360度を収音
- 単一指向性=一方向の音を収音
- 超指向性=単一指向性よりもさらに収音角度が少ない
ガンマイクとかは、超指向性マイク
指向性の種類は他にもあるけど、この3つを覚えておけばOKです。
❸モノラルかステレオか

また、収音方法にも注目しましょう。収音方法には、モノラルとステレオの2つがあります。
収音方法 | 特徴 |
---|---|
モノラル | 音の発生源が1つのときに利用したい方法です。 モノラルの「mono」とは1つという意味で、音が1ヶ所から聞こえる状態です。 |
ステレオ | ステレオは音に広がりがあり、臨場感を味わえる方式です。 イヤホンで聞くと右と左から別々の音が聞こえるのがステレオになります。 |
人が話しているような動画ではモノラルがおすすめです。が、自然の音を拾いたいときはステレオがおすすめです。
❹用途別で選ぶ
また、外付けマイクを選ぶ際には、用途を明確にすることが大切です。
どのようなシーンで使用するかによって、適したマイクの種類が変わります。
たとえば、屋外での撮影では、風の影響を受けにくいマイク。ショットガンマイクが適しています。一方、講義や対談を録音する場合は、音声をクリアに拾えるラベリアマイクが便利です。
さらに、ステレオマイクはコンサートや自然音の録音に最適です。なぜなら音を広く、臨場感を持って記録できるから、です。
そのほか、ワイヤレスマイクは移動を伴う撮影や、動きが多いシーンで役立ちます。
このように、使用シーンを明確にして、最適な外付けマイクを選びます。
❺互換性と接続方法で選ぶ
最後に、外付けマイクを選ぶ際は、互換性と接続方法にも注目です。なぜなら、ビデオカメラに合った接続方式を選ばないと、使用できないから、です。
たとえば、3.5mmジャックが主流です。が、一部の最新機種ではUSB-CやXLR入力を採用しているものもあります。また、スマートフォンと併用する場合は、変換アダプターが必要なケースもあります。
さらに、電源供給の仕組みにも注意が必要です。くわえて、プラグインパワー方式。バッテリー駆動など、機材に適したタイプを選びましょう。
事前にカメラや機材の仕様を確認し、互換性のあるマイクを選ぶことが重要です。
ビデオカメラ用の外付けマイクおすすめ10選!
それでは、ここから、おすすめのビデオカメラ用の外付けマイク10選をご紹介します。
①Moukey DSLR MCm-1
②パナソニック VW-VMS10-K
③Ulanzi VM-Q1
④Comica CVM-V30 LITE
⑤SONY ECM-B10
⑥SONY ECM-G1
⑦ソニー ECM-GZ1M C
⑧Movo VXR10
⑨COMICA CVM-VM10II
⑩COMICA CVM-VM20
それでは、一つずつ見ていきましょう。
ビデオカメラ外付けマイク①Moukey DSLR MCm-1
Moukey DSLR MCm-1は、デジタル一眼レフカメラ、ビデオカメラのほかにも、スマホ、タブレット、PCなど、ほとんどのデバイスに対応したマイクです。
赤茶色のボディは、エレガントさと、一歩進んだ機能があります。
また、3.5mmのマイクロフォンジャックがあれば、ほぼどんなデバイスにも接続可能です。
が、iPhone7以降のモデル。または、マイクジャックがない場合は、別途アダプタが必要です。(一部のキヤノンEOSシリーズなど)
さらに、録音品質はプラチナレベル。高級ハート型コンデンサの極頭を内蔵し、最もリアルな音を再現します。
主にレンズ前の音に敏感で、バックグラウンドノイズを最小限に抑えます。
ボディはアルミニウム製で、高い干渉防止能力を持っています。
ビデオカメラ外付けマイク②パナソニック VW-VMS10-K
高級な5.1サラウンドマイクがオーバースペックに感じられる方には、ちょうど良いステレオマイクです。
ハンドグリップを装着して、使用すると、見た目も性能も高級機種に見えます(笑)。
特にピアノ発表会などの音楽イベントで利用する際、その音質の向上に感銘を受けることでしょう。
しかしながら、ウィンドジャマーは必要に応じて使用し、注意が必要な場面もあります。例えば、ズームやフォーカス時のモーター音を拾ったりします。なので、状況によって、適切に利用することをお勧めします。
レビューなどで、ホワイトノイズの存在が指摘されています。が、指向性は保たれており、インタビューマイクとしては十分な性能を発揮します。小さくて持ち運びしやすく、風にも強いため、普段使いに最適です。
価格やサイズも手ごろです。過剰な期待を持たなければ、そのパフォーマンスに満足することでしょう。
ビデオカメラ外付けマイク③Ulanzi VM-Q1
Ulanzi VM-Q1マイクは、カメラ、コンピューター、スマートフォンやタブレットなど、幅広いデバイスに対応。
コンパクトで使いやすい設計です。
27グラムという軽量さは、持ち運びに便利で、取り扱いも簡単です。
70dBのオーディオ感度。そして2メートル以内の適正な使用距離。これにより、クリアできめ細かい音声を録音できます。
さらに、AndroidとiOSの両方のシステムに対応しています。ただし、iOSを使用する場合はヘッドフォンジャックアダプタが必要です。
使い方はシンプルで、接続したらそのまま録音できます。なので、初めてのユーザーでもすぐに活用することが可能です。
ビデオカメラ外付けマイク④Comica CVM-V30 LITE
ComicaのCVM-V30 LITEは、ビデオ会議などの用途に最適なマイクで、その互換性と手軽さが魅力。
モードを切り替えるだけで、スマートフォンやデジタルカメラといった様々なデバイスに対応します。
ただし、Canon T6では使用できないので注意が必要です。
振動や衝撃からマイクを守る衝撃吸収機能も備わっており、音色の損失を防止します。
電池は必要ありません。カメラやスマートフォンに直接プラグインできます。そのため、残量の心配なく、長時間の録音に対応します。
Comica CVM-V30 LITEは、スマホと一眼レフの両方で使えます。
ビデオカメラ外付けマイク⑤SONY ECM-B10
SONYのECM-B10は、一台三役のマルチタスクが可能な小型ショットガンマイクロホン。
切り替え可能な3つの指向性を備えています。
コンパクトなサイズにもかかわらず、高度な指向性を実現しており、各種のオーディオ設定も可能です。
ノイズ抑制にも優れており、音質劣化のない高品質な録音が可能です。
バッテリーやケーブルは不要で、誰でも簡単にそこそこ良い録音ができます。音質に対して、一部のユーザーから「イマイチ」との意見もあります。が、指向性と無指向性の選択肢と使い勝手の良さは、超便利との評価を得ています。
さらに、SONY製品だけでなく、他のカメラやアクションカムにも対応します。そのため、他社製のマイクから、この製品に切り替える人も。音声編集作業が大幅に楽になったとの声もあります。
ビデオカメラ外付けマイク⑥SONY ECM-G1
SONYのECM-G1は、その圧倒的なコンパクトさが特徴のマイクロホン。
狙った音を低ノイズでクリアに収音する高音質機能を備えており、振動ノイズや風切り音を徹底的に抑制します。
ケーブルレス、バッテリーレスでありながら、外部マイク出力に対応しており、幅広い機器との互換性も確保しています。
ジンバル撮影などでも、その使いやすさは抜群。
一部ユーザーのレビューです。「入力音量の調整ができない。そのため、一定の距離があると、音をクリアに拾いにくい」という意見です。特にスマホでは、その制限が問題となる可能性があります。
ただし、それらのレビューを踏まえても、音質のクリアさ、コンパクトさ。そしてケーブルレス性が高評価を得ています。また、SONYのカメラで近接距離の録音をするなら、推奨される製品です。
ビデオカメラ外付けマイク⑦ソニー ECM-GZ1M C
このマイクロホンは、ソニーが提供する幅広いカメラと互換性があります。
洗練されたブラックのデザインと全指向性のポーラーパターンが、狙った音をしっかり収録することを可能にします。
商品の重量はわずか45グラムで、サイズは15.1 x 4.8 x 21.6 cmと非常にコンパクト。電源はバッテリー式で、S/N比は74 dBとなっています。
- 前方の音を集中的に収音できるガンモード
- ズームに合わせて内蔵マイクとのミックス比率を変化
など、収音バランスを変化させるズームマイクモードの切り替えが可能です。
利用者からは、インテリジェンスシューに接続するだけで簡単に使用できる。音質も他のエントリーモデルと遜色ない。と評価されています。
ビデオカメラ外付けマイク⑧Movo VXR10
Movo VXR10は、iPhone、Android、カメラ、カムコーダー、オーディオレコーダー、タブレット、ラップトップといった多岐にわたる機器との互換性を誇るマイク。
DSLRマイクやカメラマイクとしても使用可能で、さまざまな状況での録音に対応します。
アルミニウム製でバッテリー不要の設計を採用。
操作時のノイズを抑える強固なショックマウントも内蔵しています。
しかし、ショックマウントの素材は細いプラスチック。強い力を加えると壊れやすいといったレビューもあります。そのため、頻繁に取り外しを行う場合は特に注意が必要です。
音質については、一部ユーザーから内蔵マイクより格段に優れている。その一方、iPhoneでは、音声が入らなかったというレビューもあります。
ビデオカメラ外付けマイク⑨COMICA CVM-VM10II
COMICA CVM-VM10IIは、パソコン、スマートフォン、カメラといった様々な機器との互換性を持つマイクロホン。
カメラマイクやPCマイクとしてだけでなく、スマホ用マイクとしても活用可能です。
単一指向性で、前方のターゲットの声を正確に拾い、周囲のノイズを効果的に減らすことができます。
また、シリカゲル材料とプロ級のショックマウントを採用しています。そのため、操作中の干渉を軽減できます。
製品は細部までこだわり抜かれた作りです。重さはわずか34.2グラム、サイズは21mm*85mmとコンパクト。
しかも電池不要なので、携帯性と利便性が抜群です。
その特性を活かして、Vlogやインタビュー。旅行の記録。ライブパフォーマンスの録音など、幅広い撮影に対応します。
ビデオカメラ外付けマイク⑩COMICA CVM-VM20
COMICAのCVM-VM20は、カメラやスマートフォン、ビデオカメラに対応したショットガンマイク。
2つのローカットフィルターモードで、ノイズを効果的にフィルタリング。
さらに、無段階ゲインコントロールにより、音量を撮影ニーズに応じて自由に調整できます。
また、CVM-VM20はOLEDスクリーンを搭載しています。バッテリー表示とリアルタイムのパワーモニタリングが可能です。
さらに、ショックマウントの位置を前後調整できる衝撃吸収フレームを備えています。
結論として、機能性とコストパフォーマンスを両立した評価の高い外付けマイクです。
ビデオカメラ外付けマイクを使いこなすコツ
外付けマイクを導入しただけでは、最高の音声を得ることはできません。音質をさらに引き上げるには、適切な使い方が欠かせません。
この章では、マイクを最大限に活用するための具体的なコツを解説します。
(1)マイク取り付け方法。
(2)アクセサリーを活用(ウインドスクリーンやショックマウント)。
(3)録音環境を改善するコツ。
(1)ビデオカメラ外付けマイクの取り付け
ビデオカメラの外付けマイクの取り付けは簡単です。が、正しい手順を理解しておくと安心です。
適切に取り付けることで、安定した音声録音が可能になります。
まず、マイクの種類によって取り付け方が異なることを知っておきましょう。
マイク種類 | 取付場所 |
---|---|
ショットガンマイク | カメラ上部のアクセサリーシュー |
ラベリアマイク | 服の襟元や胸元にクリップで固定 |
次に、接続方法を確認します。3.5mmジャックやXLRケーブルを、カメラ本体の入力端子に接続してください。接続後は音声テストを行い、適切なレベルに調整します。
正しく取り付けることで、音声の品質を最大限に引き出せます。
(2)アクセサリーを活用(ウインドスクリーンやショックマウント)
音質をさらに向上させるには、アクセサリーの活用が有効です。
代表的なアクセサリーとして、ウインドスクリーンとショックマウントがあります。
ウインドスクリーンは、屋外での風切り音を防ぎます。特にショットガンマイクと組み合わせると、クリアな音声を録音しやすくなります。
ショックマウントは、カメラの操作音や振動を吸収します。これにより、不要なノイズが入りにくくなり、録音の品質が向上します。
(3)録音環境を改善するコツ
録音環境の改善も、音質向上には欠かせません。環境が整っていないと、どんな高性能なマイクでも本来の性能を発揮できません。
なので、まずは、録音場所を選びましょう。
できるだけ静かな環境を確保することが大切です。また、屋内で撮影する場合は、壁や床の反響を抑える工夫をしましょう。カーペットや吸音パネルを活用すると効果的です。
さらに、マイクの設置位置を調整します。被写体の口元に近づけるほど、クリアな音声が得られます。
ビデオカメラ 外付けマイク|よくある質問
この章では、ビデオカメラ マイクについて、よくある質問をまとめてみました。
ビデオカメラ用の外付けマイクおすすめ10選!まとめ
ビデオカメラ用の外付けマイクおすすめ10選をお伝えしました。
外付けマイクは、動画の音声品質を劇的に向上させる重要アイテム。内蔵マイクでは拾いきれないクリアな音声を収音できます。それによって動画の質が上がり、視聴者の満足度を高めます。
また、どのマイクを選ぶか?は、撮影するシーンや目的によって異なります。たとえば、屋外撮影や、インタビューなど、用途によって、使い分けるのがベターです。
最後に、おすすめマイク10選から自分に合った1台を選んでみてください。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
コメント