PVとMVの違いは?
よく、音楽の映像表現に、PV(プロモーションビデオ)とMV(ミュージックビデオ)があります。
動画共有サイトなどではよく混合されているこの2つ。じつは、定義に明確な違いがあります。
そこで、今回の記事では
今回の記事で分かること
- PVとMVの意味や違い
についてご説明します。
この記事を読んで、PVとMVの違いをよく理解して使い分けましょう。

執筆者
この記事は、動画制作・デザインを手がける統合クリエイティブスタジオ|ワイラボの代表が執筆しています。普段は企画やディレクションの立場から、現場チームと連携して、デザインディレクション、イラスト制作、映像制作に関わっており、その経験から得た視点で、分かりやすさを心がけてお伝えします。
PVとMVの違い|PVとは
まずはPVとはどういった映像なのか、詳しく見ていきましょう。
① PV(プロモーションビデオ)とは宣伝用の動画

PV(プロモーションビデオ)とは、楽曲を宣伝(プロモーション)するための映像を言います。
テレビや動画サイトなどのCMで流れる、短めの音楽ビデオがPVです。
音楽に限らず、宣伝や商品の販売促進に関する映像はPVと呼ばれます。
② PVはショートムービーが多い

PVは宣伝用の映像なので、ショートムービーになっている場合が多いです。
テレビや動画サイトなどで放映するには時間が限られているので、短めに作られています。
短い時間の中で集客効果を上げるため、基本的にサビの部分や盛り上がっている部分などで構成されます。
また、音楽アルバムのPVでは、アルバムの構成曲のサビだけを切り取ってまとめられたりする場合もあります。
PVとMVの違い|MVとは
次は、PVと似ているようで意味の違うMVについて詳しく見ていきましょう。
① MV(ミュージックビデオ)とは音楽の世界観を表す動画

MV(ミュージックビデオ)は、音楽の世界観を表すための映像です。歌詞テロップを入れるなどして、視覚的に曲の世界観を表したものがMVと呼ばれます。
PVと違って集客効果を狙ったものではないので、一曲全て使って音楽の世界観を表します。テレビなどで使われるPVは、MVの一部を切り取って使われている場合が多いです。
MVはCDの特典として付属販売したり、MVだけを集めたDVDとして販売されたりしています。最近では、Youtubeなどの動画共有サイトへ投稿されているケースが増えています。
② MVは芸術性が高い

MVは音楽の世界観を表すため、アート作品として芸術性の高いものが作られます。
アーティストの世界観を表現するため、オリジナリティやクオリティが重視されるのがMVの特徴です。Youtubeなどの動画共有サービスが普及した現在では、MVにはさらにオリジナリティが求められており、独自の世界観を表した映像が多くなっています。
世界観の表現に使われる映像なので、宣伝文句などの広告要素はむしろ少なくなっています。
PVとMVのさらに具体的な違い
ここからは、PVとMVの具体的な違いについて両者を比較しながらご紹介していきます。
PVとMVの違い①|目的の違い

まず、PVは宣伝(プロモーション)のため。そして、MVは世界観の表現のために用いられます。
PVは限られた時間の中で効果的に宣伝を行う必要があります。そのため、特徴的な部分や曲のサビなどの盛り上がった部分のみを切り取って使います。
対してMVは、音楽の世界観の表現に用いる映像なので、宣伝文句は入れずに曲全体を使って映像を作ります。
音楽の世界観を広げるため、映画調にしたりアニメーションを使ったりと幅広い表現がされます。
PVとMVの違い②|動画の長さ

さらに、PVは宣伝用に映像が短く、MVは曲と同じかそれ以上の長い映像が使われます。
PVは、テレビCMや動画サービス内の広告、街中の電子広告などに使われるため、短めに作られており、時間でいうと15〜60秒程度のものが多いです。対して、MVは広告ではないため時間制限がなく、映像は曲全体の長さがあります。
また、映画調に仕上げられたMVでは、シーンとシーンの間に曲を入れてかなり長めに作られる場合もあります。
PVとMVの違い③|宣伝文句の有無

PVは広告が目的なので宣伝文句が入りますが、MVに宣伝文句はありません。
とくに、PVは短い時間で集客を行います。そのため、アーティストや曲などの説明やリリース日などの宣伝文句を入れ込みます。情報をテロップにして上に重ねたり、PVの最後に大きく宣伝文句を入れたりします。
対してMVでは、あくまでメインは音楽の視覚的な表現なので、宣伝文句は入りません。
定義上では宣伝文句のないものがMVですが、MVの最後に宣伝文句を入れたり、動画上にさりげなく宣伝文句を入れたりしている場合もあります。
PVとMVの違い④|公開されるチャネルの違い

また、PVとMVでは、公開される媒体が違います。
PVは多くの人に見てもらえるように、テレビCMや動画サービス内の広告、街中のビジョンや公共交通機関の電子広告などで流されます。MVは曲やアーティストを知っている人に世界観を知ってもらうため、時間をかけて視聴できる方法で公開をします。
具体的にはYoutubeなどの動画共有サービスや公式から販売されるDVD、「MTV」などの音楽専門チャンネルなどです。
PVとMVの違いとは?まとめ
PV(プロモーションビデオ)とMV(ミュージックビデオ)は似ているように思えて、定義に明確な違いがあります。
そして、PVとMVでは目的が違います。なので、動画を作る際には注意が必要です。
目的に合わせた効果的な映像を作るためにも、PVとMVの違いをよく理解しておきましょう。
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今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございます!







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