マイクブームポールとは?おすすめ7選|選び方や使い方も

マイクブームポールとは?おすすめ7選|選び方や使い方も

本格的な動画撮影には欠かせないマイクブーム。

そして、なぜか、マイクブームについて解説しているサイトはあまり多くありません。なので、どれを選べば良いのか悩みますよね。

そこで、今回は、おすすめマイクブームをご紹介。また、選び方や使い方も解説します。

この記事が、マイクブーム選びの参考になると嬉しいです。

目次

おすすめのマイクブームポール7選は?

まずは、おすすめのマイクブームポール7選の一覧表です。

各商品の詳細については、記事の途中でご紹介します。

① RODE ロード Mini Boompole

おすすめのマイクブームポール|SOONPHO 延長ブームアーム

② SOONPHO
延長ブームアーム

おすすめのマイクブームポール|NEEWER NW-7000

③ NEEWER
NW-7000

おすすめのマイクブームポール|sazoley TP-148

④ Sazoley
TP-148

おすすめのマイクブームポール|Neewer MS-300C

⑤ NEEWER
MS-300C

おすすめのマイクブームポール|Andoer*a 3.5m /11.5ft軽量マイクブーム

⑥ Andoer*a 3.5m / 11.5ft
軽量マイクブーム

おすすめのマイクブームポール|LyxProショットガンマイクロフォン用ブームポール

⑦ LyxProショット
ガンマイク用ブームポール

この後、各商品について、くわしくお伝えします。ただ、その前にマイクブームポールについて、お話をさせてください。

マイクブームポールとは?

商品をご紹介する前に、ここでは、『マイクブームポール』についての基礎知識をお伝えします。

❶マイクブームポールって何?
❷マイクブームの使い方

一つずつ見ていきましょう。

❶マイクブームポールって何?

マイクブームって何?

そもそもマイクブームは、撮影でピンマイクをつけられない場合にも使います。ガンマイクを先端に取り付けた状態で、音声収録をします。

そのため、カメラの画角に入らないようにする必要があります。そこで、マイクブームを使います。マイクブームを使って、カメラに映らないようにします。そして、演者の近くにガンマイクを垂らすような形で使います。

ここでは、マイクブームを持つ専用のスタッフが必要です。なので、個人撮影ではなくチームで撮影を行う場合に使用されます。

❷マイクブームの使い方

マイクブームの使い方

さらに、マイクブームは、両腕を上に伸ばした状態で使います。

余計な力が入っていたり腕が曲がっていたりするとマイクブームがブレます。そのため、余計なノイズが入ったり、音量のばらつきが出てしまいます。腕をしっかり伸ばして、余計な力を抜いて持ちましょう。

また、音声収録したい対象と、マイクの距離が一定になるようにすることも大切です。

人が動いている場合には、マイクブームを持つ人も同じように移動します。そうすることで、マイクブームと人との距離を一定に保つように配慮しましょう。

マイクブームポールの選び方

さて、つぎに、マイクブームの選び方をご紹介していきます。

ここでの選び方のポイントは4つあります。

(1)重さで選ぶ
(2)長さで選ぶ
(3)素材と耐久性で選ぶ
(4)その他で選ぶ

(1)マイクブームポール|重さで選ぶ

マイクブームの重さ

マイクブームポールの重さは、使用感に大きく影響します。

たとえば、軽量モデルは、長時間の手持ち作業や移動を伴う撮影に適しています。その一方で、重量感のあるモデルは安定性が求められる場面で活躍します。

また、軽量モデルと重量モデルでは、使うフィールドにも違いがあります。

軽量モデル重量モデル
フィールド撮影や簡単な録音に向きスタジオでの固定収録向き

さらに、選ぶ際には、自分の用途を明確にし、体力や作業環境も考慮することが大切です。

どちらを選ぶかは、使用頻度や目的によります。

(2)マイクブームポール|長さで選ぶ

マイクブームの長さ

マイクブームポールの長さは、用途によって選ぶべきポイントが異なります。

短いモデルは、狭いスペースや室内収録で便利です。反対に、長いモデルは、広い撮影現場や高所でのマイク設置に適しています。

短いモデル長いモデル
狭いスペースや室内収録で便利広い撮影現場や高所でのマイク設置

例えば、2メートル前後のモデルは、一般的なインタビューや収録で多用されます。一方、3メートル以上のモデルは、映画撮影や野外イベントで威力を発揮します。

ブーム自体、長さを調整できるモデルも多いです。ですので、まずは、使いやすさと携帯性を考えましょう。やはり調整可能なタイプは、多用途に使えて便利だから、です。

(3)マイクブームポール|素材と耐久性で選ぶ

そして、マイクブームポールの素材です。素材には、主にアルミ、カーボン、スチールがあります。それぞれの素材にはメリットとデメリットがあります。

アルミ製は軽量でコスパが良く、初心者におすすめです。カーボン製は、さらに軽量で高い剛性があり、プロに人気があります。スチール製は重いものの、耐久性が抜群です。

アルミカーボンスチール
軽量でコスパ良し軽量で、かつ丈夫プロに人気

例えば、長期間使う予定がある場合やハードな環境での使用が多い場合。その際には、カーボンやスチール製を選ぶと安心です。反対に、短期的な使用やコストを重視する場合は、アルミ製が適しています。

(4)マイクブームポール|その他で選ぶ

さらに、価格帯や付属機能も選択時の重要なポイントです。価格が安いモデルは初心者や予算を抑えたい人に向いています。が、耐久性や機能面で劣る場合があります。

また、付属のクランプやケースなども確認しましょう。収納性や設置のしやすさに影響するから、です。特に持ち運びをする場合は、コンパクトに収納できるモデルがおすすめです。

選択基準を明確にし、自分の用途に合ったものを選びましょう。

おすすめのマイクブームポール7選

さて、一通り、マイクブームポールをご紹介しました。

ここからは、おすすめのマイクブームを7つご紹介します。

① RODE ロード Mini Boompole
② SOONPHO 延長ブームアーム
③ NEEWER NW-7000
④ Sazoley TP-148
⑤ NEEWER MS-300C
⑥ Andoer*a 3.5m / 11.5ft 軽量 マイクブーム
⑦ LyxProショットガンマイクロフォン用ブームポール

ひとつずつ、ご紹介します。

①RODE ロード Mini Boompole

RODE ロード Mini Boompole

通常のプロユース製品に比べると格安な製品。

想像していたものより細い短い印象の割に、現場では取り回しがよく、使いやすい。

2段目、3段目の伸縮に、若干滑らかさを欠く部分もあります。が、テレビ撮影なら問題なく使えます。

  • アルミ
  • 製重量:580g
  • 伸縮範囲:84~205cm
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② SOONPHO 延長ブームアーム

SOONPHO 延長ブームアーム

非常に軽量で扱いやすいマイクブームポールです。

50cmから172cmまで三段階で調整可能になっています。

軽いので、長時間撮影にも向いていて、かつ携帯しやすい作りになっています。

重量はわずか448g。持ちやすく、直感的に使用しやすいシンプルな作りになっています。

初めての方にもおすすめです。

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③ NEEWER NW-7000

NEEWER NW-7000

3セクションの伸縮式で、0.94mから2.5mまで調節可能な点がオススメです。

素材は、軽量かつ丈夫なアルミ合金製。そのため、長時間の使用でも疲れにくい設計になっています。

1/4インチのネジ付きアダプターが付属しており、さまざまな機材に対応可能です。

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sazoley TP-148

sazoley TP-148

こちらも、アルミ合金製。丈夫で長持ちするマイクブームポールです。

最大負荷容量が5kgになっています。そのため、多少重量のあるアクセサリーも取り付けることができます。

またマイクだけではなくカメラの一脚としても使用可能です。

くわえて、35.3cmとかなり小さく収納できますので持ち運びにもおすすめです。

持ち運び用のバッグも付属されています。

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NEEWER MS-300C

Neewer MS-300C

最大300cmまで伸縮可能。

素材は、カーボンファイバー製。なので、軽量ながら頑丈な構造がオススメポイントです。

こちらも、持ち運びに便利な収納ケースが付属しています。

さまざまな撮影現場での使い勝手が良いと評価されています。

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⑥ Andoer*a 3.5m / 11.5ft 軽量 マイクブーム

Andoer*a 3.5m /11.5ft軽量マイクブーム

軽量で耐久性のあるアルミ合金を採用。

やはり、カーボンに比べると少し重量はあります。ですが、最大直径は28mmで強い負荷にも耐えられる設計のマイクブームポールです。

しっかりした設計で、チープさもなく、価格から見たコストパフォーマンスも良いです。

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⑦ LyxProショットガンマイクロフォン用ブームポール

LyxProショットガンマイクロフォン用ブームポールは、プロ仕様のブームポール。

ねじ回しタイプのしっかりロック (ツイストロック機構)でマイクを固定します。

5段式伸縮ブームアーム。最短時0.73 メートルから 最高2.8メートルまで伸びます。

ハイグレードな軽量アルミニウム構造は、長時間のロケ撮影でその威力を発揮します。

対応マイク機種
  • Rode (ロード) VideoMicR, VideoMic Pro, NTG1, NTG2, NTG3, NT4, NT5, NT55, M3, M5
  • Sennheiser (ゼンハイザー) ME66/K6, MKE600, MKH416
  • Sennheiser (ゼンハイザー) ME66/K6, MKE600, MKH416
  • Audio Technica (オーディオテクニカ) AT897, AT875R, BP4071, BP4073
  • Audio Technica (オーディオテクニカ) AT897, AT875R, BP4071, BP4073
  • Azden (アツデン) SGM1X, SGM2X, SGM-1000, SGM3416, SGM3416L
  • Azden (アツデン) SGM1X, SGM2X, SGM-1000, SGM3416, SGM3416L

マイクブームポールの使い方と注意点

マイクブームポールを正しく使うことで、録音や配信のクオリティが大きく向上します。

しかし、誤った使い方や注意不足は、音質の低下や機材トラブルの原因になります。

このセクションでは、基本的な使い方から、使用時のポイントを解説します。

<1>基本的な設置方法
<2>使用時の注意点
<3>使用例(録音、配信、フィールド撮影)

こちらも一つずつ見ていきましょう。

<1>基本的な設置方法

マイクブームポールを正しく設置することは、音質を保つために重要です。

まず、マイクをしっかりと固定し、ブームポールの先端に装着します。その後、ポールを伸縮させて、収録対象に適切な距離を保つように設置します。

安定感を高めるためには、三脚やクランプを併用すると良いでしょう。また、ポールを適切な角度に調整することで、音の拾い方が大きく改善されます。

さらに設置後は、実際に録音を試し、ノイズや振動が入らないか確認してください。小さな調整が録音の成功を左右します。

<2>使用時の注意点

使用時には、ポールの振動や手ブレに注意が必要です。特に、手持ちで使用する場合は、力を入れすぎず、安定した姿勢を保つことが大切です。

また、ポールを長時間使用する場合は、体に負担がかからないよう工夫しましょう。肩にかけるストラップを使ったり、交代で持ち運ぶことで、疲労を軽減できます。

安全に使用するため、屋外では風の影響にも気をつけましょう。ポールが倒れると、機材を損傷する恐れがあります。

<3>使用例(録音、配信、フィールド撮影)

マイクブームポールは、さまざまな場面で活躍します。例えば、インタビューやナレーション収録。では、マイクを声の近くに設置しやすくなります。さらに、動画配信では、画面にマイクを映さずに収録が可能です。

フィールド撮影では、離れた場所から自然音や会話を録音できます。このように、用途に応じた使い方を工夫しましょう。

メンテナンスとトラブルシューティング

マイクブームポールを長く快適に使うためには、日々のメンテナンスが欠かせません。

トラブルが発生した際に適切な対応が、故障を防ぎます。また、安定した使用が可能になります。

【1】マイクブームポールのメンテナンス方法
【2】よくあるトラブルとその解決方法

このセクションでは、メンテナンス方法とよくあるトラブルの解決策をお伝えします。

【1】マイクブームポールのメンテナンス方法

マイクブームポールを長く使うためには、定期的なメンテナンスが必要です。使用後は、ポールを清掃し、埃や汚れを取り除きます。また、接続部分や伸縮部分に異常がないか確認しましょう。

特に、ネジやジョイント部分は緩みやすいので、定期的に締め直してください。さらに、湿気の多い環境では、乾燥した場所で保管することも大切です。

【2】よくあるトラブルとその解決方法

よくあるトラブルとして、ポールの伸縮がスムーズでない場合があります。この場合は、ジョイント部分を清掃し、専用の潤滑剤を使うと解決します。

また、ポールが固定されない場合は、ネジやクランプの確認を行いましょう。必要に応じて部品を交換することで、問題を解消できます。

おすすめのマイクブームポール7選・まとめ

ここまで、マイクブームの選び方。さらに、おすすめマイクブームポール7商品をご紹介しました。

マイクブームポールは、録音や撮影のクオリティを大きく左右する重要な機材です。選び方では、「重さ」「長さ」「素材」「価格帯」がポイントでした。また、使い方の基本やメンテナンスの重要性もご紹介しました。

おすすめ製品には、初心者向け〜プロ仕様のモデルまであります。それぞれの特徴を理解しましょう。その結果、録音や配信の環境を大きく向上させることができます。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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